2019年春のテレビ朝日系列金曜ナイトドラマ枠は、TOKIOの松岡昌宏さん主演のドラマ『家政夫のミタゾノシーズン3(2019)』がスタートです。
2016年10月21日から放送され人気シリーズで今回で第3シリーズとなりました。
パート2のラストで“I’ll be back”の言葉を残して走り去ったミタゾノが、1年の時を経て宣言通りの“back”!更にパワーアップして帰ってきました。
こちらの記事では『家政夫のミタゾノシーズン3(2019)』の第2話のネタバレや感想とあらすじを紹介していきます!
Contents
「家政夫のミタゾノシーズン3(2019)」第2話あらすじや感想とネタバレ
「家政夫のミタゾノシーズン3(2019)」第2話あらすじ
父親が創業した『ミツワハム』を引き継ぎ、“100年に一度の美人すぎるキャリアウーマン姉妹”として業界にその名を轟かせている三ツ輪姉妹。公子(青山倫子)、沙織(知花くらら)姉妹はその美貌と抜群の商売センスで業績を伸ばし、多くのファンを虜にしていた。
ある日、三田園(松岡昌宏)と村田光(伊野尾慧)は三ツ輪姉妹の家に派遣されることに。家を訪ねたふたりは、さっそく「秘密を漏洩させたら違約金1億円を支払う」という誓約書を書かされる! しかしそんなことは意にも介さず、三田園はいつものように三ツ輪姉妹の部屋を物色。すると、姉妹の部屋のクローゼットにはよそ行きの服が一切ないことを知る!
そんな中、光が用意したお茶が、秘書の佳乃(水島麻理奈)の不注意で公子のシャツにかかってしまうという事態が! 三田園の機転で事なきを得るが、その過程で姉妹の高級ジャケットやバッグがすべて“レンタル品”だったことがわかる。実は、『ミツワハム』の経営はギリギリの状態で、優雅に見えていた姉妹の生活は見せかけのもの。銀行の融資の許可もなかなか下りない中で姉妹は最後の手段として公子の“玉の輿婚”を考えていたのだ!その矢先、神山総合物産の御曹司・神山章一(桐山漣)から公子に連絡が入る。以前にビルの前で公子とぶつかった章一は、そのときに公子が落としていった片方の靴を返そうと連絡してきたのだ。しかも、資産100億のイケメン御曹司。お礼も兼ねて、章一を家に招くことにした公子は、家庭料理が好きだという章一のために料理を振る舞うことに。しかし公子は家事はからっきし…。公子は三田園に女子力を見せかける“影武者”となることを命じるが…!?そして、恩田萌(川栄李奈)は姉妹の“ある”秘密に気付いてしまい…!!
ミタゾノ流独身男(=バチェラー)を100%落とす家事ワザとは…!?
第2話の感想やネタバレ
第2話の感想
第2話のネタバレ
ああ… これなら
社長も納得してくれるだろう。
(運転手)ええ。
もう ただのボンボンとは
言わせない。
ハハハ…。 車 回してきます。
(神山)うん。
(神山)うわっ! ああ…。
(三ツ輪公子)すいません…。
大丈夫ですか?
お怪我はありま…。
(鐘の音)
(公子)ごめんなさい。
私 行かないと…。
ああっ…。
(神山)あの… ちょっと…!
(三田園 薫)皆さん ごきげんよう。
靴が
自分の足にフィットしない場合
応急処置として
ハンカチやティッシュなどを挟む
という方法がございます。
あのシンデレラも
そうしていれば
王子様の前で
靴が脱げる事なんて…。
えっ? あれは わざと…?
これは 野暮な事を申しました。
靴を落とせば 男も…。
バーン!
(村田 光)よし…。
おはようございまーす!
(一同)おはようございます。
(結 頼子)きれいよねえ…。
ん? どうしたんですか?
(阿部真理亜)知ってる? これ。
「100年に一度の 美人すぎる
カリスマキャリアウーマン姉妹」
(式根志摩)
なんか 全部のっかってない?
「美人すぎる」って
最近 多いわよねえ。
(恩田 萌)100年に一度とか
1000年に一度とか
何人 出てくるんだか…。
「三ツ輪姉妹」
「父が創業したミツワハムを
引き継いだ美人姉妹で
姉の公子さんが社長で
妹の沙織さんが副社長」
「経営知識ゼロなのに
今 業績がうなぎ登り!」
すごい!
商売のセンスがあったんですね。
(萌)というより
彼女たちに会いたいファンが
ハムを買いに行くんだって。
「応援してます!
頑張ってください!」
「頑張ってください!」
それと 撮影会まで…。
「(カメラのシャッター音)」
(萌)結構 ファン多いみたい。
食品も
そういう時代になったのねえ。
姉妹仲良く会社経営かあ…。
こんなの 仲いいわけないでしょ。
女同士なら
絶対 確執 生まれるんだから。
(志摩)なんか説得力ある。
あっ… 過去に なんかあった?
ないですけど。
でも 女の友情なんて
この世に存在しないですから。
姉妹だって同じですよ。
えっ? 皆さんだって
友情とかないでしょ?
(頼子・志摩・真理亜)えっ…?
いや まあ… ないけど。
ないんですか!?
とにかく 今日から
この家に行ってほしいんだけど
三田園ちゃん 行ける?
承知致しました。
うわっ! びっくりした!
いつの間に…。
で サポートは
萌ちゃんかヒー坊 どっちかに
お願いしたいんだけど。
まあ 今回は仕方ないですね。
私が…。
僕が行きます!
(萌)えっ…?
美人の家だから
行きたいんでしょ?
いや そういうわけじゃ…。
でも 純粋そうな女性ですし。
人は 見た目が10割。
10割… 全部!?
待ってください 三田園さーん!
(ため息)
ここですね。
(佳乃)何とぞ
よろしくお願い致します。
(佳乃)家政婦さんですか?
わたくし 三ツ輪姉妹の秘書の
佳乃と申します。
(公子)ほら
昨日の即売会だって そう!
なんで
いつも オタクばっかりなの!?
本当 使えない!
(豊原)申し訳ございません!
(三ツ輪沙織)
謝ってる暇があったら
早く
次のイベントの準備しなさい!
あんたの代わりなんてね
いくらでもいるんだからね!
(沙織)早く動く!
(豊原)はい!
なんか…
テレビで見てた感じと違う…。
(公子)佳乃 どちら様?
むすび家政婦紹介所から来ました
村田光です。
三田園と申します。
なんだ 家政婦…。
えっ? ちょっと… なっ…。
男…?
女…?
あっ… 大丈夫ね。 うん。
佳乃 誓約書を。
はい。
秘密を漏洩したら
違約金 1億円!?
家政婦には
守秘義務があるだろうけど
念のため サインをしてもらうわ。
私たちの裏側を知るんだから
これくらいしてもらわないと…。
いや いくらなんでも これは…。
(ため息)
(判を押す音)
いいんですか!? 三田園さん。
だって あなたの印鑑だもの。
えっ!? なんで? いつの間に…。
はい サイン。
この公子社長の部屋が終わったら
次は 沙織副社長の部屋を。
そのあとは
リビング トイレとか
お客様が入る場所から順に
お願いします。
承知しました。
外(沙織)佳乃!
佳乃 何をやってるの!
(佳乃)はい!
しかし ちゃんとしてますね
秘密保持の契約を結ぶなんて。
あっ… ちょっと 三田園さん!
勝手に駄目ですって!
あれ? 服がありませんね。
それに 片方の靴ばっかり…。
いやいや いやいや…
勝手に駄目ですって! もう…。
外(佳乃)家政婦さん
ちょっと すいません!
はーい!
(公子)
どの男も パッとしないわね。
これで全部なの?
年収5000万超えが
一人もいないじゃない。
外(佳乃)すみません。
外(公子)漏れがないか もう一度
ちゃんと確認してちょうだい。
外(佳乃)わかりました。
フンッ…。
お姉ちゃん 危ない!
ああっ…! なんで こんなとこに
お菓子 置いておくのよ!
食べちゃうじゃない もう…!
すみません。
来客用にと思って…。
私たちは あんたと違って
体形の管理してるの。
そっち側に
引きずり込まないでちょうだい!
ちょっと!
あの… そういう言い方って…。
はあ? 何?
なんでもないです…。
あんたは さっさと仕事して!
は… はい! あっ…。
(公子)ちょっと!
(沙織)あんた 何してんのよ!
どうすんのよ これ…
いくらしたと思ってんのよ!
す… すいません!
ああ もう どうしよう…。
どうしよう… ああ…。
ちょっと失礼。
何? ちょっと…。
ちょっと 何!? ちょっ…。
まず フェースタオルに
水を含ませて 軽く絞り
レンジでチンして
蒸しタオルを作ります。
チンですか?
この蒸しタオルを裏に当て
お湯に溶かした酸素系漂白剤を
染みの所に なじませて
表からも包み込んで
押しつけてあげると…。
(一同)おお!
さすが プロの家政婦さんは
すごいのねえ。
痛み入ります。
ですが このやり方ですと
高級で しっかりとした素材ですと
あまり効かないので
よかったですねえ。
えっ?
もし…
そちらや そちらの衣装に
かかっていた場合
危うく 買い取りになるとこで
ございましたね。
買い取り?
あれ…?
「ファッションレンタル
ご利用明細書」
えっ… レンタル?
それ 2人ともレンタル…。
守秘義務。
あっ それから
急いでいたものですから
台所にあったタオル
勝手に使わせて頂きました。
「肉のはまだ」…。 粗品!?
(沙織)あなたねえ…!
もういいわよ。
どうせ 隠し通す事できないもの。
お姉ちゃん…。
守秘義務 守れるわよね?
もちろんでございます。
どういう事ですか?
うちの会社は
持って あと3カ月なの。
(公子)父の遺言で
長女の私が 社長の座を
引き継いだはいいけど
元々 経営は傾きかけてて…。
でも 即売会とか
すごい集客ですよね?
ほとんど サクラよ。
ええっ!?
だから 支出は増える一方。
優雅に見せかけてるけど
本当は余裕ないのよ。
つまり 偽装キラキラ姉妹。
偽装キラキラ姉妹!?
(公子)早く
次の手を打ちたいんだけど…。
そのための資金がない。
(公子)うん…。
銀行に融資をお願いしてるけど
なかなか 許可が下りない。
そこで考えた
最後の資金調達の手段 それが…。
玉の輿婚。
そのとおりよ。
三ツ輪姉妹の
ウェブの配信チャンネルで
私の花婿候補を募集したの。
私の婚活はね
ミツワハムの存続をかけた
一大ミッションなの!
(携帯電話の着信音)
(公子)それなのに…。
(佳乃)はい もしもし。 …えっ!?
社長 神山様からお電話が。
神山様…?
(公子の声)神山様って
あの神山総合物産の御曹司の
神山様?
(佳乃)はい! 社長が落とした靴を
返したいって…。
(沙織)わあ!
大物が釣れたじゃない!
よっしゃー! やったー!
シーッ! シーッ!
(せき払い)
(公子)もしもし 代わりました。
どんな人だったかしら?
えーっと…。
神山章一。
資産100億とも言われる
神山総合物産社長の一人息子です。
好きな食べ物は 家庭料理です。
(公子)お待ちしております。
失礼します。
食事にお招きしたら…
今から来るって!
(公子・沙織)キャー!
あのバチェラー
絶対に つかまえるわよ!
バチェラー?
独身男性の事。
(沙織)相手の好物は
家庭料理ですって。
(公子)はあ…。
(佳乃)好きなタイプの女性は
家庭的で 天然な女性です。
ええ?
三田園さんといったわよね?
協力してくれない? 私 料理とか
からっきし駄目なの。
2人を呼んだのも
これが理由と言ってもいいくらい。
つまり…。
私を 家庭的な
女子力高い系に見せかけて!
(公子)この肉じゃが
私が作った事にしてね。
本当に 見せかけるだけなんだ…。
さすが偽装姉妹。
(公子)家事は 全部
私がやってるって事にするから
あなたは 隠れててちょうだい。
承知致しました。
じゃあ 僕たちは 別の部屋に…。
(沙織)あなたには…
働いてもらうわ。
えっ? 僕だけ!?
(チャイム)
お待ちしておりました。
突然 すみません。
この靴をお返ししたくて。
あっ…! わざわざ お越し頂き
ありがとうございます!
ああ…。
あっ… どうぞ。
あっ… お邪魔します。
はい。
失礼します。
ん? ああ…。
姉は 本当に
お料理が大好きなんですよ。
仕事もあるんだから
家政婦さんでも雇えば?
って言ってるのに…。
お料理も お掃除も
自分でやらないと
気が済まないもので。
とても家庭的な方なんですね。
家庭的アピール よし。
ちょっと あざとすぎるんじゃ…。
(公子)あっ やだ どうしよう!
ああ ああ…!
これ これ…。 ごめんなさい!
(神山)あっ いえ…。
(息を吹きかける音)
あっ…。
天然アピール よし。
全部 計画どおりなんですね。
とてもいい感じですね。
三田園さん!
隠れてなきゃ駄目ですって!
目立ちますから それ…。
あっ… あの…
もう大丈夫ですから。
(公子)ごめんなさい。
(神山)お気になさらずに。
(沙織)お姉ちゃん
早く お料理のほうを。
あっ… そうね。
家庭料理は お好きですか?
はい。 僕 フランスの家庭料理が
大好きなんです。
よかった! …えっ?
10歳まで フランスにいたので
僕にとっての家庭料理といえば
フランスなんです。
作ってくれるんですか?
これは やばい…。
ああっ…。
(神山)ん? どうしました?
ちょっと 支度してきまーす。
ねえ どうしよう!
もう 肉じゃが作ってあるし…。
っていうか 急に
フレンチなんて言われても…。
フレンチでございましたね。
うん。
どうしました?
僕 女性が料理してるのを見るの
好きなんです。
ちょっとだけ…。
えっ… いや ちょっと…。
まずいです! 神山さんが来ます!
(公子)嘘!? どうしよう…。
ど… どうしよう!?
(ノック)
少し 見させてください。
ああ…。
今 お作りしてますので。
痛っ…。
おお… 見事なもんですねえ。
さあ あとは 席で待ちましょう!
(神山)では 失礼します。
痛いじゃないの もう…!
失礼致しました。
もう… うっ…!
(公子)ジャーン!
フランスの家庭料理
キッシュです。
(佳乃)
あの肉じゃがを どうやって…?
軽く塩コショウをふっておいた
肉じゃがを
冷凍パイシートを敷いた型に流し
卵と牛乳 粉チーズを混ぜたものを
流し込み
オーブンで焼くだけで…。
これで
キッシュが出来上がります。
(神山)うまい!
(公子)よかった!
(神山)僕が
こういう家庭料理 好きだって
よくわかりましたね。
まるで
心が通じ合ってるみたいだな。
いえ… すみません。
ああ… 出すぎたまねを…。
ううん。 すごく嬉しい。
(佳乃)よし! あとは…。
じゃあ
僕 次の予定がありますので…。
どうもありがとうございました。
とっても楽しかったです。
ああ…。
(神山)あっ…。
ごめんなさい。
お昼から飲むの 久しぶりで…。
はあ…。
あの… 公子… さん?
なんだか 自分の居場所を見つけた
って気がする…。
(生唾を飲み込む音)
落ちたわ…。
あざとすぎる…。
どうぞ。
ありがとうございます。
またお待ちしてます。
じゃあ また連絡します。
はい!
(神山)これは?
この写真って…。
この真ん中の方って…。
私です!
私と 田舎に住んでる
私の姉妹との写真です!
ああ… よく似た姉妹ですね。
(公子)フフッ…。
では 失礼します。
(ドアの閉まる音)
なんなの…!? なんで
こんなとこに落ちてるのよ!
あんた わざと
秘密 バラそうとしたんでしょ!
私は 何も…!
秘密…?
(沙織)どうなの?
(佳乃)何も知らないんです!
なんで じゃあ 落ちてるの?
ここに。
(佳乃)本当に知らないんです!
写真を見たら 激怒した?
そうなんですよ!
秘書の佳乃さんと
お姉さんの写真が
玄関に落ちていて
それを見た瞬間 急に…。
こちらの写真です。
えっ? 三田園さん
持ってきちゃったんですか!?
いつの間にか
足に くっついていて。
くっついちゃったんじゃ
しょうがないわね。
いや くっつくわけないでしょう!
でも この写真が
なんだって言うの?
三ツ輪姉妹は
なんで怒ったのかしら?
なるほどね…。
ん?
ちょっと…。
えっ?
(萌)この顔の頬を削って
目を大きく 二重にさせて
鼻筋を通らせて…。
(萌)ほら。
(志摩)あっ これって…!
(萌)もう一人のほうも
顔を あれこれ いじると…。
(志摩)ええーっ!?
(真理亜)
この2人 三ツ輪姉妹じゃない!
な… 何? これ。 どういう事!?
三ツ輪姉妹は 整形美人って事!?
しかも 佳乃さんも姉妹って…
3姉妹って事ですか!?
あっ…
佳乃って 名字じゃなくて
下の名前なのか!
これは 衝撃の秘密だわ。
このビフォーアフターは
結構 お金かかってますよ。
まぶたの全切開 35万
鼻のプロテーゼ 30万
全身の脂肪吸引 200万
などなどあって
2人合わせると 合計で 約…。
こうなります。
(志摩)800万!?
ええーっ!?
どこに そんなお金あったの?
お父さんの遺産
使ったんじゃないですか?
あっ! そっか…。
予算が足りなくて 三女だけ
整形できなかったんですよ
きっと。
あり得るわね。
お父さんから受け継いだ会社を
立て直すために
整形という 一世一代の賭けに出た
って事ですね。
そう考えると
涙ぐましい努力ですね…。
努力?
上の2人が 美貌でお客を呼んで
末っ子の佳乃さんが
実務で支える。
3人 結束してるんですよ!
バカじゃないの?
何がですか!
女が整形する理由なんて
自分の欲望のために
決まってるでしょ!
こんな3姉妹なんて
欲望のぶつかり合いで
バチバチでしょう。
(公子)いい?
もう一度 確認しておくけど
私の婚活は
会社の命運をかけたミッション。
それは 理解してるわよね?
もちろん。
あなた 予算がなくて
整形できなかった事
まだ恨んでるんじゃ
ないでしょうね?
まさか! 私は このまま
ありのままがいいの。
神山さんを射止めて
資金援助さえもらえれば
そのお金で
生産ラインを拡張できるし
お中元の時
キャンペーンのフェスも
開催できる!
そうすれば 事業は軌道に乗り
この苦境から抜け出せる。
女の友情は ハムより薄いだなんて
言われてるけど
私たち姉妹の結びつきは
この うちの名物
ハムステーキのように
厚みがあるものよね!
3人で協力して
必ず あのバチェラーを落として
玉の輿にのりましょう!
困ってる? どういう事です?
あっ… ううん。
言ってください。
僕にできる事は なんでもします。
実は 会社が…。
ひょっとして
資金繰りが苦しいんですか?
会社の経理は 秘書の佳乃に
任せてるんですけど
彼女のミスもあって…。
誰かに援助してもらわないと…。
僕は 神山総合物産の跡取り。
もうすぐ 社長になる男だ。
金銭面での援助なら
きっと できると思う。
神山さん…!
フフッ…。
神山さんとだったら…。
えっ…。
ああ… あっ いや…。
アハハ…。
引かれた。
完全に引かれた…。
どうして そんなに焦ったの…。
しょせん 私は
昔と何も変わってないのよ。
そんな事ない!
そうですよ。
顔が全然違うじゃないですか。
(3人)はあ!?
顔つき…?
社長になると 顔つきが変わる
って言うじゃないですか。
(3人)ああ…。
お姉ちゃんは きれいよ。
今までだって
いろんな努力してきたじゃない。
ピラティスもしたし
エアロビクスもアブトロニクスも。
糖質制限もした。
朝バナナ 夜キノコ 昼リンゴ…。
あらゆるダイエットを
実践してきた!
その結果が今じゃない!
そうよ…。
そうよね!
私がアシストする。
私が彼に会って お姉ちゃんが
いかに素晴らしい女性かを
教えてくるわ!
(沙織)あなたも協力するわよね?
(佳乃)もちろん!
はあ…! ありがとう!
ありがとう!
三田園さん 見てください。
3姉妹の結束ですよ!
皆様 ハムをお切り致しました。
(佳乃)はーい。
(公子)ありがとう!
うっす…!
(店内の音楽)
(沙織)ごめんなさい
急に お呼び立てしてしまって…。
ああ… いえ。
(店員)いらっしゃいませ。
コートをお預かりします。
お願い致します。
今日は お姉ちゃんの事
いっぱい知ってほしくって…。
(沙織)それと…
私の事も。
アハッ…。
多分 落とせたと思う。
(鳥羽)神山総合物産からの
資金援助が受けられるなら
我々 銀行も
ミツワハムに協力できる。
何とぞ よろしくお願い致します。
そこまで できれば
私は 堂々と
姉から 社長の座を奪える。
その時は
あなたを社外取締役に迎えるわ。
お互い ウィンウィンだな。
(ドアの開く音)
すいません 五反田まで。
あら 失礼。 タクシーと
勘違いしてしまいました。
(ドアの閉まる音)
(公子)神山さんが来る!?
はい 先ほど 連絡が。
どうしても
思いを伝えたいとかで…。
おめでとうございます!
それ 絶対 プロポーズですよ!
(公子)そうよね! ありがとう!
沙織 あなたが
昨日 話してくれたおかげよ。
ああ…! ありがとう!
三田園さーん!
公子さんと彼 結ばれそうです!
そうなれば
3姉妹も万々歳ですね!
あらあら… 換気扇の中 真っ黒ね。
えっ?
(チャイム)
今日は 皆さんに
僕の気持ちを聞いてほしくて
伺いました。
昨日 一晩
自分にとって
本当に大事な事は何か
大事な人は誰かを考えて
結論が出ました。
あの… 僕と…。
僕と付き合ってください!
佳乃さん!
わ… 私!?
はっ? えっ?
どういう事なの?
神山さん…?
僕は 彼女の心に惚れたんです。
思えば あなたは
最初から僕に優しくしてくれた。
(神山の声)
肩の糸くずを取ってくれたり
靴ベラを渡してくれたり…。
それぐらいで
惚れてんじゃないわよ。
僕は あなたの全てが好きです!
タイプなんです!
僕と付き合ってください!
喜んで!
えっ…。
はあ?
あっ… よかった…。
あっ どうです?
これから ランチでも。
はい!
じゃあ 車で待ってます。
アハハ…! よっしゃー!
(ドアの開閉音)
あなた
ランチなんて行かないわよね?
今朝 3000グラムのハムステーキ
食べてたもんね。
まさか お姉ちゃんを差し置いて
行くわけないわよねえ?
私の事 支えてくれるのよね?
(佳乃)だって
私が 彼と付き合わなかったら
神山総合物産との関係は
立ち消えになってしまうのよ?
あなたたち2人とも
もう フラれたんだから。
2人して 整形までして
落とせないんだもんね。
私の事 応援してね。
くっ… くうっ…。
くうーっ!
人格まで変わっちゃいましたね。
フンッ…。
まさかの
三女が選ばれたってわけ…?
やっぱり
女が集まると そうなるんですよ。
ドロドロしてきたわね。
あれ? 真理亜さん
なんか 目 パッチリしてません?
わかる? プチ整形。
あなた いじったの!?
切ってないわよ。 塗るやつ。
なんだ…。
(志摩)お姉さん2人も
すぐには諦めないだろうし
こりゃ 争奪戦ね。
志摩さん
肌のハリ すごくなってません?
あ! ウフフフ…。
ヒアルロン酸。
あなた 注入したの?
クリームですよ!
なんだ…。
これは もはや
女のプライドをかけた対決ですよ。
ブランドバッグを
奪い合うような…。
いや これは
女ハンターたちによる
カモの狩猟対決です。
カモの狩猟?
誰が先にカモを撃ち落とし
料理して 食べきるか…。
有利なのは やはり 三女か…。
ん? あれ? 三田園さんは?
(神山)一応は黒字か…。
うん。 この財務状況なら
十分 立て直せる。
喜んで支援させてもらうよ。
嬉しいです!
もっと詳しく 君の話が聞きたい。
(指を鳴らす音)
恋愛というのは
いろんな形があるものなんですね。
では 本日の家事情報
振り返って参りましょう。
服についた染みは
水を含ませたタオルを
レンジでチンして
そのタオルで
染みの部分を温めながら
お湯に溶いた酸素系漂白剤を
その染みになじませて
表から
タオルを包み込むようにして
押す事によって
落ちやすくなります。
パイシートを敷いた型に
肉じゃがを入れて
卵 牛乳 粉チーズを
混ぜ入れたものを流し込んで
オーブンで焼くと
キッシュの出来上がり。
さてと…。
ミツワハムの厚さが
どれくらいあるものなのか
これから
調べてみる事に致しましょう。
どうぞ。
ありがとう。
(佳乃)
昨日 神山さんに相談したの。
そしたら この状況なら
すぐに立て直せるし
いくらでも
資金援助できそうって!
そう。
ミツワハム 助かりそうよ!
ああ よかった!
あっ ねえ
あの男たちのプロフィル
もう 処分しちゃっていいわよね?
陰で一番頑張っていた三女が
結ばれるなんて
本当に童話みたいですね。
…そうね。
はい これ。
えっ? これって…。
佳乃さんの…?
(ドアの開く音)
(豊原)社長! 大変です!
なんなのよ!
勝手に入ってきて!
我が社の株式が
急速に買い集められています!
どういう事?
我が社の株式の51パーセントが
神山総合物産の手に渡ったと…。
神山総合物産!?
それって まさか…!
敵対的買収…
乗っ取りを仕掛けてきたんです!
そんな…!
どういう事なのよ!?
(豊原)しかし どうして
こんな思い切った事を…。
うちの財務状況を
詳細に知りでもしない限り
こんなリスクの大きい行動には
出れないはずなんですけどね…。
財務状況…?
(神山)一応は黒字か…。
(公子)それが狙いだったんだ!
獲物を捕らえたつもりでいたけど
獲物は私たちのほうだったのよ!
そうか…!
最初から買収をもくろんでいて
財務状況を詳しく聞き出すために
そのために
皆さんに接触したんですよ。
そうか! だから 最後に
財務に一番詳しそうな
佳乃さんを選んだんだ!
そういう事ですよ!
(一同)うるさい!!
(公子)私たち 実際は3人とも…。
(3人)いいカモだった…。
あっ もしもし 鳥羽さん? 私。
あなたに頼みたい事があって…。
(鳥羽)「悪いが
もう 君と話すメリットはない」
えっ…?
私が 君と関係を持っていたのは
ミツワハムの経営状況を
把握するためだ。
何を言ってるのよ。
私が社長の座を奪ったら
あなたを社外取締役に招くって…。
(鳥羽)今回の件で…
神山総合物産の
社外取締役の就任が決まったよ。
もしもし!? もしもし…!
(不通音)
ねえ ちょっと あんた
「社長の座を奪ったら」って
どういう事!?
あなた 最初から私の事…。 ねえ!
(携帯電話の着信音)
(佳乃)えっ!? 何 これ!
(公子)何?
あっ…。
もう!
なんで勝手に更新されてるのよ!
(公子)あなた…
この銀行員と結託して
私の事
引きずり落とそうとしてたのね!?
そうなんでしょ!? ねえ!
ええ そうよ! 何が悪いの?
開き直るんじゃないわよ!
まあまあ まあまあ まあまあ…
2人とも落ち着いて。 ねっ。
そうよ
喧嘩してる場合じゃないでしょ?
あんただって 選ばれた途端
調子こいてたじゃないのよ。
そうよ!
今さら 偽善者ぶらないでよ!
ちょっと!
そういう言い方って…。
そうよ…。
あっ… これ見てください。
2人の指示を細かく書き留めて
こんなに びっしり…。
えっ…? 何 これ…。
(公子)なんなのよ。
あんた こんな事やってたの?
《殺す 殺す 殺す 殺す…》
《殺す 殺す…》
(佳乃の声)ずっと我慢してれば
いつか幸せになれると思ってた。
シンデレラみたいに
苦労してる人間が
最後に報われるって
そう信じてた。
なのに 現実は
全然 童話と違うじゃないのよ!
私だって
全身整形したかったわよ!
したかったんだ…。
(携帯電話の着信音)
今度は何? もう…。
(佳乃)何? これ。
あんた まさか…?
お父さんの遺言って
あんたが偽装したものだったの!?
自分で 自分に会社を譲るって
書いたって事…?
当然でしょ。
私はね 長女として ずっと
お父さんの看病してきたんだから
報われて当然じゃない!
大体ね 遺言が残ってないほうが
おかしいのよ。
あんたねえ!
でも もう こんな会社 うんざり!
こんな姉妹も うんざりよ!
沙織…
あんた 本当に うんざりよ!
(沙織)ああ
それは こっちのセリフです。
あんたたちみたいなね
ダサくてモテない女
もう 一緒にいたくない!
(佳乃)自分だって
フラれたでしょ!?
(沙織)何よ!
(公子)あっ…!
(公子)もう うんざり!
そもそも
ハムなんか好きじゃないし。
こんな会社
つぶれちゃえばいいのよ!
(佳乃)何すんのよ!
(沙織)何すんの!
やめてよ!
(豊原)もう いいかげんにしろ!
あんたら さっきから
自分たちの事ばっかり
じゃないか!
もういい!
もう二度と経営に関わるな!
何が 100年に一度の美女だ。
あんたらレベルの女
ちょいちょい いるわ。
外もう 諦めがついたかな?
…なら
この 会社の権利移譲の同意書と
秘密保持契約書に
サインをしてもらおう。
これが
あなたのやり方なのね…。
最低。
その最低のやり方を口外したら
君たちの秘密も
全て明るみになる。
お互い これで手打ちとしよう。
そんな… こんな結末だなんて…。
(カラスの鳴き声)
これで よかったのよ…。
シンデレラどころか
3匹の子豚にもなれなかった…。
3匹とも 狼に
食べられてしまいましたとさ…。
では 大変お世話になりました。
最後に一つ。
キッチンの換気扇が
汚れておりましたが
お掃除をする時間が
ございませんでした。
そう。
ですが 中の汚れを
簡単に落とす方法がございます。
台所用洗剤
重曹
さらに この2つに加えて
焼酎。
これらを合わせる事で
汚れを落とす事ができます。
3つを混ぜるんですか?
ええ。
一見 効果がバラバラに見えても
3つ それぞれの力を合わせると
驚きの洗浄力を発揮致します。
3つ…。
それぞれの…。
力…。
中に たまった黒い汚れを
出しきれば
すがすがしい空気が流れますよ。
では 失礼致します。
(司会者)それでは
神山総合物産 新社長
神山章一から ごあいさつです。
(拍手)
えー この度の
ミツワハム買収に
無事 成功した事を受け
晴れて 私が社長の座に…。
(社員)なんだ? あれ。
(社員)すごい。
(社員)おい あの2人
三ツ輪姉妹じゃないか?
(社員)もう一人の女性 誰?
あっ…!?
(公子)神山さーん!
おめでとう!
今日は 本当の私たちを
知ってほしくて来ました!
(ざわめき)
(公子)これは
ミツワハムの本物の決算資料です。
えっ… 赤字? どういう事だ?
実は 父は 粉飾して
経営状況を偽ってたんです。
(ざわめき)
神山さん あなたが買収した
ミツワハムという会社は
本当は負債だらけの会社。
買収しても
お荷物になるだけなんです!
なんだと…?
そんなの聞いてないぞ!
(沙織)鳥羽さん。
あなたが 「妻より やわらかい」と
褒めてくれた
私のバストも…。
ぎ そ う。
シリコンです!
(一同)ええっ!?
(ざわめき)
(鳥羽みさえ)ちょっと あなた…
何よ!? どういう事よ!?
ち… 違うんだよ みさえ。
何が違うのよ!
(佳乃)けれど 神山さん。
あなたが私を好きと言ったのも
財務情報を聞き出すための
偽装でしたね。
ホテルでの あれも…。
(操作音)
(神山の声)
「シャワーを浴びておいで」
「君は 僕のプリンセスだ」
(操作音)
外神山さん どういう事!?
私に プリンセスって
言ってたのって…!
私の事も たった一人の
プリンセスって…!
私の事も プリンセス オブ プリンセスって…!
ねえ! どういう事なのよ!
(神山)何かの間違いだろ!
フンッ… あれ? ドアが開かない。
神山さん!
どういう事なのよ!
触るな…!
ああーっ!!
フンッ!
ねえ どうなってるの!?
フンッ。
(公子)「神山さん。 フフッ…」
「女をなめるのも
いいかげんにしろ!」
(沙織)「ママのおっぱいでも
しゃぶって 出直してきな」
「女の団結なめんな。 バーカ!」
(神山)「すいませんでしたっ!!」
すごいわね…。
1週間で1億回再生でしょ?
海外で有名なアーティストが
SNSでシェアしたせいで
爆発的な拡散を。
これで 神山総合物産
株価 暴落だもんね。
やっぱり 女って怖いわよね。
何が怖いって ミツワハムを
立て直しちゃうんだもんねえ!
「叱ってくれる3姉妹アイドル」
って 有名になりましたもんね。
あれ? 粉飾の件はどうなったの?
(萌)ああ… お父さんのせいにして
乗り切ったみたいです。
怖いわ!
3匹の子豚 大勝利ね。 フフ…。
そういえば 『三匹の子豚』って
最後 どうなるんでしたっけ?
ああ… 諸説ありますけど…
子豚たちが 狼を釜ゆでにして
食べちゃうみたいです。
ええっ… 食べる…?
(切る音)
(切る音)
本当は恐ろしい…。
まさしく童話ですわね。
(真理亜)官房長官の自宅…
国家の秘密が わんさかありそう!
(内部 忠)あの事が公になれば
政権が転覆する。
新薬のデータを改ざんしたと…。
これが政治か…。
お友達なんですか!?
(岡本正英)総理の
言いなりになって 政治生命まで
終わらせるんですか?
闇が動き出したのかもしれない。
忖度。
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「家政夫のミタゾノシーズン3(2019)」第2話のネタバレ感想やあらすじの紹介まとめ
2019年春のテレビ朝日系列金曜ナイトドラマ枠は、TOKIOの松岡昌宏さん主演のドラマ『家政夫のミタゾノシーズン3(2019)』です。
Hey! Say! JUMP伊野尾慧さんやAKB48の元メンバー川栄李奈さんが加わり家政婦紹介所もさらにパワーアップします。
この記事では、ドラマ『家政夫のミタゾノシーズン3(2019)』を各話ごとに詳細にネタバレとあらすじや感想を更新していきますので、ぜひご覧ください!