下町ロケット2(2018)第6話(5話)ネタバレ感想やあらすじの紹介【阿部費主演ドラマ】

2018年10月から阿部寛さん主演ドラマ『下町ロケット2(2018)』が『日曜劇場』枠で放送開始されました。

本作は、2015年に放送され好評を博したエンターテインメント巨編『下町ロケット』の新シリーズ。佃航平社長率いる佃製作所には、前作に負けないほどの大きな試練が次々に襲ってきますが、不屈の闘志とプライドで立ち向かっていきます。その姿が見る者の胸を熱くさせてくれるでしょう!

こちらの記事ではドラマ『下町ロケット2(2018)』の第5話と次回の第6話のネタバレや感想とあらすじを紹介していきます!

 

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2018.10.14

ドラマ「下町ロケット2(2018)」第5話あらすじや感想とネタバレ

 

ドラマ「下町ロケット2(2018)」第5話あらすじ

ついにギアゴーストはケーマシナリーとの特許侵害訴訟・第一回口頭弁論の日を迎えた。伊丹(尾上菊之助)、島津(イモトアヤコ)らギアゴーストの社員、佃(阿部寛)、退職を決めた殿村(立川談春)ら佃製作所の社員が見守る中、運命の判決はいかに……。

一方、的場(神田正輝)の指示でスターダスト計画から離れることになった財前(吉川晃司)の次に進む道は、ロケットに関わる新事業開発の部署であった。

 

第5話の感想やネタバレ

 

第5話の感想

 

 

財前部長の久しぶりの登場。おにぎり食べても、稲を刈っても様になる!それにしても、田んぼでもスーツって・・・。

 

この場面が第5話で唯一の癒しかも。

 

証拠の信憑性を確実にするための神谷弁護士のとった行動は、もう、すごい!としかいいようがなかったです。

 

あまりにも悪者らしいお顔。

 

 

中川弁護士の髪振り乱しのキレ演技はすごかった!

 

佃の提案だったとは!

 

 

この意見に賛成です。

 

大日本帝国感・・・たしかに!ですが、じつは結構な感動シーンです。

 

 

 

イッテQとは相当ちがいます。

 

 

 

殿村の退社、ヤタガラス打ち上げ成功、財前と佃の信頼関係・・・感動に次ぐ感動で、涙が乾く間もない展開だった第5話。

口頭弁論で、鮮やかに勝訴に導いた神谷弁護士も素敵でしたが、すべての悪事が明るみになった中川弁護士の壊れっぷりもなかなか見ごたえがありました。

第6話からは新シリーズ「ヤタガラス編」が始まります!闇落ちした伊丹はどうなるのか?楽しみですね。

 

第5話のネタバレ

伊丹は弁護士・末長の元を訪れ、顧問契約の打ち切りを切り出した。島津は、理由を聞く末長から中川との関係を聞き出そうとするが、末長はしらを切りとおす。島津は1通の封筒を置き、伊丹とともに帰って行く。

封筒を開けた末長は、中川との対談記事のコピーを見て表情を変え、即座に中川に電話。しかし中川は動じない。

末長が電話を切ると同時に、島津が再び現れる。置き忘れたバッグを持ち帰って行った。

佃製作所社長・佃は、宇宙航空部本部長・財前を、経理部長・殿村の実家の稲刈りに誘った。

はじめての稲刈りを楽しむ財前は、殿村から、稲刈りは時間との勝負で、刈入れのタイミングを見誤ると、米の味に大きな影響が出ると説明される。

稲刈り中の佃たちに、殿村から塩おにぎりが振舞われる。『こんなにうまいもんだったかな、米は・・・』財前はおにぎりを見つめ、しみじみとつぶやく。

稲刈りの終了後。帰る財前を送る佃は、ヤマタニのトラクターを見つめながら、自分たちの仕事は世の中のためにあるということをここで学ばせてもらったと語る。その言葉を聞いた財前は、今後の目標が閃いた様子を見せ、礼を言い帰っていった。

いつもの中華料理店で密会する中川、末長、ダイダロスの社長・重田とケーマシーナリーの知財部長・神田川。末長と中川の関係が露呈したと聞き神田川は慌てるが、中川は依然余裕の表情。重田は『あなたがどういう手を使おうが構わない。私はギアゴーストが欲しいだけだ。あの伊丹という男もね』と言い、8年前、父と重田で経営していた重田工業が倒産し、社員らに詰め寄られた時のことを思い出すのだった。

いよいよ裁判の日が明日に迫った。緊張した面持ちの佃に、技術開発部部長・山崎は『何年も努力して磨き上げた技術っていうのは一目見て分かります』と切り出し、ギアゴーストに正義があることは間違いないと励ます。『正義は我にありだな』佃はそう言い、気持ちを引き締めた。

第1回口頭弁論の日。現れた神谷は、開口一番、提出期限に間に合わなかった資料を今提出したいと切り出し、手にした資料を読み上げた。神谷は、島津が特許侵害を指摘している無段階変速機を発明するきっかけとなった論文があったと説明し、ケーマシーナリーに特許はないと主張。

神谷はさらに、原告側の特許侵害にも疑問を感じていたと続け、ギアゴーストの製品の細部にまでケーマシーナリーの特許が至っている点が極めて不自然で、このことからギアゴーストの開発情報が盗まれた可能性が高いことを示唆する。

その証拠として、神谷は末長とある人物の会話の録音を再生したいという。中川は必要ないと反発するが、神谷は構わずレコーダーを作動させた。法廷に末長と中川の声が響いた。中川の表情が変わる。

この録音は、かつて伊丹と島津が末長のもとを訪れた際に、島津のバッグの中に仕込まれていたICレコーダーによるもの。レコーダーをバッグの中に忍ばせることに関しては、佃のアイディアだった。

『電話の相手は中川先生、あなたですね?』神谷に詰め寄られ、自分ではないと声を荒げる中川。しかし、このことに関しては、末長がすでに情報漏洩させたことを認めていて、電話の相手が中川であることも認めており、それが間違いないことを認める念書を書いていた。神谷がその念書を中川に突きつけ、中川は完全に言い逃れができない状態へと追い込まれたのだった。

その後、ギアゴースト側の勝訴が言い渡された。末長と中川は不正競争防止法案の違反で、逮捕されることとなった。一同は喜びに溢れる。

ギアゴーストが勝訴を勝ち取ったことにより、佃製作所がギアゴーストを買収することはできなくなったが、以前勝ち取ったヤマタニに供給されるギアゴーストのトランスミッションのバルブは佃製作所が納めることができるはずだ。佃製作所では、これから大切なパートナーとなるであろうギアゴーストの勝利を喜び、食堂で祝勝会が開かれることになった。

また、その日は殿村の佃製作所最後の日だった。殿村は、誰もいないオフィスに一礼し、1人で出て行こうとしていた。

『1人で出て行こうなんて、水臭いじゃないか』ふと振り返ると、佃を始めとする社員らが並んでいた。厳しい目で会社の財政を守り、なかなか経費を落としてくれなかった殿村。そんな殿村がいなくなり、誰も釘をさしてくれる人物がいなくなると思うと寂しくてたまらないと山崎が涙ながらに語る。『だから・・・お礼くらい言わせてくださいよ。殿さん、本当にお疲れさまでした』

経理係長・迫田滋や立花洋介も、涙ながらに礼を述べ頭を下げる。殿村も大いに感動し、『形にならないものに本気で向き合ってくれる、そんな君達が大好きだ!』と礼を言うのだった。

その頃、ギアゴーストでは島津もまた、勝訴の喜びを噛み締めていた。『今度はうちが佃製作所さんの力にならないとね!』笑顔でそう語りかける島津。しかし、『そうだな』と答える伊丹の表情は、なぜか暗く沈んでいた。

ヤタガラス最終期、打ち上げ前日。財前は、社長・藤間から、反藤間派の沖田会長の命令で、会長の息のかかった時期社長候補・的場が自分のかわりに打ち上げに立ち合うことになったという報告を受ける。

財前は、スターダスト計画が社内事情によって揺らぐことを心配していることを明かした。『君には心配をかけたようだな。君はどんな職場へ行こうとも、自分の信じた道を歩いてもらいたい』と藤間は語り、『ありがとう、ありがとう。今までよくやった』と涙ながらに、財前をねぎらう。その言葉に財前もまた涙ぐむのだった。

そして、ヤタガラス最終期打ち上げ当日。佃、そして社員らが見守る中、打ち上げられたロケットは無事予定軌道に乗り、『成功です!』アナウンスと同時に、皆が歓声を上げる。

その直後、財前の離任式が行われた。財前はスピーチで、10年前に始まったスターダススト計画がなんども壁にぶち当たりながらも、乗り越えてきたことを語った。そして、ロケットを打ち上げる部署から、ロケットが社会にもたらすメリットを人々に知ってもらえるよう働きかける部署へ移動することを明かした。『私が第1段として挑むのは・・・農業です!私は瀕死の農業を救いたい!』と宣言した。

『ヤタガラスをどうやって農業に結びつけるのか、私には想像できませんがね』そう財前に話しかけた佃。財前は『アイディアがあります』と力強く答え、いつか佃と再び仕事ができる日を楽しみにしていると手を差し出し、2人は力強い握手を交わした。

そんなある日、暗い表情の島津が佃製作所を訪れた。ギアゴーストとダイダロスが資本提携を結ぶことになったと語る。

島津がこのことを伊丹から聞いたのは、訴訟に勝利した直後。訴訟問題で行き詰っていた時、ダイダロスの重田から、買収話を持ちかけられ、その社長が自分と的場が倒産に追い込んだ重田工業の重田だったことを明かされた。

一度は断った伊丹だったが、第1回の口頭弁論の日、再び重田から接触があった。そこで伊丹は、重田から過去の真相を聞いたのだという。

重田工業を倒産に追い込んだことは、社内でも役員の批判の的となっていた。自らの出世の障害となると判断した的場は、責任を部下の伊丹1人に押し付け、幽霊部署へ追いやり葬り去ったのだ。伊丹は、味方だと思っていま的場に裏切られていたのだ。

そう真相を告げた重田は、自分も伊丹も、的場に用済みになって捨てられた被害者だと語り、見返しただろうと伊丹を煽った。

結果、伊丹は的場への復讐を遂げるため、ダイダロスと提携を結ぶことに決めた。そのことを告げられ、伊丹に食いついた島津。『過去に遡ってどうするのよ!目を覚まして!!何1人で決めてんの!?私協同経営者でしょ?』そう迫った島津に、伊丹は『嫌ならいいよ。・・・島ちゃんはもう、必要ない』と言い捨てたのだった。

伊丹とはもう一緒に歩むことはできないと判断した島津は、ギアゴーストを退職したと明かす。佃は激しく困惑しながら『伊丹さんは何をしようとしてるんですか?一体どういうことだ!?』と頭を抱えるのだった。

その頃、伊丹が重田の元を訪れていた。その目には復讐の炎が燃えている。重田は『待ってたよ!さあ、早速一緒にゲームメイクを始めようか?』と伊丹を出迎えた。

第5話おわり

 

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2018.10.14

ドラマ「下町ロケット2(2018)」第6話あらすじや感想とネタバレ

 

第6話あらすじ

島津から、ギアゴーストはダイダロスと資本提携をしたと聞いた佃たち。急いで伊丹のもとを訪れるが、的場への復讐に燃える伊丹は、佃製作所からの恩義を忘れ、「あなたたちとでは生き残ることはできない」と非情な宣告をする。それを聞いた佃は激昂するが、伊丹は取り合わない……。

そんな折、財前が佃を訪ねてくる。財前は新規事業として、無人農業ロボットの開発を目指していると告白。それは、高齢化が進み、深刻な労働力不足にあえいでいる日本の農業を救いたいという思いからだった。そこで、新しく帝国重工が開発する農機具のエンジンとトランスミッションを佃製作所に供給してもらいたいという申し出だった。
さらに財前はほかの協力者として、北海道農業大学の教授で、無人農業ロボット研究の第一人者である、野木(森崎博之)の名前を挙げる。
野木は佃の大学時代の同期で、互いを高めあった親友。そんな野木を新規事業に協力するよう、説得してくれと頼まれる佃だったが……。

 

第6話の期待の声

 

リーダーとは、安田顕さんも所属のTEAM NACSリーダーを務める森崎博之さんのことですね。次回、大学教授役で出演します。

 

 

 

 

 

第6話の展開予想

ダイダロスの重田の口車に乗せられて、完全に闇落ちした伊丹は、今や的場への復讐の鬼と化していますので、佃がどんな言葉をかけても眼を覚ますことはないでしょう。

まずは破滅への道を歩いていくと思われますが、最後の最後に、自分の失態に気づいて、島津と共に新生ギアゴーストを立ち上げ直すと予想します。

第6話からヤタガラス編となり、無人農業ロボットの開発という壮大な計画が始動します。その方面の第一人者として登場する大学教授の野木は、佃の親友となっており、ヤタガラス編では重要な役割を担うと思われます。すぐに協力してもらえないとしても、共に無人農業ロボットの開発を進めることになるでしょう。

伊丹との関係と、野木の登場、そして、無人農業ロボットの開発のつかみが6話のポイントになりそうです。物語のはじまりはワクワクするものです。楽しみですね。

 

第6話の感想やネタバレ

 

第6話の感想

 

伊丹のひどい裏切りに、佃製作所の面々はこの表情。伊丹さん、素晴らしい志しを持っていたのに、こんなふうに180度態度を変えられるなんて!

 

今後のキーマンになりそうな人物です。どんな展開が待っているのか!?

 

野木教授役でTERM NACSリーダーの森崎博之さん。応援ツイートたくさん!

 

安田顕さんもTERM NACSですよね。今回唯一 NACSメンバーが一緒に映った場面です。

 

驚きですよね、無人運転のトラクター。耕す時の誤差3センチって、本当にすごい!実際にもあるんですよね、たしか。

 

ミュージカルを中心に活躍中の古川雄大さん。すごい口悪の役ですが、カッコいいって許せちゃうものなんですね^_^

 

 

そうです。わかりやすく悪い人が一気に倍増してます。

 

佃と野木の学生時代。佃はこの頃からロケットを飛ばす夢を持っていたんですって!こんな大きな夢を実現させるって感動的です。

 

 

熱い男佃の説得には野木でなくとも心を動かされます。頑張ってほしい!

 

佃の娘・利菜の仕事に取り組む気持ちは、父親譲りのカッコよさ。あなたについていきます!

 

 

第6話は、ふたつの大きな対比が面白かったと思います。ひとつは、まっすぐで熱い佃と学生時代の親友・野木との和解という感動的な場面。もうひとつは、社会に必ずいるような悪人がたくさん現れて、その腹黒さを発揮するところです。オーバーなくらいの悪人の登場が、いかにも「ドラマ」らしくてよかったです。

そして、悪の親分のような人物の的場がストーリーに本格的に絡んできました。他の悪人たちよりも明らかに大きな権力を持つ的場と佃との対決は、ヤタガラス編の見どころだと思います。今後の展開に乞うご期待です

 

第6話ネタバレ

 

《(島津)ギアゴーストは》
《ダイダロスと
資本提携を結びました》
《的場という共通の敵を持つ
伊丹を誘い入れることが》
《重田社長の狙いだったんです》
《(山崎)それでダイダロスと
手を組んだんですか》
《的場に恨みを晴らすために》
《(佃)伊丹さんは 重田と組んで
一体何をしようとしてるんですか》
《私は 伊丹と一緒に
歩むことはできません》
《では 島津さんは…》
《(島津)本日 ギアゴーストを
退社いたしました》
(柏田)氷室さん
この変速クラッチなんですが
(唐木田)あそこって
シマさんの席ですよね
(氷室)ああ クラッチディスクを薄くしろ
(山崎)もう
シマさんの代わりがいるんですか
(伊丹)佃さん
お待たせしました
どうも ご無沙汰してます
例のヤマタニへの
トランスミッションの件がどうなってるのか
状況をお伺いしたいと思いまして
実は その経営計画が
変わりましてね
あのトランスミッション
そのものが
棚上げになりそうなんですよ
棚上げ?
残念ではありますが
そういうことですので
そういうことって
人ごとじゃないすか
御社にとっても
打撃なわけでしょう
いや ウチは別の農機具で
参入することになりますので
でしたら そこにウチのバルブを
使っていただけませんか?
それは無理だな
そっちは もう 大森バルブさんで
決まってますので
大森バルブ!?
それはないんじゃないですか!?
伊丹さん
私は あなたのことを
信じてきた
ずっと一緒にやっていこうと
だから訴訟のことだって
精いっぱい尽力してきたんです
なのに どうして?
その節は ありがとうございました
ですが それはそれ
ウチにはウチのビジネスモデルが
ありますから
では そういうことで
ダイダロスと
資本提携を組むというのは
本当なんでしょうか
シマちゃんも おしゃべりだな
そこまで ご存じなら
否定はしません
そのとおりです
我々も生き残っていかなければ
ならないんで
ウチとでは生き残れないと
そういうことでしょうか
まあ そういうことかな
それが 私の結論です
ふざけるのも
いい加減にしなさいよ!
私は これまで生きてきて
こんなふうに
人に裏切られたのは初めてだ
今 ここに至るまで
少しでも あなたのことを
信じようとしてきた自分が
情けない
何より 社員に申し訳が立たない
それは失礼しました
ですが どう思われようと結構
もう よろしいですか?
(軽部)けったくそ悪い話だな
(加納)そんな人じゃなかったのに
すまん 俺の責任だ
俺は人を信じすぎた
社をまとめるべき俺の判断ミスだ
(立花)社長…
(迫田)しかし
ヤマタニのトランスミッションが
棚上げになるのは痛すぎますね
気になるのは
伊丹の野郎が言ってた
ヤマタニとの
別の話ってやつです
何をしようとしてるんですかね
(蔵田)社内の承認が下りれば
弊社も
本腰を入れて参加できますので
(入間)けど これ ウチの
純正トラクターじゃないってことだよね
ウチの販売網が目当て
ということですか
入間さん
(重田)ヤマタニさんには
決して後悔はさせませんよ
私も重田さんも
このプロジェクトは
農機具業界にとって 革命を起こすものだと確信しておりますので
(本田)マジで腹立つな
ギアゴースト
(江原)これから
どうなっちまうんだろうな
いらっしゃいませ 何名様ですか?
7人で
(佐伯)あれ ギアゴーストの連中だ
こちらのお席どうぞ
まいったな
出よう
とりあえず生
(店員)はい
(柏田)氷室さん
(店員)生一つ お願いします
氷室さん 別のお店にしましょう
はっ? 別にいいじゃねえか
空いてんだから
ご無沙汰してます 柏田さん
どうも
ご紹介します
新しく開発主任になった氷室です
てことは あの 島津さんの
代わりに入られたってことですか
君 誰?
あちらは 佃製作所…
佃製作所の立花です
佃?
はい
確か この間 おたくの社員が
ウチに何か文句言いに来てたっけ
氷室さん
おい それ ウチの社長だよ
えっ 社長? ハハハッ
大の大人が大声張り上げて
みっともなかったねえ
迷惑なんですよ ああいうの
(立花)ちょっと待て おい おい!
本来ならな そちら側から
謝りにくるのが筋でしょ
はっ?島津さんは たった一人で
謝りに来てくれましたよ
《(島津)皆さん
本当に ごめんなさい》
《あんなにウチのことを
助けてもらったのに》
《佃さん達を
裏切ることになってしまい》
《島津さんのせいじゃないです》
《そうですよ》
《でも…》
《島津さん 商売っていうのは
人がやるもんだ》
《世の中 理解できないこともある》
《そりゃ 思うようにならないこと
だってある》
《でもな それが面白いところだし》
《それはそれで受け入れていくしかないんじゃないのか?》
(立花)あんなに
ものづくりが好きな天才から
才能を発揮する場を
奪っちゃうのは ちょっとね
ひどすぎませんか?
でも その 島津って人?
もう ウチにとって価値がないから出てってもらったわけでしょ
氷室さん!
なに 価値がない?
おたくもそうです
もう必要ないってことですよ
何だよ…
待て 待て 待て
まっ
せいぜい頑張ってくださいね
佃製作所さん
(山崎)立花達も悔しいでしょうね
せっかく つくった
トランスミッションのバルブが
日の目を見ないだなんて
でも
俺達以上に深く傷ついてるのは
シマさんだ
《島津さんは これから
どうされるんですか?》
《辞めたばかりだし
まだ何も決めてないよ》
《だったら
俺達と一緒にやりませんか?》
《(加納)お願いします》
《私達 島津さんと一緒に仕事が
してみたいんです》
《島津さん》
《お願いします》
《(社員達)お願いします》
《まあ まあ まあ》
《待て待て お前ら 島津さんにも
色々考えがおありなんだ》
《それより 例のやつ》
《島津さんに
見ていただいたらどうだ》
《例のやつ?》
《はい 島津さん》
《こちらへどうぞ》
《島津さん 見てください》
《ちょっと見てってください》
《ウチの第1号です》
《農機具用トランスミッション…》
《みんなで つくってみたんだ》
《ただ手をこまねいてるだけじゃ
何も始まらんからな》
《いい とってもいいと思うな》
《あっ でも これ
佃製作所の社外秘じゃないの?》
《いいんだ それより》
《何か意見があったら
言ってやってもらえないか》
《みんな トランスミッションの
知識に飢えてるんだよ》
《お願いします》
《(社員達)お願いします》
《そういうことなら》
《ねえねえ ねえねえ このギアの
かみ合わせはどうなってるの?》
《クリアランスはコンマ1です》
《この設計なら コンマ2か
コンマ3を狙ったらどうかな》
《(立花)なるほど》
《ギアが かみ合いすぎても
よくないってことですか》
《そうなんだよね》
《(島津)やっぱり
現場って楽しいな》
《なあ シマさん あいつらが
言ってたからってわけじゃないが》
《ウチで一緒にやらないか?》
《シマさんがいてくれたら
鬼に金棒なんだが》
《本当に
ありがとうございます》
《でも…》
《何だか 疲れちゃったんですよね》
「宇宙航空企画推進グループ部長」
「財前道生」
(財前)これまでは 大型ロケットの打ち上げを推進してきましたが
今後は
その周辺ビジネスを担当します
あのとき 農業と
おっしゃってましたよね
《(財前)そのために
私が第一弾として挑むのは》
《農業です》
どうやって農業を
ヤタガラス周辺のビジネスに
仕立てるおつもりなんですか?
以前 稲刈りをご一緒した際
恥ずかしながら 現在の農業の
現実を目の当たりにしました
今の日本の農業は高齢化が進み
深刻な労働力不足に
あえいでいる
このままでは 10年後には
日本の農業は廃る
ノウハウまで
失われることになりかねない
私は この危機的状況を
救いたいと思いました
あの 何をお考えですか?
私が考えているのは
無人農業ロボットです
無人農業ロボット?
田植え機 トラクター
コンバインといった農機具で
無人で自動運転ができるように
するものです
そんなこと可能なんですか?
この無人農業ロボットは
弊社のロケットが打ち上げた
ヤタガラスからの
測位情報をもとに
誤差数センチの精度で
自動運転を可能とするものです
パソコンからの指示で納屋を出て
田んぼに行き
農作業をして自動で帰ってくる
なるほど
宇宙から大地へ
ヤタガラス周辺のビジネスって
いうのは そういうことですか
これがあれば 農家の世帯収入は
飛躍的に上がる
都会で働くサラリーマンよりも
豊かな生活を送ることが
可能となります
農業に目を向ける若者も
増えると思います
確かに
そこで お願いがあります
このビジネスに
手を貸していただけませんか?
ウチがですか?
帝国重工のラインナップには
農機具がありません
佃さんには
弊社が新しく開発する農機具の
エンジンとトランスミッションを
供給していただきたい
トランスミッションも?
はい
しかし その無人農業ロボットの
無人にする技術は
どうされるんですか?
そこで もう一つ
ご相談があります
野木博文という方を
ご存じですよね?
野木って あの 私の大学時代の
友人の あの野木ですか?
野木さんは現在
北海道農業大学の教授であり
無人農業ロボット研究の
第一人者です
へえ~
あっ じゃあ この計画に
野木も加わると?
それが…
《(野木)お断りします》
《何か条件やご要望があるの
でしたら おっしゃってください》
《可能なかぎり
ご納得のいく形で》
《企業と
組む気はないんです》
《申し訳ないが
協力はできません》
(財前)どうも 我々のような
民間企業と手を組むことに
抵抗感がおありのようで
抵抗感ですか?
佃さん もし この企画の趣旨に
ご賛同いただけるようでしたら
野木さんを
説得していただけないでしょうか
野木さんの協力がないかぎり
このビジネスは成立しません
ぜひとも 佃さんに
説得をお願いしたい
分かりました
ともかく野木に会ってみましょう
(鼻歌を歌う 利菜)
(利菜)フフフ…
何だよ やけに
ニヤニヤしちゃって
分かる?
えっ?
実はね
新しい仕事 任されたの
《お前が手がけた
このバルブの放熱システムだが》
《いい出来じゃないか》
《ありがとうございます》
《佃》
《はい》
《来月から
ここに行ってもらう》
《えっ?》
バルブシステム担当の
チームリーダーだって!
ホントか? お前
そりゃ すげえな
チームリーダー?
あれ ちょっと待てよ
バルブってことは
ひょっとして
ウチの製品に関しても
お前が指示を出すかもしれない
ってことか?
まあ そういうこともあるかもね
何てこった
俺達が必死で つくったものを
娘に納品しなきゃならんとはな
ああ~ いい気分
今日は ご飯も
ひときわ おいしく感じるわ
気づいたか その米はな
ホントに おいしい米なんだよ
うん?
その米な トノんちの米なんだよ
ほら 今日 届いてな
「とのむら家の米」
収穫 手伝ったの? パパが
ほら その真ん中の人
財前部長も!?
ロケット打ち上げ事業の価値を
世間に知らしめるために
農業に目をつけたんだ
財前さんも 宇宙から大地だ
どうも
いやあ…
生物環境工学部…
あっ ちょっと すいませんはい
あの 野木博文教授の研究室って
どこだか分かりますか?
あの校舎の1階です
ありがとうございます
(エンジン音とブザーが鳴る)
あれ?
すごいな
ホントに無人で動いてる
おい!
君!
君 ちょっと 君 危ないよ!
ねえ おい!
(ブザーが鳴る)
これ 勝手に止まるんで
(ブザーが鳴る)
(ブザーが鳴る)
(ブザーが鳴る)
(ブザーが鳴る)
超すげえな
佃!
(野木)ハハハッ
野木!
変わんねえな お前
おい
急に連絡くれたからさ 驚いたよ
まさか佃が 俺の研究に
興味を持ってくれるとはな
いや~
さあさあ 思う存分見てやってくれ
おう
(野木)予定した時間になると
トラクターは自動的にエンジンがかかって
格納庫を出て この道を走って
で 門をくぐって あの畑に行って
作業を始めるように
プログラミングしてあるんだ
暗くなっても 夜でもか?
夜でも 雨の日でも
無人でだ
はあ~
あれは ヤマタニのYL60だ
よく分かるなそりゃ分かるさ
あのエンジンは ウチのだ
はあ?
ウチが開発した
ステラってエンジンなんだよ
そうだったんだ
いや 不思議なもんだな
別々な道を進んだ俺達が
一台のエンジンで
つながってたとはな
人生ってのは 面白いもんだな
よし 佃 ちょっといいか?
うん?
佃 精度に注目してほしいんだ
前に打ち上げられた
ヤタガラスのおかげで
誤差は 3センチ以下
実際の田んぼでも
稲を踏み倒したりはしないんだよ
ヤタガラス以前とは
どれぐらい違うんだ
まったく違う
前は もう10メートルぐらいは
蛇行したりしてたからな
この精度は夢のようだ
そうか
ヤタガラスか
うん お前が成功させてくれた
あのロケットのおかげだ
知ってたのか
ホームページで見たぞ
ロケット品質の佃製作所だろ?
ああ
あの実験も
少しは お前の役に立った
っていうことだな
えっ?
《いくぞ 野木》
《よっしゃ》
《3 2 1》
《おい 何も起きねえぞ》
《おかしいな
お前の計算間違いじゃねえか?》
《人のせいにすんなよ
わざわざ手伝ってやってんのに》
《ちょっ… なっ 何だ》
《うわっ!》
《うわっ!》
もう あんときはよ
マジ ビビったよ
いや もうムチャばっかり
してたからな あんときな
俺はさ ロケットエンジン
こいつは人工衛星の研究
二人で宇宙を目指すんだって
張り切っちゃってさ
ああ いや まあ残念ながら
人工衛星からは
離れちゃったんだけども
農業の研究もできてね
面白いな 農業な
(学生)面白いです
高性能の気象衛星を飛ばして
日本の農業を救うってのが
こいつの夢なんだ
おお~ よく覚えてるねえ
お前 あれだぞ こいつがな
ヤタガラスの
ロケットエンジンのバルブを
つくったんだぞ
(学生達)ええ~
そうだよ
こいつがいなきゃ
ロケット飛んでないんだから
すげえだろ 俺の友達な
いいから お前
(学生)かっこいいそうなんだよ
野木
ちょっといいかな
何だよ 改まって
あなたは この前の…
おい これ どういうことだよ お前
すまん 実はな…
ウチも無人農業ロボットの
エンジンとトランスミッションを
お願いされてな
今 検討してるとこだ
お前には がっかりだよ
いつから大企業の手先に
成り下がったんだよ
野木 俺は本当に
この事業に価値を感じたから
価値ねえ じゃあ お前は
どうして参加を決めてないんだよ
何で検討中だって言ったんだ
それは…
結局
金になるかならないか
ってことだろ?
だから企業は嫌なんだよ
金儲けのために
平気で人のこと だますからな!
野木 お前 何かあったのか?
5年前
キーシンっていう
ベンチャー企業から
共同研究を持ちかけられて
受け入れたことがあったんだ
《(戸川)多くの農家が》
《この自動走行制御の
技術を待っています》
《ともに実用化を目指しましょう》
《はい》
《よろしくお願いします》
《こちらこそ》
(野木)それで
そのキーシンの研究員達を
ウチの研究室に受け入れたんだ
ところが
そこには裏があった
裏?
研究から1年もたたないうちに
一方的に
契約 解除を言ってきたんだ
契約義務違反だとか言ってな
キーシンに必要な
開発プログラムを
こっちが開示しなかったから
っていうんだ
さらには 向こうが拠出した
2000万を弁済しろと言って
結局 裁判になった
それで?
勝つには勝ったよ
だけど その裁判が終わって
しばらくしてから
そのキーシンが
農機具の自動走行制御システムを
実用化しようとしてるのを
知ったんだ
調べてみたら
俺が開発したシステムを
まるでコピーしたかのように
そっくりだったんだよ
技術を盗まれたと
そういうことですか?
恐らく 最初から
それが目的だったんだよ
それこそ訴えたらどうだよ
今からでも調べれば…
もういいよ
裁判のために どれだけ研究の
時間を邪魔されたか分からない
援助してもらったら その分
相手の言うことを
聞かなくちゃいけなくなるだろ
金で自由を奪われるってことだ
そんなのは もう まっぴらだよ!
人に裏切られる つらさは
今の俺には よ~く分かる
野木には
それ以上 何も言えなかった
それじゃ
帝国重工の無人トラクターは?
立ち往生ってとこですか
(津野)でも そうなると
やはりヤマタニとの関係は
継続したほうが
いいんじゃないでしょうか
少し 考える時間をくれないか
(入間)よく考えたんだけど
プロジェクトのこと
やっぱり佃さんには一言くらい
言っとくべきじゃないかな
それが筋ってもんじゃないかなそうですよねえ
僕も そう思います
けど 社の方針なんで
でも 考え方を変えたら
これは すごいプロジェクトだと
思うんですよ ねっ?
重田さん 伊丹さん
お待たせしました
そちらの お二人は?
(重田)あっ 我々の他に
このプロジェクトの中心となって
やってくれている方々です
初めまして
主に広報を担当します 北堀です
こちらは プロジェクトの核となる画期的なシステムを開発した…
どうも キーシンの社長を務める
戸川と申します
(エンジンをかける音)
(稲本)よう 殿村
(殿村)何か用か?
ああ… ヘッヘッ
前に話した農業法人だけど
お前も一緒に
やらないかと思ってな
えーっ!?
農業法人にすることで
経営を合理化できる
例えば 機材やノウハウも
共有できるし
作業分担だって 可能になる
話は分かった
けど…
お前
銀行にいたんだろ?
エッヘッヘ…
経理担当
やってもらえないかと思ってんだ
(三島)あんたの農作業は
俺達で分担するよ
(原口)それなら いいでしょ?
(稲本)農林協の吉井さんも
殿村を仲間に
入れたらどうかって言っててな
農林協?
今朝 見たトラクター
相当古かったじゃないか
吉井さんに頼めば 安~く…
卸してくれると思うぜ きっと
ハッハッハ…
(正弘)吉井作造さんとこの
三男坊よ
ありゃ 出来が悪いな ただ
あそこは デカくやってるからな
何かあったのかい?
いやあ
ウチが スーパーだとか
客に直に米を売ってるだろ
それをやめろって
言ってきたんだよ
《(吉井)米を売るなら 農林協を
通していただけませんかね?》
《え~っ?》
《仲良くやっていきましょうよ》
けど
ホントに突き放して大丈夫かな?
えっ?
トラクターは 安く卸すって言ってたし
こいつだって いつ
動かなくなるか分かんないだろ
そんときゃ おめえ そんときだ
お前は いつも先のことに
くよくよするな
(空気を吹きかける)
バカ!
フッハッハ…
社長!
一体どうなさったんですか?
いや すまん
ちょっと悩んでることがあってな
原点に立ち返って
考えてみたかったんだ
なあ また トラクター
乗せてもらってもいいかな?
ああ… それが 実は
また動かなくなっちゃいまして
すいません 社長
せっかく来ていただいたのに
いいんだよ トノにはな いつも
うまい米 送ってもらってるから
(吉井)殿村さーん…
ですよね?
農林協の吉井といいます
アハハハ… このトラクター
調子 悪そうっすけど
大丈夫っすか?
この方が…
みてくださってるんで
俺 通せば…
新しいの 安く卸せますよ
こんな修理のおっさんなんか
いちいち呼んでちゃ 大変でしょ
修理のおっさんって…
あの… 何か ご用ですか?
どうして断っちゃったんですか?
農業法人の話
あれじゃ…
一人でやってるのと
さして変わらない
それに 一番の問題は
米の扱い方です
他の米と全部一緒にするなんて
ウチには できません
あんた 米作りの素人だろ?
経験も知識もねえやつが
俺達抜きで
やっていけると思ってんのかよ?
大体 品質の違いなんて
客に分かるわけねえだろ
米なんて… 食えりゃあいいの
分かったら… もう とのむら家の
米なんてもんは捨てて
触るな! お客さんに
食べていただく大切な米だ
汚い手で 触らないでくれ!
汚え?
お客に違いが分からないだと!?
そんなこと言ってるあんたの方が
よっぽど素人じゃないのか?
ウチのお客は ちゃんと
米の品質を認めてくれてる
ウチのプライドを
買ってくれてるんだ
そのプライドを あんたらなんかに売ってたまるか!
分かったら さっさと帰ってくれ
あんたみたいな人が
ここにいるだけで 米がまずくなる
いい気になるなよ
すいませんでした 社長
いや…
色んな しがらみがあるんだな
私も こんな田舎で
都会の大組織と同じような
腹の探り合いがあるとは
思ってもいませんでした
ただ… もし 今 親父が倒れたら
そのときは ウチの米作りなんて
あっという間に おしまいです
でも
今が ふんばりどころなんです
ウチの米 楽しみに待ってくれてるお客さん達のためにも
ここで
負けるわけにはいかないんです
親父のプライドを
何としても守りたいんです
いやあ
今日は 来た甲斐があったなあ
でも トラクター 乗りに来たんじゃ…
いや…
いいものを見た
えっ!?
これで
俺の迷いも すっ飛んじまったよ
トノ ありがとう
佃?
大学に連絡したら
東京の学会に出てるって聞いてな
野木
もう一度 話がしたいんだ
俺はもう 企業とは つきあわん
何度言われても同じだ
俺は決めたぞ 野木
新規事業に参加する
お前のおかげで 俺は覚悟ができた
あのときみたいにな
《(野木)おい
これ ゴミ箱に捨ててあったぞ》
《何で 捨てた?》
《何で 夢を捨てるんだよ!》
《JAXSに入って ロケットを
飛ばすのが お前の夢だろ?》
《親父には 会社を継ぐかわりに
大学に行かしてもらってんだ》
《仕方ないんだよ!》
《仕方ない? そんな言葉で
お前の一生 片づけるなよ》
《そのでっかい夢を
全部 親父さんに ぶつけろよ》
《夢だけは 絶対に捨てるな!》
《ここで諦めたら》
《一生 後悔するぞ》
お前のおかげで
俺は 夢を諦めずに済んだんだ
だから 今度は
俺に手伝わせてくれよ
お前の夢は あのトラクターで
日本の農業を救うことだろ?
夢か…
それと同じこと
キーシンの連中にも言われたよ
口先だけなら
何とでも言えるからな
けど 結局
一度 企業と手を組めば
夢は目標となり
それは ノルマに変わる
だから 俺は… 企業とは組まん
すまないな
なあ 野木
せっかく
東京に出てきたんだからさ
今日は
ウチでも泊まっていかないか?
晩飯でも どうだ?
まあ… それなら
しまった
(野木)どうした? おっ…
今日 取引先で 立ち会わなきゃ
いけない仕事があってな
相変わらず そそっかしいなすぐに終わるから 一緒に来てくれ
(野木)あっ?
(野木)取引先って 帝国重工か
ああ
すげえもん 見れんぞ
(野木)何だよ? すげえもんって
時間がない 早く行こう
ここは?
宇宙航空部のメイン開発フロアだ
はっ…
あれがロケットエンジンか
なまらデッケえな
(財前)野木さん
お久しぶりです
財前さん…
(財前)佃さんも
テストに間に合ってよかった
いつも 気にかけていただき
ホントにありがとうございます
テスト?
ああ
あれがウチが納品している
バルブシステムだ
新型ロケット用の試作品が
完成したんで
今日は その性能テストなんだよ
そういうことか…
じゃあ あのエンジンで
最後のヤタガラスを…
ああ その打ち上げに
必要なプロジェクトを
すべて仕切ってきたのが
財前さんなんだ
財前部長!
部長!
財前部長!
(斉藤)財前部長 お久しぶりです
財前部長 開発中のシステムのことで
ご意見をいただきたいのですが
私はもう
君達の上司じゃないんだ
私も 見ていただきたい部品が…
財前部長 このパーツについて
ご相談したいことがあるんですが
あの…
私にかまわず どうぞ
すみません
それで?
はい 例の…
今 帝国重工のロケットは
転換期を迎えてるところなんだ
転換期?
これまでの大型ロケットから
もっと採算性の高い小型ロケットや
再使用が可能な
リユーザブル ロケットへの転換だよ
間もなく
バルブシステムの作動耐久テストを始めます
関係者の方は 移動 お願いします
行くか
おう…
バルブ弁 開閉回数
1000回 超えました
さあ どれが一番 飛ぶんだ?
漏れは どうですか?
A B C D 4つとも
目立った漏れはありません
イエス!
いけ いけ!
(盛り上がる一同)
《3 2 1》
《おーっ!》
《おーっ!》
《いけ! いけ!》
《いけーっ!》
《いけーっ!》
《やったー!》
いけ! いけ!
開閉回数 3000回 終了
最終的なリーク量が出ます
≪何でだよ
ABCD 全部 未達成かよ…
≪うわあ B 惜しいなあ
(立花)一番少ないBでも
漏れた流量は 5.3か…
彼らにも もちろん
会社が決めたノルマが存在する
でも 彼らは それを
乗り越えていく喜びを知っている
だからこそ 毎日 創意工夫をし
少しずつ
前に進むことができるんだ
Bタイプの設計図も 持ってきます
お願いします
あっ あの…
はい
さっきの数値
どれだけ足りなかったんですか?
0.8パーセントです
0.8パーセント?
たった それだけのために?
でも…
ロケットに使われる部品は
24万個あるんです
その一つ一つの部品の信頼性が
ほんの少しでも上がれば
全体として 大きな前進となります
私達の磨いてる技術は
私達のためだけではありません
きっと世界の…
未来のロケット技術を支える
土台になってくれるはずです
だから いい加減にはできません
今日は
どうもありがとうございました
ありがとうございました
(和枝)おなかすいたでしょう?
ああ すいません
たくさん召し上がってくださいね
はい どうぞ
ああ いただきます
はい
遠慮せずに食べてくれよ
うん いただきます
おっ… うまい!
(和枝)まあ よかった
うーんっ…
野木
俺はな…
今 お前が食べてるその米を
守りたいと思ってるんだ
その米はな 俺の親友が作ってる
ウチの元経理部長が
必死で作ってる米なんだよ
はっ!?
実家が 300年続く大農家でな
でも 今年 親父さんが倒れて
会社を辞めて 彼は
田んぼを継ぐことになったんだ
今 日本の農家には
田んぼを継ぐ者がいなくて
困ってるお年寄り農家が
山ほどある
農機具の自動化は
今 まさに必要なんだよ
生産性の高い農業で 所得を上げ
若者を呼び込む
そうやって 技術や伝統を
引き継いでいかないと
こんなにうまい米は
もう作れなくなってしまうんだ
野木 お前が人工衛星の研究に
のめり込んだのは
日本の気象予報に
貢献するためだったよな?
ああ
お前が生まれた北海道の農業を
自然災害から守りたい それが
お前の研究の原点だったよな?
俺も 財前さんも
日本の農業のために
この国の未来のために
何ができるか
必死で考えてんだ
思いは お前と同じなんだよ
俺達の力を合わせて
一緒にやってみないか?
はあっ…
分かった

分かったよ
野木…
今日…
帝国重工で 財前さん達の姿を見て
企業に対する考えが変わった
それに この米…
何のために俺は
研究をしているのか
そんな大切なことさえ 忘れていた

よろしく頼む
ありがとう!
ただいま~
あ~っ おなかすいた
(和枝)はいはい
こんばんは
あれ?
君は 昼間の…
先ほどは…
娘だよ
そうだったのか!
お母さんに似て 美人だね
おっ そういえば 沙耶ちゃんは?
離婚しました~
えっ!?今 それを聞くかなあ…
具体的なことは言えませんが
ウチが協力する会社が いずれ…
御社と
競合する形になるかもしれません
ヤマタニさんとは
20年以上のおつきあいです
その恩義に背くような形になって
しまい 誠に申し訳ありません
(蔵田)お話は分かりました ウチも佃さんとの取り引きが減って
心苦しかったんですよ
その穴埋めができるようで
よかったじゃないのご迷惑をおかけします
いえ… 正直に言えば
ホッとしてます
(せきばらい)
(入間)まあ お互い
恨みっこなしでいきましょうよ
ねえ 佃さん
はあ
(津野)それじゃ ヤマタニは あっさり
承諾したってことですか?
仁義を切りに行ったのに
むしろ こっちが切られたような
気分だったな
ヤマタニ 何かしようとしてるんすかね
例のギアゴーストの件と
何か
関係があるんじゃないっすか?
(的場)この企画 君は どう思う?
(水原)多分に将来性を秘めた
企画かと思われます
(的場)そうか
その企画 私が預かる
すぐに事業計画を提出してくれ
役員会には 私から説明する
この企画は すでに
財前が動いておりますが
(的場)現場を財前が仕切るのは
それでいい ただ その事業…
私の直轄にしてくれ
戦略は 私が…
直接 指示を出す
(財前)佃さん
はい
実は この度
新事業の責任者が
変わることになりました
取締役の的場俊一です
どうも 的場です
いつも お世話になってます
佃です
それで? 御社の売り上げは
おいくらですか?
はっ?
(的場)要するに ウチの事業に
加わっていただくだけの会社か?
という話をしてるわけです
的場さん
佃さんとは
宇宙航空部のバルブ供給で
長くおつきあいしています宇宙航空部ね…
だからダメなんじゃないのか?
宇宙航空部は
なあ? 財前
今回の新規事業
私が指揮をとるからには
私なりのやり方で突き進む
可及的速やかに事業化を図り
無人農業ロボットの
フロンティアとしての
先行利益を得たいと
思っています
佃さん 世の中 要は実績だ
実績をあげてこそ なんぼですよ
私は そうやって進んできた
分かりますね?
分かってるのかな?
まあ いい 次があるんで
実績をあげてこそ なんぼ?
百も承知してますよ
弊社は 昨年度の売り上げ 100億
経営利益 10億の中小企業です
こまごまとした小型エンジンの
製造で培った技術で
御社では開発できなかった大型
ロケットのバルブシステムを提供してきました
それと 財前部長が指揮を
とられてきた宇宙航空部の実績は
ご存じないんですか?
打ち上げ成功率 98.3パーセント
世界初の2段エンジン再燃焼による静止衛星の軌道投入 成功
世界中から称賛される
輝かしい実績ばかりだ
今回も 必ず成功してみせますよ
御社から培ったロケット品質の技術で
最高のエンジンとトランスミッションを
開発してみせます
どうか 期待してください
面白い
では
(的場)製造部で「ミスター・トランスミッション」
と呼ばれてる君に
ぜひ 力を貸してほしい
(奥沢)はっ
(的場)開発が早ければ早いほど
世間へのインパクトが高まる
私は ロケットなど評価しないが
本件に関しては ロケットスタート
というものを期待している
はあっ はあっ はあっ…
重田さんは?
あちらに
どうしたんだ? そんな急いで
約束の時間まで まだ間があるぞ
今さっき 帝国重工の元同僚から
連絡があったのですが
的場が…
例の帝国重工のプロジェクトの…
総責任者になったそうです
くっ… うっく…
フッハハ…
アッハハ…
面白くなってきたじゃないか
これで的場は 自ら
地獄に足を踏み入れた…
ってわけだ
(立花)この前の島津さんのアドバイスでギアノイズの改良が うまくいきました
よし 作品の完成まで
あと一息だ
帝国重工め…
このトランスミッションで
目に物見してやる なっ?
(一同)はいっ!
(的場)財前 新規事業の
エンジンとトランスミッションについてだが…
佃さんには 近々
トランスミッションの試作品を
提出していただける手はずに
なっておりますが
その必要はない
内製化に切り替える
無人農業ロボットの
エンジンとトランスミッションは
我が帝国重工が
製造する
佃製作所は…
切れ

 

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ドラマ「下町ロケット2(2018)」第5話と第6話のネタバレ感想やあらすじの紹介まとめ

 

2018年10月14日から始まった日曜劇場『下町ロケット(2018)』。

2015年放送の大ヒット第1シリーズから3年、あの佃製作所が再び立ち上がります!夢は宇宙から大地へ・・・。

阿部寛さんをはじめ、前作の名優が再集結し、新たな挑戦を始めます。挫折にも負けず、信念を貫いて進み続ける姿が見る者の胸を熱くしてくれるでしょう!

この記事では、ドラマ『下町ロケット2(2018)』を各話ごとに詳細にネタバレとあらすじや感想を更新していきますので、ぜひご覧ください!

下町ロケット2(2018)視聴率速報や一覧!初回(1話)から最終回まで随時更新【阿部寛主演ドラマ】

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下町ロケット2(2018)原作ドラマネタバレ感想!最終回まで初回(第1話)から随時更新【ドラマ日曜劇場】

2018.08.16

下町ロケット2(2018)キャストやロケ地!相関図や主題歌の紹介【ドラマ日曜劇場】

2018.08.09

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