ドラマ『べしゃり暮らし』の最新話含むネタバレ感想一覧はこちらの記事にまとめています。
2019年夏のテレビ朝日系列土曜23時枠は、間宮祥太朗二さん主演のドラマ『べしゃり暮らし』が7月27日スタートです。
森田まさのりの『べしゃり暮らし』が原作で劇団ひとりが初演出となります。
笑わせるためなら、命がけ―!の青春ストーリー。
こちらの記事ではドラマ『べしゃり暮らし』の第3話ネタバレや感想やあらすじと次回の第4話のあらすじと期待の声や展開予想等を紹介していきます!
最新話の第3話までの内容を動画で見たいという場合は、U-NEXTを利用すると視聴できますのでチェックしてみてください。
次にドラマ『べしゃり暮らし』の第3話ネタバレや感想やあらすじを紹介していきます!
※ドラマ『べしゃり暮らし』もまだ視聴していないのに間違ってドラマ『べしゃり暮らし』の第3話ネタバレや感想や考察記事を見てしまった方、感想は気になるけどネタバレや考察自体が苦手な方はお戻りくださるようにお願いします。
Contents
ドラマ「べしゃり暮らし」第3話あらすじや感想とネタバレ
ここではドラマ「べしゃり暮らし」第3話あらすじや感想とネタバレについて紹介します。
ドラマ「べしゃり暮らし」第3話あらすじ
圭右(間宮祥太朗)は、辻本(渡辺大知)との漫才が“楽しい”と実感し、本気で芸人を目指す決意をした。2人のコンビ・きそばATは、漫才の日本一を決めるコンテスト『NMC(ニッポン漫才クラシック)』にエントリーをすることに!
NMCの予選当日、恐いもの知らずの圭右は余裕の表情で、調子に乗って緊張しまくる他の出場者を笑いとばす。そんな相方の態度に不安を覚え、辻本はたしなめるのだが、全く聞く耳を持たない。
本番がはじまり、舞台に上がる2人。会場の空気は、文化祭の時とは全く違い、緊張感に満ちていた。客はくすりとも笑わず、さすがの圭右も焦りを感じる。そればかりか、とんでもない行動に出てしまい…!?
ウケなかったことを客のせいにする圭右は、るのあーる・梵(浅香航大)と衝突し、辻本からも「漫才なめんな!」と、本気で怒られる。「お笑いって、つまんねーな」と子安(矢本悠馬)に言い残し、圭右は会場を去ってしまう…。
圭右の失敗を知ったデジタルきんぎょ・金本(駿河太郎)は、1枚のDVDを辻本に託し、圭右に見せるように言う。DVDには、人気漫才コンビ・デジタルきんぎょの、あまりに意外な過去の姿が収められていて…。
辻本との険悪なムードを残したまま、圭右は漫才を諦めてしまうのか…!?
第3話の感想やネタバレ
第3話のネタバレや感想の詳細を紹介します。
第3話の感想
第3話のネタバレ
何を言うてくれとんねん! お前。
泥棒にすんな!
泥棒ちゃいますよ。
泥棒ちゃいますからね…。
いや でも 泥棒して辞めるなんて
お前 ほんま…
アグレッシぶ!
ハハハ…!
訳わからんわ。
いや なんやねんて それ!
訳わからん言うとんねん
ほんまに。
バランス ガタガタっていう…。
はあ?
全然 立てなかった ちゃんと。
ああ… もう わかったよ!
いきなり こんなんやられても
ようわからないですよね?
なんやねん!
なんでしょう?
はあ?
わかりますか?
どういう事や?
挙手制で。
わかりますか?
わからないですよね。
ねえ? あの…。
なんですか? なんですか?
NMCだからって
緊張してるんじゃないんですか?
うわっ… やば…。
もう見てらんないんだけど…。
じゃあ 緊張をほぐすために
やっちゃいますか!
はあ? 何をや?
いつものやつ。
大丈夫ですか?
うん…。
なんや? 早う見せてくれ!
なんや? 早うやれや お前!
ピピッ ピッ ピピピピッ
ピッピッ!
アグレッシブセンサー!
なんやねんて それ!
説明しよう!
これは アグレッシブなものにしか
反応しないセンサーである。
おい… なんやねん それ!
それが なんやねんて だから!
とりあえず
お客さんのアグレッシブ度を
チェックしましょうか。
はい はい はい…。
来ましたよ お客さん。
変なのが来ましたよ!
ピッ ピッ…。
近づいてきましたよ。
これ 何分やるの?
3分。
まだ
1分くらいあるんじゃないかな。
なんか いたたまれねえな…。
ピッ ピッ ピッ
ピッピッピッピッ… ピッ!
(手をたたく音)
アグレッシぶ!
何しとんねん!
下ネタかい 結局!
ひざの角度。
はあ?
まあまあまあ そう…
じゃあ もう… いいですよ。
こんな状況で
下ネタ言えちゃう俺って…。
(手をたたく音)
アグレッシぶ!
(マイクにぶつかる音)
おい…!
(観客の笑い声)
(鳥谷静代)こんな奴に 私は…。
(望月ひかり)金本さん?
どうして こんな所に?
(観客の笑い声)
今のマジだよね?
ボコッて エコーしたよね?
ウケる!
これって…
笑われてるってやつだよね?
なんか言えや。
何 黙っとんねん お前。
なんか言えって!
おい! どこ行くねん!
ねえ? 漫才師が
マイクに頭突きってね…。
ほんま あいつ…。
(手をたたく音)
アグレッシぶ!
どうもありがとうございました!
(まばらな拍手)
(2人)どうも!
(拍手)
よろしくお願いします!
お願いします!
いきなりなんですけどね
洋菓子と和菓子っていうのが
この世にあるじゃないですか。
ありますね。
お疲れ!
(手をたたく音)
(梵)文化祭とは違えだろ?
勘違いしちまったか?
なめんなよ。
(背中をたたく音)
(上原)ピッ ピッ ピッ…
ピッピッピッピッピッピッ!
アグレッシぶ!
はあ?
おい! なんだよ てめえはよ!
ハハッ。
おお おお…!
ああ!? なんなんだよ てめえは!
めちゃめちゃアグレッシブじゃん。
怖い怖い 怖い怖い…。
うるせえな!
なんか文句あんのかよ!
おい 上妻…!
何しとんねん お前!
…すいません。
こいつが悪いんだよ!
お前 こっち来い!
おい… 離せよ!
(上原)すごいな。
ハハハハ…。
お前 黙っとけ!
喧嘩の事は ええわ。
なんで 途中で舞台を降りてん?
うるせえな。
あんな客の前でやってられっか。
文句があんだったら 客に言え。
なんや?
マイクに頭ぶつけて 笑われて
恥ずかしかったんか?
ご自慢のアドリブも
ウケへんかったしな。
お客っちゅうのはな
初めて見る奴らには
厳しいもんやねん。
ウケへん事を客のせいにすなよ。
あんなハプニングでしか笑えねえ
客が馬鹿なんだろ。
舞台と学校 一緒にすなよ!!
なんやねん!
そら お前はな
学校では おもろい奴やろ。
けど それはな
みんなが お前の事
ようわかってくれとるからじゃ。
笑う空気ができとんねん。
けど ここはな NMCや!
誰も
俺らの事なんか知らんのじゃ!
漫才なめんなや。
なめてねえよ!!
なめてねえよ…。
静代…。
これが
潤がやりたかった漫才なん?
いや…。
お笑い 馬鹿にしてるやん!
潤は ほんまに
これでいいと思ってんの?
こんなんやったら
こっちから願い下げや。
私も あほやった。
がっかりさせんなや!
いやあ 西川口は もう
人間の住む場所じゃねえな
これは。
よし 行くか。
すみませーん!
菜々緒さんですよね?
いや 菜々緒…。
働きまーす!
誘ってないよ!
じゃあ もう 面倒くせえから
キャバクラの面接 行ってきますわい。
なんで そうなるの?
もういいよ!
どうもありがとうございました!
(拍手)
(上原・梵)はい どうも!
(観客の歓声)
(2人)「あるあるあーるの
るのあーる」
よいしょ!
(拍手)
(梵)いやあ 生活してるとね
なかなか気まずい瞬間って
あるよね。
あるね。
プシュー…。
あっ お前 ここの駅なんだ。
じゃあね!
はあ? お前うるせえよ!
エロ動画ばっか見てんじゃねえぞ
馬鹿野郎!
てめえ ふざけんじゃねえぞ!
マジで ぶっ殺す! ぶっ殺す…!
プシュー…。
(観客の笑い声)
はい!
(2人)「あるあーる」
(観客の笑い声)
何が面白えんだ…。
いや るのあーるは
面白いとかじゃなくて
よくテレビにも出てるし…。
ほら 結構 ファンの人も
来てるみたいだからさ…。
だから こんなクソネタでも笑える
って事か。
お前って 絶対 甘えん坊。
(上原)そんな事ないよ!
そうだよね…。
空気で笑ってるだけだよね。
でも それじゃあよ…
面白えとか面白くねえとか
関係ねえじゃん。
圭右くん…。
いやあ 久しぶり!
おお 久しぶり!
あれ? なんか 見ないうちに
ちょっと 顔 変わってない?
(上原)えっ そうか?
(梵)あっ もしかして 整形とか…。
お笑いって… つまんねえな。
(上原・梵)「あるあるあーるの
るのあーる」
よいしょ!
ありがとうございました!
(拍手)
(拍手)
芸人 目指すんじゃなかったの?
本くんと一緒に…。
あんな客を笑わせんのが
芸人なんだったら
興味ねえよ。
あれ…? 金本さん?
もう見なくていいんですか?
おう。
もう十分や。
(ひかり)そうですか…。
(子安)デジきんって
2回戦からじゃなかったっけ?
誰か 後輩の舞台
見に来てたのかな?
デジきんさん すごいよね。
今年 優勝候補だって。
お笑いの養成所 トップで卒業して
初舞台からウケまくって…。
(藤川則夫)おう。
おう。
(藤川)おっ!
自分 久しぶりやんけ。
おはようございます。
(藤川)おう。
藤川さんも 後輩の方の舞台
見に来たんですか?
そうや。
「も」?
(子安)はい。
珍しいな。
金本も来てんのか。
あれ? 本は?
(子安)ああ… えっと…。
お前 もしかして出たんか?
その顔
どうやらスベったようやな。
まあ しゃあない。
誰かて通る道や。
ここで腐らんと 前を向く事やな。
努力できる 才能持ってる奴が
天才になれんねんぞ。
いや…。
デジきんは 初舞台から
ウケまくったんすよね?
ああ?
あんな 笑いも何も
わかってないような客の前で
何やったって
しょうがないっすよ。
(藤川)おい。
おい!
(竹若)圭右 今日も休みかなあ。
もう3日目だぞ。
うん…。
まあ あれだけ派手に
スベったんじゃなあ。
まあな。
(梅垣)来づらいよな。
(竹若)あいつにしてはな
ちょっと ひどかったな。
(梅垣)珍しいし。
(竹若)珍しかったね。
(ため息)
(上妻しのぶ)あっ
奈々ちゃん いらっしゃい。
(奈々)圭右 どうしてる?
NMCの事
全然 話してくれなくて…。
もしかして駄目だった?
(上妻 潔)おい!
出前のそば もうあがるぞ!
圭右! まだか?
伸びちまうだろうが お前…。
さっき言っといたけど…。
出前は行くんだ。
落ち込んでてもね お店の手伝いは
きちんと するんだよ。
座ってて。
ありがとう。
ほらね。
なんだかんだいって
お父さんのおそばは
大事に思ってるのよ。
(潔)はーい もりそば2つ
おまちどおさまです。
はい。
お前 いきなり
薬味 入れんじゃないよ!
まずはね こう
そばだけを食べる。
ねっ。
面倒くさいな 課長は。
この店はね 今どき珍しく
だしが薄口なんだよ。
お店のこだわりのだしを
味わうためにはですね
ちょっとだけつけて…。
(男性)いや
俺は びちゃびちゃがいい。
お客さん お客さん。
はい。
お好きに
召し上がっていいんですよ。
(男性)ほら 下品だから…。
(男性)何が下品…。
(潔)いいか 圭右。
うちのだしは煮込みすぎない。
臭みまで一緒に出ちまうからな。
こう… 薄削りのかつお節で
サッと だしを取る。
そのほうがな
そば自体の香りが引き立つんだ。
ふーん…。
けど そんなに頑張ったって
お客さん
なんも考えないで食べるでしょ?
うん。
そりゃそうだよ。
どんなに手間をかけようが
お客さんにとっちゃ
なんにも関係ねえよ。
何を注文するかも
どんな食べ方をするかも
全部 お客さんの自由だ。
こっちから
お客さんに対して 注文なんか
しちゃいけねえんだよ。
わかるか?
「客が こうあるべきだ」なんて
求めるもんじゃねえんだ。
ほら 見ろ。
アクが出てきただろ。
これを取る…。
(潔)圭右 何ボーッとしてんだよ!
えっ?
アパートのどんぶり 下げてこい!
あと 出前 大沢さんとこ…。
ひょっとしたら あいつ
そもそも 笑いのセンス
なかったのかもな。
なっ 本。
いや… あいつは
漫才なめとるだけやから。
何しててん? 3日間も。
何が悪かったか考えてた。
客が悪い。
あいつら
全然 笑いをわかってねえ。
…とか思ってたけど。
結局 俺たちの漫才をどう見ようが
客の自由だ。
「客は こうあるべきだ」なんて
求めるもんじゃねえ。
客のせいにして
舞台から降りたのが間違ってた。
客は 正直に反応しただけだ。
つまり…
要は面白くなかったって事だ!
だとしたらよ…。
俺 やっぱ
芸人 向いてねえのかな…。
藤川さんも言うてはったやろ?
そんな最初から…。
デジきんは
初舞台からウケまくったんだろ?
これ そのデジきんの金本さんから
預かってきた。
(金本)はい。
えっ なんすか? これ。
なんでもええねん。
お前 絶対見んなよ。
これを上妻に?
おう。
俺が言うとおりになったら
あいつに渡したれ。
1回の失敗で辞めてまう奴も
おるからな。
それはヒントや。
ヒント?
俺も ヒントもろたからな。
コーヒーいれて。
すみません。
お前に見せてくれって。
俺は見てへん。
俺に?
俺はな…
文化祭での漫才は
ほんまもんやったと思うてる。
思うとんのじゃ!!
おい!
なんだよ…。
(金本・藤川)「『デジタルきんぎょの
真夜中ラジオ』!」
(音楽)
「はい。
というわけで
今夜もよろしくお願いします」
「始まりましたねえ」
「始まりました。
なあ」
「始まりました。
ていうか 本爆さん…」
そのシャツ どこで買うたんすか?
いや ラジオ聞いてる人 絶対
わからへんと思うんですけど…。
いや これな 見てほしいな。
ピンクと黄色と… なんやの?
そのペイントされた…。
5色 6色ぐらいの…。
(本家爆笑王)いいだろ いいだろ?
(金本)いやいや
めっちゃ言うてくる…。
めっちゃ言うてくる…。
ハハハッ!
「まあ 早速
コーナーいきましょう」
「参りますか」
「イカして…」
(金本・藤川)「る!」
「…のコーナー」
「ハハハハ…」
「合わへんかったな」
「え きましたね。
イカしてるのコーナー」
(藤川)「早速 いきますよ」
(金本)「はい いきましょう!」
(藤川)「えー ラジオネーム…」
(ノック)
ん?
(子安りえ)勉強中 ごめんね。
おにぎり ここ置いとくわね。
うん ありがとう。
(藤川)「”この前 塾の帰りに
コンビニに寄ったら
お姉ちゃんがいました”」
(金本)「ほうほう」
「どうも!」
「はい どうも!」
(2人)「エプロンパパです!
よろしくお願いします!」
「ねえ 僕らね
今日が初舞台いう事でね
顔と名前だけでも覚えて
帰ってくださいね」
「しかし 驚いたなあ」
デジきん…?
「最近の携帯は 写真だけやなくて
動画も撮れるらしいで」
「携帯で動画?」
「ああ」
まあ これでは ちょっと…
なんもあげられへんなあ。
そうやな。
もう 次 いきましょう。
(金本)まあ イカしてる事に
しときたいけど まあまあ…
次 いこう 次 いこう。
いくで? いくで?
「ラジオネーム “はにかみ工場長”」
「うわっ また 工場長
来たで これ。
はいはいはい」
(金本)「どんだけ送ってくんねん
はにかみ工場長」
(藤川)「いや 工場長な
うちのストラップ
めっちゃ もう 取りすぎやろ」
(金本)「いや もう だって
200本ぐらい持ってんちゃう?」
(藤川)「持ってないわ!」
「200本もないわ。
出てない そんなん。
出てないわ」
「4649… よろしく!」
「それ ポケベルやないか!
お前 いつの時代やねん!」
「5963!」
「ご苦労さん!」
うわ…。
全然ウケてねえ…。
(金本)「お前 あれ知ってるか?」
「電電公社が
NTTになるらしいで」
「戻りすぎやろ!」
「国鉄もJRになるらしいで」
「いつの話や!」
「ああ そうや。
お前 あれやで」
「人類が月面に着陸したらしい」
(藤川)「フフッ…
さかのぼりすぎやな!」
(金本)「あれや。
あのな…
びっくりしたやろ?」
「な… なんですか?」
「大きな黒い船が
こっちに来よったなあ」
「いや ペリー来航やないか!
お前 いつの時代やねん!」
え じゃあ いきます。
「僕の友達はイカしてます」。
「2人の最強コンビ 最近
大喧嘩をしてしまったのですが
お互いに
勘違いをしていただけだとわかり
コンビ継続」
(本爆・藤川)おお。
「反省した2人は
そのあと割り勘で
原宿のパンケーキ屋で
反省会をしていました」
「イカしてる!」。
イカしてへんわ あほ!
(藤川)イカしてるなあ
イカしてるわ。
いや イカしてへんやろ。
もう あかんわ もう。
いや あれやな。
これ あれや。
若気の至りってやつやわ。
(金本)ああ まあまあまあ…
あんのかな そういうのもな。
これ あれやな あれ…
俺 思い出すわ。
ん?
(藤川)俺ら 初舞台の時にな
お前 客の前で…。
あかん! そんな… あほ!
(藤川)「何がや?」
(金本)「あほ! あかん…!」
(藤川)「なあ? ハハハ…」
(金本)「おい!」
(藤川)「はい なんですか?」
(金本)「ここの客は
笑い方 知らんのか? おい!」
(藤川)「ねえ…。
あっ 笑ていいんですよ?」
(金本)「笑う気ないんやったら
来んでええねん。
帰れ コラ!」
(藤川)「やめとけ やめとけ…」
(金本)「帰らんかい!」
「やめとけて」
「やかましいわ!」
「お前ら 何が客じゃ!
ほんま しょうもない!」
(藤川)「ネタ中やろ。
ネタ中やろ!」
(金本)「お前も
ちゃんとツッコめよ!」
(藤川)「はあ?
お前がおもんないんやろが!」
「お前のボケが
おもんないんじゃ!」
(金本)「ネタの一つも
考えんで…!」
(藤川)「お前のネタが
おもんないんじゃ!」
「ちゃんとやれや!」
「やめとけよ…!」
(藤川)「オラッ! うあっ!」
(アナウンサー)
「指乃村サービスエリア先頭に
3キロ渋滞しています」
「関北道は 上り線…」
(ため息)
ションベン。
(ドアの開閉音)
ああ!
生で いらん事 言うてもうたな。
なあなあ…
さっき言ってたの 何?
お前らの初舞台って。
本爆さん 金本から
なんも聞いてないですか?
なんにも聞いてない。
ああ…。
いやあ。
僕らね…
このデジきんやる2年ぐらい前に
エプロンパパいう
コンビやってたんですよ。
(本爆)あっ そうなの?
(藤川)そうなんです。
いや 今でこそね
まあ 僕ら この
お笑いのエリートみたいな感じで
持ち上げられてるじゃないですか。
(本爆)言われてる。
(藤川)全然ちゃうんですよ。
その 一回 エプロンパパっていう名前で
デビューした時の初舞台で
もう ダダスベりしたんですよ。
(本爆)えっ 珍しいね。
(藤川)いや 珍しいとか
ちゃうんですって。
なめてたんで。
もう なめきって 客前出て
調子乗ってやってたんで
ダダスベりして
それで金本が 客にキレて…。
ハッ…。
ハハハ…。
まあ わかるでしょ?
うん わかる わかる。
(藤川)それで まあ…
前の事務所ね その場でクビ。
(本爆)マジで!?
(藤川)で 解散。
(金本)誰に向かって
口利いとんじゃ コラ!
調子乗んな オラッ!
(金本)コラ!
殺すぞ コラァ!
冗談じゃねえ!
(殴る音)
(金本)このボケが!
(藤川)オラァ!
辞めたるわ!
ほんま しょうもない!
死ねーっ! 辞めてまえーっ!!
(荒い息遣い)
まあ なんすかねえ。
まあ さっきも言いましたけど
ほんま なめてたんですよね。
漫才をなめて
で お客さんの前で その…
漫才やるっていう事に対して
もう
なんもわかってなかったんで
まあ それはウケないですよね。
えっ そのあと どうしたの?
お前ら。
うん まあ 僕は…
まあ 金本はわかんないですけど
僕は一人でバイトしながらね
ぶらぶらしてて…。
すみません…
すみません これは…?
あっ こっち置いといて。
ここでいいですか?
うん。
はい。
これも?
うん これも。
はい。
フッ…。
ちょっと 俺
くさい事 言っていいっすか?
(本爆)フフッ なんだよ?
(藤川)ハハハハ…。
失ってみて 初めてわかる事って
あるじゃないっすか。
うん 言うね。
言うじゃないっすか。
でも くさいね 今のね。
くさいでしょ?
いや ほんまにね
俺も くさいなと思うんすけど
俺は やっぱり
お笑い 好きなんやなって
思ったんすよ。
それ なんでかって言うとね…。
(藤川)お疲れさまです。
お疲れ。
「どうしたんだ? お前。
しっかりせえよ」
「私は中村…?」
「ここは…
イノベーションシティーセンター?」
「いや どこやねん? それ。
お前 先を見すぎて
未来のこの場所の名前
言うてるやろ」
「お前の未来は
なんとなく見えてきた」
「先読みの範疇 超えてるって…」
「(観客の笑い声)」
なんか 漫才やってる声
聞こえるなと思って
テレビ見たら もう…
漫才やってて。
で それ見て
「あっ 俺
めっちゃ漫才やりたいなあ」って
思ったんですよね。
へえ。
(藤川)もう辞めて 何カ月ぐらい…
忘れましたけど
なんか それで 思って
あの… これ もう
いても立ってもいられへんと
思って
で 僕一人で
養成所の面接 行ったんですよ。
そしたら…。
では また お呼びしますので
こちらのフロアでお待ちください。
はい。
おう…。
おう…。
フッ…。
フッ… ハハッ…。
ああ そうか。
いや おんなじやったんすね
あいつもね。
やりたかったんすよ。
そうか そうか…。
なんか あれだもんな。
最近 お前ら いい感じだもんな。
なんかを乗り越えたっていうかさ
すげえ感じるよ そういうの。
ほんまっすか? いや まあ…
この前ね あの…
ある芸人志望のガキにね
言われた事があって。
お笑いやるんやったら
自分がもっと楽しまなあかん
言うて。
言うてたんすよ。
いや もう… こんなん
当たり前の事じゃないすか。
自分が楽しい思ってなかったら
お客さんが楽しいわけがない。
これ 当たり前なんすけど…。
なんか あれだ。
初心に帰らされた感じみたいな?
(藤川)そうですねえ。
でも ほんまね
これは 金本にも響いてたと
思いますよ。
うん。
(本爆)ああ…。
お願いします。
お願いします。
おい 本っ!!
うわあっ! びっくりした!
おい 見たぞ!
おう…。
あのなあ! お前
藤川さんが言ってた…
やっぱ 正しいんだよ!
あのな 最初っから天才なんて奴
いねえんだよな。
わかります? お兄さん。
何やってんねん。
お兄さんも天才だもんな。
わかるよな きっと。
おい!
なあ?
むしろ 天才こそ
最初は理解されない。
わかるか? 天才坊主。
天才坊主 わかるか? なあ?
あのな 天才って
最初は理解されないんだ むしろ。
だけどな あの…
今 天才と呼ばれる あのデジきんが。
あのデジきんですよ わかります?
あのデジきんが
昔は こんなんだとしたら…
したらですよ! あの…
俺らは このあと
どうなっちまうんだろうなあ!
おい!
どうなっちまうんだよ 俺らは!
天才は…。
今 僕 才能を配ってます。
これ 才能だ。
お兄さんが
左手に持ってるのは才能です。
あのな 俺らは
やばい事になるぞ!
NMC優勝どころじゃ
なくなるぞ!
だから 俺らは もっと
アグレッシぶ!
よろしくお願いします。
あっ そう。
お前がそういう感じなら
もう出ちゃうからね。
あっ そう。
ピッ ピッ…。
お前 それはやめろ!
ピッ ピッ ピッ ピッ…。
お前 そのセンサーは
二度と発動させんな。
はあ? わかってねえな。
お前
おもろくないんやっちゅうの。
何を学んだんや…。
姉ちゃん?
おい… あれ
根津さんちゃうんか?
ねずみ花火の…。
(根津孝介)「まあ まずい!
食品偽装までしてるんですよ!」
何が芸人だよ! オラァ!
姉ちゃんに適当な事してるからと
思ってよ。
(花田 稔)それで許してもらえる
とでも思ってんのかよ?
俺たちを
舞台に立たせてもらえませんか?
なめんなよ この野郎!
(根津)やらせてもらえませんか?
最後の漫才を。
少しでも
本物の舞台の上で
勉強させてもらいたいんです。
ドラマ『べしゃり暮らし』の最新話含むネタバレ感想一覧はこちらの記事にまとめています。
ドラマ「べしゃり暮らし」の見逃し配信を無料視聴する方法
ドラマ『べしゃり暮らし』第3話のネタバレや感想以外に動画を見逃し配信を無料視聴する方法は以下のリンク先で紹介しています。
ドラマ「べしゃり暮らし」第3話ネタバレ感想と第4話の反応と期待の声と展開予想のまとめ
以上、ドラマ『べしゃり暮らし』を第3話ネタバレ感想と次回第4話の反応と期待の声と展開予想を紹介しました。
第3話ネタバレ感想まとめとしては・・・・・。
この記事では、ドラマ『べしゃり暮らし』を第3話ネタバレ感想まとめを紹介しましたが第3話以降も詳細にネタバレとあらすじや感想を更新していきますので、ぜひご覧ください!
次回のドラマ『べしゃり暮らし』放送日は2019年8月17日予定となります。
次回のネタバレ感想考察は随時情報が出次第更新、そしてドラマ『べしゃり暮らし』のネタバレ感想を追記していきます。