【監察医朝顔/ドラマ】ネタバレ感想!最終回まで初回(第1話)から随時更新【上野樹里主演ドラマ】

2019年夏のフジテレビ系列月曜9時枠は、上野樹里さん主演のドラマ『監察医 朝顔』が7月スタートです。

ドラマの原作は漫画『監察医 朝顔』。2006年から『週刊漫画サンデー』で2013年発刊の30巻をもって完結をした医療漫画です。

主演に上野樹里さん、共演に時任三郎さんを迎えて、法医学者と刑事という異色の父娘を描きます。

こちらの記事ではドラマ『監察医朝顔』のネタバレ感想とあらすじを第1話から最終回まで更新していきます!

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2019.07.08

原作・漫画『監察医朝顔』のネタバレ感想やあらすじ

 

原作・漫画『監察医朝顔』のあらすじ

検死とは、一般病死以外の異状死体を検査し、病気、事故、あるいは殺人によるものかの死因を明らかにする重要な作業であり、その際、死体と向き合う法医学者のことを監察医という。しかし、日本における「監察医制度」の普及は東京23区、横浜市、名古屋市、大阪市、神戸市の5都市で、それ以外の市町村では、警察医や警察から依頼を受けた一般の医師により検死が行われているのが現状である……誰もが迎える死の瞬間(とき)。突然死、孤独死、保険金殺人など、その最期のメッセージに込められた真実に、女性監察医・山田朝顔が挑む!!”死”の真実を探るために……感動の法医学ミステリー!!

 

原作・漫画『監察医朝顔』の感想

 

 

 

原作・漫画『監察医朝顔』のネタバレ

 

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2019.07.08

ドラマ『監察医朝顔』あらすじや展開と期待の声

 

ドラマ『監察医朝顔』あらすじ

上野樹里さんが演じるのは主人公の万木朝顔(まき・あさがお)。死因を明らかにし、遺体の“生きた証”を見つけ出すため、時に自身の仕事の範疇を超えてまで懸命に、そして真摯に遺体に向き合う新米法医学者です。そんな朝顔に、父としてだけでなく仕事相手としても寄り添うのが、時任さん演じるベテラン刑事・万木平(まき・たいら)です。朝顔は解剖で、平は捜査で、遺体の謎を解き明かしていくさまをサスペンスフルに織りなすと同時に、遺体から見つけ出された“生きた証”が生きている人たちの心を救っていくさまをハートフルに描いていきます。

一方、朝顔と平はとある過去を抱えています。それは2011年3月11日に発生した東日本大震災。今なお行方不明者がいる中、朝顔の母もそのひとりです。存在自体が“生きた証”である母の遺体が震災で奪われてしまった中、朝顔は誰かの“生きた証”を見つけ出す法医学者の仕事に打ち込み、平は時間があれば遺体を探しに東北へ向かいます。 本作では、各話でさまざまな事件を扱いながら、全話を通して、ぽっかりと空いた母の穴を少しでも埋めようとするかのように肩を寄せ合い、笑顔と涙を繰り返して、少しずつ前へ進んでいく父娘のかけがえのない日々を、あふれるほど情感豊かに紡いでいきます。

 

ドラマ『監察医朝顔』に対する期待の声

ドラマ『監察医朝顔』への期待の声を紹介します!

 

 

 

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2019.07.08

ドラマ『監察医朝顔』初回(第1話)あらすじや感想とネタバレ

 

初回(第1話)あらすじ

万木朝顔(上野樹里)は、神奈川県にある興雲大学の法医学教室に勤める新米法医学者。新米とはいえ、周囲から一目置かれるほどに優れた技量と豊富な知識を併せ持つ朝顔は、実直な人柄で、自分よりもつい相手のことが気になってしまうような愛情深く心優しい女性だ。そんな朝顔は、捜査畑ひと筋の刑事でもある父・ 平(時任三郎)とふたりで、寄り添うように暮らしている。他愛もない会話と穏やかな笑顔。2011年3月11日から変わらない娘と父の日常。そこに母の 里子(石田ひかり)の姿はない。あの日、里子は、父親の 嶋田浩之(柄本明)に会うために、生まれ育った東北のとある海沿いの町に帰省していた。

朝顔が興雲大学の法医学教室に出勤すると、検査技師の 高橋涼介(中尾明慶)、法歯学者の 藤堂絵美(平岩紙)、絵美の夫でベテラン法医学者の 藤堂雅史(板尾創路)がすでに来ていた。野毛山署の強行犯係に異動してくる刑事がハリウッド・スターに似ているらしい、と噂話で盛り上がる高橋と絵美。絵美は、朝顔の恋人で、野毛山署強行犯係の新米刑事・桑原真也(風間俊介)に確かめてほしい、とまで言い出す。

同じころ、野毛山署強行犯係でも、係長の 山倉伸彦(戸次重幸)、刑事の 森本琢磨(森本慎太郎)、新米刑事の 愛川江梨花(坂ノ上茜)らがどんな刑事が来るのか興味津々で待っていた。すると、そこにやってきたのは平だった。

そんな折、野毛山署管内の倉庫で女性が死んでいるとの無線が入る。すかさず現場に向かう平。山倉は、桑原にも同行を命じた。検視官の 伊東純(三宅弘城)は、到着した平たちに、頭部に外傷があるものの詳しいことは解剖をしてみないとわからないと伝え、興雲大学の法医学教室へ連絡する。

連絡を受けた朝顔と絵美は、藤堂が別の解剖に入ったこともあって一度は断ろうとした。そこに、ちょうど旅行から戻ってきた主任教授の夏目茶子(山口智子)は、朝顔に解剖をするよう指示する。

ほどなく、平と桑原が、遺体とともに法医学教室へとやってきた。そこで初めて、平が野毛山署に異動したことを知って驚く朝顔。そしてそれ以上に驚いていたのは、平が恋人の父親だと知った桑原だった。

「教えてください。お願いします」。朝顔は、遺体の胸に手を当てて小さくつぶやくと、茶子の指導の下、遺体の解剖を行った。そこで分かったのは、女性が溺死した可能性がある、ということだった。倉庫で溺死という不可解な話に困惑する一同。平は、桑原とともに現場に戻り、周囲の捜査を進めるが……。

 

初回(第1話)の感想やネタバレ

 

第1話の感想

 

素敵な父と娘ですよね~。父が自然と手を差し出し、娘が自然とその手を取れるって、なかなかできません!

 

私も、上野樹里さんの演技に見入ってしまいました。

 

朝顔の父・平(たいら)は57歳にして強行犯係へ異動。この年齢でも配置換えってあるんですね。

 

表情で伝えるのが上手な女優さんですよね。

 

桑原は捜索していた紙袋を見つけ、大手柄でした!恋人のお父さんの前でいいところを見せられましたね(笑)

 

 第1話のネタバレ

新米法医学者・万木朝顔は、刑事である父親・平(たいら)と二人暮らし。ある日、野毛山署管内の倉庫で30代女性の遺体が発見される。野毛山署強行犯係に異動になったばかりの平は、バディーの新米刑事・桑原真也と現場へ向かう。女性の遺体は、朝顔の職場でもある興雲大学の法医学教室で司法解剖されることに。朝顔と平が親子だとわかり、驚く一同。特に、朝顔の恋人である桑原の顔は真っ青。主任教授・夏目茶子の指示で朝顔が執刀し、溺死の可能性を見つける。プランクトン検査の結果により、平と桑原は現場となった倉庫からほど近い池を調べ始める。女性の遺体の身元が判明し、部品工場を経営する夫・桜井明彦と10歳の娘・早紀が法医学教室へやってくるが、早紀は母親・恵子に会おうとしない。朝顔が早紀の話を聞くうちに、早紀は恵子にひどいことをしたと悔やんでいることがわかった。恵子と早紀はイベントへ出かけたが、早紀は人目を気にするあまり独りで見てまわると言い別行動に。さらに、早紀の弁当箱がおじさんみたいだと友人にからかわれたことを恥じて、恵子が作った弁当を突っ返したのだった。

朝顔は恵子の手のひらの擦過傷から、平たちは防犯カメラから、恵子がデパートの紙袋を持っていたことを突き止める。そこで、平と桑原は池周辺に紙袋が落ちていないか捜索を始め、朝顔は再解剖し恵子が倉庫で倒れていた理由を探ろうとする。その後、朝顔は、恵子が遅発性溺水(飲み込んだ水が遅れて肺に入り肺炎を起こす症状)を発症させていたことを見つける。

一方で、桑原が池に浮かんだ紙袋を発見し、その紙袋から遺留指紋が検出されて犯人逮捕となる。恵子は早紀と別れた後デパートへ向かい、早紀に渡す弁当箱を購入し、イベント会場へ向かう途中でひったくりに遭うが紙袋を手放そうとしなかったため、勢い余って池に転落。しばらくして、恵子は意識もうろうとしながらも家族の元へ帰ろうとして別の倉庫へたどり着き、そのまま息絶えてしまったのだった。この事実を知った明彦と早紀は泣き崩れ、早紀は母親の遺体を前に「ありがとう」とつぶやいた。

数日後、朝顔と平はバスや電車を乗り継ぎ、東北の海沿いの町へ向かう。2011年3月11日、朝顔は母・里子と里子の実家があるこの町を訪れていた。すると、実家に向かう途中で大きな揺れを感じ、里子の指示で朝顔は祖父の家に向かった。里子は朝顔に「朝顔、あと頼むね」と言った後、海沿いの家に暮らす高齢の知人の様子を見に行ったきり、戻らなかった。祖父の家の最寄り駅に降り立った朝顔は8年前の光景がフラッシュバックし、「わたし、駄目だ…無理…」と言って立ちすくんでしまう。そのため、朝顔が電車に乗り家へと引き返す中、平は里子の捜索をひとり始めるのだった。

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2019.07.08

 

ドラマ『監察医朝顔』第2話あらすじや感想とネタバレ

 

ドラマ『監察医朝顔』第2話あらすじ

朝顔(上野樹里)が法医学者として働く興雲大学の法医学教室に、アルバイト希望の医学部生・安岡光子(志田未来)がやってくる。時給目当てで応募しただけで法医学には何の興味もなく、周りの空気を読まずに思ったことをすぐ口にする光子に、呆気にとられる高橋(中尾明慶)や絵美(平岩紙)、藤堂(板尾創路)たち。主任教授の茶子(山口智子)は、そんな光子を気に入り、採用を即決する。

同じころ、野毛山署強行犯係の平(時任三郎)と桑原(風間俊介)は、繁華街の路地裏でスーツ姿の男性の死体が発見されたという知らせを受け、現場に急行する。男は、財布やスマートフォンなど、身元の手掛かりになるものは何も所持していなかった。検視官の伊東(三宅弘城)は、熱中症による急性心不全の可能性に言及しながらも、司法解剖をしてもらった方が良いと告げる。平は、遺体と一緒に興雲大学の法医学教室へと向かうよう桑原に指示すると、現場周辺の捜査を始める。

連絡を受けた茶子は、藤堂に解剖の執刀を頼み、朝顔にもサポートをするよう指示する。ほどなく、遺体が運びこまれた。丁寧に調べていく藤堂と朝顔。ところがその最中、記録用に写真を撮っていた光子は、あまりの光景にショックを受け、意識を失って倒れてしまう。そんな光子を室外に出し、解剖を続けた朝顔たちは、この男性が30℃以上もあった暑さの中で何故か凍死していたことを知るが……。

 

第2話の感想やネタバレ

 

第2話の感想

 

朝顔がプロポーズを受けるシーンは、最終回かと思う内容でした(笑)

 

平さん、言ってることがさっきと違~う!朝顔が選んだ人ならよかったんじゃないの??

 

演技は聞く役の方が難しいのに…風間さんはすごいな。

 

朝顔はもんじゃ焼き屋でプロポーズされたことで、桑原に自分の過去を話さなきゃなと思えたんでしょうね。

 

この時の里子が笑顔だったのは、朝顔を不安にさせないためとか?それほど地震の影響を深刻に思っていないと思うな。これが最期になるなんて誰も思ってなかったのが悲しい。

 

第2話のネタバレ

医学部生の安岡光子がアルバイトとして、興雲大学の法医学教室に加わる。そんな中、繁華街の路地裏で50代男性の遺体が発見され、朝顔たちによる司法解剖の結果、気温が33℃あるにもかかわらず男性は凍死状態だった。朝顔は現場へ行くが、凍死するとは考えにくい。

平はいつものように花を買って帰宅し、部屋に飾る。里子に「謝るときは花の1つも買ってくるように」と言われていたのだ。その頃、朝顔は桑原から突然プロポーズされるが、タイミングが違うと言ってその場は断る。平は朝顔の恋人の存在に薄々気がついているが、その相手が桑原だとは知らず、朝顔が選んだ人なら反対はしないと話すのだった。

朝顔は、遺体発見現場は夜間になるとビル風が強く、水道管が通る地面は冷たかったことを突き止めた。また、男性の遺体からフグの毒が見つかったことで、毒で動けなくなり、急激に体温が低下して死に至った可能性を考える。そこで、朝顔たちは光子の助言でフグを入手し、フグの種類を特定しようとする。一方、男性は「課長」と呼ばれながら橋の下でホームレス生活をしていたことがわかり、平と桑原は橋の下のホームレスたちに聞き込みをするが、難航する。そんな中、平はホームレスの1人・田所の自転車のタイヤに泥がついているのを見つけ、不審に思って自転車のタイヤの跡を進むと、両手鍋が土の中に埋められていた。このことから、田所がフグ鍋を作って課長に食べさせたのではないかと問い詰める。すると、田所は逃亡を図るものの、殺してないと言い張る。田所曰く、「ある日、フグを釣ってきた課長は、どうせならうまいものを食って死ぬと言い、フグを調理して独り占めして食べていた」のだと。本当に死ぬ気があるとは思わず相手にしなかったが、その後、田所たちは、体に異変が起きて苦しむ課長を見て怖くなり、フグを調理した鍋を土に埋めたと言う。その頃、朝顔たちはヒガンフグだと特定に成功。毒が発症するのに20分程度かかることから、朝顔は、課長は自らの意思で毒を摂取し、毒が体内にまわり発汗した体を冷やそうとあの現場へ行き、凍死したのではないかと考え、朝顔と警察は課長の死を自殺と断定した。

朝顔は法医学者の道へ進んだ理由を、桑原に話した。8年前の地震発生から約一週間後に平が東北へ来て、平と朝顔は里子を捜しまわった。その時に茶子が、遺体安置所になってる体育館で、遺体ひとりひとりに声をかけているところを見かけた。朝顔は里子の遺体がないか毎日体育館へ捜しに行き、ある日、茶子から手伝うように声をかけられた。目が虚ろで返事しない朝顔に向かって、「あなた生きてるのよね?」と言った茶子。ハッとした朝顔はそれから茶子を手伝うようになったが、しばらくして茶子に「お母さんを捜す前に自分たちの生活を立て直しなさい」と言われた。平は県警から所轄に異動させてもらい、時間を見つけては里子を捜しに東北へ行くようになったが、朝顔は部屋に引きこもっていた。ふと、家に花が飾ってあるのが目に入る。平は謝り続け、里子がいた痕跡が残っている。そして、別れ際の里子に「あと頼むね」と言われたが何もできていない自分に気がつき、里子に何をしてあげられるか考え法医学者を志したのだと言う。朝顔の話を聞き終わった桑原は泣きながら、再度プロポーズする。朝顔はこのタイミングは違うと言って怒りながらも、桑原が真剣なため、朝顔は「はい」と返事する。

朝顔が帰宅すると、朝顔の恋人が桑原だと確信した平は不機嫌になり、朝顔は結婚の話を言い出せずにいるのだった。

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【監察医朝顔】第2話ネタバレ感想:桑原が朝顔にプロポーズ!朝顔が法医学者になった理由/川瀬陽太/高橋務/笠松将【上野樹里主演ドラマ】

2019.07.15

 

ドラマ『監察医朝顔』第3話あらすじや感想とネタバレ

 

ドラマ『監察医朝顔』第3話あらすじ

朝顔(上野樹里)は、恋人の桑原(風間俊介)からプロポーズされる。が、すでにふたりの関係に気づいていた平(時任三郎)は、「あいさつがない」などと言って交際に反対する。

あくる朝、平は、朝顔と話すことを拒むかのように、いつもより早く出かけようとする。そんな平を玄関まで追いかける朝顔。そのとき、ふたりのスマートフォンに火災が発生し死者が出たという連絡が入る。

4人のご遺体が朝顔たちのもとに運ばれてくる。捜査を担当する平と桑原は、現場には当時、5人の男性が出入りしていたことを朝顔たち法医学者に告げ、誰が生き残った1人なのかを突き止めるため、朝顔たちに、4人の身元究明を依頼する。

茶子(山口智子)が不在の中、朝顔は、藤堂(板尾創路)や絵美(平岩紙)らとともに、1体ずつ解剖を行うが……。

 

第3話の感想やネタバレ

 

第3話の感想

 

朝顔の夫になる人が刑事なのは、平にとって「朝顔が今後も寂しい思いをするかもしれないがいいのか?」という思いと、父の仕事を理解してくれているようで嬉しい気持ちが混在しているんでしょうね。

 

朝顔があきれる気持ち、よくわかる~~(笑)

 

平が桑原の分までおにぎりを用意してくれたことに、じ~んときました!

 

すてきな言い伝え。「死者のために私たちも長生きしましょう」と言って、盃に浮かべた月を飲み干そうと提案した茶子先生も素晴らしい方。尊敬できる師のもとで働ける朝顔は幸せ者。

 

自分にできることは何か、最大限頑張ろうとする桑原はカッコイイ。

 

第3話のネタバレ

朝顔は桑原のプロポーズを受けたことを平に話そうとするが、平は話を聞こうとしない。そんな中、2人に火災事件発生の連絡が入る。火災現場の雑居ビルでは、5人が建物に入っていく様子が防犯カメラに映っていたが、遺体は4体しかない。そのため、遺体の特定が求められる。平は現場近くの鉄工所の鍵が壊されているのと、火災に使われたとされる薬品と同じものが大量に備蓄してあるのを見つける。また、火元とされる消費者金融・ドリームファイナンスは1年前まで、鬼塚組系の闇金だったと突き止める。

朝顔たちによる司法解剖の結果、4体目の遺体(遺体D)の胸のあたりから金属片が見つかる。また、心臓他数カ所にし開創(しかいそう)があり、遺体Dは、火災前に殺害された可能性がある。金属片は運転免許証のICチップで、持ち主である井上幸二の部屋を捜索すると、井上雄一の診療所の診察券が見つかる。幸二は雄一の名前を語り、昨日も火傷の治療に訪れていたという。桑原はその診療所前で幸二を見つけ、確保に成功する。平が雄一の勤務先へ聞き込みに行くと、昨日から無断で休んでおり、足を引きずっていたことが判明する。平に言われて茶子と朝顔が遺体Dを調べ直すと、遺体Dが雄一だと特定でき、雄一と幸二は兄弟だと明らかになる。さらに、2体目の遺体の身元がわかり、笠原和馬という鬼束組の準構成員であることも判明する。朝顔は、雄一の傷口から判断して、身長180cm以上の左利きの人物が背後から雄一を刺殺したという見立てを平に伝えた。

平は黙秘を続ける幸二を見て、桑原に話をさせた。桑原が、「あなたは目の前でお兄さんを殺されたから、火をつけたのではありませんか?」と尋ねると、幸二は自供した。笠原はアポ電強盗の犯行グループのリーダーで、幸二は借金を理由に、運転免許証を奪われ、犯罪に加担させられていた。あの日、雄一は、幸二の運転免許証を取り返し、足を洗わせるための100万円を笠原に差し出した。しかし、雄一が部屋を出ようと入口へ向かった瞬間、背後から笠原に刺されたのだ。その後、笠原は雄一の遺体の処理を幸二に命じたが、幸二はどうせ死ぬなら兄の敵を討とうと考え、鉄工所から薬品を盗み、事務所に火を放ったのだった。

茶子は一升瓶を片手に持ち、朝顔を夜の屋上へ誘う。そして、ヒマラヤの言い伝えになぞらえて、「死者のためにも長生きしましょう」と言った後、2人は盃の水面に映った満月を飲み干した。その頃、桑原は平と居酒屋で酒を酌み交わしていた。桑原は捜査本部に入れてもらえたことへの感謝を伝え、朝顔と結婚を前提につきあっていることを話した。すると、平は里子の話や胸の内を話し始める。あの日、家族よりも仕事を選んだ自分を後悔していると。刑事は事件が起きたら事件に没頭するから家族に寂しい思いをさせる。自分たちが選んだ刑事という仕事は、そういう仕事なのだと。「それでも、朝顔は君を選んだ。娘をよろしく頼む」と、平から頭を下げられ、泣きじゃくる桑原。

その夜、朝顔が帰宅すると、平は仁王立ちで待っていた。居間には、桑原がタンクトップにパンツ一丁姿で酔いつぶれて寝ていた。翌朝、桑原が朝顔に起こされたのは、平が出かけた後だった。朝顔と桑原はおにぎりを頬張る。平が握ってくれたおにぎりは、桑原の分もあった。すると、桑原の携帯が鳴り、変死体が発見されたとの知らせだった。朝顔と桑原は現場へ向かう。20歳の女子大学生の口元はただれ、10円玉が変化したことから、青酸化合物を服用している可能性がある。

 

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【監察医朝顔】第3話ネタバレ感想:パンイチの彼氏が父にお姫様だっこ/森岡龍/三船海斗/宇梶剛士/神尾佑【上野樹里主演ドラマ】

2019.07.29

 

ドラマ『監察医朝顔』第4話あらすじや感想とネタバレ

 

ドラマ『監察医朝顔』第4話あらすじ

野毛山署管内のハイツで、若い女性の変死体が発見される。朝顔(上野樹里)たち興雲大学の法医学教室による解剖の結果、女性は青酸カリウムによる中毒死と判明した。

同じころ、東北を訪れていた平(時任三郎)は、地元の主婦からボロボロになった腕時計を見せられる。それを見つけたのは平だった。その主婦は、見つけてくれた人にお礼を言いたくてずっと探していたのだという。そんな折、平の前に義父の浩之(柄本明)が現れ……。

桑原(風間俊介)や森本(森本慎太郎)らは、死亡していた女性・松田千佳(本間彩子)の身辺捜査を進めると同時に、彼女が所有するパソコンの解析を依頼する。山倉(戸次重幸)は、ここ2ヵ月の間に全国で青酸カリによる自殺が3件も起きていることから、関連を調べるよう指示した。

帰京後、捜査に加わった平は、過去3件の自殺では、いずれもパソコンやスマートフォンのデータがすべて削除されていたことを知る。だが、千佳のパソコンにはデータが残っており、彼女が『おクスリ学院』というサイトを通じて青酸カリを入手していたことが判明する。千佳がやり取りをしていた同サイトの学院長なる人物は、服用する前にパソコン等のデータを初期化するよう勧めていた。

このサイトが海外サーバーを経由して管理者の特定を妨害していることを知った平は、サイトの名前を公表して注意喚起をしようと山倉に提案する。だが、それがきっかけで、ある事件が起こり……。

 

第4話の感想やネタバレ

 

第4話の感想

 

祖父に意見できるのは朝顔だけ。朝顔の父を想う気持ちや祖父を想う気持ち、はたまた母親を想う気持ちがぎゅっと詰まってる。なかでも、朝顔と浩之の通話シーン序盤の、孫が可愛くて仕方ない祖父を演じる柄本明さんが素晴らしかった!

 

平パパが抱きついてきた桑原を見て若干引き気味な感じに爆笑!そして、娘と婚約者を見つめる温かい眼差しがいい。

 

平は、里子がいない時間や後悔を捜索に充てることで埋めようとしてるように思う。浩之は浩之で、平に怒りをぶつけることで平常心を保てているのかもしれない。

 

いつにもまして可愛い桑原と朝顔。ず~っと見ていたくなります。

 

私も桑原に対して同じことを思いました!(笑)桑原が平に朝顔との結婚を申し出る前に妊娠が発覚してたら、絶対平パパは激怒でしたよね?ほんのわずかな差で桑原は救われましたね。また、この回を観るまで監察医の危険性を考えたこともなかったので、衝撃的でした。

 

第4話のネタバレ

興雲大学の法医学教室で女子大生・松田千佳の司法解剖が行われ、死因は青酸カリウムの服毒だと判明する。この2ヶ月の間に、全国で青酸カリによる自殺が3件発生していた。3件ともパソコンやスマホのデータが削除され復元できない中、千佳の場合はデータが残っていたおかげで『おクスリ学院』にたどり着き、このサイトを通じて、管理人と千佳に、青酸カリとお金の授受があったことが確認された。その後、千佳の遺書らしき書き込みも見つかった。海外のサーバーを何重も経由していて管理人を特定できない中、警察はサイト名の公表に踏み切り注意喚起を促すのだった。

そんな中、野毛山署管内の公園で、首に深い切創がある男性・村田智樹の変死体が見つかる。朝顔が胃の内容物を確認しようとした瞬間、青酸ガスが発生。朝顔は周りに危険を知らせ避難を呼びかけるが、スマートフォンを取りに戻った光子を追いかけた朝顔は、意識を失いその場に倒れる。朝顔は意識不明のまま緊急搬送された。平は慌てて病院に駆けつけるが、朝顔の無事を確認すると、すぐさま現場に戻ろうとする。平は「頸動脈を切られているのに青酸カリを飲むのは、おかしい」と不審がっていた。光子は、村田の胃の中に大量のカプセルが入っていたと証言。解剖室内の除染後、茶子らは防毒マスクを着用して、再解剖に取りかかる。村田の胃の中から取り出した大量のカプセルは、一部しか溶けておらず、カプセルの中にカプセルが入っている状態だった。カプセルを重ねることで、青酸カリが溶け出す時間を操作していたようだ。

朝顔は1つの仮説にたどり着く。「あの人の狙いは…私たち」。その頃、茶子が村田の腸内に旭日章を見つけた。さらに、腫瘍が見つかり、男は大腸がんの末期だと判明。その後、村田が神奈川県警本部や様々なメディアにメールを一斉送信したことで、事件の全貌が明らかになる。おクスリ学院の運営者だった村田は、助手を務める群馬の大学の薬学部から青酸カリを盗み、売っていた。しかし、警察がサイト名を公表したことで閉鎖に追い込まれ、その腹いせに警察関係者を巻き添えにして死のうとした。故に、野毛山管内で変死体となり解剖に回されるように自殺したのだった。

朝顔は今回の入院で妊娠が発覚し、退院時に、平と桑原に妊娠2ヶ月だと報告する。桑原は嬉しさのあまり、号泣しながら平に抱きついた。

平は茶子に呼び止められ、先日、里子を捜索中に、里子の父・嶋田浩之に会ったことを話す。浩之はもう来ないでくれと言い放った。「好きな時に来て当てつけみたいに捜索するのを、迷惑だと思う人間もいるのだ」と。「里子の位牌も作り、戒名も付けた。里子の死をいい加減に受け入れろ」と。平は謝りながらも、「捜させてください」と頭を下げた。平は、自分のやっていることが当てつけや自己満足に見えるかもしれないが、里子を捜し続けるしかできることはないのだと。茶子は「ご自分のしたいことをするべきです」と伝える。

病院から帰宅した朝顔は、浩之に結婚と妊娠を電話で報告した後、現在も平が里子を捜し続けているのは嫌か尋ねた。意見を求められた朝顔は、「私は止めない」と答える。そして、「おじいちゃんに嫌な思いをさせてるかもしれないけど、お父さんの好きにさせてあげてほしい」と頼むのだった。

 

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【監察医朝顔】4話ネタバレ感想:朝顔が妊娠!青酸カリ自殺の事件の標的は警察/本間彩子/神野三鈴【上野樹里主演ドラマ】

2019.08.05

 

ドラマ『監察医朝顔』第5話あらすじや感想とネタバレ

 

ドラマ『監察医朝顔』第5話あらすじ

心霊スポットとして知られる場所で、白骨化した遺体が発見される。死後1年半から2年ほど経過していると思われたが、動物に荒らされたためか、いくつもの部位がなかった。また、骨には着衣の一部と思われるボロボロになった白い布がひっかかっていた。

遺体は、朝顔(上野樹里)たちの興雲大学法医学教室に運ばれる。骨だけでは死因の特定は難しい、と平(時任三郎)たちに告げる藤堂(板尾創路)。身元を特定するためには、法歯学者の絵美(平岩紙)の力が必要だった。

解剖台に乗せられた遺体を観察した朝顔は、現場から持ち込まれた骨がひとり分ではなく、小さな骨が混ざっていることに気づく。そこで朝顔は、絵美が歯を調べている間に、光子(志田未来)や高橋(中尾明慶)、検視官の伊東(三宅弘城)らとともに、骨の汚れを落とし、どの部位がなくなっているのかを調べ始める。

一方、遺体の第一発見者となった若者たちから事情を聞いていた桑原(風間俊介)は、彼らが1年半ほど前に動画サイトに投稿された映像を見て現場を訪れていたことを知る。その動画には、白い服を着た男が映っていた。山倉(戸次重幸)は、行方不明者の照合と現場周辺の捜索を命じる。

そんな中、朝顔は、左腓骨と左脛骨がはく離骨折していることに気づくが……。

 

第5話の感想やネタバレ

 

第5話の感想

 

普段はどこか頼りない印象の桑原が、今回ばかりはかっこよく見えました!朝顔も桑原のことを惚れ直したでしょうね。

 

結婚式や出産シーンはなく、あっという間に娘が誕生しちゃいましたね!

 

里子の写真に向かってではなく、里子が書いたメモに向かって話しかける平。ここに意味があるような気がします。

 

最後に平が朝顔の頭をポンポンする手が優しい~桑原にも「お父さんと暮らしたいんだけど」と言い出せなかった朝顔なのに、頑張って我を通した!えらい。桑原の思いが朝顔の背中を押したんですね、きっと。

 

里子の遺骨すら見つからないことをつらく思っている朝顔にしてみれば、親子の確執があって父親の遺骨の受け取りを拒否する息子の気持ちは理解しがたいでしょうね。朝顔も、いろんな立場の人がいるって、頭ではわかってるんだけど。

 

第5話のネタバレ

朝顔と桑原は8月8日に入籍することに決め、平に報告すると、平は引っ越しや部屋探しについても急かしてくる。そんな中、桑原の携帯電話が鳴る。

若者たちが心霊スポットで見つけた白骨化の遺体は、死後2年近く経過していて、小さい骨が混ざっていた。骨だけだと死因の特定は難しく、法歯学者の藤堂絵美を中心にして歯からの身元特定を試みる。第一発見者の若者たちは1年半前に動画サイトに投稿された映像を見て出かけたと供述し、その映像には白い服装の人物がぼんやりと映り込んでいた。また、小さい骨は子供の骨ではなく、動物の骨である可能性が出てきた。

朝顔が帰宅すると、平は冷蔵庫に貼ってある里子が書き残したメモを里子に見立て、朝顔の結婚と妊娠の報告をしていた。

ある日、中島雄平という人物が、白骨化した遺体は10年ほど前から疎遠の父・修三ではないかと名乗り出た。修三と白骨化した遺体の特徴は一致していた。後日、遺骨と対面した雄平は、修三の遺骨を処分をしてほしいと言う。死亡診断書の発行を求められたが、不詳の死とすることに抵抗がある朝顔。人獣鑑別検査の結果、動物の骨は犬だと判明。さらに、警察では動画の解析が済み、白い服装の人物は修三だと思われた。修三が剥離骨折していた形跡と折れていた犬の右前脚に加え、朝顔は桑原から届いた動画を見て、ある仮説を立てる。

茶子の同意のもと、朝顔は雄平を呼び、修三の死因について話す。修三は3年ほど前から認知症を発症し、徘徊が始まった。その様子がたまたま動画に撮られて、幽霊に間違われてしまったのだ。ある時、修三は徘徊中に転倒し骨折して立ち上がることができなくなり、飼い犬が修三を連れて帰ろうと修三の衣服を口で加え引っ張ったが、飼い犬も脚を骨折し動けなくなってしまい、修三と飼い犬はそのまま衰弱死したのではないか。朝顔は「修三さんを連れて帰ってあげられませんか?」と話すが、雄平は断固として修三の遺骨を引き取ろうとしない。朝顔の仮説は想像の域を出ないため不詳の死となり、行政に引き渡すことに。

桑原は、朝顔の家でみんなで暮らさないかと提案する。朝顔は本心から桑原と2人で新生活を始めたいと思いながらも、周囲から新居について聞かれる度に「結婚したら家を出なきゃいけないの?」と、違和感を覚えていたのだった。

朝顔と桑原の思いとは裏腹に、平は同居するのを反対する。「俺に気を遣わなくていい」ときっぱり言う。しまいには「出ていきなさい」と言われ、朝顔は「気を遣ってるのはお父さんの方」だと反論し、「私が寂しいからここに住みたいんだよ。みんなで一緒に暮らしたいんだよ。明日婚姻届を出したら、万木朝顔じゃなくなるけど…」と言って、朝顔は畳の上に正座して手をつき、平と写真の里子に向かって嫁入り前の挨拶をした。「30年間大切に育ててくれてありがとうございました。お父さんやお母さんみたいないい夫婦になります」と。平はこらえきれず涙を流した。そして改めて、朝顔が「ここに住んでいいよね?」と尋ねると、平は頷き、「好きにしていいから」と言うのだった。

その後、朝顔と桑原は結婚して、娘・つぐみが生まれ、つぐみは保育園に通うまでに成長していた。万木・桑原家では賑やかな声が響いているのだった。

 

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【監察医朝顔】5話ネタバレ感想:朝顔の結婚と娘の誕生/息子は遺骨を受け取り拒否/岡田義徳【上野樹里主演ドラマ】

2019.08.13

 

ドラマ『監察医朝顔』第6話あらすじや感想とネタバレ

 

ドラマ『監察医朝顔』第6話あらすじ

朝顔(上野樹里)は、夫の真也(風間俊介)、4歳になる娘のつぐみ(加藤柚凪)とともに、朝顔の実家・万木家で幸せな日々を送っている。朝顔の父・平(時任三郎)も、目に入れても痛くないほど孫娘のつぐみを可愛がっていた。

この5年の間に、茶子(山口智子)が主任教授を務める興雲大学法医学教室にもいくつかの変化があった。ベテラン法医学者の藤堂(板尾創路)は、著書がベストセラーになったことで世界中を飛び回るようになった法歯学者の妻・絵美(平岩紙)との夫婦格差を嘆いている。医学部生だった光子(志田未来)は医師になり、朝顔たちの影響で法医学の道へと進んでいた。立場が逆転してしまった検査技師の高橋(中尾明慶)は、そんな光子を「光子先生」と呼ぶように。また、アルバイトとして歯科医院の跡取りでもある医学部生の熊田翔太(田川隼嗣)も加わっていた。

絵美が海外出張から戻った日、野毛山署管内の一軒家で男女の変死事件が起きる。依頼を受け、朝顔が現場へと向かうと、この家の主人・黒岩雅樹(岡部光祐)が居間で首をつって死んでおり、妻の多江(片岡礼子)が寝室で死んでいた。第一発見者は次女の友里(小林星蘭)。長女の美咲(恒松祐里)は、看護学生で寮生活を送っているらしい。

多江の姿に違和感を抱いた朝顔は、彼女の体を触ろうとした。ところがその瞬間、検視官の丸屋大作(杉本哲太)から、「触るな」と制止されてしまい…

 

第6話の感想やネタバレ

 

第6話の感想

 

桑原は平ともうまくやっているのが伝わりました。5年間同居してきたからこその自然体な振る舞いと言うか。気を遣いすぎてなくて、上司でもあり義父でもある平との距離の取り方が絶妙ですよね。

 

おかず+おかずもつらいけど、ごはん+ごはんに比べたらマシ?同じ弁当箱を使ってるからだよ~~(笑)

 

人は、頭で考える利害通りに動けるわけではないと思うんです。視聴直後よりも時間が経ってからの方が、いろいろと考えさせられました。

 

まさか被災した時の朝顔の手袋が見つかるなんて…動揺しすぎて言葉にならないかんじの上野樹里さんの演技が、よく心情を表してますよね。

 

 

第6話のネタバレ

朝顔の妊娠発覚から5年が経ったある日、朝顔は野毛山署からの要請で、男女の遺体が発見された一軒家へ向かう。朝顔が遺体に触れようとしたその時、遅れて到着した新しい検視官・丸屋大作が朝顔に「触るな」と声をかける。その後、丸屋は、妻・黒岩多江と夫・雅樹の死亡推定時刻を、それぞれ昨日の13~14時と16~17時と推察する。さらに、雅樹は自殺に偽装された可能性があると言う。その後、朝顔も、雅樹は自殺ではなく絞殺だと認めた一方で、多江は窒息死の可能性があるとしながらも、多江の肋骨の骨折を不審に思っていた。

平と桑原は、看護学校の寮で暮らす長女・美咲と第一発見者で高校生の次女・友里から話を聞きながら、友里が雅樹から虐待を受けていた可能性を感じとる。その後、目撃証言から、友里が捜査線上に浮かびあがる。丸屋は友里の犯行を疑い、朝顔に意見を求めるが、朝顔は解剖結果を精査するまでは断言しないときっぱりと告げる。

そんな中、美咲が自首した。雅樹は5年前の会社倒産以降、家族に暴力を振るうようになっていたと。事件の日、美咲が家に行くと多江が死んでいて、雅樹は多江の殺害を認めた。美咲はカッとなって雅樹の首をコードで絞め殺したと言うのだ。

朝顔は、多江への違和感が口紅だけつけていることによるものだと気がつき、平と現場を確認する。そして、朝顔はエアコンの温度設定から正しい死亡推定時刻を導き出した。後日、朝顔・平・係長の山倉は、美咲と友里を法医学教室へ呼び、正しくは雅樹が16~17時、多江が17~18時に亡くなっていたことを伝える。美咲がエアコンをつけて死亡推定時刻をずらそうとし、友里が多江に口紅を塗り、着替えさせたことが明らかになる。そして、多江の骨折は、美咲が行った心臓マッサージによるものだった。事件当日、友里が塾から帰宅すると、多江が雅樹を殺した後だった。友里が慌てて美咲を呼びに行き、2人が家に着くと、多江はタオルで首を吊っていた。その後、美咲と友里は、偽装工作を行ったのだ。

朝顔のはからいで、美咲と友里は、霊安室で横たわる多江に口紅を塗ってあげることに。その直後、美咲は、自分を責めて泣き崩れるのだった。

山倉の見立てでは、美咲は死体遺棄と虚偽申告の罪に問われるだろう。すると、桑原は、多江・美咲・友里が雅樹から日常的に暴力を振るわれていた証拠として、病院からの診断書を山倉に提出する。美咲と友里が情状酌量されるようにとの思いからだった。

桑原に県警の捜査一課へ異動の内示が出た。その頃、仙ノ浦災害復興センターの松永という人物から朝顔に電話がかかってくる。『2年B組 万木朝顔』と書かれた手袋が見つかったのだと言う。被災したあの日以来行方不明だった朝顔の手袋の中にある白いものが骨かもしれないと聞いて、ひどく動揺する朝顔だった。

 

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2019.08.19

 

ドラマ『監察医朝顔』第7話あらすじや感想とネタバレ

 

ドラマ『監察医朝顔』第7話あらすじ

朝顔(上野樹里)のもとに、里子(石田ひかり)が被災時に身に着けていたと思われる手袋が見つかったとの連絡が入る。それは、朝顔が中学生の時に使っていた手袋で、内側には朝顔の名前も記されていた。朝顔からその知らせを受けた平(時任三郎)は、桑原(風間俊介)に、朝顔とつぐみ(加藤柚凪)を頼む、と言い残して東北へと向かった。

そんな折、朝顔は、ある事件の控訴審に、鑑定証人として出廷することに。マスコミも「疑惑の女・10億の美魔女」として注目するこの裁判の被告人・白川亜里沙(有森也実)は、3年前に会社社長だった夫が病死し、4億円以上の遺産を手にしていた。その1年後、亜里沙は資産家の男と再婚するが、わずか3ヵ月でまたもや夫が病死し、今度は6億円もの遺産を手に入れていた。亜里沙は、ふたり目の夫の死亡について状況証拠から逮捕されたが、一審は無罪だった。そこで検事の石田希子(山本未來)は、東横大学の法医学教室が司法解剖を行ったふたり目の夫について、朝顔に再解剖を依頼したのだ。

証人控室で待つ朝顔を訪ねてきた丸屋(杉本哲太)は、今回の裁判は警察の威信がかかっているから必ず有罪にしてほしい、と頼む。石田検事の顔に泥を塗るようなことだけはするな、と言うのだ。それに対して朝顔は、亜里沙を有罪にするためではなく、あくまでも再鑑定の事実を明らかにするために証言台に立つが……。

 

第7話の感想やネタバレ

 

第7話の感想

 

裁判の証人尋問という、専門的で難しく長い台詞をスラスラと言えるなんて、役者さんはやっぱりスゴイ!それも、見つかったのは母親の遺骨かもしれないと気が気じゃない中で、裁判に集中して淡々と事実を述べる朝顔がかっこよかった。

 

第7話の最後に朝食のシーンがあり、日常が戻ってきたんだなと思うとホッとしました。日常って、当たり前にあるものじゃなく、日常を構成する人たちの心がけの上に成り立っているんですよね。

 

その人が亡くなった証が何もないのはツライって思い知らされた。手袋が発見され、なんの手がかりもなかった状態から一歩前進。浩之が平にかける言葉が優しくて、それが涙を誘いました。平と浩之は険悪な関係に見えていたけど、里子を思う気持ちは変わらないんですよね。

 

里子の遺骨は見つからなかったけど、里子が生きた証が見つかってよかった。

 

手袋の他にも何か里子につながるものが見つかるかもしれないという願いを込めて、平と浩之は黙々と草を刈りました。

 

第7話のネタバレ

『3年B組 万木朝顔』と書かれた手袋は、被災時に里子が身につけていた手袋だった。この手袋が発見され、中に入っていた白いものが里子の遺骨かもしれないと、朝顔から連絡を受けた平は、単身、仙ノ浦へ車を走らせる。翌朝、平が仙ノ浦災害復興センターで手袋を確認すると、里子がしていた手袋に間違いなかった。手袋の中の白いものはDNA鑑定に出されていて、明日にでも結果がわかるとのことだった。その後、平は、この手袋が発見された場所へ行き、草を刈り、他にも遺留品がないか捜し始める。すると、浩之が現れ、草刈機で周辺の草を刈り始める。平と浩之の作業は夜になっても続いたが、何も見つからない。

桑原は朝顔を気遣う中、朝顔は平を心配していた。もし里子の遺骨が見つかったら、これから先、平はどうするのだろうか…と。

朝顔は、ある事件の鑑定証人として出廷していた。被告人・白川亜里沙が、『10億の美魔女』として世間からの注目を集める裁判だ。亜里沙は、はじめの夫が病死し、4億円以上の遺産を手にしていた。その後、亜里沙は資産家の男・池内と再婚するが、わずか3ヵ月でまたもや夫が病死し、今度は6億円もの遺産を手に入れていた。亜里沙は、池内殺害の容疑で逮捕されたが、一審は無罪。そこで検事の石田希子は、東横大学の法医学教室が司法解剖を行った池内について、朝顔に再鑑定を依頼したのだ。

朝顔は、はじめの鑑定に間違いはないものの、池内が嘔吐した原因を検証した結果、病死ではないと判断したと述べる。 池内には金属アレルギーの症状が見られた。金属アレルギーを起こす金属の中で死因になる猛毒の物質が一つある。それは、水銀だった。すると、突然、亜里沙は体調不良を訴え、裁判は中断され、閉廷となる。裁判所から出てきた亜里沙は、テレビ越しに朝顔を法医の小娘呼ばわりし、偽証罪で訴えてやるとわめき立てるのだった。

翌日、亜里沙の弁護士・大原は朝顔に揺さぶりをかけるが、朝顔は再鑑定がごく普通に行われることであり、遺体が火葬された後も、全臓器の組織片を一定期間保存している環境について実直に説明するのだった。そして、今回その組織片を検査したところ、池内の各臓器から水銀が見つかり、慢性水銀中毒による中毒死と結論づけた。大原と亜理紗は「証拠がない!」と言い張るが、そこへ丸屋が資料を持って現れる。池内の枕から採取した毛髪を薬物分析した結果、根元から2.7cmまで水銀が含まれており、亡くなる3ヶ月前から水銀を摂取させられていたことになる。さらに、亜理紗の実家のガレージから、致死率の高い塩化第二水銀が含まれる防腐剤が見つかった。

平は鑑定結果を受け取る。手袋の中にあった白いものと朝顔のDNAは親子関係が認められず、里子の遺骨ではなかった。平は朝顔に電話で鑑定結果を告げ、すぐに、草刈りを続ける浩之の元へ行き報告する。浩之は「諦めていたが、やっぱり里子に会いたい。次 来る時は連絡しろ」と平に言い残して帰っていく。平は、助手席に手袋を乗せて、東京へ車を走らせる。途中、里子を思い、車を止めてすすり泣くのだった。

平が帰宅すると、朝顔と桑原が出迎える。手袋の中の白いものが瑞枝の遺骨だと知った朝顔は、静かに語りだす。「あの日寒かったから、瑞枝さんに手袋を貸してあげたんだろうな」と。「お母さんは最後まで優しい人だったね」と。平は頷く。涙をこらえて笑顔で話す朝顔。

その夜、朝顔は眠れずにいた。すると、桑原が「よく我慢したね。今はもう我慢しなくていいから」と、朝顔に声をかける。そして、桑原が朝顔の腕をさすり、朝顔は泣きながら眠りにつくのだった。

 

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2019.08.26

 

ドラマ『監察医朝顔』第8話あらすじや感想とネタバレ

 

ドラマ『監察医朝顔』第8話あらすじ

朝顔(上野樹里)は、東北から戻って以来、働き詰めの日々を送っている父・平(時任三郎)を心配していた。桑原(風間俊介)によれば、野毛山署強行犯係の他の署員の捜査も手伝っているのだという。

朝顔が興雲大学法医学教室に出勤すると、藤堂(板尾創路)が、高橋(中尾明慶)や熊田(田川隼嗣)に息子の夏休みの宿題を手伝わせていた。それを知った絵美(平岩紙)は、息子に甘い藤堂を叱りつけ、「全部自分でやらせるの!」と言い放つ。

するとそこに、解剖の依頼が入る。茶子(山口智子)は、朝顔と光子(志田未来)に執刀を指示した。

遺体は23歳の主婦・山本莉奈(小林由依)。自宅で倒れているところを夫の達哉(渡辺翔太)が発見したもので、その時にはすでに死んでいたという。朝顔たちは丹念に遺体を調べ、死因を特定しようとした。だが、脳底部の内頸動脈が細くなっていたものの、外傷や病変は発見できなかった。莉奈は、亡くなる前に貧血とめまいで倒れ、入院していた。病院側は、続けて検査入院をするよう勧めたが、3歳の娘がいることや、入院費が払えないことを理由に通院を希望したらしい。

一方、桑原は、神奈川県警への初出勤の日を迎える。そこで桑原が出会ったのは、かつて平とコンビを組んでいた捜査一課の刑事・神崎譲治(市川右團次)だった。

そんな折、法医学教室にやってきた達哉は、莉奈は医療ミスで死んだ、と言い出し……。

 

第8話の感想やネタバレ

 

第8話の感想

 

妻・莉奈が突然死して混乱する夫・達哉。莉奈の母親も突然死してたなんて。この「突然死」というワードが、後の展開に関わってきます。

 

遺族を前にして、死因を特定できなかった説明をするのは難しいですね。言葉の選び方1つで、さらに遺族を傷つけてしまう可能性もあるし。

 

朝顔と平は、茶子の存在に救われてますね!

 

光子も朝顔と同じ思いだった。不詳の死を出したくないのに…と、自分の無力さを感じるのは、法医学者あるあるなのかな。

 

 

第8話のネタバレ

里子が被災時に身につけていた手袋が見つかってからというもの、平は、より一層仕事に打ち込んでいた。

ある日、突然死した23歳主婦・山本莉奈の遺体が朝顔たちの元に運ばれてきた。朝顔は莉奈の脳底部の内頸動脈が細くなっていることに気がついたが、これが死因だとは考えにくい。朝顔と光子は外傷や病変を発見できず、丸屋も現場に不審な点は見つけられなかったと報告し、捜査は八方塞がりになる。莉奈は貧血と目まいを訴えて入院していたが、亡くなる1週間前に病院を退院していた。病院側は検査入院を勧めたが、莉奈は入院費用と3歳の娘を心配し、通院を希望したと言う。

莉奈の脳底部の拡大画像を見た茶子は、ウィリス動脈輪閉塞症(もやもや病)だと言う。目まいや頭痛を引き起こす場合もあるが症状が現れない場合もある、難病指定されている病気だ。そこへ、莉奈の夫・達哉がすごい剣幕で法医学教室へやって来る。達哉は、莉奈が入院時に薬を飲んで嘔吐したことから、莉奈の死は医療ミスではないかと疑っていた。しかし、病院が莉奈に処方した造血剤に不審な点はなく、医療ミスは考えられない。

茶子が立ち会い、再解剖が行われたが、何も見つからない。不詳の死とすることに納得のいかない光子だったが、茶子は「医学は万能ではなく、不詳の死としなければならないご遺体があることは事実です」と言って光子を諭す。光子は「悔しい」と、目に涙を溜めて話すのだった。その様子をじっと見つめていた朝顔は、茶子と光子を自宅へ招き、一緒に夕食をとることを思いつく。なりゆきで、朝顔の幼なじみでもんじゃ焼き屋を営む三郎と三郎の妻・結衣と子供2人も集まり、にぎやかな食事会になる。夕食後、打ち上げ花火を眺める朝顔たち。一方で、平は茶子に胸の内を明かしていた。今の自分が幸せであればあるほど里子に申し訳なく思う気持ちや、里子の手袋が見つかったというのに突然どうしていいかわからなくなり、仕事に打ち込むことで、里子の故郷へ捜索に行けない言い訳を作る自分が情けないと。茶子は「たまには立ち止まることぐらいありますよ」と声をかけた。

後日、朝顔たちは、莉奈の死因を特定できなかったことを達哉に謝り、ウィリス動脈輪閉塞症が死因に最も近いが断定はできないと話す。さらに、莉奈の母親がウィリス動脈輪閉塞症を発症していたことを突き止めたことを踏まえ、莉奈と達哉の娘にも遺伝している可能性があることを告げる。朝顔は、莉奈と達哉の娘の命を救うために、娘が検査を受けることを勧めるのだった。

その夜、平は、いずれは里子の故郷へ引っ越して、里子の捜索を続けようと思っていることを、朝顔に打ち明けた。朝顔は平の思いを尊重した。

新たな解剖の依頼が入り、遺体と対面した朝顔は目を疑った。結衣が横たわっていたのだ。朝顔は、手の震えからメスを落とすが、頑なに担当を変わろうとしない。そんな朝顔を見かねた茶子は、結衣のためを思って、「邪魔です。外に出てなさい」と指示するのだった。

 

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【監察医朝顔】8話ネタバレ感想:SnowMan渡辺翔太/小林由依は欅坂とは同姓同名の別人【上野樹里主演ドラマ】

2019.09.02

 

ドラマ『監察医朝顔』第9話あらすじや感想とネタバレ

 

ドラマ『監察医朝顔』第9話あらすじ

興雲大学の法医学教室に解剖の依頼が入った。指示を受け、準備をする朝顔(上野樹里)や光子(志田未来)たち。だが、運び込まれた遺体を見た朝顔は目を疑った。遺体は、朝顔の幼なじみでもある三郎(きづき)の妻、結衣(松長ゆり子)だった。

朝顔は、気を落ち着かせて解剖を始めようとするが、手が震えてしまい、メスを落としてしまう。その姿を見た茶子(山口智子)は、邪魔だから解剖室から出ていくよう朝顔に命じた。

結衣は、自宅の階段前で頭を打って死亡していた。背中から落ちたようで、仰向けの状態だったという。第一発見者は三郎だった。解剖の結果、重篤な損傷は、頭蓋骨と頸椎の骨折。2階から落ちたにも関わらず背中の傷が少なく、上腕にはまったく傷がなかったのは、1歳の次男・陽斗(遠藤千空)を抱いたまま転落したからではないかと考えられた。
検視官の丸屋(杉本哲太)は、誰かに突き落とされた可能性はないか、と茶子に尋ねた。事件性があれば現場を調べる必要があるからだ。すると朝顔は、他殺なんてあり得ない、三郎が結衣を殺すはずがない、と訴え……。

同じころ、平(時任三郎)と森本(森本慎太郎)は、三郎から事情を聞いていた。三郎は、前夜、団体客が入って忙しかったため、帰宅後すぐに寝てしまったが、朝6時くらいに大きな物音がして目を覚ましたら階段の下で結衣が倒れており、横で陽斗が泣いていた、と証言するが……。

 

第9話の感想やネタバレ

 

第9話の感想

 

森本刑事の純粋さが素敵!

 

た、たしかに…実際の法医学者の多くが朝顔たちのように信念をもって責務をまっとうされているとしても、不平等さはありそうですね。

 

ドラマは重々しいテーマを扱っていますが、つぐみの笑顔が万木家・桑原家を明るくしてくれていますよね。

 

桑原の包容力に胸キュンです。大勢で暮らしながらも、親子の時間・夫婦の時間を尊重できるって素敵ですよね。

 

朝顔のように混乱して目の前が真っ暗になるのは自然なこと。でも、自分なりに考えて、周りの人の助けを借りて、今自分はどうするべきか導き出せたのはすごい。人によっては、もっと時間がかかる場合もあるだろうし、導き出せないこともあると思うから。

 

第9話のネタバレ

結衣は今朝、自宅の階段の下で遺体となって発見された。頸椎の骨折が致命傷か。2階から落ちたにしては背中の傷が少ないのは、1歳の子・陽斗(はると)を抱えたまま転落していたからだと見られる。結衣があおむけの状態で亡くなっていたことから、丸屋は誰かに突き落とされた可能性を疑うが、朝顔は「他殺はありえない!」と感情的になる。朝顔は結衣の検査の担当を申し出るが、茶子は、朝顔には当分解剖を任せられないと答えるのだった。光子が、結衣は朝顔の知り合いだと法医学教室のみんなに話したことで、みんなは普段とは異なる朝顔の様子に納得する。

警察では、三郎が今朝、ドンっという大きな音で目が覚めたと話す。隣に住む中学生も、午前6時に大きな金属音が聞こえたと証言している。また、半年前に、虐待の疑いがあると通報がり、児童相談所が三郎の家を訪れていたことが判明する。そのため、三郎と結衣の2人の子供・健(たける)と陽斗が児童相談所に保護されてしまう。朝顔は、三郎による虐待を強く否定し、捜査から外されて早くに帰宅した平と口論になる。

その夜、布団に横になった朝顔は桑原に、結衣を解剖できなかったことを話す。これまで、ご遺体を家族のように、友達のように思い解剖してきたつもりだったが、実際に友達を前にしたら手が震えて解剖できなかった。自分がやってきたことは何だったんだろうかと。じっと朝顔の話に耳を傾けていた桑原は、朝顔の手を握る。

半年前に児童相談所が関与した経緯が明らかになる。結衣が居眠りをして授乳中に陽斗の顔を圧迫してしまい、陽斗が救急車で病院に運ばれ、病院側が虐待を疑い児童相談所に連絡したのだった。その際に、三郎が結衣を厳しく叱責したという証言もある。また、1週間前に結衣がけがをした状態で保育園へお迎えに来ていたことから、三郎によるDVの可能性も浮上。そんな中、自暴自棄になった三郎が出頭してきた。

夕食後に、平が朝顔に東北大震災の日の話をする。ごはんも食べずに里子を必死で捜していた平と朝顔に、浩之がお米を炊いて握ったおにぎりを差し出してくれた。平は「食べなきゃ」と言っておにぎりを頬張り、それを見た朝顔も泣きながらおにぎりにかぶりついた。平は、あの時食べたおにぎりの美味しさを思い出していた。そして、「自分を責めなくていい」と朝顔に語りかける。「朝顔が法医になると言った時、朝顔が一生懸命に生きようとする姿が嬉しかった。朝顔が生きてさえいてくれればそれでいい」と。朝顔は泣きながら、「お父さん、ありがとう」と話す。そして、朝顔は決意した。「うまくできないかもしれないけど、自分ができるところまでやってみる」と。

翌日、朝顔は出勤し、みんなに謝る。その上で、結衣の死因鑑定を手伝わせてくださいと茶子に申し出た。結衣と結衣の家族のために、死因を明らかにしたいと。手が震えないかはわからない。もし、手が震えたら代わって下さいとお願いする。皆さん、助けてくださいと頭を下げる。その頃、平も捜査をさせて下さいと山倉に申し出ていた。また、丸屋も三郎が犯人だとは納得できず、一緒に実況見分をさせてほしいと申し出るのだった。

 

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【監察医朝顔】9話ネタバレ感想:浅井結衣を殺した犯人は三郎?【上野樹里主演ドラマ】

2019.09.09

 

ドラマ『監察医朝顔』第10話あらすじや感想とネタバレ

 

ドラマ『監察医朝顔』第10話あらすじ

朝顔(上野樹里)は、三郎(きづき)の妻・結衣(松長ゆり子)の死因鑑定を手伝わせてほしいと茶子(山口智子)に申し出る。もしまた手が震えたら、茶子や藤堂(板尾創路)、光子(志田未来)が代わってほしい、と訴える朝顔。その思いを受け止めた茶子は、朝顔の願いを聞き入れる。一方、平(時任三郎)も捜査への参加を直訴し、今回の案件に違和感を抱く丸屋(杉本哲太)とともに改めて実況見分に向かう。

警察は、結衣が次男・陽斗(遠藤千空)への授乳中に眠ってしまい、顔を圧迫された陽斗が病院に運び込まれた件で虐待を疑われたことを掴んでいた。その際、三郎は結衣を叱責したという。また、1週間前、結衣が自転車で転倒したというケガも、三郎によるDVではないかと疑っていた。

三郎の家を訪れた朝顔と茶子は、階段の高さや角度だけでなく、壁なども丹念に調べていく。結衣のスマートフォンなどを押収した平と丸屋は、不審者が侵入した可能性も考え、家全体の指紋を採取する。

法医学教室に戻った朝顔たちは、ダミー人形を使って落下実験を行う。その結果、1階にミルクを取りに行く際に足を滑らせたのではないかという三郎の証言や、三郎が2階から突き落としたとする警察の見立てのどちらも、傷の付き方や倒れていた姿勢と矛盾することが判明する。

一方、桑原(風間俊介)は、県警本部がマークしていた建設会社に関わりがあるらしい刺殺事件を追うことになるが……。

 

第10話の感想やネタバレ

 

第10話の感想

 

メスを握る手の震えを止めることができず、法医学者としての自信を失いながらも、朝顔の信念は変わらない。とはいえ、学生の前で話すのは大変なことだったと思う。よく頑張った!朝顔!!

 

再解剖してもらえるのはありがたいことなのだと思えてきました。

 

激しい雨の中、桑原の背後で転がる石を見て、視聴者は悪い予感しか起きないですもんね。

 

なるほど!こんな細かい描写からも、人が人を思う優しさが読み解けるんですね。

 

こんなアプリが存在するなんて知らなかった~~

 

第10話のネタバレ

朝顔と茶子が浅井家へ出向き階段周辺を調べ、丸屋と平は再び実況見分を行った。すると、三郎が結衣を突き飛ばしたとする警察の言い分と、結衣はミルクを取りに行って足を滑らしたという三郎の言い分のどちらにも矛盾があった。その後、階段の手すりの掌紋を調べたことで、結衣は一旦階段を全て降り、階段を3段目まで上がったところで転倒したことが判明するが、なぜ脾臓(ひぞう)が破裂していたのか。茶子が再解剖し、朝顔が脾臓の組織片を調べたことで、ついに結衣の死因が明らかになる。

後日、朝顔は、結衣は遅発性脾破裂を発症していたと、三郎に説明する。結衣は亡くなる1週間前に自転車で転倒した際に脾臓を損傷し、無症状のまま生活していたが、あの日の朝発症したのではないかという見立てだった。激しい痛みが結衣を襲い、結衣は階段を踏み外したのではないだろうか。金属音は、結衣が目覚ましのアラームとして使っていたモスキート音だった。結衣は、仕事で疲れて眠る三郎への配慮から、自分にだけ聞こえるように設定していたのだ。また、陽斗を圧迫した痕が片側しかないのは授乳中のケガを意味し、虐待ではないことが明らかになる。三郎の殺人の容疑は晴れたが、しばらくは結衣の両親が健と陽斗を預かることになり、陽斗は保育園を辞めることになった。

ある日、鮫島組の男性・西川誠が刺殺体で見つかる。西川のズボンのポケットに国江建設の執行役員を示す名刺があり、神崎へ一報が入る。国江建設では社員の自殺が相次いでおり、神崎と桑原は捜査中だった。朝顔は西川の解剖の執刀を申し出るが、メスを持った途端、手が震えだす。茶子が執刀を代わり、光子が茶子のサポートにまわる。

朝顔は茶子に頼まれ、明日と明後日、医学部1年生への講義を任されてしまう。医学生からの質問が発端となり、朝顔は法医学に関する思いや自身の母親を震災で亡くしていることを話す。さらに、「法医学者は命を救うことはできないが、亡くなられた方の最後の声を聴ける唯一の存在だ」と話す。「そのことが亡くなられた方への弔いにつながると考えている」と。学生たちは、いつのまにか真剣に朝顔の話に聞き入っていた。茶子も学生たちにまじって朝顔の話を聞いていた。

桑原と神崎は、国江建設の情報提供者・赤井に会いに行く。辺りは真っ暗で、激しい雨が降り出す中、桑原・神崎・赤井は不法投棄の現場へ向かう。朝顔や平は桑原の帰宅が遅いことを心配していたその時、朝顔のスマホが鳴る。土の中から、結婚指輪をはめた男性の左手が伸びているのだった。

 

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【監察医朝顔】10話ネタバレ感想:桑原が生き埋めで生きてる?犯人は赤井(笠原)?【上野樹里主演ドラマ】

2019.09.16

 

ドラマ『監察医朝顔』最終回(第11話)あらすじや感想とネタバレ

 

ドラマ『監察医朝顔』最終回(第11話)あらすじ

深夜、朝顔(上野樹里)の元に茶子(山口智子)から連絡が入る。山梨県で発生した大規模な土砂災害に対し、興雲大学法医学教室に応援要請があったのだ。朝顔は、つぐみ(加藤柚凪)を平(時任三郎)に任せ、法医学教室へと急いだ。

事故直前、現場には、桑原(風間俊介)と神崎(市川右團次)の姿があった。反社会組織とつながり、違法な開発や投棄を行っている建設会社を追っていた桑原たちは、情報提供者の現場監督・赤井(笠原秀幸)に会い、彼の案内で不法投棄の現場を見に行っていた。

朝顔は、茶子、光子(志田未来)、高橋(中尾明慶)、絵美(平岩紙)とともに不測の事態も想定してさまざまな機材や書類を準備。法医学教室の解剖案件は藤堂(板尾創路)と熊田(田川隼嗣)に任せて現地へと向かった。

早朝、災害対策本部が置かれた市民センターに到着した朝顔たちを迎えたのは、離婚して山梨県警の検視官に復職していた伊東(三宅弘城)だった。
事故から一夜が明け、被害状況も徐々に明らかになっていた。土砂崩れによって下敷きになったのは、老人ホーム、建設現場のプレハブおよび社員寮、三棟の民家だという。しかし、二次災害の危険があることから、死傷者の数はまだわかっていなかった。

待機を指示された茶子は、その間に他大学の法医や地元の医師、警察・行政関係者らと連携し、遺体安置所の設営を進める。ほどなく、そこに遺体が運び込まれてくるが……。

 

最終回(第11話)の感想やネタバレ

 

最終回(第11話)の感想

 

心からそう思います。平の言葉に重みを感じます。

 

朝顔、よく頑張った!あたたかな家族の存在が大きいね。

 

「強くなったなぁ~」平は朝顔を見て、そう感じている気がします。

 

灯篭流しの灯篭に書かれた言葉からも、朝顔たちが何気ない日常を大切にしていることが伝わりますよね。

 

里子が残したメモ書きを冷蔵庫に貼ったまま、どうすることもできずにいた平と朝顔。それが、平の手で手袋と一緒にしまうことができて、止まっていた時計の針が動き出したかのようですね。

 

最終回(第11話)のネタバレ

赤井・神崎・桑原は生き埋めになったものの、なんとか土砂の中から這い上がる。桑原は朝顔に電話をかけ、山梨で土砂崩れに巻き込まれたが無事だと知らせた後、山梨県警へ向かった。

土砂災害による応援要請があり、茶子・絵美・朝顔・光子・高橋は災害対策本部へ向かい、遺体安置所の準備を進めていく。次々と運ばれてくる遺体を前に、表情は強張り、手の震えが止まらない受け入れスタッフもいる。そんな中、赤井が身元確認の手伝いをさせてほしいと朝顔に申し出る。赤井は、「自分たちがごみを捨てたり、土砂をたくさん積んだせいで起きた土砂崩れかもしれない」と言うのだった。話を聞いた朝顔は、平に報告する。そして、赤井に土砂災害に遭った人たちの身体的特徴を書きだしてもらうことで、身元確認に役立てていく。一方、野毛山署の捜査員たちは、土砂崩れの真相を明らかにするため、国江建設執行役員・白石隆善の行方を追う。

桑原が帰宅すると、つぐみは桑原に飛びつき、平は「無事でよかった」と声をかけた。

翌日、20人の遺体が運ばれてくる。検案にあたる朝顔は、窒息死や圧死ではない別の死因を疑い始める。すると、平から朝顔に電話があり、産業廃棄物と一緒に、濃硫酸と次亜塩素酸が捨てられていたことが判明する。朝顔はみんなに、遺体の一部は塩素ガスを吸って亡くなった可能性を伝え、二次被害を防ぐために、現在は山梨県警で検視官として働く伊東に解剖できないか申し出る。受け入れ先がないため、茶子も、この場で解剖することを後押しする。伊東は山梨県警の許可が出ないと言って困り果てるが、丸屋が駆けつけたおかげで、神奈川県警の責任のもと解剖が行われる。茶子は朝顔の判断を褒め、朝顔に執刀を任せる。解剖の結果、朝顔たちは、塩素ガスによる中毒死だと断定するのだった。その頃、野毛山署の捜査員たちは白石を確保した。白石が国江建設は鮫島組から不法投棄を請け負っていたと自供したことで、避難範囲の拡大が求められ、甲府中央大学が全ての遺体を解剖して死因を明らかにすることが決まった。

朝顔たちはやるべきことを終え、興雲大学へ戻る。朝顔は茶子に、執刀できたことの感謝を伝え、家族が待つ家へと帰る。つぐみを寝かしつけた後、桑原は土砂に埋もれ死を覚悟したことを、朝顔に話し始める。桑原は「生きててよかった。俺も、朝顔もつぐみもみんな」と、生きていられる喜びをかみ締めていた。じっと話を聞いていた朝顔は、来週、仙ノ浦で行われる灯篭流しの話を始め、「母の故郷を見てほしい」と伝えると、桑原は「4人で行こう」と応えるのだった。

当日、平は前回仙ノ浦の駅のホームで立ち尽くしてしまった朝顔を心配する。朝顔は電車から降り、一瞬立ち止まるが、前をしっかりと見つめ、一歩一歩ゆっくりと歩き出す。そして、朝顔たちは浩之が暮らす家を訪れ、家族団らんの楽しい時間を過ごしていると、浩之は里子がこの場にいる幻を見るのだった。現実に戻った浩之は、なぜ里子がいないのかと泣き崩れる。朝顔は、家を飛び出した平を追いかける。平も里子の気配を感じると言う。朝顔は宙を見つめ、里子に報告した。やっと仙ノ浦へ来られたこと、家族を持ったことを。そして、夕方、朝顔たちは祈りを込めて川辺から灯篭を流す。帰宅した平は、冷蔵庫に貼ったままにしておいた里子の手書きのメモを、手袋と共に大切にしまった。

つぐみの保育園の発表会当日、万木・桑原家ではにぎやかな声が響き渡り、支度を終えた朝顔たちは出かけていくのだった。

 

↓もっと詳しく知りたい方は以下のリンクからどうぞ↓

【監察医朝顔】最終回11話ネタバレ感想:犯人は白石!仙ノ浦で灯篭流し【上野樹里主演ドラマ】

2019.09.23

 

ドラマ『監察医朝顔』の見逃し配信を無料視聴する方法

 

【監察医朝顔】動画を無料で見逃し視聴!pandoraとdailymotionも【上野樹里主演ドラマ】

2019.07.08

 

ドラマ『監察医朝顔』全話ネタバレ感想とあらすじ最終回まで更新まとめ

 

フジテレビ系列月曜9時枠は、漫画が原作のドラマ『監察医朝顔』です!

新米法医学者・万木朝顔が❝不詳の死❞を生まないために日々奮闘する姿が描かれます。

朝顔の母・里子は東日本大震災により行方不明となり、朝顔の父・平(たいら)と朝顔の心に深い影を落としています。8年前のまま時間が止まったように、里子を捜しに東北へ通う平。

父と娘の癒えることのない傷を描きながらも、2人の前向きに生きようとする姿が胸を打ちます。この大震災に真正面から向き合おうとするドラマになっているのではないでしょうか。

この記事では、ドラマ『監察医朝顔』を初回から最終回まで随時更新していきますので、ぜひご覧ください!

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