【いだてん】第15話と第16話ネタバレ感想やあらすじの紹介【東京オリムピック噺 大河ドラマ 中村勘九郎・阿部サダヲW主演】

2019年の大河ドラマは、宮藤官九郎オリジナル脚本の「いだてん~東京オリムピック噺」です。

「いだてん」は、1912年のオリンピック初参加から、1964年の「オリンピック」開催までの激動の52年間を、歴史に翻弄されたスポーツマンたちの姿を通して描く「東京&オリンピック」の物語。

2020年の東京オリンピックを目前に控えた2019年の大河ドラマにふさわしい題材ですね。

こちらの記事ではドラマ『いだてん~東京オリムピック噺』の第15話と次回の第16話のネタバレや感想とあらすじを紹介していきます!

 

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2019.01.05

「いだてん~東京オリムピック噺」第15話あらすじや感想とネタバレ

 

第15話あらすじ

兄・実次(中村獅童)に呼ばれて熊本に帰った四三(中村勘九郎)を待ち受けていたのは、夫の重行(髙橋 洋)を亡くしたスヤ(綾瀬はるか)との見合いだった。重行の母・池部幾江(大竹しのぶ)と実次に強引に押しきられる形になったものの、互いに好きだった四三とスヤは晴れて祝言をあげる。しかし四三はスヤを残して東京へ。次のベルリンオリンピックで勝つために、四三はスヤの理解を得て練習に打ち込む。その姿と重なるように、浜松の浜名湖では、河童かっぱ軍団と称する若者たちが日本泳法の稽古に励んでいた。ちょうど旅で浜松にいた孝蔵(森山未來)は、自分の寄席をよく見に来ていた少年を河童たちの中に見つける。

 

第15話の感想やネタバレ

 

第15話の感想

 

意外な展開でした!!

 

鮮やかに決まりましたね!

 

複雑な気持ちですよね。自分の息子との結婚は何だったのか…。しかし、目の前にいるスヤへの気持ちは変わらない…。

 

 

 

 

五りんの初高座、急に来ましたね(笑)

 

 

暑苦しさがよく出ていますね(笑)

 

 

 

治五郎先生はやはり粋ですね!

 

 

 

冷水浴は史実のようですね(笑)微笑ましい夫婦です。

 

 

なにはともあれ、結婚おめでとうございますという感じです。翌日に東京へ帰る素早さはさすがいだてん??朝太が少し心配ですね…。永井先生の意外な過去に笑ってしまいました!

 

第15話のネタバレ

結婚

見合いをした四三。幾江の目的は亡くなったスヤの夫・重行の代わりの跡継ぎとして養子に迎えることと、スヤと四三が結婚し、スヤと共に暮らしたいというものだった。養子入りの話に納得出来ない四三だが、池部家に養子に入ることで、実家が使っている田んぼ(池部から借りている)は、四三のものとなり、家族は助かると聞かされる。特に幾江にとってスヤと暮らすことが重要だった。息子を若くで亡くし、失意の幾江はスヤの生きる姿を見て、スヤのことが本当に大事だと気付いたという。戸惑う四三を見て、一度は結婚を白紙にしたいと言ったスヤだが、幾江の真意を聞き、一緒に暮らすと言った。金栗家では四三が庄屋の旦那になると大喜び。まだ決めかねている四三だが、2日後に祝言の段取りをしていた。四三は学校部屋に連れて行かれ、ベルリンへの想いを語る。それでも実次はスヤとの結婚を譲らない。池部の養子に入ることでお金の心配はなくなり、思う存分走れると話す。そしてストレートに「スヤさんは好かんとか」と言う言葉に思い直し、結婚を決めた。そして、幾江は、跡継ぎは適当に探すと言うが、スヤは「四三がいい」と言い切った。大正2年春、つつがなく祝言が執り行われたが、結婚初夜、四三はベルリンへの想いをスヤに伝え、スヤは幾江を一番に想っていると伝え、お互い頑張ろうと話し合い、四三は翌日東京へと帰る。

河童

一方、旅に出た朝太は浜松にいた。勝鬨屋という寄席で高座に上がる日々(前座)。この勝鬨屋は3度の食事付き、宿泊可、博打付きの好条件だった。しかもちいちゃんという美人が世話をしてくれる。しかしある日、小円朝と揉め、追い出された。そんな中、水泳の盛んだった浜松で、16キロも泳ぐ浜名湾の「河童」たちを目撃。河童たちは自らの泳ぎを浜名湾流と呼んだ。当時の水泳は速さを競うものではなく、鎧姿でも泳いだり、立ち泳ぎをしながら字を書いたり、わざと腹を打って飛び込み、沈まないことで水中の罠をかわすなど、戦国武将の名残を引き継いでいた。後に、この河童の中から四三、弥彦に続くオリンピック選手が生まれる。

プロフェッショナル

さて、四三は最高学年となり、浜辺で耐熱練習に明け暮れる。灼熱の中、ストックホルムの屈辱、スヤへの誓いを胸に、40キロを完走するまでになった。しかし結婚の報告を誰にもできずにいた。東京高師の学生は教員になるのが当たり前で、次々と赴任先が言い渡されたが、四三は教員を辞退した。マラソンに専念するためだったが、四三は自分の進路を手紙でスヤに知らせる。卒業して熊本に帰る約束だったため、幾江と実次は激怒。また永井も憤慨した。可児は教員をしながらでも練習できるのではと進言するが、四三はそれでは立派な教員にも立派なマラソン選手にもなれないと言い放つ。その時、治五郎は四三の走り込んだ足を見て、こんな足では人の上に立つ教員にはなれない。なれるのは世界一のマラソン走者くらいだと言った。そして治五郎は仕事もせずマラソンだけする四三をプロフェッショナルだと言い、衣食住を約束した。スヤは四三の手紙を読み、気持ちを理解し、幾江を説得し、ベルリンオリンピックが終わるまで待つと決めた。

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2019.01.05

「いだてん~東京オリムピック噺」第16話あらすじや感想とネタバレ

 

第16話あらすじ

1914年、教員になる道を捨て、足袋の播磨屋に居候しながらプロフェッショナルのランナーとしてベルリンオリンピックを目指し始めた四三(中村勘九郎)。野口(永山絢斗)や徒歩部の後輩と共に、水しぶき走法など、より過酷な状況でも走り続ける修行に励む。そのころ、旅の師匠・小円朝(八十田勇一)に一座を追い出された孝蔵は、無銭飲食をして警察に逮捕される。獄中で偶然目にしたのは円喬(松尾スズキ)死去の記事。牢名主ろうなぬし(マキタスポーツ)に芸を見せろと挑発されながら、孝蔵は円喬に教わった噺をこん身の力で披露。師匠との悲しすぎる別れが、彼を噺家として奮い立たせる。四三が練習に打ち込む一方で、ヨーロッパでは第一次世界大戦の規模が拡大していた──。

 

第16話の反応と期待の声

 

 

 

 

 

 

第16話の展開予想

次回は、四三が全てを後回しにし励んできた目標・ベルリンオリンピックの危機が訪れそうです。ベルリンの壁が立ちはだかるのですね。そして、朝太には円喬と永遠の別れが訪れますね。しかも朝太は最悪の状況で知ることとなるようです。

 

第16話の感想

 

シマはそのうちお尻にも慣れそうです!

 

 

円喬との別れのシーンが落語だったとは…

 

 

 

 

 

マラソン以外のことを断ち切る決断。思うより難しいでしょうね。

 

実次さん、気の毒に(笑)

 

幾江さんの殴り込みがまだまだ見たいと思ってしまう(笑)それでも、四三の帰りを拒みはしないあたりがいいですね。

 

 

 

すべて捧げたベルリンオリンピックの中止…。抜け殻とはこの事を言うのでしょう。

 

 

 

見どころの多い回でしたね!播磨屋さん、スヤの上京、トクヨの帰国、朝太の覚醒、幾江の殴り込み…。お気に入りは殴り込みでしたが、やはりぐっと来たのは朝太が円喬を思い、話し続けた文七元結です。

 

第16話のネタバレ

いや 教員にはならん。
マラソン一本でいこうて思うとる。
<教員になる道を捨て…>
オリンピックまで2年半
みっちりやれば
最高の状態で
ベルリンへ行けるばい!
<2年後の
ベルリンオリンピックを目指し
マラソン一本で生きる覚悟を決めた
我らが韋駄天。
新生活を始めるにあたり
まずは引っ越し先を探しています>
よし! ここに決めました。
(辛作)本当に? 狭くないかい?
ううん 男の1人暮らし…
うん ここで十分たい!
あ こちらこそ 家賃ば…。
あ 払える時だけでいいよ。
ばってん…。
いいって言ってんだから いいんだよ。
ばってん…。
いいっつってんじゃねえか! 「ばってん
ばってん」 しつけえな この野郎!
すいません すいません…。
(ちょう)いいの。
こっちも助かってますから。
≪おかみさん お願いします!
はいよ! ごめんね。
見ろよ。 近頃は 高師だけじゃなく
明治や早稲田の学生も
わざわざ 買いに来るんだよ。
お。
(辛作)売れちゃってんだよ
金栗四三の
マラソン足袋!
内心 複雑だよ。
足袋は 和服で
畳の上で履くもんだってのによ。
あっ… すいまっせん。
だけど まあ
こうして 店が繁盛してんのも
金栗さん あんたのおかげだよ。
ありがとな。
ちょちょ… いやいや もう
おるは 走っとるだけだけん。
こちらこそ こぎゃんよか部屋…。
あっ… おまけに富士山まで。
富士山?
はい。
ああ… いや あれ 箱根でしょ?
えっ?
ばっ… いやいやいや 富士山でしょう。
いやいやいや 箱根 箱根。
富士山だったら 貸さねえよ
もったいねえ。
しかし… だいぶ 擦り切れたなあ。
はい。 東京は ともかく
次のベルリンは舗装路の多かですけん
衝撃の強くて
かかとの痛うなるでしょうな。
当て布を増やすか。
うん…。
ほかには?
ほかには?
ほかには… 足首の自由に動くよう
コハゼば 3個減らして
くるぶしまでん長さにしては
どぎゃんでしょうか?
何!?
あっ… すいまっせん!
こ こ… こぎゃんもん もう
足袋ては呼べんですよね。
あっ!
試しに作ってみるよ。
ほんなこつですか?
次こそは
金メダル
取ってもらわなくちゃなんねえからな!
ハハハ… ベルリンか。
西洋人にまで知られたら
ますます忙しくなるぞ コンチクショー!
(笑い声)
≪(ちょう)あんた!
ちょっと 下 手伝ってよ!
ああ!
忙しいな コンチクショー! ハハハハ!
あっ ありがとうございます!
(辛作)ああ! 今 行くよ!
「母上 スヤ殿 何の相談もなく
進路ば決めてしまったこと
ただただ 心苦しく…。
まして… 仕送りまで頂くとは
まことに かたじけなく候。
嘉納校長のご厚意で高師の研究科に
籍ば置くことになり申した。
時々 体協に顔を出すほかは
日々練習に打ち込んどります」。
(可児)金回りがいい?
(野口)何か怪しい商売でも
してるんじゃねえかって…。
健脚を生かして ひったくりとか。
(可児)
おいおい。 金栗君に限って そんな…。
だって 気持ち悪いです。
ほぼ毎日ですよ?
豚鍋 食いに行くんですよ。
払いは全部 金栗さんで。
追加のお肉です。
あっ 来た来た!
こっちも!
はい ジャンジャン食え ジャンジャン。
そっちも。 食え 食え 食え。
いや しかし 本当にいいのかね?
ごちそうになって。
ええ! いや まさか 可児先生まで
いらっしゃるとは思いませんでしたが。
アハハハハ…。
よし ぬしら
精ばつけてな 明日も走っぞ!
お国んために!
(一同)お!
しかし 金栗君 これ お金はどこから?
食え 食え!
「我 ガキ大将のごとく遊ぶのも
私一身のためあらず。
来るベルリンオリンピックで
雪辱を果たし
帝国のために尽くす所存です」。
おりゃ!

「ようっ!」
(太鼓の音)

「ようっ!」
(拍子木の音)
(志ん生)<四三が ベルリンオリンピックを
目指していた頃
私はってえと…>
(女中)じゃあ
何かあったら 呼んでやぁ。
(孝蔵)おっ ねえちゃん
酒一本つけてくんな。
(女中)酒もけ?
万ちゃん やるかい?
(万朝)やるって 孝ちゃん…
そりゃ やりますけども。
(志ん生)<ドサ回りの一座をクビになり
万朝って仲間と
浜松辺りをうろうろしていました>
飽きた! ああ…。
旅は飽きたぜ。 俺はよ 東京 戻って
円喬師匠のとこで 一から出直すぜ。
それにしても うなぎとは豪勢だね。
勝鬨亭のちいちゃんにでも借りたのかい?
いや。
それじゃ
この辺りに ごひいき筋か何かいて?
そんなものは いねえよ。
えっ?
万ちゃん… 持ってねえのかい?
孝ちゃんは?
アハハ… 一文もねえや。
えっ じゃあ…!
はい 待たせたよ。
心配すんな ちゃんと心得てる。
おっ ねえちゃん よく見ると いい女だね。
何 言っとるんだ あんた!
ハハハハハ!
ねえちゃんも飲みねえ。

おはよう。
んん…。
朝ごはん 出来たに。
うん…。
ゆんべは がんこ飲んだやぁ。 フフフフ。
一本 つけてくれる?
(志ん生)<もう はなから文無しですから
肝が据わっちゃったんですな こりゃ。
もう たんまり 朝飯かき込んで
いよいよ 腹決めました>
え 実は… おあしがねえんです。
おい。
いや あたしゃ
東京の芸人でございましてね
あの 先に出てったのが
兄弟子なんでございますが。
「おうおう 支払いは 先 済ましとくから
ゆっくり寝てけ」って
あにさん そう言ったんですがね。
えっ どうするでぇ!?
いや 「どうするでぇ」となりますと
え そうですね…。
まあ 東京に戻りゃ 仕事はございますんで
どうでしょう?
お金をお送りさせて頂くというのは?
困るに それじゃあ。
何かかんか 置いてってくれんと。
置いてくといいましてもね
こちとら あいにく
着た切りすずめでございまして
置いてくとなると てめえを置くしかない。
「どうです? 旦那。 ねえ あたし
おあしがないように見えます?」。
「ええ かねがね 思ってました」。
「天井から雨が漏るよ」。
「やね」。
…なんてのもございましてね。
何しやがんだ! 離しやがれ!
(志ん生)そう言やあ
なんとかなるもんでしょうが
あっという間にお縄になって
「ひいっ ひいっ」。
ここに でかい石 ぐんと載せられて
「あ!」。
<それで
冷てえ牢屋に放り込まれたんだが
情けなくて 眠れやしねえ>
あっ あっ! あっち行け この野郎!
(いびき)
(牢名主)
んっ 何しやがんでえ! チクショー!
師匠…。
師匠…。
うるせえな! 寝れねえよ バカ野郎!
こっちのセリフだ このハゲ!
≪静かにしろ!
そっちが静かにしろ コンチクショー!

(志ん生)<地獄の底みてえな所で
この世でたった一人
私を認めてくれた人が
死んじまったことを知ったんです>
(円喬)朝太。
お前さん 今日から 三遊亭朝太だよ。
明日っから来な。
あ 車はいいからね。 手ぶらで来な。
こいつは大化けすんだからよ。
立派に育ててくんないと
あたしゃ 承知しないよ!
師匠…。
師匠…。
あっ よか天気ね。
こりゃ 冷水浴日和ばい。
うわ 富士山 きれい。
アハハ。 箱根だそうですよ。
えっ? どう見ても富士…。
まっ 富士だろうが 箱根だろうが
美しかことには変わりなかばってん…。
あっ おはようございます。
あっ おはようござ…。
えっ!?
ばっ!
金栗さん! あっ… シマです!
そぎゃん… ですよね?
はい!
三島家の!
はい!
女中さんの!
はい!
えっ なし なし なし?
あの 実は三島家から お暇を頂きまして。
…で 今は こちらに下宿して
そこのミルクホールで働きながら
東京女子高等師範を目指して
勉強してるんです。
そぎゃんですか。
はい。
あ たまがった。
すいまっせん…。
大丈夫です 見慣れてるんで。
天狗倶楽部で。
 回想 
(一同)てんてんぐ!
なら 失敬して。
えっ… あっ あっ あ!
ちょちょ… あ!
あっ。
ああ!
(治五郎)女高師に? それはすばらしい。
ありがとうございます。
こちら…。
君 スポーツは好きかね?
はい。
金栗さんや弥彦お坊ちゃまのお姿を見て
私も何かやりたくなって。
(弥彦)日本も いずれ西洋のように
女子のスポーツが盛んになるかもしれん。
女子のスポーツ?
(弥彦)世の中が変わればな。
さすがは痛快男子。 立派。
そんな…。
おじさまのおひげも立派でしてよ。
嘉納治五郎だからね ハハハ…。
気が付かず 大変失礼いたしました!
まあ よい。
じゃあ 君にも見せちゃおう。
えっ?
(治五郎)届いたばかりの…。
届いたばかりの
オリンピックのシンボルマークだ。
シンボルマーク?
(一同)お…。
IOC20周年を記念して
会長のクーベルタン自ら考案したそうだ。
ヨーロッパ アメリカ アフリカ
アジア オセアニア。
五大陸の結合と連帯を意味している。
アジアも入っとるとですか。
うん!
君と三島君が
先駆者として走った功績だよ。
(シマ)すごい。
(孝蔵)
<かの有名な五輪マークが生まれた直後
海のかなた サラエボで
皇位継承者が凶弾に倒れました>
(射撃音)
<サラエボ事件をきっかけに欧州は
イギリス フランス ロシアを中心とした
連合国と
ドイツ オーストリアの中央同盟国に
二分され
瞬く間に戦乱に巻き込まれたのです>
ベルリンオリンピック参加反対論が
喧伝されておるが
ここで我々が屈したら
この輪っかが 一つ欠けてしまうんだよ。
君の脚に懸かってるんだよ 金栗君。
はい!
へえ。 まっ 俺には関係のねえ話か。
何 見てんだ? うん?
あ これか? これはな…
上方で8人相手に
1人でやり合った時の刀傷だ。
えらい剣幕で「や!」なんてんで ハハ…。
えっ? バナナか…。
おめえ 芸人なんだってな。
何か やってみろよ。
その前に…。
ほらよ。
お ハハッ
犬っころみてえだな おめえは。
<腹の虫は おさまった。 さて何をやる?
バナナ1本でも客は客>
面白えやつ頼むぜ。
俺は こう見えても
寄席には何度も通ったことがある。
落語には うるせえんだ おめえ。
<1対1の差し向かい。 こういう客を
うならせなくちゃならねえ。
よし 師匠の十八番の人情噺
「文七元結」をやってやろう>
「おっ 待ちねえ!」。
「離して下さい 離して下さい。
死ななきゃならない訳が
あるんでございます。
どうぞ 助けると思って殺して下さい」。
「お そんな器用なまねはできねえよ
助けたり殺したりとよ。
おめえさんよ
年は若えんだろ? 本当によ。
命を粗末にすんじゃねえよ!
コンチクショー」。
「ああっ 痛い。 な… 何するんですよ。
ケガでもしたら どうするんですか?」。
「何言ってんだ この野郎。
えっ? おめえ…」。
(牢名主のいびき)
「吾妻橋から飛び込んで
死のうってんじゃねえか」。
(いびき)
旦那。
んっ?
ハゲの旦那。
えっ 誰? んっ? ハゲ 誰?
あ どうでした?
よかったよ よかったよ。
サゲがよかったね。
まだ途中です。
んっ? あっ そう。
しかし お前 よくもまあ そんな長え噺を
お前 覚えて つっかえもせず
大したもんだよ うん。
もう一本やるよ ほら。 くれてやる。
酒屋のガキにも
おんなじこと言われました。
長い噺 覚えて つっかえずに言えて
たんと稽古したんだな 偉いやぁって。
面白かったですか?
面白かねえや。
面白かねえら。
(ちいちゃん)ハァ… 庄吉っつぁん。
庄吉っつぁん! 庄吉っつぁん?
庄吉っつぁん!
(庄吉)何でえ ちいちゃんけ。
孝ちゃんが…!
朝太が これで。
庄吉っつぁん 一緒に警察行って
引き取ってくれんかいや!?
悪いけえが
こっちも 今 それどころじゃねえで。
政治が…。
えっ?
(庄吉)下痢と腹痛がひどくってのう。
政治 大丈夫け?
(うら)頼むに 先生。
この子は生まれつき体が弱くてやぁ。
(先生)熱もあるのう。
何か変わったことはないけ?
いや いつもどおり 朝から
浜名湖で泳いで帰ってきたで。
(庄吉)浜中の大遠泳が夏にあるもんで
弟は 毎年 この時分から泳ぐで。
(先生)あ それが原因だら。
慢性盲腸炎と大腸カタルを
併発しておるに。
あ 痛い…。
(うら)じゃ 泳ぎは?
ううん! やめさせにゃあいかんら。
何でね!? 丈夫になるために
始めたんだに。
(うら)諦めるしかねえら。
田畑の家は代々 男らが体の弱い家系だで。
まーちゃん…。
まーちゃん? たばた?
たばたのまーちゃんって…。
(孝蔵)<そうです!
この たばたのまーちゃんこそ
後の1964年 東京オリンピック招致の
立て役者 田畑政治なんですが
まあ この話は
まだまだ先でございやす>
(政治)なかったら
作るしかないじゃんね!?
あの憎たらしいクソガキが。
(笑い声)
まあいいや 続けましょう。
くそ… 何がいけねえんだよ。
思い詰めちゃいけねえよ。
芸はもう一つだが おめえさん
どこか こう… おかしなところがある。
どこか? どこですかい?
まあ どこかってのは分からねえけど
どこかなんだよ。 あるんだよ。
ところが 噺を始めるってえと その
おかしなところは
ふと消えてなくなっちまうんだよ。
あっ 今だ 今だ。 そこだ そこだ。
フッ 今の方が よっぽど面白えや。
ハハハハ…。
今は何もしてねえや。
バナナ食ってるだけだ。
バナナ食ってるのが面白えよ おめえ。
バナナ食うみてえにやれよ。
うめえもん食う時は
うまそうに食うだろ?
面白え噺をする時は面白そうにだな…。
そういう くせえことはやりたくねえ。
くせえかどうかを決めるのは
客じゃねえか? うん?
こっちだよ。
違うか?
じゃあ 今度は くさくやります。
おっ 来たねえ。
えっ? 今度は面白え噺を…。
さっきは眠たくねえのに
眠くなっちまったよ おめえ。
今は もう はなから眠い。
(あくび)
「あたしは 白金町のべっ甲問屋の奉公人で
名を文七と申す者でございます。
今し方 小梅のお屋敷で
百両のお掛けを頂きまして
その帰り道 スリに遭って 大事な百両を
とられちまったんでございます」。
「おめえが…
百両 とられちまったのかい?」。
「ええ。 ですから あたしは
川に身を投げて死ぬんでございます」。
「冗談じゃねえな おい。
するってえと 何かい?
おめえ どうしても
その百両なきゃ死ぬってのかい?」。
「ええ。 私も
死にたくはないんでございますが
よんどころない訳でございまして
どうか お構いなく」。
「いや こっちが構うな。 え?
ハァ… しゃあねえな」。
「しゃあねえな」。
「面 見せろい!」。
「面 見せろい!」。
「どうにもしゃあねえな… ハァ。
俺は 貧乏神に取りつかれちまったい」。
「貧乏神に取りつかれちまったい」。
「おっ ここに百両ある。
いいから これ 持ってけ」。
「そんな… そんな大金
頂くわけにはまいりません」。
「いいから持ってけよ… 持ってけよ!。
あっ? なにも怪しい金じゃねえんだよ」。
「実は うちの娘がね
吉原の佐野外ってうちへ身を売って
こさえてくれたのが
この… 百両だ。
怪しい金じゃねえよ。
いいから持ってけ!」。
「そんな話を聞いたら
なおさら頂くわけにはいきません」。
「いいから…。
俺だって やりたくねえんだよ!
でもよ おめえ
この金がなきゃ死ぬんだろうが」。
「うちの娘はな
百両なくても 生きてはいけるんだい。
いいから持ってけよ!」。
「頂くわけにはまいりません」。
「いいから持ってけって!」。
「頂くわけには」。
持ってけ この野郎!
いてっ!
(すすり泣き)
何するんだ コンチクショー…。
泣くやつがあるかい。
ちゃんと勉強すんだよ。
(汽笛)
じゃあな。
(すすり泣き)
「バカ!
何言ってやがんだ チクショー。
そんな汚いなりして 百両なんて大金
持ってるわけないじゃないか!
あんな大きなこと言った手前
引っ込みがつかないからって
こんな石なんぞ ぶつけてきやがって。
チクショー! チクショー!
チクショー… チクショー チクショー!
チクショー…。
石なんぞ
ぶつけてきやがって… チクショー…」。
師匠… 師匠!
「もし 今のお方… 今のお方!
もし!」。

あの すいません 看守さん。
はさみ貸してもらえませんか?
「いえいえ 今日は 商売のことで
伺ったのではございませんで
見て頂きたい男がいるのでございます」。
「ゆんべ 吾妻橋のところで
俺は おめえに百両やったな えっ?」。
「親方 その節は
どうもありがとうございました」。
何やってんだ おめえは!
あっ 起きた。 ヘヘヘ…。
いや あのね 奉公人のね 文七をね
もっと こう くさくやろうと思いまして。
あれ? これじゃ くさすぎます?
ヘヘヘヘ…。
「見覚えはございませんかな?」。
「百両やったな」。
「ありがとうございました」。
(小円朝)ちい… ちゃん!
ああ…。
あっ 違う 違う。 俺じゃない。
こいつがね 勝手に。
孝ちゃん?
ちいちゃん… じゃねえ 席亭。
宿賃 立て替えて頂き
ありがとうございます。
師匠。 本日より またお世話になります。
おう 頑張んな。
「寿限無 寿限無 五劫の擦り切れ
海砂利水魚の水行末 雲来末 風来末
食う寝るところに住むところ」。
(志ん生)<そんなこんなで
高座に戻ることを許された私は
田舎の寄席で 一から修業のやり直し>
「長助ちゃん 学校行こう」。
「あら 金ちゃん
迎えに来てくれたのかい?」。
(志ん生)<一方 四三は
ベルリンオリンピックを目指して
真夏の海で猛特訓に打ち込んでいました>
大丈夫ですか?
ああ 大丈夫ばい! あっ ぬしたちも
水しぶきば 上げてみんか!
これは
脚 腰 腹筋の鍛錬になるばい! あ!
ハハハ… やっぱり バカだな。
あ!
(スヤ)お義母さん
かわいか息子さんから手紙 手紙。
(幾江)あんたが うれしかくせに。
お盆は帰ってこんかったけん
いつ 帰ってくるとだろう?
「母上様 スヤ殿。 喜んで下され。
四三は 世界」…。
何ね? どぎゃんしたと?
…いや。
「母上様 スヤ殿。 喜んで下され」。
何ね? 読まんね。
「四三は 世界新記録ば出したとです。
陸軍戸山学校グラウンドで開催された
日本陸上競技大会で
2時間19分30秒という
驚異的な速さで優勝しました。
夏の猛練習で習得した
水しぶき走法が功を奏したようです」。
(スヤ)「四三殿
世界新記録 おめでとうございます。
今日は中秋の名月
いきなりだごば こさえました。
そうそう
こんな雑誌の記事を見つけました。
世界の速いものの中に
四三さんの名前が
東京電車の上に書いてありました。
9位でしたよ」。
ハハハハ…。
「ところで
お正月は お戻りになられますか?」。
「今月分の金子 受け取りました。
いきなりだご 懐かしかです」。
「帰りたきは やまやまなれど
今年は いよいよ予選の年」。
明けましておめでとう。
「一日も無駄にはできまっせん」。
「スヤも写真を送ってくれたまえ。
身は遠く さすらへ人となるとても
故郷の空 はるかにのぞむ」。
どぎゃん意味かね? お義母さん。
どぎゃんもこぎゃんも「自転車節」たい。
「外いたかばってん 外われんたい」
「たった一目で よかばってん」
ハハッ いや お義母さん! ハハハハ…。
あの山 越えて 行ったらよか。
えっ?
ありがとうございました。
来てしもうたばい。
(孝蔵)<スヤが あの山越えてやって来た
ちょうどそのころ…>
(2人)あっ。
すいまっせん。
(トクヨ)こちらこそ 失礼しました。
<永井道明の秘蔵っ子 二階堂トクヨが
3年のイギリス留学から帰国しました>
(永井)無事でよかった。
よく帰ってきた トクヨ君。
トクヨ君…。
もう大丈夫です。
まあ 座りたまえ。
え それでは ベルリンオリンピック…。
(武田)会長のお言葉は 最後に
頂戴いたします。 まずは収支報告を。
最後? 冗談じゃない! もう4月だぞ。
オリンピック予選の時期は?
種目は? 予算は?
それが最重要事項だろう。
(岸)ない袖は振れんでしょう 嘉納さん。
見積もりを出して頂かないと。
あっ それでしたら ストックホルムの…。
(くしゃみ)
失礼。
すみません。
ストックホルムの費用の 5…
いや… まあ およそ10倍ですね。
10?
(ため息)
お話にならない。 二階堂君はどう思う?
その議論には
全く意味を感じないのですが。
何?
先生方は 今日の世界情勢を
ご存じないのでしょうか?
欧州で 今 何が起こっているのか。
知ってるよ。 IOCから報告があった。
この戦争は長続きせんから 予定どおり
ベルリンオリンピックは開催すると。
それは ドイツが優勢だった去年の話です。
戦況は刻一刻と変化しながら
欧州全土に広がり
その犠牲者は 過去最大といわれています。
はっきり申し上げます。
今 欧州は オリンピックなど
開催できる状況ではない!
まして ドイツは敵国
選手の身に何かあったら…。
関係ない!
関係ない!?
政治とスポーツは別だ。
オリンピックは平和の祭典。
4年に一度の相互理解の場なんだよ。
たとえ戦時中でも 殺し合いの最中でも
スタジアムは聖域だ!
汚されてたまるか!
(治五郎)前回は金栗君一人だったが
今や 多くの後輩が
金栗君の背中を追いかけてる。
陸上だけじゃない。 水泳やほかの競技にも
有望な選手が現れ
オリンピックの大舞台を夢みて
練習に励んでいる。
ももは 床と平行になるまで上げる。
(治五郎)その更に下 若い世代にも
スポーツマンシップは
受け継がれている。
金栗 三島の敗北が
その教訓が生かされた証拠だよ。
彼らの努力は無駄にしてはいけない!
国家だろうが 戦争だろうが
若者の夢を奪う権利は誰にもないんだよ!
辛作さん 辛作さん!
よかです 新しか足袋。
コハゼば取ったとは大当たりでした。
もうね かかとに ピタッと来るけん!
足首の締めつけられる窮屈さが
のうなりました。
うん?
誰か お客人ですか?
誰かって…。
(2人)ねえ。
(ほうきで掃く音)
ばばっ!
四三さん!
スヤさん? スヤ?
行って 何かお手伝いでもしてこいと
お義母さんが。
あ… そぎゃんね。
右も左も分からんけん
市電ば乗ったり降りたりして来ました。
よか部屋ですね!
あれは 阿蘇?
富士山。
あ。
いや 箱根。
フフッ。
うん?
おっ! いきなりだご!
作ってきました。
お正月も帰ってこんし
食べたかろうって。
うん うまか!
ふだんは 外食ば しよるとですか?
うん。
播磨屋さんとこで頂くのと半々たい。
そぎゃんですか。
後で ちゃんとお礼ば言わんとですね。
はい。
ああ… スヤが 部屋におる。
フフフ… おります。
帰って。
えっ?
スヤさん… いや スヤ。
俺は 今
オリンピック出場ば目標に掲げて
日々 頑張っとる。
2年前から 一日も休まずやっとる。
はい。
妻も郷里も忘れて
祖国んために走ろうて思っとる。
だけん スヤ… さん…
おるの気ぃば散らさんとって。
月々の仕送り 感謝に堪えぬ。
おかげで助かっとる。
ばってん… いや だからこそ
ここでくじけたら何もならんけん。
甘えは…
堕落の入り口ばい。
スヤさん… いや スヤ
いや スヤさん! いや スヤ!
どっちでもよか。
すまんが… 帰ってくれ。
(ちょう)金栗さん… ねえ 金栗さん。
お布団 一組しかないでしょう?
(辛作)新婚さんなんだから
一組でいいって俺は言ったんだけどね。
(ちょう)駄目よ。
すいまっせん!
えっ えっ あれ?
おい… ちょっと おい!
あっ すいまっせん。

何か すいやせんね。
帰ります。
えっ?
どうぞ 主人ば よろしゅうお願いします。
スッスッ ハッハッ スヤスヤ ハッハッ。
スヤスヤ ハッハッ スヤスヤ ハッハッ。
スヤ… あ 違う!
(実次)あ。
実次!
あっ あっ…。
あっち… 熱っ!
すんまっせん!
まだ何も言うとらんばい。
すんません。
あんたに言うても しかたなかばってん
あんたしかおらんけん
あんたに言うけん よう聞いときなっせ!
お義母さん よかです もう。
よかじゃなか。
嫁ば泊めんで追い返すとは何事か!
何か あんたの弟は!? 何様のつもりか!
スヤは 恥ば かいたとばい!
堕落! 堕落の入り口て呼ばれたとばい!
だ… だらく?
(幾江)よかか?
韋駄天か じゃこ天か知らんばってん
オリンピックの終わったら
玉名から 一歩も出さんけんね!
覚悟ばしとけ!
すんまっせん。
すんまっせん!
(キヨメ)すんまっせん!
あの野郎…。
<そんなことは全く意に介さず
四三 25歳 世界記録をマーク。
選手として ピークを迎え
ベルリンオリンピック
金メダル間違いなしと
期待されていましたが
その舞台であるヨーロッパでは
戦争が更に激化しており…>
スッスッ ハッハッ スッスッ ハッハッ…。
早く言ってあげた方が
いいのでしょうが…。
言えるかね? 君。
無理です。
私もだ。
(号砲)
(スタジアムでの拍手と歓声)
スッスッ ハッハッ
スッスッ ハッハッ
スッスッ ハッハッ。
金栗さん おはようございます!
金栗さん! 起きて。
おねえちゃん
今日は そっとしといてやんな。
えっ?

お義母さん
今から東京に行ってもよかですか?
何ね いきなり。
こん前 追い返されたばっかりたい。
<大正4年6月。
ベルリンオリンピックの中止が
報じられました>
オリンピックは終わりました。
帰りましょう。
(清さん)俺たちの代表だろ?
日本代表ってのはよ!
わっ!
じゃあ おめえも
見てねえで泳げばいいじゃねえかよ。
<オリンピックを失った悲しみから
作り出したものこそ あの…>
駅伝!
(治五郎)励まし合う仲間がいれば!
<駅伝って
金メダルの代わりに生まれたんだね>

 

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「いだてん~東京オリムピック噺」第15話と第16話のネタバレ感想やあらすじの紹介まとめ

 

2019年の大河ドラマは、33年ぶりに近現代史を扱う「いだてん~東京オリムピック噺」です。

オリンピック初参加から「オリンピック」開催までの激動の52年間を、描く「東京&オリンピック」の物語。

第15話では…四三とスヤは結婚し、四三は日本初のプロスポーツ選手となりました。

第16話では…ベルリンオリンピックが中止になりました。朝太は円喬の死を胸に芸に励むことになりました。

この記事では、ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺』を各話ごとに詳細にネタバレとあらすじや感想を更新していきますので、ぜひご覧ください!

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