2019年1月期のテレビ朝日の水曜21時枠は、昨年10月期から引き続き、水谷豊さん主演の『相棒シーズン17』です。
水谷さんの相棒を務めるのは異例の4年目突入となる反町隆史さんです。このシーズンから特命係に加わった3人目の男・青木は元日スペシャルで異動になり、右京と冠城の2人に戻った特命係に注目です!
こちらの記事ではドラマ『相棒シーズン17』の第13話のネタバレや感想とあらすじを紹介していきます!
Contents
「相棒シーズン17」第13話あらすじや感想とネタバレ
第13話あらすじ「10億分の1」
ある夜、亘(反町隆史)は、思い詰めた表情で橋の上にたたずむ女性に声を掛けるが、女性はすげなく立ち去る。数日後、橋本美由紀(大路恵美)というその女性がビルから転落死する事件が発生。警察は自殺と判断するが、右京(水谷豊)は遺体の状況に不審を覚え、彼女の死に責任を感じている亘と共に調べ始める。すると、美由紀は半年前から無職の状態で、ネットカフェで暮らしていたことが判明。フリマアプリで、日銭を稼いでいたことが分かる。取引履歴を見ると、彼女が行っていた売買の中で、“母の形見”という出品名の品だけが、不可解な高値がついていた。さらに調べを進めた右京と亘は、美由紀が転落死したビルで清掃作業をしていた中野絢子(大和田美帆)という女性が、フリマアプリを通じて美由紀と繋がりがあったことをつきとめる。追及された絢子は、「売買のやり取りをするうち、世間話をするようになっただけだ」と主張するが…!?
流行のツールで出会ったワケアリな女性たち
その背景には誰しもが抱える心の隙間が…!?
自殺か、他殺か…一件の転落事件が、底知れない闇をあぶりだす!!
第13話のゲスト
第13話の感想やネタバレ
第13話の感想
伊丹さんの指さし確認と
冠城さんのドヤ顔#相棒#aibou pic.twitter.com/m619gq1Glk— AKI (@9tSffh5yW6YgmCf) 2019年1月30日
めちゃくちゃかっこよかったっす!
良いことをしたのに
世の中、理不尽だよ😢💦
元はと言えばあのおじさんが悪い!!#相棒 pic.twitter.com/jWmUoOrKEY— ゆー (@TooruYell) 2019年1月30日
泣ける結末でしたね。
冠城くんの名刺。
私も頂いてよろしいでしょうか。#aibou #相棒 pic.twitter.com/HHlg0fdl52— Sakurako (@sakurako5happy) 2019年1月30日
欲しい人続出(笑)
いつもと違う演出~~!
なんか保険のCMみたい
#aibou #相棒 pic.twitter.com/s0g587yHZb— aL@オールバックは正義☝️ (@naz_eagle) 2019年1月30日
新しい相棒か!!!?
運送会社の人のボタン飲み込んだんじゃない? #相棒 pic.twitter.com/6ylGncN8Fv
— けんと (@dorrama2) 2019年1月30日
予想的中でしたね(笑)
「あれ?またこの俳優さん……」と思ったあなた、そうです。彼は #ブラックスキャンダル での怪演も記憶に新しい #笠原秀幸 さん。
相棒にも過去2回出ています。
Season8 第3話「ミス・グリーンの秘密」
野村弘 役
Season12 第14話「顔」
上野拓馬 / 児玉則彦 役(整形二役)#aibou #相棒 #相棒17 pic.twitter.com/o2K2u46H6R— よしだ (@44da38) 2019年1月30日
運送会社の勤務先がかわったからじゃね #相棒 pic.twitter.com/Fq07CfV2Sa
— けんと (@dorrama2) 2019年1月30日
ご名答!アンテナ、ビンビンやん(笑)
シングルマザーの闇だなぁ #相棒 pic.twitter.com/xp2lIehnvN
— けんと (@dorrama2) 2019年1月30日
おおあたり #相棒 pic.twitter.com/PGqDBEbwj6
— けんと (@dorrama2) 2019年1月30日
運送会社の人が犯人?でした。
配達員のおっちゃん……「おれは突き落としてない!」って言うけど、さすがに幼児をあんな縁に座らせておいてそりゃねぇぜ……
美由紀さんのダッシュがよかった……
#aibou #相棒 pic.twitter.com/5azXPBKiYv— aL@オールバックは正義☝️ (@naz_eagle) 2019年1月30日
これが真相です!
2人、漫才みたいだったw
#相棒#aibou pic.twitter.com/tMrzhdyZjn— AKI (@9tSffh5yW6YgmCf) 2019年1月30日
「あなたの一番の過ちは、手にしたもののありがたみを忘れてしまったことだと思いますがね」右京さんの言葉、胸に沁みます…。
冠城さん、いつも以上に頼もしくカッコイイ!
”10億分の1の出会い”の記念画像が、素敵で切ない…。神森万里江さん脚本の『 #相棒 』、今後も楽しみにしてます! #aibou— RE.T (@re_tomy_moty3) 2019年1月30日
今回は静かに諭す右京さんでした。
今週の相棒
悲しい話が続くと胃もたれする…
フリマアプリを利用して
一般人を巻き込んで犯罪に加担させる卑怯な方法
実際にありそうなのが恐ろしい
冠城はアクションシーンが映える
BGMを止める演出は笑いにも使えることを知った #aibou #相棒— TAKA ver3.14 (@TAKA_ver3_14) 2019年1月30日
すごくリアルだった。もしものときは特命係に。
妬み、身代わりとして差し出した人が自分を、自分の子供までを守り力になってくれたけど
いつも雑談する優しい配達のおじさんは自分の子供を人質にした人っていう#相棒— よる (@yozora84) 2019年1月30日
表面だけじゃ人はわからないんだよなあ…としみじみ。
わざわざフリマアプリのアカウント探し出して人様のプライベート嘲笑ったりするような職場嫌だわぁ… #aibou #相棒
— 一架(柚樹)@祝FFCCリマスター!! (@ichika_21) 2019年1月30日
同僚が最低だと思った(笑)
これまでとは違った演出があり、新しい相棒でしたね!シングルマザーの孤独に付け入る裏社会の闇がテーマで、大路さん演じる橋本美由紀の死から考えさせられる回でした!
第13話のネタバレ
事件発生
ある夜、冠城は、橋で黄昏ている一人の女性・橋本美由紀と出会う。その後、美由紀はビルから転落死してしまう。自殺と思われたが、美由紀が転落した現場には、飛び散った靴や窓際に付いた不自然な痕跡があり、特命係は事件の可能性を考え、捜査を始めた。
フリマアプリの闇
美由紀は、ネットカフェで暮らしており、フリマアプリで洋服を売買する事で生計を立てていた。取引履歴をみると、死ぬ間際に『母の形見』の指輪を50万円の価格で出品していた。
冠城が購入者を訪ねると、買ったのは拳銃だった事が判明した。指輪の箱の中にコインロッカーの鍵が入っていた。美由紀は自ら取引をしたのだ。
特命係は、美由紀のフリマアプリの取引相手の中に、美由紀が転落したビルの清掃員である中野絢子がいる事を突き止めた。
絢子は美由紀とフリマアプリを通じて知り合った事を打ち明けた。ある時、美由紀から良い儲け話があると言われ、指輪の箱の中の鍵を見せられたという。しかし、絢子は誘いを断り、それ以来関係を絶ったと証言した。
犯罪組織
その後、不正出品をしている出品者が他にも多数いる事が判明。出品者らの証言から、裏で手を引いていたのは、武輝会系の犯罪組織・ネオゴーストだと判った。生活に困っている人たちをそそのかし、不正出品に誘い込んでいたのだ。
絢子の出品履歴に、削除された履歴が多数あり、絢子も不正出品に関わっていたことが判明する。絢子に確認を取ろうと絢子のもう一つの勤務先であるパチンコ店を訪れた冠城。
しかし、絢子の姿は無く、託児所に子どもを預けたまま。絢子はネオゴーストに連れ去られたのだ。冠城は一課と協力し、ネオゴーストの拠点へ突入する。死闘の末、無事絢子を助ける事に成功し、ネオゴーストは角田らによって摘発された。
美由紀と絢子
絢子にネオゴーストが捕まった事を明かすと、絢子は真実を話し始めた。
絢子は孤独なシングルマザーで、人との関わりを求めていた。親しく話すのは清掃の職場に来る宅急便の配達員くらいだった。そんな時フリマアプリで美由紀と出逢い、世間話をする内に、親しくなった。
しかし、ネットカフェで暮らしている美由紀が、フリマアプリ上ではお洒落な女性として高評価をもらっている事に、絢子は嫉妬し始めた。
そんな中、絢子はネオゴーストの柴田に出逢い、親切な態度にすっかり心を開いてしまい、柴田の宝石の出品を手伝うようになる。
当初、絢子は不正出品とは知らなかったが、箱の中からロッカーキーを見つけ、騙されていた事に気付いた。手を引こうとしたが、息子をネタに脅され、不正出品を続けるしかなかったという。その後、絢子は自分の身代わりを作れば辞められると思い、美由紀を紹介した。
死の真相
しかし、美由紀はどうにか不正出品を逃れようと、配送時の紛失を装おうとした。コンビニで発送手続きを済ませた後に、こっそり宝石だけを回収する事で、発送済みなのに届かないという状況を作ろうとした。ロッカーの期限が過ぎれば、管理者が点検すると考えたのだ。
その直後、鍵を隠し持った美由紀は、絢子が親しい配達員と柴田がグルだった事を知る。不正出品の仲間に引き入れやすい人の情報を売っていたのは配達員だったのだ。
柴田は配達員に美由紀が鍵を持っているかもしれないと伝え、絢子と美由紀を取り押さえるよう命じた。その現場を目撃した美由紀は、急いで絢子を探しに絢子のいるビルへ。
しかし、配達員に見つかってしまうと、配達員は絢子の息子を人質に取り、鍵を渡すよう言った。美由紀が仕方なく鍵を渡そうとすると、配達員は絢子の息子を開いた窓際に座らせた。
すると、絢子の息子は窓から落ちてしまい、咄嗟に窓から飛び出した美由紀は、絢子の息子と共に落下する。奇跡的に絢子の息子は無傷だったが、美由紀は命を落としてしまったのだった。
美由紀の思い
冠城が美由紀に出逢った夜、美由紀は絢子をネオゴーストから助け出そうと考えていたのだ。しかし、冠城に助けを求める事無く、この世を去ってしまったのだった。
フリマアプリの出品数は10億に上った。絢子は、10億分の1の確率の出逢いを美由紀と2人で喜び合った事を思い出し、絢子は涙を流した。
(冠城 亘)あの…。
あっ… 大丈夫です?
(橋本美由紀)えっ 私?
ええ。
あっ… こんなとこで
ぼーっとしてるんで。
ああ… なんでもないです。
フフッ… まさか 自殺だと?
あっ いえ。 そういうわけじゃ…。
ちょっと 考え事してただけです。
これから やらなきゃいけない事が
あるんで。
(角田六郎)悪いね。 資料整理
手伝ってもらっちゃって。
(杉下右京)構いませんよ。
どうせ 暇ですから。
だよな。 どうせ 暇だもんな。
ええ。 どうせ 暇ですよ。
いいよな~ お前らは。
こっちは ネット社会で大変だよ。
やばいもの売る連中と
あの手この手で いたちごっこで。
はい 終わりました。 お先に。
(角田)えっ?
はい 終わりました!
うわっ ちょっと…。
お前 聞いてた? 今の。
暇ならさ
頼まれてない事も やってけよ。
(携帯電話の着信音)
あっ… ちょっと すいません。
はい。
(伊丹憲一)「なんで お前の名刺が
こんなとこにあるんだ?」
はい?
~
(カメラのシャッター音)
(伊丹)このビルの5階から
飛び降りた女性が
こいつを持っていた。
どういう関係だ?
(芹沢慶二)橋本美由紀さん 38歳。
知り合い?
これから やらなきゃいけない事が
あるんで。
あの…。
悩みがあるようだったら
いつでも かけてみてください。
(冠城の声)
やらなきゃいけない事が
あるって言ってた。
(芹沢)警察だとわかったから
一瞬 頼ろうとしたんだろうな。
なのに お前は
なんの役にも立てず
結局 彼女は こういう選択を
する事になったわけか。
後ろ向きに転落したようですねぇ。
腕が 胸の前ですか…。
遺体に触りました?
(芹沢)何 言ってるんですか。
触ってませんよ!
だとすると ちょっと
不自然だと思いませんか?
始まったよ…。
落ち方なんて
ケース・バイ・ケースですよ。
転落の傷以外に外傷はなし。
争った形跡もなく
事件性はありません。
なるほど。
~
~
外(パトカーのサイレン)
まるで
脱ぎ捨てたかのようですね。
誰かに突き落とされた…。
君は
自殺と思いたくないだけでは?
あっ…
ここだけ 埃がありませんね。
何かを置いていたのでしょうか?
あっ… 冠城くん。
はい。
もし 自殺だとしたらですよ
ここに乗るわけですから
手の跡なり なんなりが
残っているはずですよね。
ありませんねぇ。
誰かに突き落とされた…。
その可能性は 十分ありますね。
まあ 君を擁護するわけじゃ
ありませんがね。
(野口)あれは… 10時頃でした。
一服しに外に出たら
人が倒れてて びっくりしました。
慌てて 警察やビルの管理人さんに
電話したんです。
それまでは
ビルに人が上がっている事に
気づかなかったんですか?
物音とかは?
(芹沢)ちょっと!
清掃中は
掃除機を使ったりするから…。
ね… ねえ?
(中野絢子)はい。 何も…。
ちなみに 5階は
空きオフィスのようですが
普段 清掃は どのように?
(重田)
たまに 床掃除するくらいです。
~
(伊丹)ちょっと…
警部殿 何してるんですか?
お引き取りください。 はい。
~
(坪山俊雄)最終配達で
この辺を回ってたんです。
外(野口)ああーっ!
(坪山の声)
配達を終えて 車に戻る途中
悲鳴がしたんで そっちを見たら
そこに女性が…。
このビルに配達を?
不審な人 見かけませんでしたか?
いいえ。
こっちのビルには入りましたが
そっちには入ってません。
そうですか。
ええ。
(ペンの落ちる音)
あっ 落ちましたよ ペン。
おや ボタンが取れてますね。
(坪山)本当だ。
あっ… すいません。
(伊丹)
ご協力ありがとうございました。
(芹沢)ありがとうございました。
帰ろうか 大樹。 よいしょ…。
彼女の子供だったんですね。
まだ うろついてたんですか?
自殺と言ったでしょ。
そうでしょうかねぇ。
そうですよ。
橋本美由紀さんは 半年前に
勤めていた会社をリストラされ
無職の状態が続いていました。
頼れる身寄りもなかった。
最後 どこに住んでたと思います?
どこですか?
外~(店内の音楽)
えっ 亡くなった?
やっぱり 自殺ですか?
やっぱりというのは?
28番さん
このところ 変だったんですよ。
なんか 悩みがあったみたいで。
来月分の支払いも まだだったし。
(解錠音)
こちらになります。
「先日は ありがとうございました」
「とても楽しい時間でした」
「ぜひまた覗いてください」
なんでしょう?
どこかのお店からの
手紙でしょうかねぇ?
なんで こんなものを?
うん…。
あっ…
ここでは どのような生活を?
う~ん…。
ここの人たちは だんだん
格好に 気を使わなく
なっていくんですけど
28番さんは違いました。
日雇いとか職探しとか
してる感じもなかったですし。
じゃあ どうやって生活を?
ええ。 不思議ですねぇ。
(配達員)こんにちは。
(女性)あっ! これ 私の。
イエーイ。
こちらにサインをお願いします。
このネットカフェには
宅配もあるんですね。
あの人
受け取るの 店員だって言っても
聞かないんですよ。
(店員)店長。
あっ…
これ 28番さんへのお荷物です。
「ウルカエール」
流行りの
フリーマーケットアプリです。
~
洗剤ですね。
なんですか? これ。
使いかけですよ。
あっ なるほど。
洗剤ひとつにも
好みがありますからねぇ。
出品者は 合わなかった洗剤を
捨てずに済み
美由紀さんは
日用品が安く手に入る。
実に面白い取引ですねぇ。
他に買ってたものが
気になりますね。
~
(青木年男)あった。 これだ。
~
「M・H」… 橋本美由紀。
イニシャルですね。
まるで クローゼットだな。
近っ…。 そうですよ。
ここで服を買って着ては
すぐに売る。
処分したい人から安く買って
自分が売る時には
2倍3倍の値を付ける。
商品の印象なんて
写真ひとつで変わりますからね。
そうやって この中で
ぐるぐる 服を着回して
フリマアプリ全体を
巨大なクローゼット代わりに
使ってたんでしょう。
なるほど。 そういう事なら
あの狭い部屋でも
効率良く稼ぐ事ができますねぇ。
フリマアプリという
今までになかった
ルールとシステムを使って
生活ができるようになった。
まさに 現代の生活の知恵ですね。
楽して儲けようなんて
ろくな女じゃないですよ。
ほ~ら やっぱり。
早くに親を亡くしてるんでしょ?
(青木)母親の形見を
最後に売ってるとか
身辺整理してる証拠ですよ。
ですが 妙ですねぇ。
この購入者 一切 交渉せずに
50万という高額で即決しています。
ブランドを確かめる事もなく
購入するとは
よほど
気に入ったのでしょうかねぇ。
この購入者の身元 わかるか?
まだ 僕を使う気ですか?
(ブザー)
(ブザー)
(ノック)
(足音)
~
オラァ!
うわっ…。
なんで逃げた?
(舌打ち)
ところで 幸子さんは
フリマアプリを利用した事は
ありますか?
(月本幸子)
あっ… 実は この帯締め
それで買ったんです。
おや そうでしたか。
でも もう やめちゃいました。
なんだか
つまらないプライベートを
のぞき見されてるような
気がしちゃって。
確かに
フリマアプリは ある意味
日常や不用品といった
人に見られたくない部分を
さらけ出しているようなところも
ありますからねぇ。
でも 杉下さんの出品物なら
のぞいてみたいかも…。
僕は 顔の見えない相手との取引は
苦手なので。
あっ… 私もです。
だから 評価の高い人からしか
買った事がありません。
ユーザーは厳しいですから
対応ひとつで
評価が変わってしまうんです。
高評価を維持するのって
大変みたいですよ。
評価… ですか。
(角田)おはよう。
おはようございます。
あれ? 冠城は?
おう。
右京さん。 あの指輪の購入者
買ってたのは拳銃です。
何!?
発送通知があったのに
3日経っても届かないんで
警察にバレたんじゃないかと
おびえてました。
指輪ケースの中に
ロッカーのキーが入ってる
約束だったと。
ロッカーのキーですか。
…ったく。 近頃は
ロッカーに違法なものを入れて
鍵だけを売買する方法が
増えてるんだ。
運営側も AIまで使って
24時間監視してるんだがな。
なるほど。 そういう事ですか。
彼らは
優良評価の持ち主を巻き込んで
取引を行っていた。
実に 巧妙なやり方です。
恐らく
出品とは別に交渉がなされ
支払いと発送に フリマアプリが
悪用されているのでしょうね。
待てよ。 ひょっとして それ…。
ええ。 ネオゴーストです。
(杉下の声)武輝会の傘下で
ネットを中心に
犯罪行為をしている
新興グループです。
ですが この一年ほどは
足取りをつかめていないと
組対五課の資料にありましたね。
ああ… もしかしたら
その手を使ったのかもしれないな。
おい 小松。
(小松真琴)はい。
至急 フリマアプリの
優良アカウントを調べろ。
やはり 単なる自殺では
なかったようですねぇ。
美由紀さんは 自殺じゃなくて
組織犯罪に巻き込まれていた…。
むしろ 進んで加担していたと
言えますねぇ。
もし アカウントが盗まれて
勝手に
不正使用されていたとなれば
普通は 警察に通報するでしょう。
美由紀さんは 自らの意思で
不正出品を行っていた
という事です。
ところで 冠城くん。
はい。
3日以上も前に発送したものが
なぜ まだ
届いていないのでしょう?
(杉下の声)
美由紀さんの遺体ですがね
不自然でしたよねぇ。
もしかしたら
あそこに置いてあったものを
美由紀さんが抱えて
転落した…。
いや…
あくまでも可能性ですがね。
ちょっと 聞きたい人がいます。
ありがとうございました。
どうも。
亡くなった美由紀さんは
「Ayako」というアカウントを
フォローしてました。
アカウントを調べたら
やっぱり あなたでした。
どうして あの時
話してくれなかったんですか?
たまたま よく取引してたのが
その自殺した方だったかも
しれませんけど
面識はありません。
偶然なんです。
(ため息)
じゃあ これは?
あの夜 美由紀さんは この事で
あなたに 何か
話があったんじゃないですか?
同じ時期に 同じ映画のチケット
買ったりしてますよね。
一緒に出かけたりするような
親密な仲になった。
あなたなら
何か知ってるんじゃないですか?
なんの事か わかりません。
では 納得のいく説明を
お願いします。
なぜ あなたが
美由紀さんとの関係を
隠していたのか。
確かに 美由紀さんとは
フリマアプリを通じて
仲良くなりました。
きっかけは ささいな事です。
~
(携帯電話の着信音)
(美由紀の声)「この服は
どのくらい着られたんですか?」
(携帯電話の着信音)
(絢子の声)購入交渉が
いつの間にか
世間話になってました。
時間を忘れて
人とおしゃべりするなんて
久しぶりで…。
連絡先を交換して
会うようになったんです。
でも 最近 連絡が取れなくて
どうしたんだろうと思ってました。
そしたら 急に
変な話を持ちかけてきたんです。
(絢子)何?
クッションの下。
~
いい儲け話があるんだ。
一緒に どう?
(絢子の声)それでわかりました。
美由紀さんは
フリマアプリにハマるうちに
一線を越えてしまったんだって。
きっと ノルマかなんか
あったんだと思います。
それで 私を誘う以外になかった。
あっ… もちろん 断りました。
それ以来 会ってません。
あの夜も?
はい。
だから
どうしようもなくなって
飛び降りてしまったんじゃ
ないんですか?
もう いいですか?
知ってる事は 全部 話しました。
そろそろ行かないと。
お忙しいところ すみませんね。
~
(ため息)
絢子さんは
何かを隠しているようですねぇ。
ええ。 橋の上で会った時
きっと 美由紀さんは
指輪を出品する前だったんです。
どうすればいいか
悩んでいたに違いありません。
ですが 結局は出品した。
君を頼らずに。
外(中野大樹の泣き声)
あれ?
外(大樹の泣き声)
あの子は 絢子さんの…。
だから 絢子さんは
ここで働いてるんですね。
ビルの清掃の時も そうでした。
子供と一緒にいられる仕事を
選んでいるのでしょう。
(大樹の泣き声)
どうしました?
ご家族の方ですか?
あっ いえ。 ちょっと…。
どうしたのでしょう?
今朝から食欲がないんですよ。
おやおや…。
なんか 変なものでも
食べちゃったのかな?
この子 なんでも すぐ
口にしちゃうんで。
すいません。
あっ…。
(大樹の泣き声)
~
何か わかりましたか?
(角田)おう…。
一応 不審な取引をしている
優良アカウントをもとに
分布図を作ってみたんだがな
年齢も性別も職業も住所も
まるで 共通点がない。
何を基準に 仲間に
引き入れているのか わからんな。
どういう事です?
気になりますねぇ。
(小松)課長。
(角田)おう。
(小松)不正出品していた奴らを
捕まえてきました。
(角田)
よし。 早速 事情を聴こうか。
あっ…
その取り調べ 僕もいいですか?
…もちろん。
ごめんなさい!
何も知らなかったんです!
ああ?
お金に困ってる遺族のために
遺品整理を手伝ってほしいって
頼まれて…。
ずっと ボランティアだと…!
(小松)「はあ?」
なんでだよ!
俺だって被害者だろ。
だまされてたんだから。
いいバイトがあるって。
変だと思ってたんですよ。
こんなうまい話
あるわけないって。
売り上げの10パーも
もらえるんだから。
だったら なんで…。
子供の学費が…!
(泣き声)
どうやら 相手に合わせて
勧誘の仕方を変えてるみたいだな。
心のくすぐり方が
よくわかってる。
問題は その見極めを
どのように行っていたかですねぇ。
うん…。
(キーボードを打つ音)
あっ…。
あれ?
気が散るんですけど。 何か?
何か わかったか?
まあね。 僕に感謝しますよ。
アカウント所有者の住所を
勤務先所在地で
作り直してみました。
(キーを押す音)
(青木)緑が
1年前に使われてたやつ。
青が5カ月前。
で 赤が
今 使われてるやつ。
場所が移動してる…。 なんで?
知りませんよ。
それは そっちの仕事でしょ。
…うん。
よろしく。
(青木)は?
~
あっ… ちょっとすいません。
中野絢子さん
いらっしゃいますか?
今日は もう上がりましたけど。
(杉下の声)
冠城くんが来ませんでしたか?
来ましたよ。 そして
礼も言わず 出て行きました。
これを見て。
(キーを押す音)
そういう事でしたか…。
(携帯電話の着信音)
杉下です。
ええ。 僕も 今 見ました。
アカウントの一群に
絢子さんが清掃しているビルが
含まれています。
しかし 美由紀さんがいた
ネットカフェは含まれていません。
犯罪に関わっていたのは
実は 絢子さんのほうだった…。
ええ。 それに
絢子さんの出品リストには
削除したと思われる箇所が
ありました。
(冠城の声)
毎日のように出品してるのに
ところどころ
日付が飛んでるんです。
不正出品したものを
削除していたわけですね。
自分が犯罪に関わっていた事を
隠すために
美由紀さんを突き落として
その証拠を持ち去った…。
(子供のはしゃぎ声)
ちょっと すいません。
あっ… 大樹くんのお迎えは?
いえ まだ…。 今日は遅いですね。
…絢子さんがいません。
まだ捜査が続いている事を知って
犯罪グループが
警戒したのでしょう。
絢子さんは どこかに
連れ去られたに違いありません。
課長。
ネオゴーストが
出入りしている場所
わかりますか?
(柴田)あー… 言ったよな?
裏切ったら
お前も あの女みたいに殺すって。
だから 私 何も…。
(柴田)自殺で済んだ話を
まだ あの刑事2人が
しつこく調べてんのは
おめえが なんか
余計な事 言ったからだろうが!
ほ… 本当です。 私 何も…。
おい いいか?
今度 なんかしたら
ガキの命はねえからな。
絶対 何も言うなよ。
はい…。
わかったな。
外(物音)
あっ! うっ…。
~
しつこい男は 嫌われるよ。
なんだ お前。 オラァ!
この野郎! オラァ!
(殴る音)
(殴る音)
うわっ!
てめえ…!
(柴田)イテッ…!
あ… ああ…。
うわっ!
うわっ ああ…!
~
外失礼します。
あっ 大樹…! よかった…!
ああ… ああ…。
本当の事 話してくれますね?
お母さん。
…お願いします。
絢子さん。
わからないですよね。
きちんと
社会の一員になってる人には。
一人で子供を抱えて
毎日の生活に
追われるようになったら
いつの間にか
居場所がなくなってた。
一日中 電話もメールもない。
だけど フリマアプリ始めたら
たくさん連絡が来るの。
(携帯電話の着信音)
(絢子の声)携帯が鳴るの。
(絢子の声)「イイネ!」がつくのが
嬉しくて
購入者とのやりとりが楽しくて…。
~
(絢子の声)売る物がなくなっても
やめられなくなった。
美由紀さんも同じです。
繋がりを求めてたんです。
(絢子の声)ネットカフェに
住むようになったのも
誰かといる安心感が
欲しかったからだって。
通じ合うものがありました。
だから 最初は
美由紀さんと知り合って
連絡する相手ができて
嬉しかったんです。
でも 知れば知るほど
嫉妬するようになって…。
嫉妬…?
(絢子の声)美由紀さんの
出品リストを見るたびに
不愉快な気持ちになりました。
ここに集まる人たちは 誰も
美由紀さんが ネットカフェに住む
寂しい女だなんて思ってない。
美由紀さんは
フリマアプリを上手に使って
違う自分を演じてたんです。
ずるいって思った。
だって 私は…。
~
(野口)これ 中野さん?
あっ… はい。
やっぱり。
名前で そうかなって。
大樹くん これ着てたし。
ああ… なんていうか
生活感 丸出しですね。
(野口)フフ…。
(坪山)宅配です。
あっ はい!
いつもお疲れさまです。
これ… 外 寒いですよね。
ありがとうございます。
サインお願いします。
はーい。
まだ配達あるんですか?
(坪山)ええ… まだ ちょっと。
大変ですね。
(坪山)フフ…。
話し相手とか いないんだ?
(絢子の声)つまらない人間だと
言われてるようで
恥ずかしくて…。
悔しかった…。
(絢子の声)そんな時
柴田と知り合ったんです。
あの… よかったら どうぞ。
あっ… すいません。
ありがとうございます。
(絢子の声)いい人という印象しか
ありませんでした。
(絢子)あっ すいません。
(絢子の声)それから たびたび
顔を合わせるようになって…。
へえ~。 いや 実は 俺
前に 宝石売ってたんですよ。
へえ~。
在庫抱えて困ってて…。
ウルカエールで
出してるんですけど
ちっとも売れなくて…。
…手伝いましょうか?
あなたが削除していた出品物を
運営側に調べてもらいました。
これで
理想の自分になれたわけだ。
でも すぐ 目が覚めました。
(絢子の声)ケースの中に
ロッカーキーを見つけたんです。
ああ… だまされてたんだと
わかりました。
そしたら…。
いいよ。
言えば? 警察に。
あんたも捕まるけど。
お母さんが刑務所の中で
この子は大丈夫かなあ?
はっ…。
裏切ろうなんて思うなよ。
なっ?
(絢子の声)脅されて
続けるしかありませんでした。
でも なんとか抜け出したくて…
もっといい代わりを
連れてくるから
見逃してほしいって…。
美由紀さんを
身代わりに紹介した。
でも 結局
あなたも解放されなかった。
事情を知った美由紀さんは
報復されずに この犯罪から
抜け出す方法はないかと考えた。
コンビニの防犯カメラに
それが映っていました。
美由紀さんは 深夜のコンビニに
わざわざ
いくつもの荷物を持ち込んだ。
1人しかいない店員が
裏に行ってる間に
指輪ケースだけ
回収するためです。
端末機とレジで
手続きは終えているので
発送済みの通知が
相手には送られます。
配送物の紛失を装ったわけです。
ロッカーキーが相手に渡らず
3日経てば
ロッカーの利用期限が過ぎて
係員が開ける。
そうすれば 犯罪が明るみに出る。
だけど その3日目の夜に
美由紀さんは死んでしまった。
恐らく 自分のした事で
あなたに 何か
危害を加えられるんじゃないかと
心配して
あのビルに行ったんです。
でも… 会ってません。
(絢子の声)気づいたら もう
下が騒がしくなってて…。
~
(絢子)すいません。 すいません。
~
余計な事すると お前も ああなる。
(絢子の声)怖くなって
何も言えませんでした。
それでは あまりに
美由紀さんが報われませんねぇ。
だって…
しょうがないじゃないですか!
ほ… 他に
どうしたらよかったんですか!?
相手は 何をしてくるかわからない
人たちなんですよ!?
はあ…。 私がいなくなったら
大樹は どうなるんですか!?
最後
美由紀さんが抱えてたものに
何か 心当たり ありませんか?
ですから それは…
柴田が そのロッカーキーを
取り返そうとしたんじゃ
ないんですか?
彼らなら 暴力に訴えるはずです。
ですが 現場に
争った形跡はありませんでした。
絢子さん
美由紀さんの無念を晴らせるのは
あなただけです。
なんでもいいんです。
何か思い出せる事は
ありませんか?
どんな事でも…。
あっ… お… 音?
音がしました。
音?
掃除機を切った時に ガラガラと
何かを転がすような…。
ガラガラ…?
なるほど…。
失礼します。 あの ちょっと…。
外(大樹の泣き声)
どうしました?
大樹くんが吐いちゃって…。
(絢子)えっ!?
外(大樹の泣き声)
大樹くん 吐きましたか。
はい。
吐いたものは… どこに?
…えっ?
何をお捜しですか?
捜し物は これですね?
あなたのポケットに付いた
その赤い色が
ずっと気になっていました。
それ 大樹くんの指に付いていた
クレヨンですよね?
ボタンは 絢子さんの
息子さんの所にありました。
あの夜 あなたは このビルに
入っていないと話してたのに
なぜ 大樹くんが
持っていたんでしょう?
優良アカウントを隠れみのに
違法取引を行っていた
犯罪組織があります。
アカウントの所有者たちの
グループ分けをしてみたところ
この一年で
3回 場所が移っていました。
それは なぜか。
あなたの配達地区が
変わったからです。
ええ つまり 犯罪に利用された
アカウントの所有者たちは
全て あなたの配達地区から
選ばれていました。
受け渡しの対応で
その人がどんな人かわかる。
ベテランのあなたなら
相手が寂しい人かどうか
話し相手を求めてる人かどうか
すぐわかったでしょう。
そうやって
利用できそうな人を探して
情報を売っていた。
…知りません。
あなたが情報を売っていた
柴田という男は
すでに捕まっています。
あの夜 何があったんですか?
(柴田)今日で3日目だ。
あのロッカーキーが
見つからないと
まずい事になる。
この美由紀とかいう女が
もしかしたら 中野絢子に会いに
ここにやって来るかもしれない。
見つけたら
2人とも 捕まえておいてくれ。
(台車を押す音)
(坪山)あっ…!
絢子!
お友達は もう
掃除に行ったみたいだね。
言ってた…
優しい配達員さんがいるって。
ちょっとした世間話をするのが
楽しみなんだって…。
こんな身近に潜んでるんだ
あなたみたいな人が…!
そこにあるんだね?
ロッカーキー。
(携帯電話の操作音)
(坪山)返しなさい。
女が見つかった。
すぐ ビルに来てください。
(電話を切る音)
(坪山)ほら すぐ彼が来る。
痛い思い したくないだろ?
今のうちに 返しなさい!
(美由紀)あっ! うわあっ!
(美由紀)絢子!
(坪山)おい 待て!
この子がどうなってもいいのか!?
待って! 待って…!
(窓を開ける音)
ここから落とすぞ!
さっさと返せ!
(杉下の声)
そうして抱えられている時に
大樹くんは
あなたのポケットのボタンを
取ってしまったのでしょう。
あんな小さい子を
人質にとるなんて…!
でも 違う。 私じゃない。
突き落としてなんかいない。
やってないんだ。 本当だ。
(坪山のすすり泣き)
美由紀さんを襲ったのは
あの坪山という配達員でした。
えっ…?
そんな… あの人が…?
ですが 彼が突き落としたのでは
ありません。
美由紀さんが 大樹くんをかばって
転落したんです。
えっ…?
~
(杉下の声)大樹くんは 奇跡的に
無傷で助かりました。
そして 母親のあなたを求めて
自分で部屋に戻ったとしか
思えません。
まさか… そんな事…。
~
大樹くんは 手に握った
坪山のポケットのボタンを
飲み込んでしまっていました。
赤いクレヨンという証拠を残して。
大樹くんは
助けてくれた美由紀さんのお礼に
証拠を
守り通したのかもしれません。
~
美由紀さんの
ネットカフェの個室にありました。
商品と一緒に あなたが
同封したのではありませんか?
~
こんなの まだ 取ってたの…?
自分にとって
なんでもないものでも
他の誰かのためになる。
フリマアプリとは
そうしたものでしょう。
(杉下の声)
あなたの何げない心配りが
美由紀さんにとっては 何よりも
胸に染みたのでしょうねぇ。
美由紀さんは 危険を承知で
ロッカーのキーを隠したんです。
美由紀さんの言った
やらなきゃいけない事とは
そうやって
あなたの力になる事でした。
美由紀さん 言ってくれたんです。
「10億分の1だね」って。
(美由紀)ウルカエールの出品数
10億超えたんだって。
(絢子)えっ すごーい!
(美由紀)あの日 絢子が出したもの
見つけてよかった~。
えっ?
だって そうじゃなきゃ
この出会いはなかった。
私たち
10億分の1の出会いをしたんだね。
…大げさ!
(美由紀と絢子の笑い声)
そうだ 写メ撮ろう。
(絢子)うん。
ねえ 大ちゃん 写メ撮ろう。
(絢子)よいしょ。
写メ撮ろう。 いい顔して。
おっ。
10億分の1の出会い…。
(美由紀・絢子)に~!
~
あなたの一番の過ちは
手にしたものの ありがたみを
忘れてしまった事だと
思いますがね。
美由紀さんが命をかけて守った
大樹くんの事
これからも
大切にしてあげてください。
それがいいですね。
~
~
(絢子のすすり泣き)
おい。 また 暇に戻ったか?
ハハッ… 今回は世話になったな。
おかげで ネオゴーストの連中を
摘発する事ができた。
こちらこそ。
だよなあ。
じゃあ ちょっと手伝え。
えっ 今から?
よいしょ。
では 僕は お先に。
あっ ちょっと…
1人にしないでくださいよ。
俺たちだって 10億分の1の
出会いかもしれない仲でしょ?
…ちょっと違うと思いますね。
あっ ちょっと…。
俺も 違うと思うぞ。
(ため息)
あっ…。
んっ? お… おい!
(角田)おーい!
暇なら手伝っていけよ!
奥さんが失踪したというのは…?
血を拭き取った跡ですねぇ。
(角田)理想の夫婦の賞とか
取ってるはずだよ。
(青木)これは 夫がDVの末に
妻を殺した殺人事件ですよ。
理想の夫婦がDVですか。
「相棒シーズン17」第14話あらすじや期待の声
第14話あらすじ
ある夜、亘(反町隆史)は学生時代から懇意にしている犯罪心理学のコメンテーター・坂崎(宮川一朗太)から連絡を受ける。突然、妻の絵美子(東風万智子)が姿を消してしまったという。亘が右京(水谷豊)と共に坂崎家を訪れると、現場には絵美子のものと見られる血痕と何者かが侵入した形跡が残されていた。坂崎から事情を聞くと、絵美子は元人気キャスターで、最近ストーカーにつきまとわれていたらしい。
ところが、その直後、ストーカーから送られてきたとされるメールが、坂崎のパソコンから発信されていたことや、坂崎が絵美子にDVをしていたことを示唆するSNSのやり取りが発見される。世間から「理想の夫婦」と評されていた2人だけに、亘もにわかには信じられないが、“坂崎の犯行”を裏づける証拠が次々に見つかり、元人気キャスターの失踪は一転、夫によるDV殺人の可能性が濃厚に。さらに、坂崎には世間を欺く“別の顔”があることも判明して…!?消息不明の元人気キャスターの安否は果たして・・・!?
理想の夫婦に潜むイメージと正反対の裏の顔とは!?
愛憎のもつれが、やがてさらなる悲劇を呼ぶ!
第14話の反応と期待の声
来週は真一さんの彼女が! #相棒#まんぷく pic.twitter.com/6tUcXVRXZr
— na (@barabara128) 2019年1月30日
まんぷくファンにはタイムリーで嬉しいゲスト!
おや、来週は宮川一朗太くんが出るのか!楽しみ〜。 #相棒
— Sawako (@sawaco) 2019年1月30日
優しい男かと思いきや、、、、?
#相棒
次回も行方不明になったキャスターを追跡する話か
これも面白そうですね— houzakikai@なんとか廃人 (@houzakikai) 2019年1月30日
社会的な問題を取り上げてますね。
第14話の展開予想
宮川一朗太さん演じる優しい夫が、本当はDV夫だったという展開。どんなサイテー男に演じてくれるのか、ちょっとわくわくしますね。はたして、元人気キャスターの妻は見つかるのか?右京さんの活躍に目が離せません。
「相棒シーズン17」の見逃し配信を無料視聴する方法
「相棒シーズン17」第13話のネタバレ感想やあらすじの紹介まとめ
今回は…フリマアプリを使った裏社会の闇を目の当たりにしましたね。シングルマザーの孤独を描いた考えさせられる回でした。
本記事では、『相棒season17』の第13話の詳細のネタバレと感想やあらすじを紹介しますので是非参考にしてみてくださいね。