2019年1月期のテレビ朝日の水曜21時枠は、昨年10月期から引き続き、水谷豊さん主演の『相棒シーズン17』です。
水谷さんの相棒を務めるのは異例の4年目突入となる反町隆史さんです。このシーズンから特命係に加わった3人目の男・青木は元日スペシャルで異動になり、右京と冠城の2人に戻った特命係に注目です!
こちらの記事ではドラマ『相棒シーズン17』の第11話と次回の第12話のネタバレや感想とあらすじを紹介していきます!
Contents
「相棒シーズン17」第11話あらすじや感想とネタバレ
第11話あらすじ「密着特命係24時」
内村刑事部長(片桐竜次)のツテで、捜査一課に警察密着番組の取材が入ることに。ディレクターの野田(やべきょうすけ)が取材する中、弁護士の男が転落死し、その顔が赤く塗られているという不可解な事件が発生。伊丹(川原和久)と芹沢(山中崇史)はカメラを意識しながら捜査に臨むが、現場に右京(水谷豊)と亘(反町隆史)が颯爽と現れ、野田が2人をメインに撮影してしまったため、取材映像は内村によってお蔵入りさせられてしまう。そんな中、右京はお蔵入りになった映像に、辞職した警察官・立花(袴田吉彦)が映り込んでいるのを発見。立花には、3年前、女性刺殺事件の犯人を正当防衛で射殺した過去があった。事件後、立花は犯人遺族から告訴されたのだが、そのとき原告側の弁護についていたのが、今回転落死した男だった。偶然では片付けられない符合に気づいた右京と亘は、捜査を続行。弁護士の事務所から、意味ありげな暗号を発見する。また、立花と同期だった芹沢も独自に事件を追い始めるが…!?
弁護士の転落死に芹沢と同期の元警察官が関与!?
被害者が残した謎の暗号が意味するものとは?
3年前と現在、2つの事件が意外な繋がりを見せる!
第11話のゲスト
第11話の感想やネタバレ
第11話の感想
冒頭、スペシャル番組に変更したと思って削除しそうになったよ。#相棒 #aibou #相棒17 pic.twitter.com/qsEIEKfWJc
— freedom (@nemurin08983368) 2019年1月17日
本物の密着24時かと思った!超リアル!!(笑)
(注)#相棒17 です
お間違いなきように。#オールバック刑事#ワイルド刑事 pic.twitter.com/HxH5OJXW66— spike (@spikenokakurega) 2019年1月16日
このネーミング、ピッタリすぎて最高だわ!
>RT
「計算違いの男」といい、
根本センセって数学&物理&化学好きなのかな?^ ^#相棒17 「密着特命係24時」#根本ノンジ pic.twitter.com/MqGJ6BQX17— 優介@『相棒』研究室(教授/相棒博士) (@AibouLab) 2019年1月17日
数字の羅列を読み解く右京さんすごすぎ(笑)
珍しい顔ぶれ。イタミン抜きで、花の里😅#相棒17 pic.twitter.com/SquHmEb9EM
— えんじぇる ここ (@angel_coco7777) 2019年1月16日
今日の回、最初と最後
高低差あり過ぎて
耳キーンですやん😅#相棒17 #aibou pic.twitter.com/oGZ7Q0S0aH— spike (@spikenokakurega) 2019年1月16日
最初のネタ感と、最後の辛い真実の差。終盤、真顔で見てしまったわ。
エンドロール見て気付いたけど
息子を殺された親父を演じてたのが #井上純一 さん!
元ジャニーズタレントで「ゆうひが丘の総理大臣」と「池中玄太80キロ」や、声優として竹中恵子先生のSFアニメ「地球へ…」で主役演ってた、戸田恵子さんの元旦那ですよ!😲あ〜驚いた!w#相棒17 #aibou pic.twitter.com/3z3eemVYNR
— spike (@spikenokakurega) 2019年1月16日
ああ!言われて気付いた!
なんだ、かわいい2人だな #aibou pic.twitter.com/yitvRcfn08
— ジェームズ (@Bocklin_euc) 2019年1月16日
最後の「もうちょっと何かありませんかねぇ?」が2人とも素っぽくて好き#相棒17 #相棒 #aibou
— 沙弥架GO@律子Pは1人でいても複数形 (@sayakakkakka_sp) 2019年1月16日
馬鹿なこと言ってるんじゃありませんよ!!
のときみたいに、犯人に対して怒るときの演技が好きなんよ#相棒17— すーゆえ (@netsuniboshi06) 2019年1月16日
佐々木親子を脅した村田美沙も清田弁護士もゲスだけど、殺しちゃったら駄目だよね。
ディレクター野田啓一の撮った一瞬の映像から立花と佐々木の繋りを見抜いた右京さん、相変わらず細かい事が気になるようで(笑)
角田課長の密着番組どんな感じなんだろ、パンダ刑事かわいい(笑)#相棒17#相棒#aibou— 将也@冬感十八全通 (@NANA0121GRACE_3) 2019年1月16日
取材映像が大活躍しましたね!!
相棒視聴した!真犯人の身勝手極まりない主張に右京さん(水谷豊)以上の激しい怒りが内心爆発した一方かつての同期を涙目で諭す芹沢(山中崇史)に内心ウルッと来た(> <)#相棒17
— 平野正 (@demon_rose) 2019年1月16日
息子に女を殺させ、自分を恐喝してきた弁護士を殺したのか……
殺された女も弁護士も恐喝しているし、ろくでもない登場人物たちだな😅😅#相棒17
— プロレス馬鹿🍺 (@2tokyoFm) 2019年1月16日
ゲストがみんな最低でしたね(笑)
学費ために水商売で稼ぐと一見真面目に見せかけて、儲かるかもしれないと思うと脅すような人間だったという展開……好物です。#相棒#相棒17 #aibou
— レスナーその1 (@jdoijisjhspiej) 2019年1月16日
たまたま見た #相棒17
寺田浩子ちゃん発見。
しかもメインキャストでマジで私得だった。
清楚も悪女も似合う。 pic.twitter.com/S6Ws9EoU3r— さなえ (@kqvr4) 2019年1月17日
すらっとして綺麗な人だと思った!
21時30分前後に自白する犯人は犯人じゃないなと睨んでしまう相棒ファン#aibou #相棒 #相棒17
— よしだ (@44da38) 2019年1月16日
相棒ファンあるある(笑)めちゃくちゃ共感。
密着番組の演出が、別番組と勘違いするほどリアルでしたね!「オールバック刑事」と「ワイルド刑事」がしばらく頭から離れません(笑)2つの事件が絡んだ内容で、難解でしたが、全ては佐々木が悪いという事でした!
第11話のネタバレ
赤いペンキ塗りの死体
内村刑事部長のツテで捜査一課に警察密着番組の取材が入ることに。ディレクターの野田(やべきょうすけ)が取材する中、顔に赤いペンキが塗られた死体が発見される。死体は弁護士の清田で、事務所のあるビルから転落したと考えられた。事務所のベランダには、清田の靴が並んでおり、自殺が疑われた。現場に颯爽と現れた特命係は、清田靴と服装がミスマッチだという事に違和感を感じた。
野田は特命係をメインに撮影した為、内村によって映像はお蔵入りする。そんな中、特命係はお蔵入りした映像の中に、元警察官の立花(袴田吉彦)が映りこんでいる事に気付いた。
立花には、3年前、女性射殺事件の犯人を正当防衛で射殺した過去があった。事件後、犯人遺族から告訴されたが、原告側の弁護をしたのが清田だった。結局、立花の正当防衛は証明されたが、立花は警察をやめてしまった。特命係は、偶然ではない状況に、立花を疑った。
暗号
清田の事務所を捜査すると、3年前の事件について新事実が判明したとして、清田がルポの執筆を進めていたという。その後、デスクから謎の数字が並んだ紙が見つかり、杉下は乱数表を用いた暗号である事に気付いたのだった。
立花の同期である芹沢は、立花を訪ねて事情を問うが、立花は冷たくあしらうのだった。
特命係は、3年前の事件の被害女性の遺品を調べに向かった。すると、女性の通帳に、定期的に50万円が振り込まれていた事が判り、本棚からは乱数表と字母表が発見された。
立花の証言
伊丹と芹沢は、清田の顔に塗られた赤いペンキが若者によるものだと突き止めた。若者は偶然、清田を発見し、驚いてペンキをこぼしてしまったという。清田が酔いつぶれていると思いその場を立ち去るとき、立花の姿を見かけたと証言した。
一課が立花の元へ訪ねると、立花は犯行を認めた。立花は3年前の裁判で清田を恨み、自殺に見せかけて殺したと証言した。
しかし、杉下は、清田の服装と並べられた靴の違和感から、立花が誰かを庇っている可能性を睨んだ。
その後、野田が立花を突撃取材した映像によって、立花が電話で繋がっている相手が判明する。
犯人
その相手は、3年前の射殺された容疑者の父・佐々木だった。特命係は、佐々木を、容疑者の墓に呼び出し、謎を解き始めた。
乱数表と字母長を清田が持っていた暗号に照らし合わせると、佐々木が経営する会社の裏帳簿だと判明する。佐々木は多額の脱税を行っていたのだ。
3年前の事件は痴情のもつれではなく、裏帳簿の暴露を防ぐために起こったのだった。
被害女性は、容疑者が落とした乱数表から裏帳簿の存在を知り、佐々木からお金を受け取っていたという。その後、清田は真実に気付き佐々木を脅し始めた。そして、佐々木は、命日に訪れていた墓地で、清田を突き落としたのだった。
偶然、現場に遭遇した立花は、3年前の責任を感じ、証拠隠蔽を引き受けたのだった。
真実
立花は、清田が命日用の服装だった為、着替えさせて佐々木が疑われないように細工したと証言した。しかし、立花にはまだ隠している事があった。
裁判では威嚇射撃の後、容疑者が向かってきたと証言していたが、実際にはなかなかナイフを離さない容疑者に気が動転し、発砲してしまったのだった。その秘密を隠し続けていた為、償いの意味を込めて佐々木を庇ったのだった。
杉下は、真実を話し、罪を見つめて生きることが本当の償いではないかと諭すのだった。
ネーミング
結局、取材映像はお蔵入りとなってしまったが、野田は、次回は特命係を取材したいと申し出た。しかし、杉下は「謹んで、辞退いたします。」と言った。
「オールバック刑事」と「ワイルド刑事」という、野田が付けた2人のネーミングについて、納得がいかない杉下。
そして、「もうちょっとなんかありませんかねえ!」と、冠城に勢いよくすがるのだった。
現場へと向かう
警視庁捜査一課の刑事たち。
(芹沢)男性が
ビルから転落死したようです。
ただ なぜか 顔が
真っ赤に塗られているようです。
(伊丹)緊急車両 左折します。
緊急車両 左折。
(ナレーション)都会のど真ん中で
見つかった 奇妙な遺体。
なんと 顔が
真っ赤に塗られているという。
一体 なぜなのか?
騒然とする現場では
鑑識班による実況見分が
行われていた。
(芹沢)遺体は映さないで。
確かに 遺体の顔は真っ赤ですね。
(ナレーション)身元が判明。
男性は弁護士だった。
ベランダには並べられた革靴が…。
ここから飛び降りたのか?
(芹沢)お休みのところ
すいませんね。
…さんに何か変わった様子は
ありませんでしたか?
(伊丹)まだわかりませんが
その可能性は高いですね。
(杉下右京)
ちょっと よろしいですか?
(伊丹)あっ!
ああ ちょちょ ちょちょ…。
どうも。
(伊丹)ああ ちょっと…。
随分とフォーマルな革靴ですねぇ。
(冠城 亘)遺体は
かなりカジュアルな服装でした。
気になりますねぇ。
(ナレーション)颯爽と現れた
2人の刑事が
鋭い推理を始める。
4階から飛び降りた割には
飛沫痕が少ないようですねぇ。
(益子桑栄)そうなんだよ。
それ 遺体に付着してた
塗料ですか?
(益子)ああ。 ペンキだな。
塗ったというより
かかったように見えますねぇ。
右京さん 確か
ペンキなら あちらに…。
(ナレーション)すると
精悍なワイルド刑事が走り出した。
(芹沢)ちょっと ちょっと…。
さっきと同じ赤い塗料です。
なるほど。
(伊丹のせき払い)
(伊丹)杉下警部
これは 恐らく自殺ですよ。
杉下警部がお出ましになるような
事件ではありません。
いいえ。
(ナレーション)オールバック刑事が
殺人事件と推理。
果たして その真相は…。
(中園照生)ストップ ストップ!
今すぐ止めて!
(内村完爾)これは まずいなあ。
(中園)非常に まずいですねえ。
(川島)これは まだ
仮に編集したもので
モザイクやテロップも
修正できますが…。
なんで あの2人 撮ったの?
はっ?
(野田啓一)はっ?
(内村)この2人の事だ。
(野田)
2人とも刑事さんですよね?
キャラが立ってるから
前面に出したいなと思って。
駄目だ!
えっ?
今後 一切
彼らの事は撮らないでください。
でないと
取材の許可できませんから。
いや でも…。
あっ…。
かしこまりました。
今後 一切撮りません。
(川島)まあまあまあ…。
失礼します。
なんで あんな事を…。
そもそも
放送前に映像を見せないって
決まりじゃないですか。
野田ちゃん
警視庁捜査一課の密着なんて
普通できないんだよ。
いや わかってますけど…。
刑事部長の内村さんが
大学の先輩だったから
必死にお願いして 5年がかりで
オーケーもらったんだからさ。
もう プロデューサーの俺の気持ち
考えてよ!
了解っす。 カットします。
悪いね。
(青木年男)もしかして
密着番組の方?
はい。 お邪魔してます。
聞きましたよ。
なんか 撮影した映像
お蔵になったって。
何 撮っちゃったんですか?
(伊丹)「これは 恐らく自殺ですよ」
「杉下警部がお出ましになるような
事件ではありません」
マジか これ…。
フフフッ…。
(ナレーション)「果たして その真相は…」
~
(中園のせき払い)
じゃあ
今までの状況を報告してくれ。
死亡したのは
清田義久さん 38歳。
職業 弁護士。 死因は脳挫傷。
死亡推定時刻は 1月20日
午後4時から午後6時の間。
遺体は 清田さんの事務所下に
ありましたが
ベランダから落ちた形跡は
ありません。
犯人が別の場所で殺害して
遺体を運んできたという事か。
あっ 例の赤いペンキについては
どうだ?
はい。
遺体が遺棄されたあと
何者かがかけた形跡がありました。
また 付近の路地で
同じ塗料を使った落書きがあり
現在 書いた人物の行方を
追っています。
被害者の経済状況はどうだ?
口座を調べてみたところ
かなりの額の借金があり
闇金にも手を出していました。
そうか!
引き続き 被害者の身辺調査
並びに
殺害場所の特定を急いでくれ!
(捜査員たち)はい!
あの犯人 なんか変ですね。
変というと?
自殺に見せかけるためとはいえ
遺体を遺棄するところを
誰かに見られるリスクが高い。
そのリスクを冒してでも
殺害現場から
遺体を移動しなければならない
理由があったのでしょうねぇ。
暇か? なんちゃって。
そういうの いらないから。
お二人とも
一課がテレビの警察密着番組の
取材を受けてるの知ってます?
僕 あの番組 大好きなんですよ。
フフフ…。
警察嫌いの君が?
警察官を 過剰に
ヒーロー扱いしすぎるところが
面白くて。
お前のひねくれも
相変わらずだな。
お二人のせいで 撮影した映像
お蔵になったそうです。
見たいでしょ?
(角田六郎)ん? 何? 何?
みんなで見ましょう。 ねえ。
「随分とフォーマルな
革靴ですねぇ」
「遺体は
かなりカジュアルな服装でした」
「気になりますねぇ」
(ナレーション)「颯爽と現れた
2人の刑事が
鋭い推理を始める」
「すると 精悍なワイルド刑事が
走り出した」
(ナレーション)「果たして その真相は…」
オールバック刑事と
ワイルド刑事って…。
クックックッ…。
ハハハ…!
ネーミングセンスひどいね。
ハハハ…。
こんなもん見せて…。
いえ もう一度 最初から。
気に入りました? 杉下さん
意外にお好きなんですねえ。
(ナレーション)「すると
精悍なワイルド刑事が走り出した」
ストップ!
もう少し大きくなりますか?
この方 元警察官ですねぇ。
確か 池袋北署にいた
立花巡査部長。
立花って あの…。
誰なんですか?
3年前 警察官が
犯人を射殺した事件がありました。
(杉下の声)事件が発生したのは
3年前の1月20日。
外(女性の悲鳴)
外(女性)誰かー!
(杉下の声)
警邏中の立花巡査部長が
女性の悲鳴を聞き
現場へ駆けつけると
男が女性の胸を
ナイフで刺していました。
(立花和樹)ナイフを捨てろ!
捨てないと撃つ!
(杉下の声)
立花巡査部長が銃を抜き 警告。
それでも
ナイフを捨てなかったため
上空に向けて一発。
(銃声)
(杉下の声)威嚇射撃をしました。
(杉下の声)しかし 犯人が
ナイフを持って向かってきたため
まず 足を狙って2発目を発砲。
(銃声)
(杉下の声)
さらに向かってきたため
手を狙って3発目を発砲。
(銃声)
(杉下の声)だが 不運な事に
犯人が向かってきたため
3発目が心臓に命中。
犯人は その場で死亡。
刺された女性は?
残念ながら亡くなりました。
2人は
どういう関係だったんですか?
(冠城の声)犯人の佐々木勇也は
父親が経営する
不動産会社の役員で
被害者の美沙さんが働く
キャバクラの常連客だった。
捜査記録には
交際を断られた事に逆上し
殺害に至ったと推察されると
書かれてる。
それと今回の事件
なんの関係が?
この事件で立花巡査部長は
刑事告訴されました。
その時
遺族側の原告代理人となったのが
清田弁護士なんです。
(青木の声)例の
真っ赤な遺体で見つかった
弁護士ですか…。
(清田義久)発砲した巡査部長を
殺人罪と特別公務員暴行陵虐罪で
刑事告訴します。
(冠城の声)マスコミが注目する
事件だったので
清田弁護士が
勇也の父親 茂雄さんを
半ば無理やり担ぎ出したって
もっぱらの噂。
結局
立花さんの正当防衛が認められ
訴えは棄却されたけどね。
立花巡査部長は
「警察官等けん銃使用及び
取扱い規範」どおりの
行動をしています。
彼に落ち度はありませんでした。
ただ 立花さんは
そのあと 警察を退職したらしい。
そんな人が なぜ
清田弁護士の遺体があった現場に
いたんですかね?
偶然か あるいは…。
清田弁護士が亡くなったのは
佐々木勇也さんが
立花巡査部長に射殺された日。
つまり 命日なんですよ。
これ 偶然でしょうかねぇ?
~
2日前 清田義久さんという方が
亡くなったのをご存じですか?
(立花)知ってます。
ニュースで見ました。
彼が あなたを訴えた弁護士
だという事は?
覚えてます。
裁判で何度かお会いしたので。
あの日
清田さんの遺体があった現場に
いらっしゃいませんでしたか?
いや 行ってないです。
おや… いらっしゃっていない?
ええ。
この人物
あなたに よく似てますが…。
たまたま通りかかっただけです。
では なぜ 今 行っていないと
嘘をおっしゃったのでしょう?
それは…
疑われると思って つい。
ちなみに あの日
午後4時から午後6時までの間
何を?
その日は 仕事がずっと休みで
家にいました。
それを証明できる人は?
いません。
でも 私は関係ありません。
なんだ お前ら。 ああ?
(伊丹)高木 お前
清田さんから えげつない取り立て
やってたんだろ?
(高木)はあ? 知らねえな。
(芹沢)とぼけるな。
事件の前日 お前が
清田さんと もめてるところが
目撃されてるんだよ。
だから
知らねえって言ってんだろう!
おい。
何 勝手に撮ってんだ コラァ。
(野田)捜査資料のために
回してるんですよ。
てめえ 刑事じゃねえだろう!
やめろ!
(高木)なんだよ?
おい コラァ!
(伊丹)はい 公務執行妨害!
現行犯逮捕! 確保!
(高木)てめえ!
ふざけんな この野郎!
いや~ すごかったっすねえ。
次の特番のメインでいきますよ。
本当に?
(野田)はい。
フッフッフッ…。
でも 野田さん 突っ込みすぎ。
危ないって。
ああ… すいません。
刑事さんに密着してると
つい 同じ気持ちになっちゃう
っていうか…。
(芹沢)ん? 同じ気持ち?
うん。
みんな 犯人捕まえるために
毎日 命懸けてるじゃないですか。
それを間近で見てると
俺も 一緒に
捕まえたくなるんですよね。
(芹沢)そういうもんかね?
あっ! 視聴者に見やすいために
刑事に
あだ名を付けてるんですけど
芹沢さん なんかないですかね?
あだ名?
はい。
まあ 先輩からは
刑事として甘いから
スイーツ芹沢とか
呼ばれてるけどね。
それ頂きます。
スイーツ刑事が
真っ赤な遺体の謎を追う。
うん これ ネットでバズりますよ。
そう?
(高田美咲)どうぞ。
本を出版する予定だった?
清田弁護士が?
ええ。
ちなみに どういった内容の
本だったのでしょう?
3年前の警察官による射殺事件の
ルポらしいです。
なんか 当時の新事実を見つけた
とかって。
新事実って?
さあ?
その辺
もう警察が調べたはずですけど。
すみませんねぇ 何度も。
これは?
(美咲)印刷ミスかなんかじゃ
ないですか?
~
聞きましたよ。
弁護士殺害事件の犯人
捕まえたって。
ああ あいつ シロ。
ばっちりアリバイがあった。
やっぱりね。
(伊丹)なんだ? 「やっぱり」って。
特命係が 別の人 調べてるんです。
誰だ? それ。 おい 言え。
(青木)ちょっと…。
(ナレーション)「すると
精悍なワイルド刑事が走り出した」
あっ! 俺が撮った映像。
(青木)元警察官の立花。
杉下さん
完全にロックオン中です。
なんで 立花が…?
なんだ 知り合いか?
こいつ 俺の同期です。
冠城くん これ 暗号のようですよ。
暗号?
ええ。
以前 これと同じようなものを
見た事があります。
ただ 暗号だとして
これを解読するには
乱数表や字母表が必要になります。
乱数表ですか…。
それで どうやって
暗号を解読するんです?
ちょっと
これを見てもらえますか?
これが乱数表です。
仮に 1000という数字を
暗号にした場合
この乱数表の中から
かけると1000になる数字を
探します。
例えば 50かける20だとすると…。
50なら
縦軸は3
横軸は2。
20なら
縦軸は4
横軸は8。
つまり 暗号表の数字 3248が
1000を意味する
という事になります。
ただ この暗号が
何を意味するかまでは
わからない。
普通は 金融機関のパスワードや
企業の顧客データ 収入など
人に知られたくない数値を
隠す際に使われますねぇ。
これが清田弁護士が言ってた
3年前の新事実なんですかね?
それは まだわかりませんが。
はあ…。
芹沢…。
久しぶりだな 立花。
清田弁護士の
遺体が見つかった現場に
何しに行ってた?
まさか 事件に
関わってるんじゃないだろうな?
お前 3年前 警察辞める時も
何も言ってくれなかったよな。
今回は ちゃんと話してくれ。
何も話す事はない。
(佐々木茂雄)
清田さんが亡くなった事は
テレビのニュースで知りました。
あっ どうぞ。
すみません。
驚きました。
親身に弁護をしてくれていたんで。
ここ最近 清田さんと会った事は
ありますか?
先月かな?
3年前の事件を本に書くんで
話を聞きたいと。
その時の清田さんの様子は
どうでしたか?
それが…。
あっ… 何か気になる事でも?
お世話になった方なんで
悪く言いたくないんですが
お金に困っていたようで
あの日も 金を貸してくれって。
お貸ししたんですか?
断りました。
お恥ずかしい話
事件のあと 私は
何もかも なくしてしまって。
妻も出ていってしまいましたし
会社も倒産して…。
あなたの経営する不動産会社で
息子さんは 役員として 経理を
担当されていたんですよね?
(佐々木)ええ。
それが 女ともめて
しまいには刺しちまって…。
本当に大馬鹿野郎ですよ。
やはり 今も
息子さんを撃った警察官を
恨んでらっしゃる?
恨んでるなんて まさか…。
全部 馬鹿息子のせいですから。
ただ それでも息子ですからね
何も 命まで奪わなくてもとは…。
その警察官に面識は?
裁判の時
お見かけしたぐらいですが。
ああ… そういえば
先日は息子さんの命日でしたね。
その日は お墓参りに?
ええ。 昼過ぎに墓参りして
そのあとは 精進落としのつもりで
4時ぐらいから
よく息子と行った居酒屋で
飲んでました。
そうですか。
ああ… 最後に 一つだけ。
当時の会社の帳簿類は
どうされましたか?
倒産した時に
全て処分してしまいましたが。
そうですか。
ありがとうございました。
(立花)ああ…。
お疲れさまです。
(野田)立花さん
ちょっと すいません。
ちょっと
話 聞かせてもらえますか?
なんですか? あなた。
あの… 清田さんの遺体発見現場に
なんでいたんですか?
本当は何か知ってるんでしょ?
ねえ ひと言でいいです。
ください。
おい 何 撮ってんだ!
やめてくれ!
(野田)ちょっと ちょっと…。
ひと言もらえればいいんです…。
触るな! 触るな! 触るな!
(芹沢)
勝手に何やってんの 野田さん!
(野田)すみません。
芹沢さんが必死に捜査してるから
少しでも役に立ちたくて…。
気持ちはわかるけど
今後は余計な事しないでよ。
弁護士が殺害された件
もう 一課は手を引け。
どうしてですか?
立花元巡査部長が関わっている
可能性があるそうじゃないか。
あの一件で 警察は
マスコミに散々たたかれた。
できれば 事を大きくしたくない。
今後の捜査は所轄に任せる。
一課は引け。
いや でも…。
承知しました。
先輩が話したんですね。
どうしてですか?
だから お前はスイーツなんだよ。
上に情報を上げるのは当然だ。
いいか?
ましてや 立花は容疑者だ。
同期なんか関係ねえ。
そんな事もわかんねえなら
刑事なんか辞めちまえ!
ったく…。
(芹沢)何が
「刑事辞めちまえ」だよ…。
伊丹さん
あれ かなり本気でしたね。
えっ?
ハハハ… 冗談ですよ。
もう…。
立花とは
同じ所轄で交番に立って
いつか 2人で
一課の刑事になろうぜって
誓った仲なんだ。
あいつ 俺が
先に一課の刑事に決まった時も
自分の事のように喜んでくれて…。
(月本幸子)素敵な関係なんですね。
俺の同期とは大違いだ。
ハハハ…。
立花は 3年前 責任取って
警察辞めたような男だ。
そんなあいつが…
人の命 奪うはずがないんです。
ですが 芹沢さんが
信じていようがいまいが
彼が この事件に
深く関わっているのは
間違いないようですよ。
まさか
立花 パクる気なんですか?
もし 彼が犯人であれば。
芹沢さん。
立花さんが
やってないと思うなら
自分で証明すれば
いいんじゃないですか。
(美沙の母親)
美沙は会計士を目指して
学校に通っていたんです。
水商売のアルバイトも
その学費を稼ぐためで…。
でも… あんな事になるなら
止めておけばよかった…。
つらい事を思い出させてしまって
申し訳ありません。
いえ…。
終わりましたら
声かけてください。
わかりました。
右京さん 何が気になるんですか?
一つは 清田弁護士の事務所で
見つけた暗号。
そして もう一つは
そもそも 3年前に
美沙さんが刺された事件は
本当に
男女のもつれが原因だったのか。
あっ!
右京さん 50万円以上の金が
何回か振り込まれてます。
~
冠城くん。
はい。
乱数表と字母表です。
どうやら これが
3年前の事件の
新事実のようですねぇ。
なんだよ!
待て コラッ!
危なっ!
(芹沢)クソッ!
先輩!
こっちは任せろ! 行け!
(芹沢)はい!
おらっ!
~
(芹沢)待て!
~
離せ おらっ!
俺ら 殺してねえから。
ああ。
なんか知ってんのか?
あっ いいじゃん。
えっ?
うわっ!?
うわっ!
酔っ払いだと思ってたら
あとからニュースで
死体だって聞いて マジ引いた。
あっ そういえば 怪しい奴いたな。
いや 俺らと目が合って
逃げていったよ。
それって もしかして…
この男か?
ああ そうそう! こいつ!
(男性)うんうん。
~
(芹沢)事件当日の午後6時頃
お前が現場から立ち去る姿が
目撃されてる。
あそこで何してた?
隠しても無駄なんだよ。
正直に話せ。
俺が…。
清田を殺しました。
~
清田が刑事告訴さえしなければ
俺は 警察を辞めずに済んだ。
全部 あいつのせいです。
被害者を どこで殺した?
秋葉原の関南ビル3階から
突き落としました。
(伊丹)
そこから なぜ 遺体を運んだ?
自殺に見せかけるためです。
殺したあと
あいつの鍵を使って 中に入り
履いていた靴を
ベランダに置きました。
(立花の声)そのあと
ベランダから落ちたら
どういう体勢になるか考えて…
遺体を遺棄しました。
だが 靴はフォーマルだったのに
遺体の服はカジュアルで
チグハグだった。
ええ。
彼が
着替えさせた可能性があります。
なんのために?
誰かを かばっているのかも
しれませんねぇ。
~
あっ 芹沢さんに密着してた…。
ああ…。
それが しくじっちゃって…。
しくじった?
容疑者に
カメラで突撃しちゃって…。
容疑者?
あの 元警官の…。
ああ。
その映像 見せてもらえます?
(野田)「立花さん
ちょっと すいません」
「ちょっと
話 聞かせてもらえますか?」
「なんですか? あなた」
(野田)
「清田さんの遺体発見現場に…」
ストップ! これです。
見えました?
ええ。 はっきりと。
さすが 敏腕ディレクター。
いい画 撮りましたね。
どうも ありがとう。
大変 参考になりました。
えっ?
俺 なんか撮っちゃったんすか?
えっ?
わざわざ ご足労頂き
ありがとうございます。
(佐々木)
なんですか? こんな所で。
息子さん 勇也さんのお墓は
こちらにあるんでしたねぇ。
そうですが…。 話というのは?
実は 勇也さんを撃った
立花という元警察官が
清田弁護士を殺害したと
供述しました。
しかし 供述した場所に
殺害の痕跡は
全くありませんでした。
そこで 清田弁護士の足取りを
追ってみたところ
当日 この墓地に来ていた事が
わかりました。
付近を くまなく捜索し
ここの下から
清田さんの血痕を発見しました。
ええ。 間違いなく清田弁護士は
ここから突き落とされています。
あの日は
勇也さんの命日でしたねぇ。
お墓参りの時に
あなたは 立花元警察官を
目撃しませんでしたか?
さあ… 前にも言いましたが
私は 立花という人を
よく知りませんので。
じゃあ これは?
(野田)「立花さん
ちょっと すいません」
「ちょっと
話 聞かせてもらえますか?」
「なんですか? あなた」
(野田)「清田さんの遺体発見現場に
なぜ いたんです?」
ほら ここ。
あなた方 本当は
電話する仲じゃないですか。
それから もう一つ。
清田弁護士の事務所で見つけた
この書類が
妙に気になりましてねぇ。
これ 暗号です。
ただ この暗号を解読するためには
乱数表と字母表が必要でして
それを
ずーっと探していたのですが
ようやく見つけたんですよ。
さて どこにあったと思います?
さあ…。
息子さんに殺害された
村田美沙さんのご自宅です。
もしやと思い
この乱数表と字母表を使って
解読してみたところ
これは 帳簿だという事が
わかりました。
これ あなたの経営していた会社の
帳簿ですよねぇ。
念のために
あなたの会社の決算報告書を
税務署から取り寄せて
照合してみました。
ところが 驚いた事に
この帳簿と
全く金額が合わないんですよ。
つまり これは裏帳簿。
あなたの会社では
とんでもない額を
脱税していたようですねぇ。
3年前 息子さんが
美沙さんを殺したのは
脱税を暴露すると
脅されたからじゃないですか?
(村田美沙)羽振りいいですね。
儲かってるんでしょ?
(佐々木勇也)まあ
いろいろ 裏の道があるからさ。
裏の道?
うん。
ありがとう。
じゃあね! また来るからね!
(3人)ありがとうございました!
~
私は何も知らない…。
あなた 海外に
銀行口座を持ってますよね。
そこから 架空口座を経由し
何度も 美沙さんに
お金を振り込んでますね。
脱税用の口座ですか?
随分 ため込んでますね。
おまけに タイに
マンションを2つも所有してる。
現地じゃ 羽振りのいい日本人で
有名みたいですね。
知らん。 俺は何も知らん。
そうですか。
しかし この裏帳簿をもとに
すでに国税が動いています。
いずれ あなたの隠し口座は
全て凍結されるでしょう。
佐々木さん。
あなたは この事を
清田弁護士に突き止められて
脅されていたのでは
ありませんか?
もしかして 脱税だけではなく
息子さんに
美沙さんを殺せと命じた事も…。
俺は
殺せとは ひと言も言ってない!
あの女を脅せと言っただけだ!
それなのに あの馬鹿
刺しちまいやがって…!
それで済むと思ったら
あの弁護士
いろいろと嗅ぎ回ってた。
これ 殺された美沙さんが同僚に
万が一のためにと
渡していたものです。
実は この暗号
あなたの会社の裏帳簿。
(清田)違いますか?
だけどねえ
いくら 脱税を
バラされたくないからって
息子さんに殺させるのは
やりすぎでしょ。
ねえ お父さん?
違う!
俺は殺せなんて…。
ああ~ 大丈夫です。
口外はしません。
ただ…
少し お金を融通して頂けると
助かるんですが…。
(佐々木の声)脅してきたから
適当に逃げ回ってた。
(佐々木の声)なのに あの日…。
なんで ここに?
今日は命日ですから
お墓参りにと思って…。
絶対に逃がしませんよ。
~
(佐々木)下に車を止めてる。
来てくれ。
もう 殺すしかないって思った。
~
(清田)うわーっ! うわっ!
(衝撃音)
~
クソ… あいつ
あとは自分がやるとか言ったのに
裏切りやがって!
いえ 彼は今も
あなたをかばい続けています。
当たり前だ!
あいつが
息子を撃ち殺さなかったら
俺は こんな不幸になってない。
俺の人生 ぶち壊したのは
あいつだよ。
馬鹿な事 言ってるんじゃ
ありませんよ!
あなたは その手で
清田弁護士の命を
奪ったんですよ!
そもそも
あなたが脱税などしなければ
こんな事件は起きなかった!
誰も死なずに済んだんです!
いいですか?
あなたが強気でいられるのも
今日までです。
自分の犯した罪が
どれほど重いものか
あなたは
これから知る事になりますよ。
~
立花さん。
あの日 何があったのか
本当の事を教えて頂けませんか?
私は 警察を辞めたあとも
毎年 勇也さんの命日には
墓前に
手を合わせに行っていました。
(立花の声)そして あの日…。
(清田)うわーっ! うわっ!
(衝撃音)
えっ…?
~
勇也さんのお父さん?
あんた 勇也を撃ったお巡りか。
あの人 一体…。
あいつはな
俺の事を金づるだと思ってた。
3年前も
裁判なんてしたくなかったのに
無理やり引きずり出されて…。
もう忘れたいのに
また蒸し返してきた。
だから…。
大体 こうなったのも
全て あんたのせいだ!
あんたが息子を殺したから
俺の人生が狂ったんだ!
すいませんでした…。
あとは…
私が なんとかします。
(立花の声)私は 勇也さんの命を
奪ってしまった事を
ずっと悩んでいました。
だから…。
なるほど。
遺体の服を着替えさせたのは
佐々木茂雄へ
疑惑を向けないためだった。
遺体の服?
ええ。
命日のお墓参りですからねぇ
地味な服装だったはずなんですよ。
しかし そのままだと佐々木茂雄が
疑われる可能性があった。
そこで
清田弁護士の事務所から
白いジャケットを手に取り
着替えさせた。
ただ 靴だけは事務所になかった。
だから…。
その時 履いていた
フォーマルな靴を
ベランダに置くしかなかった。
それにしても 立花さん。
そうまでして あなたが
佐々木茂雄をかばう理由が
どうも ピンとこないんですよ。
3年前に 佐々木勇也さんを
射殺したとしてもですよ…。
何か 隠してませんか?
そうなのか? 立花。
立花!
はい。
3年前 私は嘘をつきました。
外(美沙)誰かー!
(立花の声)
あの夜 女性の悲鳴を聞き
私は 現場に駆けつけました。
(立花の声)すでに 美沙さんは
ナイフで刺されていた。
ナイフを捨てろ!
捨てないと撃つ!
(銃声)
(立花の声)裁判では 威嚇射撃後
彼は ナイフを持って向かってきた
と証言しました。
(立花の声)しかし 本当は
刺すのをやめて
私のほうを見たんです。
(立花の声)
でも 私は気が動転していて
自分に向かってくると思った。
動くなー!
(銃声)
やめろ! 撃つな!
(立花の声)怖かった。 ただ…。
ナイフを捨てろ!
(立花の声)
自分が抑える事ができなかった。
早く捨てろ!
~
(銃声)
~
ずっと その事を隠してきました。
だから 私が罪をかぶる事で
償えればと…。
ふざけんなよ 立花!
そんなもん
償いでも なんでもない!
お前 間違ってるよ。
3年前も 今回も
お前 間違ってる!
~
立花さん。
あなたがすべき事は
真実を明らかにする事です。
その上で
自分の罪と向き合って生きる事。
償うとは そういう事では
ありませんかねぇ。
まあ 元警察官だった あなたには
釈外に説法だと思いますが。
…はい。
~
(角田)もらうよ。
すみません。
あっ ちょっと いいですか?
あっ! あの映像 役に立ちました。
本当っすか?
でも 結局 芹沢さんのネタ
お蔵になっちゃって…。
それで 次回は ぜひとも
お二人に密着したいんですが!
はい?
いいですか?
謹んで辞退致します。
なら 俺に密着してもいいぞ。
あだ名も もう考えてあるんだよ。
マル暴刑事。
普通っすね。
ふーん。
じゃあね ちょい悪刑事。
警察が ちょい悪って…。
まあまあ そういうのはね
向こうでやって…。
ああ…。
パンダ刑事。
それ 頂きます!
じゃあ 次回は
密着 よろしくお願いします!
ちょっと パンダって お前 それは
ちょっと かわいすぎるだろ!
冠城くん。
はい?
ところで 君 どう思います?
何がです?
オールバック刑事と
ワイルド刑事。
まあ 見たまんまじゃないですか。
ああ…。
右京さん 気に入ってませんね。
もうちょっと
なんかありませんかね?
外出ていけ…。
(宮川厚子)きゃーっ!
あるわけないですよ
心霊現象なんて…。
(円山小枝)血じゃない?
人が一人
亡くなっているんですよ!
(厚子)殺したの義母だと思います。
俺たち ゴーストバスターじゃ
ありませんよ。
今度こそ
幽霊に会えるかもしれません。
「相棒シーズン17」第12話あらすじや感想とネタバレ
第12話あらすじ
中園参事官(小野了)が、霊感があるという妻に尻を叩かれ、特命係に奇妙な依頼を持ち込んできた。聞けば、依頼主は中園の妻の知人らしく、引越し先の家で次々に不可解な現象に見舞われているため、原因を突き止めてほしいという。心霊関係が苦手な亘(反町隆史)は難色を示すが、以前から幽霊の存在に興味がある右京(水谷豊)は大乗り気。問題の家を調べ始める。
心霊現象を訴えているのは、宮川厚子(南野陽子)という主婦で、2か月前に引っ越してきたその家は、夫の亡くなった義父母のものだったという。厚子によると、義母のタンスの引き出しが開いていたり、誰かが階段を上る音が聞こえたりと、おかしなことが続いているらしい。その後も不可解な現象はエスカレートしていき、ついには命を落とす者まで出てしまう。
右京と亘は、起きてしまった変死事件と、宮川家の一連の心霊現象との関連を調べるが…!?
浮かび上がる血の手形、現れては消える死者…
次々に起こる怪現象はトリックか? それとも…!?
季節外れの怪談話の真相解明に特命係が挑む!
第12話の反応と期待の声
来週の相棒気になるな#相棒17 #冠城亘 #中園参事官 pic.twitter.com/HDoDxaQo4B
— Realeax851 (@realeax851) 2019年1月16日
またコミカルな絵面(笑)
次回はゴーストハンター
いや、ゴースト大好き刑事、出動ですか#相棒17 #aibou— 白丸@しろまる (@Siromaru_1380) 2019年1月16日
右京さんだけがワクワクしている!!
今週の相棒 根本ノンジ氏脚本
相棒の原点回帰っぽい脚本で
よかった!
久し振りの当たり回。
そして、来週の山本むつみさん脚本
これまた相棒の原点回帰っぽくて◎
すごく楽しみ!
2週続けて当たり脚本とは😆
通常回は こういう作品を続ければ
昔みたいな人気に戻るんだけどなぁ#相棒17 #相棒— SPICA@AFYF (@hareru_kana) 2019年1月16日
脚本家の色出ますよね!
第12話の展開予想
年末のサヴァン症候群の回ぶりのオカルト。結構頻繁?と思いましたが、南野陽子さんがメインゲストだし、右京さんの嬉しそうな顔を見ると期待せざるを得ない!!おっさんずラブ的なシーンもあり面白そうです!(笑)
「相棒シーズン17」の見逃し配信を無料視聴する方法
「相棒シーズン17」第11話のネタバレ感想やあらすじの紹介まとめ
前回特命係を去った青木がちらちら登場してて、ちょっと安心しましたね!
シーズン後半である1月期から、杉下右京と冠城亘の2人に戻った特命係は、シーズン前半での伏線をどのように回収していくのか、今後の展開に期待!
本記事では、『相棒season17』の各話数の詳細のネタバレと感想やあらすじを紹介しますので是非参考にしてみてくださいね。