【ルパンの娘】2話ネタバレ感想:社長役は西沢仁太!アポ電強盗事件の黒幕【深田恭子主演ドラマ】

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ドラマ『ルパンの娘』の最新話含むネタバレ感想一覧はこちらの記事にまとめています。



2019年夏のフジテレビ系列木曜22時枠は、深田恭子さん主演のドラマ『ルパンの娘』が7月スタートです。

原作は2015年8月に発表され、ロングセラーとなっている横関大さんの同名小説です。

代々泥棒一家の娘と代々警察一家の息子との決して許されない恋愛を描くラブコメディー。

こちらの記事ではドラマ『ルパンの娘』の第2話ネタバレや感想やあらすじと次回の第3話のあらすじと期待の声や展開予想等を紹介していきます!

最新話の第2話までの内容を動画で見たいという場合は、FODを利用すると視聴できますのでチェックしてみてください。

【ルパンの娘】動画を無料で見逃し視聴!pandoraとdailymotionも【深田恭子主演ドラマ】

2019.07.11

次にドラマ『ルパンの娘』の第2話ネタバレや感想やあらすじを紹介していきます!

※ドラマ『ルパンの娘』もまだ視聴していないのに間違ってドラマ『ルパンの娘』の第2話ネタバレや感想や考察記事を見てしまった方、感想は気になるけどネタバレや考察自体が苦手な方はお戻りくださるようにお願いします。

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ドラマ「ルパンの娘」第2話あらすじや感想とネタバレ

 

ここではドラマ「ルパンの娘」第2話あらすじや感想とネタバレについて紹介します。

 

ドラマ「ルパンの娘」第2話あらすじ

三雲華(深田恭子)は泥棒一家“Lの一族”の娘であることに思い悩んでいる。なぜなら、恋人の桜庭和馬(瀬戸康史)は警察一家の息子だからだ。和馬の家族と自分の家族を合わせるなど、華にとってはもってのほか。そんな華の願いもむなしく、和馬が母の美佐子(マルシア)、父の典和(信太昌之)、元警察犬のドンまで連れて三雲家に挨拶に来てしまう。玄関に入った美佐子と典和は、警察官の嗅覚でいろいろと探り始めたため、華は気が気でない。幸い、ダミーの家に尊(渡部篤郎)、悦子(小沢真珠)たちの姿がなかったため、華は胸を撫で下ろす。ところが、尊たちが秘密の通路からやって来てしまった。

図らずも両家の親たちの顔合わせになってしまい、華は和馬たちの職業を尊たちにバレないようにしようと必死。尊たちは泥棒とは言わないが、おかしな職業を作り上げているので、やはりハラハラしっぱなしの華。後から現れたマツ(どんぐり)は、尊と一緒に公務員批判を繰り広げ始める。両家は睨み合いになってしまうが、意外なことで尊と典和が意気投合。別々の高校に在学していた時に、野球部で試合をしていたのだ。

とりあえずホッとする華だが、美佐子は典和とは違っていた。後日、華は美佐子から和馬とは別れて欲しいと言われてしまう。やはり和馬と別れた方が良いのかと華は悩む。そのころ、和馬はアポ電強盗事件を担当。一方、三雲家は、ある会社社長が所有する“秀吉の茶釜”を盗む計画をしていた。

 

第2話の感想やネタバレ

第2話のネタバレや感想の詳細を紹介します。

 

第2話の感想

 

第2話のネタバレ

俺は 必ず 家族を説得してみせる。

   だから 俺との結婚を
   真剣に考えてほしい。

 
(典和)認めるわけにはいかんな。
結婚相手が

  警察の人間じゃなくたって
  いいじゃないか。

  警察!?
   
  (美佐子)桜庭家は 代々

  警察の人間しか
  受け入れられないんです。

  華と結婚できるんだったら
  何だってやれる。

 (典和)だったら 和馬 先に
 捜査一課の刑事になるんだ。

 そうすれば 華さんとの結婚は
 認めてやってもいい。

   (巻)だったら 和馬。
   やつらを捕まえろ。

     やつらって?
    
     Lの一族だ。

   入念な計画と
   大胆不敵な実行力。

痕跡を一切 残さぬ大泥棒だ。

それは まるで かの有名な大泥棒
アルセーヌ・ルパンそのもの。

(尊)うちの婿養子にはなれんな。
婿養子って?

(尊)お前が
うちの家業を継ぐ気ないなら

  もらうしかないだろ。
  このままじゃ Lの一族は

俺たちの代で終わってしまうぞ。

 
 (巌)盗むことで
 何かを変えられる日が来る。

   いずれ 分かる。
   (和一)その女は諦めろ。

  
   和君… どうしてなの?

どうして あなたは警察官なの…。

      うっ!
      和君…。

あんたが犯した罪 悔い改めな!

    
    (金剛丸)うっ!

結婚するに当たって 華の身元を
調べさせてもらったんだ。

警察組織の決まりで どうしても
調べなきゃいけなくて。

ごめんなさい うちの家族は…。
ハイパーソーシャルクリエイターなんだね。

     華のお父さん。
     ハイパー?

    海外を飛び回って
    大活躍してるって。

 あっ… そうなのかな…。
 それ うちの家族に話したら

  また 海外に行っちゃう前に
  会いたいって言っててさ。

  あっ うん。 でも 急には…。

  実は 来ちゃってるんだ。

      えっ?

 《だから あり得ないって!》

《泥棒一家が
警察一家に ご挨拶だなんて!》

   どうぞ こちらです。

      (警報音)

  
  (悦子)あなた!
  (尊)ばあちゃん マグロ!

  (マツ)任しとき!
   
  (尊)渉 てんとう虫3号!

    どうぞ。
    おい ドン 入れ。

 んっ?
 華さん 5人家族なんですね。

  えっ?
  (典和)サイズ違いの靴が

     5人分ある。
     あっ はい。

  父と母の他に
  祖母と兄と暮らしています。

皆さん あまり 外に
お出掛けにならないのかしら?

   はい?
   ここにある靴は全部

 靴底が
 あまり減ってないようなので。

   《さすがは 警察一家》

《仮住まい用に置かれた
ダミーの靴を もう怪しんでる》

  (ドンのうなり声)
  (美佐子)ドン どうした?

  やめろよ。 ここは
  事件現場じゃないんだから。

(典和)ドン。
どうぞ お上がりになってください。

ごめんね。
ご両親との貴重な休みの時間を。

ううん。 買い物に出掛けていて
いないかもしれないけど。

《お願いします!
どうか 家にいませんように…》

      どうぞ。

     《よかった》

     《危なっ!》

  《何で 来ちゃうのよ…》
  (悦子)あら いらっしゃい

   和馬君。
   (尊)これは これは

    ご家族お揃いで。
    突然 すいません。

 家族で押し掛けてしまって…。
 父の桜庭 典和です。

   母の美佐子です。
   それと 番犬のドン。

  ごめんなさい。
  犬まで連れてきちゃって。

   (悦子)いいのよ。
      
   華の母 三雲 悦子です。

    父の三雲 尊です。

お父さん
取りあえず 座っていただいたら?

父さん
取りあえず 座らせてもらおうよ。

  《何? この異様な雰囲気》

  《もしかして 早くも
  感じ取っちゃってる?》

《警察と泥棒 お互い 決して
相いれない天敵同士だってこと》

  父さん どうしたんだよ。

    何か におうな。

  《やっぱり 感じ取ってる》

   こっちも におうぞ。
   (悦子)ねえ。

  《まずいって!
  早く引き離さなきゃ!》

   (典和・尊)焦げ臭い。

  (マツ)焦がしてもうたわ。

    おばあちゃん。
    私が頼んだんだ。

   お客さまに
   何か出してくれってな。

あら もう 慣れないことするから。(尊)しかたがない。

  新しいのを取ってこよう。
  (典和)いえいえ

どうぞ お構いなく…。
(尊)そういうわけにいきません。

   すぐに戻りますので。

 さあ どうぞ お座りになって。
 失礼します。

 ドン。
 (悦子)どうぞ ワンちゃんも。

   ちょっ… お父さん!

   《やめてよ!
   みんな いるのに!》

    《バカなの!?》
    華。

   どうした?
   ううん 何でもない。

《もう嫌! 何なの この時間!
早く過ぎ去って!》

公務員?
そうなんです 桜庭家は代々 警…。

   公務員なんだよね?
   ひいおじいちゃんも。

うん。
(悦子)そう 全員が公務員なの。

   息子さんだけではなく
   親御さんもですか?

    公務員が何か?
    (尊)あっ いえ。

 いや お役所仕事というのが

どうも お堅いイメージがあってね苦手でして。

   国民の税金から
   お給料 頂くってね

私だったら 何だか 肩身が狭くて
道なんて歩けないわ。

《泥棒の方が肩身狭いでしょ》

 (美佐子)国民から
 税金を頂いているからこそ

 安心と安全を提供する責務が
 生まれるんです。

  そうかもしれませんがね
  正直 言ってしまうと

 嫌いなんですよ この世で一番
 公務員って人種が。

   ちょっと お父さん!

    保守的やしな!
    おばあちゃん。

   では お言葉ですがね

 そちらのご職業
 ハイパー何たらというのは

  いったい どんな仕事を
  なさっているんですか?

ハイパーソーシャルクリエイターのことですか?
(典和)ええ。

(悦子)文字通り
社会をクリエイトしているのよね。

(典和)えっ?
いや まったく 分かりませんね。

ソーシャルクリエイターだけでも
よく分からないのに

さらに ハイパーが付くと
これは もう まったく分からない。

   父さん…。
   うさんくさい肩書ね。

   母さんまで。
   具体的な仕事内容を

    教えてください。
    (尊)主に 今は

 まだ インフラが整っていない
 アジア諸国に出向き

整備のための
企画 立案 設計を行う一方で

未来ある子供たちの
学校建設なども行っております。

 (悦子)まさに その国の社会を
 ハイパーにクリエイトしているのよね。

 (典和)要するに あれですか。

  何事にも いっちょかみして
  利益を得る

 泥棒猫のようなものだという
 認識でよろしいんですか?

    (悦子)泥棒猫!?

 あんまりですよ!
 主人を泥棒扱いするなんて!

《泥棒じゃん》
そうだよ 父さん 失礼過ぎるよ!

   正直 言ってしまうと
   嫌いなんですよ。

 この世で一番
 うさんくさい肩書の人種がね。

《やっぱ 無理だったんだって》

 《泥棒一家と警察一家が
 仲良くできるわけないって》

あっ おじいさまは
野球をやられていたんですか?

   いや あれは私のだ。
   小さいとき

 父と よく キャッチボールをしたんで
 その思い出にね。

  うちの父は 学生時代ずっと
  野球部だったんですよ。

     そうだよね?
     ああ まあ。

   
   練馬明成大付属高校
   というところで

  キャッチャーで 4番を。
  (尊)明成大付属?

    
  私は 東中野高校ですよ。
  1番でセンターでした。

  《あれ?》
  (典和)ああ そうでしたか。

  えっ お父さま ご年齢は?

   55です。
   (典和)私は56ですよ。

  ってことは 当時 われわれ
  戦ったことがありますね?

   覚えてますよ。
   西東京大会の2回戦。

  (典和)思い出しましたよ。
  9回裏でしょ 9回裏。

ねっ。 見事なホームスチールを
決めましたよね。

    ええ それ 私です。
    (典和)ハハハハ…。

  あの三雲さんでしたか!
  いや うれしいな!

  《気が合っちゃってる!?》

 (典和)盗塁の得意な選手でね。

  あれほど警戒していたのに
  ものの見事に やられた。

(尊)無類の盗塁好きでしてね。

   何せ 塁を盗んでも
   逮捕されませんからね。

  《余計なこと…》
  (典和)面白い方じゃないか。

  (尊)悦子 酒を出してくれ。
  (悦子)はいはい。

一杯やりましょう。
(典和)いいですね やりましょう。

       
  (マツ)これ 大間のマグロで
  おいしいで。

    外は焦げとるけど
    中は大丈夫や!

(美佐子)すみません。 ちょっと
お手洗いをお借りします。

  あの どうぞ こちらです。

     こちらです。

   (典和)いいか? 和馬

  結婚とはね 当人だけでなく
  両家の問題なんだ。 ねっ?

   互いの家族同士が

  手と手を取り合える
  関係でなければならない。

    分かってるよ。
    (典和)その点ね

  尊さんのことは気に入った。
  そうでしょ。

とてもいいご両親だったでしょ。

  あんなに 私たちの職業を
  バカにされたのよ?

野球経験者に悪い人間はいないよ。

   これは 私の持論だ。

それなりにいると思うんだけど。

それじゃ 父さん 約束どおり
捜査一課の刑事になった暁には

    華との結婚を…。
    認めよう!

   ありがとう!
   俺 絶対に頑張るから!

  (美佐子)ちょっと待って。
  あの家 何か変だったわ。

   何? どういう意味だ。

何だか 生活臭がしなかったのよ。

   何 言ってんだよ。
   そんなわけないだろ。

華は いつも あの家に帰ってる。

 何でもかんでも 難癖つけるの
 やめてくれよ。

難癖つけてるわけじゃないのよ。

  ただ 一家全員が
  公務員っていうのがね…。

 しかも
 ただの公務員じゃないしね…。

     (悦子)んっ?

   ううん。
   まあ でも パパは

 和馬君のお父さんのことは
 気に入ったって言ってたわよ。

 それは見てて分かったけど…。

ていうか お父さんは いつから
ハイパーソーシャルクリエイターになったわけ?

  (悦子)渉に頼んでたのよ。

お兄ちゃんに?
(悦子)いつ 何時 興信所とかに

素性 調べられてもいいようにって偽の経歴を作らせておいたの。

   だったら もっと
   普通の職業にしてよ。

   何よ? ハイパーって。

     帰ったぞ。
     おかえり。

 ていうか 何? それ。
 見れば分かるだろう 木馬だ。

お母さまが欲しいって言うから
取ってきてあげたのよね。

  使い道ないでしょ。
  こうして 揺れてるとな

    童心に帰れるやろ。
    アハハ…!

      (足音)

     お母さま?

    (巻)アポ電強盗?

  ええ おそらく そうです。

     
 けさ方 世田谷で1人暮らしを
 されている ご老人から

 自宅で金を奪い取られたとの
 通報があったんです。

今月に入って すでに5件目だな。

  今 こちらで
  待機していただいています。

     失礼します。

   単刀直入に言います。

  和馬と別れてください。

  あなたは 桜庭家の嫁として
  ふさわしくありません。

桜庭家は代々 警察の人間とのみ
婚姻関係を結ぶことで

先祖から脈々と続く
家族間の規律を守ってきました。

  それを 私の息子が
  乱すわけにはいきません。

    分かっています。

私みたいな人間が 和馬さんに
ふさわしいとは思っていません。

     だったら?

   和馬さんとは別れます。

  そうですか。
  それを聞いて安心しました。

  では 早急に お願いします。

       はい。

 それにしても あなた
 おっとりしてそうに見えて

 案外 身のこなしがいいのね。

  息子さんを名乗る男から
  電話が?

  (菊池)ええ。 けさ方
  慌てた声で かかってきて。

    (菊池)《痴漢!?》

  (男)《ごめん 父さん
  つい 魔が差しちゃって…》

《なんて バカなことしてるんだ
お前は!》

  (男)《ホント ごめん!
  でも 示談金 払えば

 訴えないって言ってくれてて
 今すぐ 150万 必要なんだ》

     《150万も?》

 それで あなたは
 用意すると言ったんですか?

  (菊池)ええ 相手の弁護士が
  取りに来るから

  うちに置いとくようにって
  言われて。

でも 何だか 変だなと思って

  息子に折り返し
  電話しようとしたんです。

  そしたら 今度は 警察から
  電話がありまして。

   《オレオレ詐欺?》
   (男)《ええ》

   《先ほどの電話の男は
   息子さんを名乗った

   指名手配中の男です》

  《そうだったんですか》

  現行犯逮捕するために
  近くで見張ってるから

弁護士を名乗る男が来たら
金 渡すようにって言われました。

それで その受け取りに来た男に
お金を渡したんですか?

  (菊池)いえいえ。
  見張ってる警察官の姿が

見えなかったので
ちょっと待ってくれって言ったんです。

   (菊池)そしたら 急に
   襲い掛かってきて

 お金 持ち逃げされたんです。

     《泥棒!》

   (巻)間違いありません。
   これは 今 はやりの

アポ電強盗の典型的な手口です。
(菊池)アポ電強盗?

   事前に お金があるのか
   確認の電話を入れて

 巧妙な手口で
 そのお金を奪いに来るんです。

    何で そんな…。

  去年 妻が脳梗塞で倒れて

その介護費用で
生活いっぱいいっぱいなんですよ。

   (菊池)どうか 刑事さん
   お願いします!

  犯人 捕まえてください!
  お願いします!

はい。
必ず この手で犯人を捕まえます。

    (クラクション)

  
  (円城寺)カサブランカから
  舞い戻った 円城寺です。

   どうした? 華。
   元気がないじゃないか。

      別に…。
      さては

まだ 別れられないでいるのかい?

 ブラボー 華。 よく言ったね。

  いっそ 彼に嫌われてみたら
  どうだい?

    嫌われる?
    嫌われないで

別れようとするなんて
都合のいい話だと思わないかい?

でも そんなこと どうやって?

     簡単なことさ。

  嫌われないで
  別れようとするなんて

都合のいい話だと思わないかい?
でも そんなこと どうやって?

     簡単なことさ。

       ◇

     すいません。

    もしもし? 華?

     今 仕事中?

    うん どうした?

《わがままを言えばいいんだ》

   今すぐ 会いに来て。

     えっ 今から?
     うん。

   《相手の都合なんて
   お構いなしだ》

     会いたいの。

    どうしたんだよ。
    何かあった?

  何もないけど 会いたいの。

    でも 今は まだ…。

ほら 最近 世田谷で多発してる
アポ電強盗事件あるだろう?

   あれを やってるんだ。

 (円城寺)《相手が仕事中なら
 大チャンス到来!》

 《これを言えば 一発KOだ》

      和君…。
      何?

   どうしたんだよ 華…。

     私と仕事…。

      んっ?

   私と仕事 どっちが…。

      んっ?

   どっちが大事だなんて
   選ばなくていいから…。

     う… うん。

    仕事 頑張ってね。

      じゃあ…。

   ハァ… 言えないよ。

   どうしたんだ 華…。

 和馬!
 アポ電強盗犯が捕まったぞ!

      えっ!?

    ただいま。
    (悦子)すてき。

   ねえ あなた
   私 これ絶対 欲しいわ。

  分かった 分かった。 じゃあ
  こいつを頂くことにしよう。

   (尊)おい 渉。
   まだ完成しないのか?

  まだ。 今回 かなり大変。

   急いでくれよ。
   今度は 何を盗む気?

      これよ。

    
 かつて 秀吉が愛用したという
 金の茶釜。

     
 一説には 千利休が
 この茶釜をバカにしたから

  秀吉の怒りを買って
  切腹を命じられたって話。

   すてきでしょ?
   茶釜のことなんて

   よく分かんないし…。
   ねえ やめときなよ。

 どうせ また 危険な連中から
 盗むんでしょ?

ちゃうねん。
今回のターゲットは この男や。

(悦子)老人向けの介護事業を
手広く扱っている会社の社長よ。

   何で? いい人じゃん。

(横塚)誰から 指示を受けてた?
(朝田)知らねえよ。

 (机をたたく音)
 (横塚)知らないわけないだろ。

  (朝田)だから
  定期的にメールが来て

  金を受け取る家のリストが
  送られてくんだよ。

 (巻)これが
 送られてきたというリストだ。

   どういうことですか?

やつは ただ このリストに従って
金を受け取っていただけの

   いわゆる 受け子だ。

 末端で働くやつらは
 組織の実態は何も分からない。

  受け取った金を
  指定された場所まで運び

 バイト代をもらっていたんだ。

  他に やつらを動かしている
  元締が?

  ああ。
  元締は SNSを使って

 手軽に この手のバイト要員を
 集めている。

仮に 末端で働いているやつらが
捕まったとしても

  自分らには
  足はつかないってわけだ。

くっそ… いったい どこに
潜んでるんだ? 元締の連中は。

 最近 この辺りで多発している
 アポ電強盗あるだろ?

  うん。
  (尊)その元締が そいつだ。

 この人が?
 (悦子)からくりは こうよ。

 介護を必要とするご老人が

この会社のホームページに
アクセスして 資料請求を行う。

 そして 住所 名前 電話番号を
 手に入れて

あとは 手下にアポ電をかけさせ
バイトを使って 金を奪い取るの。

   ひどい… 何 その手口。

   弱者を狙い撃ちした
   卑劣な泥棒男だ。

  でも このこと
  どうやって分かったの?

     俺が調べた。

    お兄ちゃんが?
    うん そう。

新たなターゲット物色してたら

 秀吉の茶釜を30億で落札した
 この男を見つけた。

  だけど おかしい。
  会社の売り上げ良くない。

  どこから 金を得ているのか
  社内の防犯カメラに

   ハッキングしたら
   今回の事件が分かった。

すごい。
それだけの捜査能力があれば

   お兄ちゃん
   警察にだってなれるよ。

  無理。 俺 引きこもり。

  (尊)善人の皮をかぶった
  その卑劣な泥棒男から

その茶釜を盗む。
(悦子)天罰を下してやらないとね。

 どうやって?
 すでに 餌は仕掛けてあるわ。

    ねっ? お母さま。
    (マツ)任せとき。

  お茶の子さいさいや。
  (バイブレーターの音)

    華 使ってええで。
    いい。

  (バイブレーターの音)

 まだ
 童心に帰らんでもええ年頃か。

      ハハハハ。

 華。 今ごろ さみしい思いを
 させちゃってるよな。

    今日は会えなくて
    ホントに ごめん。

  和君…。
  でも 俺 どうしても

 この手で 犯人を
 捕まえなきゃならないんだ。

  それが 俺の使命なんだよ。
  約束したんだ。

お年寄りを食い物にするやつを
俺は絶対に許さない!

  だから 華… すいません。

  だから 華
  しばらく我慢してほしい。

これから毎晩 さみしくないように動画を送るよ。

   約束する。
   それじゃ またあした。

   どうしよう。
   犯人 分かっちゃった。

  きっと 教えてあげた方が
  いいんだよね?

  でも そんなことしたら…。

  《どうして
  犯人が分かったんだ?》

  《いや それは…》
  《正直に話してくれ 華!》

  《社長が落札した美術品を
  調べていたら…》

   《美術品?
   何で そんなものを…》

 《まさか…
 華が Lの一族だったのか!?》

  嫌… そんなの絶対 嫌!

 華。 結局は
 和君に嫌われたくないんだね。

      えっ?

  だって そうでしょ?
  嫌われる覚悟があるなら

Lの一族だってバレたとしても
いいはずよ。

  悪いやつらを捕まえるのが
  和君の仕事。

本当に愛してるなら言わなきゃ。

     そうだよね…。

言えるわけないだろ。
あんた Lの一族をつぶす気かい?

  あたしは知っているよ。
  この前 盗みに入ったとき

 本当は ドキドキしたんだろ?

    うずいたんだろ?

奥底に眠ってた 泥棒DNAがさ。

  うずいてなんかいない!

 さあ 盗むんだよ 金の茶釜を。

 駄目よ。
 頑張って 和君に言わなきゃ。

 駄目だ。 和馬には黙っときな。

分からない… どうしたらいいの?

       ◇

 (男)母さん? 俺だけど…。

 おう。 尊か? どないしたん?

   (男)実は
   痴漢しちゃったんだ…。

  痴漢!? どこ触ったんや!
  (悦子)そこは いいから。

 んで どないしたん?
 (男)示談にするためには

金が… 200万 必要なんだ。
(尊)早速 網に引っ掛かったな。

  ほんで どこ触ったんや?

(男)母さん… ごめんなさい。

 (マツ)謝ったらあかんのか?

       ◇

     もしもし。
     華 どうした?

   今すぐ 会いたいの。
   えっ?

  昨日の動画 見てないの?
  見たけど 無理。

   今すぐ 会いたいの。

今から うちの近くに迎えに来て。

   でも 今 仕事中で…。

どうしても 今すぐ 会いたいの。

    夜じゃ駄目かな?
    駄目。

    今すぐ 会いたい。

   でも これから
   捜査会議があって…。

 私と仕事 どっちが大事なの!

  家の近くで待ってて。
  こっちから連絡するから。

       華…。

(巻)和馬。 捜査会議 始めるぞ。
はい。

      行くぞ。
      はい。

     これでいい…。

    さよなら 和君…。

いいかい? 母さん これから
弁護士を名乗る男がやって来る。

そいつを仕留めて
金の受け渡し場所を調べるんだ。

   何回も言わせんな。
   お茶の子さいさいや。

    (チャイム)
    (悦子)来たわね。

      (叫び声)

      和君!
      んっ?

 やだ お母さま!
 この人は弁護士じゃなくて

  華の彼氏よ!
  (マツ)やってもうたわ。

   (尊)何で こんなときに
   こいつが来んだよ。

  待っててって言ったのに…。
  (チャイム)

  来た。 ヤバい。 運べ 運べ。

  すみません 私 弁護士の…。
  (マツの叫び声)

(悦子)かわいそうに。
これ しばらく起きれないやつよ。

    やってもうたわ…。

   《でも 俺
   どうしても この手で

 犯人を
 捕まえなきゃならないんだ》

 《それが 俺の使命なんだよ》

《約束したんだ。
お年寄りを食い物にするやつを

   俺は絶対に許さない》

(尊)受け渡しの場所は分かった。
行くぞ 悦子。

じゃあ 華 あとは よろしくね。

    待って。 私も行く。

 必ず この手で捕まえさせる。

   お待たせいたしました。

  お金 受け取ってきました。

(尊)家に来た男は
金を受け取るために雇われた

  バイトにすぎない。
  ここまでの連絡手段は

    全て メールだ。
    顔は割れていない。

  バイト代だ。
  (尊)ありがとうございます。

   あっ ちょっと
   襟元 よろしいですか?

      
     (男)悪ぃな。

   金を受け取りました。
   今から戻ります。

  (尊)秀吉の茶釜は
  オフィスタワーの最上階。

   社長室に飾られている。

  
  (猪熊)分かった。
  くれぐれも気を付けてくれ。

  (猪熊)三雲マツ。 200万。

     頂きました。

(尊)だが この部屋には
限られた人間しか出入りできず。

  (尊)さらに 社長室の前には
  秘書のデスクがある。

 秘書といっても名ばかりで

実際には 護衛のために配置された武闘派要員だ。

  つまり 社長室に入るには
  その男の目をかわし

入り口のセキュリティーを
突破する必要があるというわけだ。

サングラスの男が動きだした。

     (尊)行くぞ。

サングラスの男は
猪熊のオフィスタワーに向かって移動中。

  (悦子)あ 暑かった。

もう 化粧が落ちちゃうじゃない。

すっぴんの悦子も 俺は好きだぜ。

  あら やだ あなたったら…
  もう一回 言って。

    さっさと行くよ。

猪熊が 地下駐車場に移動中。

     (悦子)あっ…。

   (悦子)あっ… ああ…。

(悦子)あっ… あっ… ひっ…。

 やだ もう… 足パンパンよ…。

   間に合ってよかった。

   よし 行け!
   てんとう虫3号 改!

       悦子。

  (悦子)いやん 駄目…。
  駄目 駄目。

   いや… 駄目… 駄目。

     もう一回だ。

    (悦子)いやん!
    いや… いや…。

駄目… こんな所で… いやん…。

     今だ。 行け。

      進め。

 (悦子)ねえ
 若干 気になってるんだけど

  これって どっかの映画で
  見たことのある設定よね?

   気のせいだろ。
   無駄口はいい。 行くよ。

      止まれ。

 (悦子)いやん 駄目 駄目…
 駄目よ…。

      進め。

  おい 悦子。
  (悦子)足パンパンなのよ。

   見えてる。 ヤバい。

      止まれ。

      まずい。

     何だ? これ。

  バレた。 ヤバい。 逃げろ。

    どうしましょう…。
    (尊)眠らせろ。

 食らえ!
 (悦子)いやん 駄目 駄目…。

      てめえ!

   間違えちゃったみたい。

  かわいく言っても駄目。
  アホ。 バカ。 反省しろ。

おい 渉… 親に向かって
その口の利き方は何だ! おい!

      行くよ!

   (悦子)ちょっと!
   置いてかないで!

     (電子音)

    ハッ… すてき!

   やっと 会えたわね。

    これが 30億か。

     急ぎましょ。
     (尊)待て。

   警報装置が付いてる。

     秀吉の黄金釜。

    解除が必要だな。

めんどくさいったらありゃしない。

   猪熊が戻ってくる。

      来た。

   (警報装置の外れる音)

   (猪熊)どうした!?

      おい!

侵入者だ!
至急 警備の者を寄こしてくれ!

    何か代わりの物を。

     (電子音)

      早く!

     盗まれた…。

  どうだい?
  大切な物を盗まれた気分は。

     誰だ? お前。

  弱者を食い物にしやがって。

あんたに
泣かされてきた人たちの恨み

きっちり 晴らさせてもらうよ。

    何なんだ お前…。

     ふざけるな!

      あっ!

      うっ…。

     あああー!

  ここで会ったが 運の尽き。

あんたが犯した罪 悔い改めな!

     ああー!

     ああああー!

      (拍手)

    さすがよ 華。
    超カッコイイわ。

早くも 泥棒が板についてきたな。

ヤバい。 追っ手の連中が来た。

   (警報音)
   (尊)よし。 ずらかろう。

     和君。 起きて。

       和君。

(美佐子)《単刀直入に言います》

  《和馬と別れてください》

  んっ… 華… 大丈夫か?

  うん。 私は大丈夫だけど。

     よかった…。

       誰?

  覚えてないの?
  和君が捕まえたんだよ?

     えっ 俺が?

うちのおばあちゃんが
アポ電強盗に遭いそうになって…。

だから 急いで 和君を呼んだの。

     アポ電強盗?

  で この人が
  お金を受け取りに来た人。

    たぶんだけど…。

      これは…。

     何だろうね?

   すごい怪しいデータが
   入ってそうだよね。

    ほら。
    (横塚)早く歩け。

     歩け。 ほら。

    でかしたぞ 和馬。

       はい。

  まさか お前の彼女の実家に
  かかってきたアポ電から

 元締に たどりつくなんてな。

    俺も驚きました。

  でも 末端のあいつが
  何で あんなデータを…。

 それは
 本人も分からんと言っている。

  今後の捜査で
  追及していく必要があるな。

       はい。

それにしても また 現れたらしい。

 猪熊は ここで
 変わったスーツを着た者に

   やられたと言っている。
   声の主は 女だったと。

  またしても 女…。
  今回は それだけではない。

 猪熊の秘書の話では
 黒っぽいスーツを着た者が

  複数 現れたと言っている。
  複数!?

  間違いないかもしれないな
  これは。

    Lの一族の犯行…。

   どこに潜んでるんだ…。

     んっ? 和馬。

お前 警察バッジ どこやった?

      えっ?

      あれ?

  (キャスター)猪熊容疑者は
  自身が持つ 介護関連会社

ライフケアホールディングで得た
個人情報を利用していたことが

その後の捜査で分かりました。

 被害者の数は 3,000人以上。

およそ130億円以上ものお金を

 高齢者から
 だまし取っていたと見られ

   今後 被害者らは…。
   (悦子)いい眺めねぇ。

   うっとりしちゃうわ。
   (尊)よし。

じゃあ もっと近くで見るんだ。
(悦子)あっ 嫌よ。

  そんな近くで見たら 私…。
  (尊)ほら。

あっ… ああ…。
(キャスター)今回 同様の被害に

遭われた方から 話が聞けました。
(マツ)盗っ人はな

  ろくな死に方せえへんわ。
  (尊)母さん?

(マツ)
特にな 人をだまして物を取る

 これが
 いっちゃんあかんことやねん。

おばあちゃん
もう これぐらいで やめとこう。

    華も映ってるわ。
    (尊)あららら…。

取るなら 正々堂々 勝負せえ!

   もう分かったから!
   (マツ)何が…。

       おい。

 おい。
 これ 華さんの家じゃないか?

(マツ)泥棒の風上にも置けんわ。おばあちゃん おばあちゃんってば。

  えっ?
  (マツ)弱い者ばっかり

狙いおって。 どうせ やるなら
悪いやつらから盗んだらええねん。

  ぎょうさん おるで
  悪いことしとる人間は!

      (吠え声)

   ドン。 どうしたの?

 (典和)どうしたんだ? ドン。

    (ドンの吠え声)

      華!

   ごめん。 待ったかな?
   ううん。

   夜ご飯 まだだよね?
   何か食べに行こう。

   待って。
   今日は… というか

今日こそは どうしても
言わなきゃいけないことがあって。

       何?

   あのね 私たち もう…。

   これ あんたのやろ?

    おばあちゃん!
    はい!

    うちに落ちてたで。
    《ヤバい!》

  あっ そうだったんですか。
  すいません わざわざ。

 《お願い! 気付かないで…》

華の彼氏 警察官やったんやな。

   《終わった…》
   (マツ)びっくりして

   やってもうたわ。
   《えっ いつから?》

 《いつから 分かってたの?》

   《まさか あのとき…》

   《すいません 華は…》
   (叫び声)

よかった。 危うく
懲戒処分になるところでしたよ。

よかったら
お礼に ごちそうさせてください。

  (マツ)いや…。
  あっ ホントに ホントに。

       華も。

       華!

 

ドラマ『ルパンの娘』の最新話含むネタバレ感想一覧はこちらの記事にまとめています。

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ドラマ「ルパンの娘」第3話あらすじや反応と期待の声と展開予想

 

ここではドラマ「ルパンの娘」第3話ネタバレや感想の前にあらすじや反応と期待の声と展開予想を紹介します。

 

第3話あらすじ

あらすじ

 

第3話の反応と期待の声

 

第3話の展開予想

 

ドラマ「ルパンの娘」の見逃し配信を無料視聴する方法

 

ドラマ『ルパンの娘』第2話のネタバレや感想以外に動画を見逃し配信を無料視聴する方法は以下のリンク先で紹介しています。

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ドラマ「ルパンの娘」第2話ネタバレ感想と第3話の反応と期待の声と展開予想のまとめ

 

以上、ドラマ『ルパンの娘』を第2話ネタバレ感想と次回第3話の反応と期待の声と展開予想を紹介しました。

第2話ネタバレ感想まとめとしては・・・・・。

この記事では、ドラマ『ルパンの娘』を第2話ネタバレ感想まとめを紹介しましたが第3話以降も詳細にネタバレとあらすじや感想を更新していきますので、ぜひご覧ください!

次回のドラマ『ルパンの娘』放送日は2019年7月25日予定となります。

次回のネタバレ感想考察は随時情報が出次第更新、そしてドラマ『ルパンの娘』のネタバレ感想を追記していきます。

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