ドラマ『それぞれの断崖』の最新話含むネタバレ感想一覧はこちらの記事にまとめています。
2019年夏のフジテレビ系オトナの土ドラ枠は、遠藤憲一さん主演のドラマ『それぞれの断崖』が2019年8月3日スタートです。
「被害者の父」と「加害者の母」。心の断崖を抱える二人の愛の行方に、目が離せない
こちらの記事ではドラマ『それぞれの断崖』の第2話ネタバレや感想やあらすじと次回の第3話のあらすじと期待の声や展開予想等を紹介していきます!
最新話の第2話までの内容を動画で見たいという場合は、FOD(ここは動画配信サイトの内容による)を利用すると視聴できますのでチェックしてみてください。
次にドラマ『それぞれの断崖』の第2話ネタバレや感想やあらすじを紹介していきます!
※ドラマ『それぞれの断崖』もまだ視聴していないのに間違ってドラマ『それぞれの断崖』の第2話ネタバレや感想や考察記事を見てしまった方、感想は気になるけどネタバレや考察自体が苦手な方はお戻りくださるようにお願いします。
Contents
ドラマ「それぞれの断崖」第2話あらすじや感想とネタバレ
ここではドラマ「それぞれの断崖」第2話あらすじや感想とネタバレについて紹介します。
ドラマ「それぞれの断崖」第2話あらすじ
息子・恭介(渡邉蒼)を殺したのが同級生の八巻満(清水大登)であること、少年法上まだ13歳の満は犯罪者にはならないということを知り、激怒する志方(遠藤憲一)。さらに、不登校や家庭内暴力などの問題があった恭介の側にそもそも事件の原因があったのではという憶測記事が出て、志方や雪子(田中美佐子)、真弓(仁村紗和)らは怒りに震える。
志方は出版社に勧められて、反論の手記を出すことに。少年を殺意むき出しで激しく糾弾する内容と、さらには編集部が企画した座談会でも満への憎しみを感情的にぶちまけたことで、世間から猛烈なバッシングが巻き起こる。恭介側の家庭の問題や、事件当夜に志方がいかがわしいデートクラブにいたことも発覚し、志方家や職場にまでマスコミが押しかける事態に発展してしまう。
一方、満の母・はつみ(田中美里)は、息子が犯した罪に打ちひしがれながらも、せめて志方家に謝罪したいと申し出るが、満の弁護士・若菜(内田滋)に「その必要はない」と止められる。警察は、高城秀子(黛英里佳)という女性に対する暴行事件にも満の関与を疑っていた。はつみは、理解しているつもりでいた息子の得体のしれない部分を突きつけられ、戸惑うばかりだった。
志方は、事態を重く見た会社から休職を命じられる。雪子もフラワーアレンジメントの講師を辞めざるをえなくなり、真弓は婚約者の父親から婚約破棄を告げられてしまう。恭介の事件と、志方の言動が引き起こしたバッシングは、志方家に大きな暗い影を落としていた。
そんな中、満が高城秀子への暴行を認めたという知らせが入る。満は、恭介と共謀してやった、10万円を恭介に脅し取られた、と供述していると言う。信じられない志方だったが、恭介の部屋を探すと供述通りの10万円が見つかり、呆然とする。
恭介は、秀子に憧れてラブレターまで書いていたのだ。彼女を襲ったりなどするはずがない。恭介のことは信じている。しかし――
真実を求めて、志方はある無謀な行動に出るのだが…。
第2話の感想やネタバレ
第2話のネタバレや感想の詳細を紹介します。
第2話の感想
第2話のネタバレ
(若菜)先日 志方さんが
警察署内で
八巻 満に対して
暴力を 振るわれた件ですが。
(志方)何ですか? いきなり。
謝罪に
いらしたんじゃないんですか?
(若菜)今は まだ
警察の捜査中ですので。
だいたい 親 何 やってんですか?私なら 真っ先に
被害者の家族に わび 入れますよ。それが 親ってもんでしょ。
(若菜)お気持ちは お察しします。
しかし 殴りかかるのは 言語道断。
(若菜)今回は 抗議するだけに
とどめますが
今後 あのようなことが
起きた場合
しかるべき措置を
取らせていただきますので。
謝罪もせずに 相手を責めるのが
あんたの やり方か。
だいたい 八巻 満は
罪の意識 あんのか?
もちろんです。
しかし まだ 捜査中でして。
私は どうしても
納得できない。
何で 人 一人 殺しておいて
罪にも問われず
12年で 社会復帰できんだよ?んな ふざけた話 あるか?
志方さんが 納得するとか
許すとかの話では ありません。
少年法は 犯した罪を 反省させ
少年を 更生させることを 第一に
制定されているものでして。
あんたらさ 何かっていうと
少年法が 何だかんだ 言うけど
何で 加害者の少年の人権が
守られて
被害者の人権 無視されんだ?
犯罪を犯した少年の 心の傷は
深いものです。
非力で 弱者ともいえる 少年は
われわれ 大人が
守ってやらねば なりません。
(志方)まったく 反省してない
少年でも 守んのか?
守ります。
その上で 更生の手助けをし
謝罪も きちんとさせます。
(雪子)いりません。 謝罪なんか。
(雪子)恭介を かえして。
あの子を かえしてください!
(若菜)先方に伺って
挨拶してきました。
(はつみ)どんな ご様子でした?
(若菜)大丈夫です。
まったく 問題ありません。
私 きちんと
謝りに行かなければ。
今は その必要 ありません。
私が 対処しますので。
お母さんは 先方のことより
満君のことです。
(はつみ)でも…。
満が やったことは
親の私の 責任です。
実は 今 満君には
別件の容疑も かかっています。
別件?
(角田)この女性を 知ってるね?
(満)知りません。
(角田)駅前の グリーンハイツに
住む 高城 秀子さんだ。
恭介君の事件の 1週間前
襲われて 殴打され
今 意識不明で
入院している。
(角田)もっと
よく 見てくれないか? ほら。
(満)知らないって 言ってるだろ!
高城さんが住む マンションの
防犯カメラに
君が 映ってるんだけどな。
高城さんが 襲われた日。
ちょうど 犯行時刻ごろ
エレベーターで 君は
高城さんの部屋がある 3階で
降りている。
(若菜)間違いないんですね?
満君に。
(角田)間違いありません。
(若菜)しかし
高城 秀子さんの部屋へ
行ったか どうかは
確認が 取れていませんよね?
じゃあ 何しに
あのマンションに 行った?
講座の方は 来週から
再開させていただきますので。
よろしく お願いします。
ああ。 おかえり。
真紀?
(ノック)
どうした?
(真紀)別に。
真紀…。
(真紀)八巻 満は 成績優秀
品行方正な 少年で
恭介に
脅迫されていたんじゃないかって。
(真紀)ひどいよね。
「少年 Aは 母子家庭に育ち
父親の顔も 知らない
家庭環境の中
近所でも 評判の
母親思いの少年」
「その少年が 同級生を
刺殺するという
凶行に至った 背景には
いったい 何が あったのか?」
「一方 被害者少年は
大手コンピューター会社
部長の 父親
市民講座で 講師を務める
母親という
恵まれた 家庭環境の中
不登校 家庭内暴力と…」
(山内)訂正記事は 出せません。
出せませんって。
お宅の いんちき記事で
こちらは 大変に 迷惑してます。
(山内)いんちき?
場合によっては
名誉毀損で 訴えても
いいんですよ。
(生田)記事を
よく 読んでいただければ
お分かりになると 思いますが
脅迫していたと
断定してるわけでは ありません。
だけど あの書き方じゃ
誰が読んだって 誤解するでしょ。
恭介が 脅迫してたなんて
とんでもない 言い掛かりですよ。
(山内)志方さん。
手記を書きませんか?
手記?
(山内)おっしゃりたいことは
たくさん あるはずです。
この際 思いの丈を
吐き出されたらいい。
訂正記事なんかより
あなたが 手記で
真実を 訴えられる方が
よほど 効果的だ。
訂正記事も 出せないような
週刊誌に
手記なんか 書きませんよ。
(山内)加害者の 母親ですが…。
息子が逮捕された 翌日
引っ越しています。
引っ越した? どこに?
さあ それは。
腕利き弁護士の 差し金ですよ。
このまま 向こうの思うように
事が進められて いいんですか?
(ブザー)
真紀!?
(真紀)お父さん。
何 やってんだ? お前。
(真紀)あんまり ムカつくから
文句 言いに来たの。
いないのか?
(真紀)うん。
やっぱり ホントだったのか。
(真紀)えっ?
おふくろさん 引っ越したってよ。
帰ろう。
(真紀)ひどいよ。
あんまりだよ!
何で そうなんの?
ひどいって!
分かった。
(真紀)放してよ!
分かったから!
分かった。
帰ろう。
(若菜)高城 秀子さんへの
傷害事件について
満君 本人は
否認してますが
警察は かなりの確信を
持ってるようです。
満。 何で そんなことを?
あなた 母親ですよね?
親子関係は うまく
いってなかったんですか?
満君とは あまり コミュニケーションが
取れていなかったようですが。
そんなこと ありません。
満のことは 私が
一番よく 分かってます。
母親は みんな
そう 思い込んでる。
それより 店は大丈夫でしょうね?えっ?
事情を 知ってるのは
ママだけですよね?
はい。
近所は もちろんですが
お店でも 絶対に
素性を 知られないように
くれぐれも 気を付けてください。
マスコミが あなたに接触しようと躍起になっています。
しっかりしてください。
そろそろ 面会も できますから。
満に 会えるんですね?
ええ。 間もなく 家庭裁判所での
審判が 始まります。
審判では 満君が
いかに 事件に向き合い
反省し 謝罪の気持ちがあるかと
同時に
母親としての あなたの
ありようも 問われますので
その おつもりで。
(バイブレーターの音)
失礼。
(バイブレーターの音)
では また。
(バイブレーターの音)
(真紀)出ないの?
うん。
(真紀)ひどいよ。
母親は どこに 隠れてるわけ?
弁護士は 知ってるんでしょ。
あんまりだよ。
ねえ? 恭介は
悪者にされたままなの?
おかしいよ。 間違ってる。
(真紀)恭介。
よく この公園で 写真 撮ってた。
(恭介)「2月24日。 昼の公園。
砂場の子供。 お母さん」
(真紀)恭介が 撮った写真
笑顔の人が 多かった。
あんな 優しい写真 撮る
恭介が
脅しなんか するはずない。
「息子 恭介は 同級生の
八巻 満に 殺されました」
「神社の境内のそばで
ナイフで 腹部と 胸部を 刺され
倒れているところを
発見されたんです」
「殺された息子の 無残な姿を
見たとき
私の胸は 張り裂けそうでした」
「息子には 夢がありました。
カメラマンになる 夢です」
「私に 反対されても
いちずに 夢を追って
写真を 撮り続けていたようです」
「でも もう その夢は
かなうことは ないのです」
「息子は 人一倍 傷つきやすい
優しい子供でした」
「教師の 何げない 一言や
友人の 裏切りに 不登校になり
時に 家庭内で 暴力を
振るうことも ありましたが
決して 他人を
脅したりする子では ありません」
「八巻 満は
恭介に 脅迫されて
やむなく 殺害したと
言ってるようですが
言い逃れの 嘘に
すぎません」
「しかし 八巻 満の 付添人
若菜弁護士は
少年法を盾に 理不尽なまでの
擁護をしています」
「そして 母親は 責任を回避して
姿を くらませています」
「私は 何としても
この事件の真相を 知りたい」
「どうして 息子 恭介が
殺されなければ ならなかったのか」
「その理由を 知りたいのです」
「殺人犯 八巻 満には
極刑こそが 望ましいと
思います」
「しかし 現行の少年法では
それは かないません」
「ですから もし 今
目の前に 八巻 満が いたら
たとえ 罪に問われようと
私は 間違いなく
刺し殺します」
(男性)この間の
中学生の 同級生殺し。
あれ ひどいもんだな。
あんな 中学生
どうしたら 育つんだか。
親の顔が 見てみたいよ。
(男性)被害者の親父の 手記も
ひどいよ。
相手の少年 刺し殺してやるって。
いくら何でもなぁ。
どうぞ。
あっ!?
すいません。
ぬれませんでしたか?
(マリ)申し訳ありません。
(2人)大丈夫。 大丈夫だって。
(マリ)お願いね。
ミキちゃん。 ちょっと。
すみません。
(男性)いい。 大丈夫 大丈夫。
(マリ)駄目じゃない。
お客さまの前で あんな顔しちゃ。
ごめんなさい。
(マリ)気を付けてもらわなきゃ。
(マリ)あなたの身元が バレたら
うちだって 大変なことになるのよ。
ママ。 もう 大丈夫。
大丈夫ですから。
もう。 しょうがないわね。
笑顔よ。 笑顔。
はーい。
何ですか? これ!
私が書いたとおりに 載せるって
約束したじゃないですか。
(山内)少年の実名は 使えないと
申し上げたはずです。
弁護士の名前だって まずい。
まんま 載せたら
人権問題で 訴えられます。
そんなことより 来週号は
事件の 第3弾として
有識者の方々から
意見を伺って 特集します。
皆さんに
お集まりいただきますので。
どうですか?
志方さんも ご一緒に。
結構です。 だいたい
何なんですか。 あんたらの仕事は。
人の弱みに 付け込んで。
ただ 週刊誌が売れりゃ
それで いいんですか。
(生田)いい機会じゃないですか。
手記に対する 反響が
すごいんですよ。
志方さんも 反論したいことが
たくさん あるはずです。
(山内)そうですよ。
この際 全部 おっしゃって
すっきりされたらいい。
二度と 関わりませんから!
(山内)本日は お集まりいただき
ありがとうございます。
早速ですが 社会評論家の
長瀬さんから ご意見を どうぞ。
(長瀬)はい。
志方さん。
このたびの
息子さんの ご不幸には
心より
お悔やみを 申し上げます。
私が 何より 気になったのは
志方さんの 少年 Aに対する
ののしり方。
断罪の しかたです。
お気持ちは
よく 分かるんですよ。
しかし 刑法41条に
14歳に満たない者の 行為は
罰しないという 規定があります。
(長瀬)少年 Aは
まだ 13歳ですよ。
いくら 被害者の父親とはいえ
やり過ぎには
世論は 味方しません。
世論が 味方するとか しないとか
私は そんなこと どう…。
(金山)志方さん。 あなたには
偏見が あるんじゃないかしら?
加害者の少年が
父親の顔も知らず
夜の仕事をする 母親の手で
育てられた。
それだけで 決め付けてるような
気がしますよ。
手のつけられない
嘘つきな 少年だって。
私が いつ そんなこと
言いました?
でっち上げないでいただきたい。
(金山)あなた
息子さんが 殺された時間
いかがわしい デートクラブに
いらしたんですってね。
今 その話は 関係ないでしょ。
(金山)そうでしょうか?
息子さんが 不登校になったり
家庭内暴力を 振るったりしたのは志方さん。
あなたにも 反省すべき点があると思いますよ。
殺したのは 八巻 満ですよ。
どうして 私に
原因があるんですか?
私には 八巻 満を
断罪する権利も ないんですか?
あなた方には あるんですか?
これだけは 申し上げておきたい。
もし あなた方の家族が
無残に 殺されても
今と 同じようなこと
言えますか?
言えるんですか?
もう うんざりです。
恭介。 父さん
みんなから 人でなし 呼ばわりだ。
(戸田)何 やってんだ?
君の 手記や 座談会の おかげで
わが社まで マスコミが
押し掛けて 大騒ぎだ。
申し訳ありません。
(戸田)手記もだが 座談会まで
何で 出たんだ?
お言葉を 返すようですけども
加害者が 少年だからといって
被害者家族は
犯人の少年に 怒りを持つことも
許されないんですか?
理屈じゃないんだ。
(戸田)とにかく
騒ぎが収まるまで 休職しろ。
分かりました。
私の 見込み違いだったか。
(一同)一言 お願いします。
志方さん。
今の心境を 教えてください。
志方さん。
今 どういったお気持ちで
いらっしゃいますか?
カメラの前で 一言 お願いします。志方さん!
(リポーター)カメラの前で
一言 話した方が いい…。
(一同)コメント 頂いてない。
今の心境を お願いします。
コメントを お願いします。 志方さん。
ご自身の行動に 対する
責任は ないんですか?
一言 お願いします。
(リポーター)こういうの 書かれるの
何か理由があると 思うんですよ。
(一同)世間の反響 どのように
思われますか? どう思いますか?
(リポーター)どなたですか?
丹野さん。
(リポーター)どういった ご関係ですか?(丹野)ちょっと すいません。
やめてください。
(リポーター)逃げるんですか?
どうぞ。
(丹野)はい。
それじゃ。
(丹野)しかし ひどいことを
するやつが いるもんですな。
世間や マスコミ
有識者と いわれる人たちの
言いたい放題の 身勝手な意見にはあきれました。
さぞ ご無念だったでしょう。
志方さんの お気持ち
よく 分かりますよ。
いや。 私のことは
どうだって いいんです。
ただ 殺された 恭介のことを
あれこれ いわれるのが
許せなくて。
久しぶりです。
こんなふうに 酒 飲んだの。
気持ちが 少し 楽になりました。
(丹野)そりゃ よかった。
あっ。 そういえば 丹野さん。
部署が 変わったって
深瀬から 聞きました。
(丹野)ええ。
まあ 気楽に やってます。
申し訳ありません。 あらためて
おわびに 伺わなきゃって
ずっと 気になってたんですけど。
もう いいじゃないですか。
暇になった おかげで 息子との
時間が 取れるようになり…。
そうですか。
よかった。
あのころの 家庭内暴力
あれって 何だったのかな?
うちもね 丹野さんに
助言していただいた おかげで
息子と 向き合って
話すことが できました。
亡くなる 前日でしたけど。
恭介のやつ 私が いきなり
恥ずかしいこと さらけ出すもんでびっくりしてました。
効果 ありましたか?
はい。
あんなふうに 息子と
向き合えたのは 初めてです。
いまさらですけど
どんな問題 抱えててもいいから
せめて 生きてさえ
いてくれたらなって。
あっ。 どうぞ。
(丹野)はい。
おう。
あっ。 びっくりした。
えっ? 誰か 来てたの?
ああ。 取引先の 丹野部長が
焼香 上げに来てくれた。
ああ そう。
落書き 見たのか?
必死に 消そうとしてる
俺の姿を
マスコミは ここぞとばかり
映してたよ。
どうした?
何か あったのか?
フラワーアレンジメントの講座
辞めたわ。
辞めた?
再開したばっかりだろ。
忙しい方が 気が紛れるって
言ってたじゃないか。
辞めさせられたのか?
俺のせいか?
手記や 座談会の。
それだけじゃない。
恭介の 不登校や 家庭内暴力は
親に 問題があるって。
加害者の少年を 脅してたのに
気が付かなかった 親は
何してたって。
そんな母親が 市民講座の講師
するなんて おかしいだろって
抗議の電話が あったらしい。
ちょっと待てよ。
何で そんなこと 言われなきゃ
いけないんだよ? 黙って
引っ込んでくること ないだろ。
言ったわよ! 私だって。
恭介は 人を脅したりしない。
不登校だって
ちゃんと 理由が あるんだって。
でも…。
でも 何だ?
もう いい。
よかないよ。
お前が言えないなら 俺…。
もう やめてよ!
もう いいから。
これ以上 騒ぎ 大きくしないで。
俺たちだけじゃ ないんだぞ。
恭介のことも
悪く いわれてんだぞ。
悔しくないのか? お前。
悔しいわよ! 私だって 悔しい!
あなたと おんなじ。
でも 私たちが 騒いだら
また 恭介の立場が
悪くなるって 分かったの。
じゃあ どうすりゃ いいんだよ?
ただ 黙ってりゃいいのか?
(真弓)2人とも やめて。
毎日 ケンカばっかり。
真弓。
(真弓)あしたの午後 俊平さんの
お父さんが いらっしゃるって。
どうぞ。
(大迫)大変 申し訳ないのですが
真弓さんと 俊平の 婚約は
なかったことに
していただきたいんです。
えっ。
ちょっと待ってください。
それ 恭介の事件が
原因ですか?
それとも 私の書いた 手記や
座談会のせいですか?
どっちにしても これ 真弓には
まったく 関係ないことですから。
(大迫)私どものように
地方で 代々 続いた家で
暮らしていますと
昔ながらの 考え方で
結婚は
家と家が 結び付くものという
思いが 強くて。
(大迫)ご家族で起こった
事件でも
真弓さんとは 関係ないでは
済まされないんです。
あのう。
うちは 被害者なんですよ。
よく 承知しております。
大変 お気の毒だとは
思っていますが
何しろ 殺人事件です。
(俊平)父さん。 そんな言い方。
(大迫)事実だろ。
何度も 言いますけども
息子は 被害者なんですよ。
私どもとしましては
俊平の結婚相手は
できれば こういった 騒ぎのない
平凡な ご家庭の お嬢さまをと。
俊平君。
君は それで いいのか?
(俊平)いや。 僕は そのう…。
(大迫)家族全員の
総意に基づいて
当主の私が 判断して
こうして 伺っています。
俊平は 長男ですから
いずれ 水戸に戻って 家を
継いでもらわなければなりません。
分かりました。
婚約破棄ですね。
結構です。
真弓。 それで いいな?
どうぞ お帰りください。
こんなときに来て
そんなこと 言うなんて
こちらから 願い下げです。
ちょっと。
(大迫)では
婚約破棄ということで。
はい。 それで 結構です。
(大迫)俊平。 帰るぞ。
(リポーター)反感を覚えるに
丸をつけましたが
どうしてですか?
(女性)そりゃ
自分の息子を 殺されて
逆上するのは 分かるけど
あの お父さん ちょっと
感情的に なり過ぎよね。
(女性)自分の息子も
相手を 脅してたんでしょ?
それを 棚に上げて
刺し殺したいは。
(女性)あれは ちょっと
ひどいんじゃないかなって…。
ったく どいつも こいつも
勝手なことばっか 言って。
そうやって すぐ かっとして。
大迫さんにだって 何も
あんな言い方 しなくたって。
こんなときに来て あんなこと
言うなんて 非常識もいいとこ…。
真弓のこと 考えてやってよ。
(真紀)お父さんも 言い過ぎだよ。
私は 大丈夫だから。
よかったのよ これで。
お茶 入れてくるね。
(ドアの開く音)
(真紀)お父さん 早く。
ああ。
(真紀)恭介
お墓に 入っちゃったね。
お骨が うちに あるときは そばにいてくれる気が したんだけど。
(真紀)寂しい。
(真弓)恭介は
ほっとしてるんじゃない。
しょっちゅう 誰かに
話し掛けられて うるさかったもん。
ジャーン。
おお!
恭介。 お父さんと 一緒に
食べたんでしょ。
ああ。
(真紀)はい。
(真紀)ダイエット中だけど
まっ いっか。
(真弓)いいんじゃない?
今日は 恭介の供養だし。
(真紀)恭介も 一緒に
たい焼き 食べよう。
うん。 うまっ。
おいしい。
(真紀)うん。 おいしい。
(真弓)おいしいね。
(若菜)ったく。
何てことを したんですか?
こんなときに 被害者の家に
行くなんて。
すみません。
私 どうしても
志方さんに お目にかかって
謝りたかったんです。
あれほど 余計なことは
しないようにと 言ったはずです。
でも
このままでは 私の気持ちが…。
あなたの気持ちは
どうでも いいんです。
志方さんの お宅に
ひどい落書きが あったんです。
大変な事件が 起きると
世間は 勝手に騒ぎ立てるんです。
あなたが 気にすることじゃない。
でも…。
いいですか?
今 何より 大事なことは
満君のことです。 満君は
別件の傷害事件も やっています。
殺人事件では
世間や マスコミは
満君には 同情的でした。
しかし 傷害事件もとなると
この先 満君への
大変な バッシングになります。
母親の あなたへの 非難や 抗議も厳しいものになると
覚悟してください。
今後は これまで以上に
行動には
注意していただかないと。
あのう。 面会は いつごろ
できるんでしょうか?
満君。 あなたには
会いたくないそうです。
えっ。
(角田)血痕は
高城 秀子さんのもの。
鉄骨からは
君の指紋が 検出された。
僕が やりました。
(角田)なぜ そんなことをした?
恭介君に 金を とってこいと
脅されました。
この鉄骨で
高城 秀子さんを 殴り
部屋に 押し入って
金を 盗んだんだな?
10万円ですか?
(角田)ええ。
恭介君が 持っていたか どうか。
そんな大金 持ってるはず
ありません。 なあ?
ええ。
恭介君が 殺害された事件の
1週間前
駅前のマンションで 若い女性が
殴打される事件が 起きています。
(角田)被害者は 高城 秀子さん。
命は 取り留めましたが まだ
話せる状態では ありません。
この事件が 何か?
八巻 満が 自供しました。
恭介君と 共謀して やったと。
何 言ってんだ? あいつ。
嘘よ!
(熊沢)八巻 満は その事件で
盗んだ金 10万円を
恭介君に 脅しとられたと
言っています。
ふざけんなよ。
お邪魔しました。
何か お気付きのことが
ありましたら
どんな ささいなことでも
結構ですので
ご一報ください。
失礼します。
《恭介。
何 やってんだ? お前》
あるわけないか。
ハァ。 何 やってんだ? 俺。
(真紀)10万円 持ってたんだ。
ねえ? ホントに
恭介が 脅してたの?
恭介は
人を 脅したりなんか しない。
そんな 好きな人 脅して
金を奪うなんて
そんなことするわけ ないだろ。
じゃあ どうして この写真のこと
さっき 警察に言わなかったの?
あした 警察に届ける。
やめてよ。
警察は 恭介が この事件に
関わってると 思ってる。
こんなの 持ってったら
余計に 疑われる。
マスコミにも
また たたかれる。
俺は 恭介に
何があったのか 知りたい。
そのためには
警察に 全部 話さなきゃ
真相は 分かんないだろ。
私も ホントのことが
知りたい。
悪者にされたままなんて
恭介が かわいそうだよ。
だけど 恭介は
10万円 持ってたのよ。
八巻 満から
受け取ったってことでしょ。
恭介は
絶対に そんなことしてない。
俺たちが 信じてあげなくて
誰が 信じてあげんだ?
信じてるわよ。
信じてるわよ。
でも 恭介を これ以上
傷つけたくない。
さらし者にしたくない。
じゃあ このまま 恭介が
犯人扱いされても いいのか?
(真弓)もう 嫌。
騒ぎは たくさん。
真弓?
真弓?
真弓!
(真紀)お姉ちゃん! お姉ちゃん!
真弓。
(真紀)やめて。
お前 何 やってんだ? お前。
何 やってんだ? お前。
これ以上 騒ぎを起こして
私の人生
めちゃくちゃに しないで。
恭介は。 恭介は
死んじゃったけど
私は 生きていかなきゃ
ならないんだもん。
(秀子)うん…。
(秀子)きゃっ!?
志方 恭介の 父親です。
怪しい者じゃ ありません。
すいません。
ホントに すいません。
恭介のことで どうしても
話 伺いたくて。
(秀子)恭介君は?
こ… 殺されました。
(秀子)殺された?
はい。
八巻 満という 同級生に。
(秀子)そんな…。
それで 何か 知ってること
あったら 伺いたいなと思って
来たんです。
(秀子)わた…。
はい?
(秀子)私の…。
何ですか?
(秀子)私のせい…。
私のせいって
どういう意味ですか?
(秀子)私の…。 私…。
(心電計の警告音)
大丈夫ですか? 大丈夫ですか?
大丈夫ですか?
(苦しむ声)
すいません。
すいません。 ホントに。
(悲鳴)
すいません。 大丈夫ですか?
(看護師)きゃー!?
違います!
怪しい者じゃ ありません!
(看護師)誰か 来て! 誰か!
違います! 違います!
ドラマ『それぞれの断崖』の最新話含むネタバレ感想一覧はこちらの記事にまとめています。
ドラマ「それぞれの断崖」の見逃し配信を無料視聴する方法
ドラマ『それぞれの断崖』第2話のネタバレや感想以外に動画を見逃し配信を無料視聴する方法は以下のリンク先で紹介しています。
ドラマ「それぞれの断崖」第2話ネタバレ感想と第3話の反応と期待の声と展開予想のまとめ
以上、ドラマ『それぞれの断崖』を第2話ネタバレ感想と次回第3話の反応と期待の声と展開予想を紹介しました。
第2話ネタバレ感想まとめとしては・・・・・。
この記事では、ドラマ『それぞれの断崖』を第2話ネタバレ感想まとめを紹介しましたが第3話以降も詳細にネタバレとあらすじや感想を更新していきますので、ぜひご覧ください!
次回のドラマ『それぞれの断崖』放送日は2018年9月21日予定となります。
次回のネタバレ感想考察は随時情報が出次第更新、そしてドラマ『それぞれの断崖』のネタバレ感想を追記していきます。