2019年春、テレビ朝日系列土曜ナイトドラマ枠は高橋一生・斎藤工・滝藤賢一さんトリプル主演の『東京独身男子/AK男子』が4月13日スタートです。
その昔、「独身貴族」と呼ばれ、のちに「結婚できない男」が誕生し…今スポットが当たるのは“あえて(A)結婚しない(K)”男子=AK男子!
3人の独身アラフォーが巻き起こす愛すべき男たちの結婚をめぐるラブコメディ。
こちらの記事では『東京独身男子/AK男子』の第5話のネタバレ感想とあらすじを紹介します!
「東京独身男子/AK男子」第5話あらすじや感想とネタバレ
第5話あらすじ
ついに太郎(高橋一生)がかずな(仲里依紗)と結ばれることを決意した矢先、目の前に現れたのは、元恋人で海外へ旅立ったはずの舞衣(高橋メアリージュン)だった!
慣れない海外での新婚生活、そこで起こった喧嘩をきっかけに帰国したと言う舞衣。行きがかり上、太郎、かずな、舞衣の奇妙な共同生活が始まって…!?
同じ頃、岩倉(滝藤賢一)と三好(斎藤工)は、透子(桜井ユキ)を巡り激論に…。勢いで三好は自身の“元気問題”を暴露してしまう!
ほどなくヘッドハンティングの誘いを受けた太郎だったが、かずなと舞衣、それぞれから違う意見をぶつけられ、大混乱。そして、結婚するということは、自分の人生を誰かとシェアすることなのだと、改めて痛感する。
そんな中、父・和雄(小野武彦)の看病の御礼にと、透子をささやかな食事会に招待した岩倉。しかし、そこへ三好と太郎が押しかけ、かずなと舞衣も加わり、一堂に会した6人は波乱模様で…さらに思いもよらぬ人物まで現れ…!?
第5話の感想やネタバレ
第5話の感想
第5話のネタバレ
舞衣…。
〈別れたはずの彼女〉
〈ええっと 結婚したはずで…〉
〈なんだ? この状況〉
〈と いつもは比較的冷静な
俺の思考が乱れてる間
三角関係に陥っている
友人たちは…〉
(日比野透子)表だったらボス
裏だったら三好さん。
(三好玲也)やった 裏!
イエス! イエス! イエス!
〈そうだ 俺は 今は かずなと…〉
ごめんね 突然。
私…。
(かずな)あれ? 舞衣さん?
どうしたの? 大丈夫?
あっ よかったら上がって。 ねっ。
はいはい 上がって 上がって。
はい はい。
さあさあ さあさあ…。
どうぞ どうぞ。
(かずな)今日 帰国したの?
シドニーから。
(舞衣)空港から そのまま…。
ありがとう。
(はなをかむ音)
(かずな)で 何があったの?
立樹が シドニーに
新しいお店
オープンするっていうから
だから ついていったの。
妻として 彼を支えたくて。
でも 家に全然いなくて…。
研修だとか
原価コントロールが難しいとか…。
で 買い物のついでに
店に寄ったら…。
立樹 買い物 行くけど…。
(糸井立樹)
いや だから 誤解だって…。
誤解? キスしてたじゃん!
(糸井)いや… 向こうが 急に…。
急に? そう見えなかったけど!
隙があるからじゃない?
本当に 何もないから。
仕事も辞めて
家でも ずっとひとりで…。
私が こんなに我慢してるのに!
(ため息)
ねえ
本当は こう思ってるんだろ?
石橋さん…。
せっかく再会した元カレを
振りきって
ついてきてあげたのにって。
そうだよ。
後悔してる。
それなら
もう別れようって言われて。
ひと足先に戻ってきたの。
で 気づいたら ここに…。
でも ごめんなさい。
迷惑でしたよね。
2人 たしか 結婚するって…。
付き合ってるんだよね。
結婚を前提に。
あっ… ああ はい。
お… おかげさまで順調に…。
あっ もう ここで一緒に…。
(かずな)
結婚も 日取りが決まり次第…。
(舞衣)おめでとうございます。
もう大丈夫。 お騒がせしました。
見送り… 見送り 行くでしょ。
ごめん お金 貸してくれる?
ああ…。
2000円しかなくて。
もちろん。
(舞衣)ごめんね。
舞衣さん…。
今日は もう泊まっていったら?
え…? えっ いいの?
ああ… 3人一緒でよければ…。
ありがとう。
(チャイム)
太郎ちゃん?
ちょっと待って…。
もう なんで こんな事に…。
ちょっと待って ちょっと待って…
太郎ちゃん 待って…。
なんで こんな事に…。
3人一緒って…。
かずなと舞衣が 家 泊まるって
何? この状況!
カオス!
ちょっと… ちょっと…。
今日 泊まっていいでしょ?
だって 部屋 余ってるんだから。
一回 パジャマ取って 戻って…。
いるんだよ 先客が!
どうも。
こっちもカオス?
もしかして帰るの?
なんか 取り込み中みたいだから。
今日は
石橋さんについててあげて。
じゃあ。
くっ…。
(わめき声)
ごめんって。
(岩倉和彦)ああ そう。
結局 一線 越えなかったんだ。
へえ。
本当 太郎ちゃん 邪魔だったから。
本当に!
ごめんって。
ところで 大丈夫なの? お父さん。
こんな夜更けに押しかけて。
ああ。
もう 夜は つついても起きない。
元気なもんだよ。
お前より よっぽど。
はあ?
えっ 何? なんの話?
なんでもない。
その話は 一切しない。
話しとけよ 太郎ちゃんにも
元気問題。
一切しない。 無!
何も からかって
言ってるわけじゃなくて
我々 アラフォーが直面する
現実 情報をさ
共有してほしいわけよ。
無!
あっ 何 三好が
メンズヘルスクリニック
通ってるって話?
えっ?
知ってたの?
知ってるも何も だって
部屋に 薬 置いてあるの
知ってるし…。
ああ そうなの? っつって。
全然 気づかなかったよ。
あっ じゃあ もう話せるか。
今 思えば
小さな兆候はあったんすよ。
あれは 3カ月ぐらい前に…。
そんな事より 俺の話。
そんな事?
あっ 舞衣ちゃん?
驚いたな 突然。
だって
結婚 何週間? 3週間? 何?
いくらなんでも早すぎでしょ。
まさかのブーメラン現象。
ブーメラン現象?
うん。 いわゆる恋愛力学。
付き合っている間
イーブンな関係など存在しない。
必ず 尽くすほうと…。
ちょっと これ貸して。
尽くされるほうに分かれる。
うん。
太郎ちゃんのほうが
気持ち 大なり。
俺の場合?
うん。
しかし しばしば
このブーメラン現象が起こる。
愛をもらった分
尽くされたほうは忘れられず…。
ありがとう 太郎くん。
何かあると その人を思い出し
いざ 何か起きると
その人に戻ってしまうという
ブーメラン!
書いとけ アジェンダに。
「尽くすと相手は戻ってくる」。
うん。
「恋のブーメラン現象」。
って事は 舞衣…。
戻ってきたって事? 俺んとこ。
あっ… おはよう。
少し休めた?
うん。
散歩がてら パン買ってきた。
ああ… あそこのでしょ。
うん。 6時半からやってるんだね。
そう 早いんだよね。
(かずな)あっ…
太郎ちゃん どうしたの?
コンビニ行ったっきり
全然 帰ってこないから。
うん ちょっと
岩倉さんとこ行ってた。
ああ…。
ああ 舞衣さん。
パン よかったら食べて。
ああ… あっ でも…。
(かずな)太郎ちゃん
最近 朝は シリアルだよね。
ああ… うん。
(舞衣)あっ お皿って あるかな?
お皿はね これ… これかな。
(舞衣)ああ ありがとう。
はい。
(かずな)で コーヒーはブラック。
うん。
(かずな)はい どうぞ。
あっ ありがとう。 熱っ!
(舞衣)
えっと トースター借ります。
はい どうぞ。
(かずな)あっ そうか 牛乳 牛乳。
あっ 牛乳ね。
大丈夫 大丈夫。 いい いい…。
ごめん ごめん…。
(舞衣)これでいいのかな?
それでいいの。 それでいいみたい。
大丈夫。 それで大丈夫。
(かずな)お皿 もう一枚…。
(舞衣・かずな)美味しい?
う… うん。
そろそろ…。
(かずな)うん。
行かないと。
(かずな)私も準備しないとな。
(舞衣)私も シャワー借りていい?
はい どうぞ。
外(流水音)
今晩は もう 友達のところに
泊まりに行くんだよね?
うん。 さっき そう言ってた。
あっ…。
ごめんね 気ぃ使わせて。
ううん。
また 今度 泊まりに来るね。
あっ ちょっと ごめん。
うん。
(作動音)
うん?
風量が…。
それはね…。 乾燥するなあ。
しんどい…。
おはようございます。
(加藤泰司)ああ おはよう。
あっ 愛妻弁当ですか?
ああ… 昼飯代の節約。
昨日の残りもんだよ。
結婚したら 好きな時に
好きなもの食べられない。
洗面所も取り合いなんだ。
うん?
あっ… いいですね 愛妻弁当。
(加藤)ああ…。
(かずな)なんで 今さら
戻ってくるのよ? 竹嶋舞衣。
都合のいい時だけ戻ってきて
太郎ちゃん
利用しようとするなんて
そんなの許せる?
ああ もう 早く
旦那のところに戻ってほしい!
(谷川理子)
大林様 ご予約変更との事です。
(渡辺早紀)院長に確認してくる。
(かずな)私 行く。
負けるぞ お前。
(かずな)えっ?
知ってんだよ。
朝から嫉妬めいた事 グチグチと。
あのな 太郎ちゃんを
本気で死守したいんだったら
正々堂々 余裕を持って振る舞え。
なっ?
ああ… 以後 気をつけますけど
自分は どうなのよ?
うん?
あの 例の美女。
岩倉さんとの三角関係。
ハハッ…
俺を誰だと思ってるんだよ?
北陸が生んだ男前だぞ。
うん?
うん?
うん?
うん…?
フフッ… あっ つまり その彼女は
お兄ちゃんを選んだってわけ?
そう もちろん。 多分…。
争点は
解雇の手続きの妥当性ですね。
すぐに判例を調べて
見通しを立ててくれ。
わかりました。
(携帯電話の振動音)
はい。
親父が?
呼吸困難!?
すいません
行き先 変えてください。
湯浅さん 親父は?
(荒い息)
(湯浅良子)吐き出しました!
この豆大福。
えっ?
私が
背中 バッチンバッチン叩いたら
ポロンって飛び出して。
じゃあ 呼吸困難って…。
(岩倉和雄)三途の川に
母ちゃんの おったばい。
手招きばしとるけん
走って逃げたさ。
ハア…。
ハア…。
ハア…。
よかったですね
大事に至らなくて。
ハア…。
ハア…。
大丈夫ですか?
うん。
このあとの予定ずらせるか
聞いてみます。
何が起きても覚悟はしてる。
そう思ってたけど…
いざとなると 弱いもんだな…。
(小川雄太)石橋! こっち こっち。
うん?
ちょちょ ちょちょ…。
えっ?
お前と話したいって。
えっ?
あれ? ちょっと…。
(吉岡竜造)石橋さん。
はい。
初めて お目にかかります。
ヘッドハンティング?
ああ。
外資系の
コンサルティング会社から。
へえ。
(吉住レイカ)はい いつもの。
サンキュー。
去年やった
産業動向報告会の発表を聞いて
俺に興味持ってくれたみたいで…。
あっ 岩倉さんは?
なんか 今日 親父さんに
ついててやりたいって。
で 条件は?
仕事は 今と ほぼ一緒。
戦略系ファームで年俸制 賞与別。
で ざっと見積もって
給料は今の2倍。
すげえじゃん。
ちょっと考えちゃうけど…。
でも 別に 今の職場に
不満があるわけじゃないし
このままいけば
定年までは保証されるわけだしさ。
仕事では引く手あまた。
恋愛はブーメラン現象。
もしかして 太郎ちゃん モテ期?
えっ? そうかな フフフ…。
まあ 積み重ねてきた結果かな。
一年一年 努力してきた結果が
こう パッと花開いたっていう
正直 そういう実感はあるね。
きた 太郎節!
まあ 恋愛にしても
三好の言うように
舞衣は
忘れられないのかな? 俺の事。
自分で言うか。
ハハハ…。
まあ… でも 今はさ…。
(携帯電話の着信音)
あっ… かずなからだ。
えっ?
まずいな 帰らないと…。
帰ったら 奥さん2人状態か。
太郎ちゃんのモテ期は続くね。
一緒に帰ろう。 一緒に。
はあ? えっ 俺も?
レイカちゃん ごめん。
ちょっと 帰ろう…。
俺も? なんで?
うん 無難にうまいな。
(かずな)そのためのカレーだから。
(舞衣)うん? 美味しいよ。
あっ ありがとう。
(かずな)あっ…
で どうするの? 太郎ちゃん。
何が?
ヘッドハンティングだよ。
(舞衣)すごいね。
キャリアアップ おめでとう。
いや まだ 決まったわけでは…。
30代 銀行員
転職するなら 今が売り手市場。
あっ でも
年齢的にラストチャンスか。
確かに…。
(かずな)
うん… でも 年俸制だっけ?
一年ごとに更新って事は
年収下がっちゃう場合
あるんじゃないの?
それは まあ ねえ
その可能性は…。
(かずな)うん まあ
無理する必要ないと思うけどな。
そっか…。
太郎くんだけの問題じゃ
ないもんね。
結婚したら
家買って ローン組んで
子供の事も考えて…。
そんな時期に転職
かずなさん 不安だよね。
あっ 結婚式は?
大体 いつぐらい?
式?
いや 式も何も…。
越えたの? 越えたの?
(叩く音)
イテッ…。
うるせえ… そういうとこな。
そういうとこな…!
イテッ…。
うるせえ。
越えたの?
うるせえよ…!
あっ 友達…。
帰ってないか 聞いてみる。
うん。
ちょっと 様子見てくるわ。
あの涙は 一体…?
お兄ちゃん わかんない?
女の涙には 要求が隠れてるって。
要求?
決まってんでしょ?
太郎ちゃんに突きつけてんの。
「自分を見て」ってね。
(ため息)
あっ…。
連絡取れた? 友達と。
アユミちゃん 元同僚。
なんか…
出張で 明日まで戻らないって。
そうなんだ。
ごめん。
いや うちは別にいいよ。
ただいま。
あっ おかえり。
あっ ごめんね 手伝わなくて。
ううん!
あっ そうだ
お風呂 どうする?
(舞衣)私は あとで大丈夫。
ああ…。
あの 先に…。
ううん。
いや 先に。 私 あとで大丈夫。
どうぞ どうぞ。
あっ でも 着替えが…。
いいよ…。
(かずな)あっ 太郎ちゃん
着替え 貸してあげて。
あっ いいよ。
(舞衣)ごめんね。 ありがとう。
半袖 長袖… わかんない
どっち? どっちがいい?
(かずな)どっち?
(舞衣)どっちでも…。
自分のベッドが恋しい…!
その言葉 そっくりそのまま
お返ししますよ。
よいしょ。
結婚したら ずっとなんだよな?
えっ?
結婚したら
誰かが ずっと家にいるって事で
空間まるごと全部
他人とシェアする
って事なんだよな?
それな。
俺なんかさ 最後 元嫁に
「邪魔だ」って連呼されてたもん。
テレビ見えない 邪魔だ。
ひとりで ゆっくり寝たい 邪魔だ。
存在そのものが邪魔だ…。
もうさ 名前が「邪魔」なのかって
思うほどだったんだ。
自分の仕事だって…。
自分のキャリアなのに
自分で決められない…。
くーっ…!
そうだ。 岩倉さん
大丈夫かな? 親父さん。
ああ…。
明日 見舞いにでも行くか。
…だな。
よいしょ。
三好 体 温かいね。
だろ?
寝汗とか すごい?
すごい。 半端じゃない。
俺 もう 人型みたいになる。
なる。 なる? 俺も。
(鼻歌)
わざわざ
見舞いに来てくれたと?
よかったです お元気そうで。
すまんね どうも。
ところで 岩倉さんは?
ん? うん?
(チャイム)
岩倉さん?
(和雄)ジャーン。
げっ… なんで お前ら…。
ちょうど
太郎さんたちが来らしたけん
お通ししたばい。
余計な事を…。
聞きましたよ。
なんでも 今晩 ここに
部下の日比野透子さんを
ご招待するそうですね。
いや お見舞いに来てくれるって
言うから
せっかくだし 飯でもと。
わざわざ
外 行くほどでもないし。
同じマンション内に
わざわざ借りたゲストルーム。
めったにしない料理を
振る舞う準備
そして テーブルには花が…。
伝わります…
下心が ひしひしと!
ハハハ…。
だから ただのお礼だって!
昨日 親父が倒れたところ
たまたま居合わせて
手伝ってくれたからさ。
なら 俺らも一緒に。
えっ?
料理は 太郎が作ります。
えっ 俺?
せっかくだからさ
みんなで快気祝いしましょうね
お父さん ねっ。
ハハハハ…!
ねっ!
ハハハハ…!
(ため息)
三好…!
(かずな)はい
いろいろ買い足してきた。
あっ ありがとう。
(舞衣)はい 岩倉さんから。
よーし 作るぞ!
なぜか
急に こういう事になって…。
騒がしいけど
まあ ゆっくりしてって。
ありがとうございます。
これ 上 置いとくね。
お願いします。
あれ? あれれ? おかしくない?
賭けに勝ったのは俺だよね?
出たのは裏。 裏 俺。
つまり 君は俺。
あれ? おかしいな。
あれは あの晩限り。
もう無効じゃないのかな?
勝負は振り出しって事ですか?
もしかして怒ってます?
ディナー 妨害したの。
いや… かえって助かった。
2人だと
柄にもなく緊張しそうだったから。
ふう…。
(鼻歌)
お待たせしました。
(一同)おお!
さすがですな。
メインは もう少々お待ちを。
(舞衣)はーい。
うん! うまか!
よかった。
いただきます!
どうぞ。
取っちゃお。
取って 取って。
料理は最高だけど…
こんな上手な人が彼氏だと大変。
どうして?
だって いつも作らせるわけには
いかないし
かといって 代わりに作るのも
ハードル高そうだし。
なるほどね。
料理できる男 駄目ですか?
モテると思ったんだけどな。
ハハハ…。
(和雄)透子さんは どがんね?
今 誰もおらんかったら
うちの嫁に来んね?
(一同の笑い声)
はいはい。 みんな 無視して。
(舞衣)でも 岩倉さんって
独身主義じゃないんですか?
AK男子。
「あえて結婚しない男子」。
そう呼んでる。
(舞衣)AK?
うん。
別に 俺は
AKでも 独身主義でもないよ。
いい人さえいれば…。
(舞衣)ふーん。
えっ 三好さんは?
うん?
まあ 最近は
考えなくも なくも なくも…。
(透子)結婚 興味ないな。
誰かに 幸せだって
証明してもらう必要ないし…。
まあ 価値観は人それぞれだけど。
(和雄)まーた…。
あんた方 若い人は
すぐ そがん事ば言う!
(透子)太郎さんは?
その… AK男子?
うーん…。
ちょっと 焼き加減 見てきます。
おっ! よし いい感じ。
ねえ なんなの?
さっきのあれ。
待って 今 運ぶから。
(ため息)
ねえ さっき
ちょっと引いたでしょ?
何が?
まさかAK女子とはな…。
まさに俺の理想です。
いいな お前は 単純で。
そろそろ
最終決着つけましょうよ。
ねえ 何かあるなら言ってよ。
別に何もないよ。
もう気にすんな。
「気にすんな」って
どういう事ですか?
嘘。
だから お前の好きにしろって。
そう言っといて
また邪魔するでしょ?
嘘つかないで。
しないよ!
何? 嘘って。
あっ…。
(和雄)あっ びっくりした!
はあ…。
熱っ!
あっ…。
(舞衣)大丈夫!?
大丈夫…。
熱っ…。
ごめん 太郎ちゃん。
ううん。
悪い…。
俺も…。
太郎さん
そいね 切ったら食べられるけん。
大丈夫ばい。 はい はい。
あっ…。
友達…。
あっ 出張から帰ってきたって…。
もう行くね。
今日は ありがとうございました。
失礼します。
いろいろ迷惑かけて
ごめんなさい。
私も そろそろ…。
三好 送ってやれ。
…もちろん。
(透子)じゃあ。
荷物 上だよね?
かずなちゃん いいよ 俺やるから。
(かずな)あっ 大丈夫です。
さあ… 残った料理 シェアするか。
(携帯電話の着信音)
(着信音)
もしもし。
「あっ 糸井です」
ああ…。
メール ありがとうございました。
舞衣がお世話になったみたいで…。
いえ…。
「こっちが落ち着き次第…」
行って ちゃんと
全ての手続き 終わらせますんで
それまで すみませんが…。
もう行きました。
「えっ?」
さっき 連絡がついたみたいで…。
「旅行会社の元同僚の」
ん? 同僚…?
はい。
確か アユミちゃん… ですっけ?
あっ… 聞いた事ないですね。
(ため息)
もしかして 舞衣さん?
あっ いや…。
悪い事しちゃった 舞衣さんに。
私 なんか
馬鹿みたいに嫉妬しちゃってて。
本当は違ったのに…。
太郎ちゃんが本当に好きなのは…。
舞衣さんでもない 私でもない。
自分。
(かずな)自分自身。
だから ひとりがいい。
誰かといると 息が詰まる。
だったら…
もうやめる。
やめるって…。
バイバイ 太郎ちゃん。
そういえば
アジェンダにあったな。
相手が何考えてるか
わかんない時は
イコール お前に気がないだけ。
なんの話?
俺だけを見てよ。
フッ…。
…って言いたいところだけど
俺に気持ちはないよね。
なら 邪魔しない。
うまくいくといいね。
(和雄の声)なしてね?
なして お前
透子さんば 行かせたと?
惚れとるんじゃなかとや?
(ため息)
結婚できなくちゃ意味ない。
さすがに
老後 ひとりってのは嫌だからな。
みーんな そうたい。
結婚しとっても しとらんでも
子供がおっても おらんでも
関係なかばい。
(和雄の声)結局…
人は ひとりさね。
でも 今
こげん体になって 思うとよ。
今まで 自分に嘘をつかんと
踏ん張ってきたけん
胸 張れるさね。
(和雄)踏ん張ってきたけん…。
(志水 薫)久しぶり 玲也。
薫…。
(薫)最後に会ったのは…
離婚届 書いた時以来?
舞衣!
本当は 行くとこないんでしょ?
友達なんだから 頼んなよ。
舞衣 着替え…。
あれ?
外(舞衣)太郎くん。
あっ…。
着替え…。
やっぱり…
友達じゃ嫌。
(薫)石橋さん。
はい!
(薫)財産全て分けてもらう。
何を今さら…!
(薫)でも まだ ひとり?
独身リスク…。
ひとりで倒れても
誰にも気づいてもらえない。
仕事は続けられない。
俺 身長 縮んでた。
(医師)石橋さん…。
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「東京独身男子/AK男子」第5話ネタバレ感想とあらすじまで更新まとめ
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