【シャーロック/月9ドラマ日本】初回(1話)ネタバレ感想:犯人は松本まりか/中尾明慶は殺人で自殺【アントールドストーリーズ/ディーンフジオカ主演フジテレビドラマ】

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ドラマ『SHERLOCK:UNTOLD STORIES/シャーロック:アントールドストーリーズ(月9/日本版)』の最新話含むネタバレ感想一覧はこちらの記事にまとめています。



2019年秋のフジテレビ系列月曜9時枠は、ディーン・フジオカさん主演のドラマ『SHERLOCK:UNTOLD STORIES/シャーロック:アントールドストーリーズ(月9/日本版)』が2019年10月7日スタートです。

2011年より放送され全米で大ヒットした『SUITS』をリメイクしたドラマ。

主人公は敏腕弁護士・甲斐正午(かいしょうご)で、昇格のために渋々パートナーを取ることになり、そこへ現れたのが鈴木大貴(すずきだいき)。2人の天才が様々な訴訟に立ち向かい、勝利を勝ち取る痛快エンターテイメント!

こちらの記事ではドラマ『SHERLOCK:UNTOLD STORIES/シャーロック:アントールドストーリーズ(月9/日本版)』の初回(第1話)ネタバレや感想やあらすじと次回の第2話のあらすじと期待の声や展開予想等を紹介していきます!

最新話の初回(第1話)までの内容を動画で見たいという場合は、FODを利用すると視聴できますのでチェックしてみてください。

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2019.10.07

次にドラマ『SHERLOCK:UNTOLD STORIES/シャーロック:アントールドストーリーズ(月9/日本版)』の初回(第1話)ネタバレや感想やあらすじを紹介していきます!

※ドラマ『SHERLOCK:UNTOLD STORIES/シャーロック:アントールドストーリーズ(月9/日本版)』もまだ視聴していないのに間違ってドラマ『SHERLOCK:UNTOLD STORIES/シャーロック:アントールドストーリーズ(月9/日本版)』の初回(第1話)ネタバレや感想や考察記事を見てしまった方、感想は気になるけどネタバレや考察自体が苦手な方はお戻りくださるようにお願いします。

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2019.10.07

ドラマ「SHERLOCK:UNTOLD STORIES/シャーロック:アントールドストーリーズ(月9/日本版)」初回(第1話)あらすじや感想とネタバレ

 

ここではドラマ「SHERLOCK:UNTOLD STORIES/シャーロック:アントールドストーリーズ(月9/日本版)」初回(第1話)あらすじや感想とネタバレについて紹介します。

 

ドラマ「SHERLOCK:UNTOLD STORIES/シャーロック:アントールドストーリーズ(月9/日本版)」初回(第1話)あらすじ

誉獅子雄(ディーン・フジオカ)は頭脳明晰で容姿端麗な、犯罪捜査専門のコンサルタント。難事件の捜査を、警視庁捜査一課の警部・江藤礼二(佐々木蔵之介)から特別に依頼され、請け負っている。罪と悪に興味があり、謎解きは彼の生きがいでもある。だが、その性格は難ありで、一般の人が対等に渡り歩けることは、まずない。そんな獅子雄にとって、運命的な出会いを果たす事件が、いま幕を開ける。

都内の、とある病院で、ある一人の勤務医が屋上から謎の転落死を遂げる。死亡したのは、消化器内科医の赤羽栄光(中尾明慶)。第一発見者の看護師・水野麻里(松井玲奈)が、赤羽の助けを求める声を聞いていたことで、何者かに突き落とされたことが疑われる。江藤たち捜査一課は病院関係者を集めて事情聴取を始めた。

通報者で警備員の石井太(木下ほうか)が、やはり赤羽の声を聞いて現場に駆けつけたと話すと、突然、白衣を着た男が「嘘つけ!」と遮る。男は、麻里と石井の発言の矛盾点を次々と指摘し、論破していき、周囲は唖然となる。この男こそが、獅子雄だった。そして、獅子雄は、その視界の隅に、ある一人の男を捉える。遠巻きに様子を伺っていたのは、精神科医の若宮潤一(岩田剛典)。その不審な動きを、獅子雄はしっかりとマークするのだった…。
 果たして、若宮という男は何者なのか?一人の医師の死によって、隠されていたおぞましい事実が、間も無く獅子雄によって暴かれようとしていた。

 

初回(第1話)の感想やネタバレ

初回(第1話)のネタバレや感想の詳細を紹介します。

 

第1話の感想

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1話のネタバレ

(麻里)誰だよ もう。

(麻里)よいしょ。
(麻里)何? もう。
(赤羽)あっ! ハァハァ…。
≪(赤羽)助けて!
ハァハァ…。
来るな!
(赤羽)助けて! ハァハァ…。
(赤羽)誰か!? 助けて!
ハァハァ…。
ハァハァ…。

≪(麻里)キャー!
(石井)えっ?

(若宮)9月30日 初診2名
再診12名。
CBT1名 リエゾン35名。
4時より
精神科学会のフォーラムに参加。
西南医科大学の
上重教授と情報交換。
(若宮)6時半に 病院に戻って…。

はい 若宮です。
えっ?
(江藤)
まるで 東京の地図みたいだな。
≪(クミコ)係長。
ガイ者は 消化器内科の医師
赤羽 栄光 34歳。
死亡推定時刻は?
(クミコ)本日 午前0時05分ごろ
夜勤の看護師と警備員が
「助けて」という声を聞いてます。
何者かによって 屋上から
突き落とされたようだな。
(クミコ)
誰でも そう考えると思います。
(江藤)君を試しただけだよ。
消化器内科の ヤマナカ先生?
(ヤマナカ)はい。
(刑事)
じゃあ こちらに お願いします。
(クミコ)第一発見者の看護師と
通報者の警備員は こちらです。
あっ。
(刑事)お疲れさまです。
警視庁の 江藤と申します。
赤羽先生の遺体を
発見されたそうですね。
(麻里)はい。
「助けて」って声が聞こえて。
声は どちらから聞こえました?
非常階段の上から。
でも 最初は 気のせいかなと
思ったんですけど
やっぱり 赤羽先生が…。
(クミコ)直後に
中庭に到着されたんですね?
(石井)はい。
「助けて」と声が聞こえて
直ちに 駆け付けました。
そしたら 看護師さんが…。
(獅子雄)嘘つけ。
警備室で 階段から
「助けて」という声が聞こえて
なぜ 中庭に行ったんだ?
ましてや 到着は
ナースより後だったんだろう?
(クミコ)出た。
あんたは 「助けて」という声など
聞いてはいない。 どうせ
居眠りでもしていたんだろう。
で 彼女の悲鳴で飛び起きた。
勤務中に寝てたなんてバレたら
怒られちゃうもんな。
まあ そんなことは どうでもいい。
それより なぜ
赤羽先生の叫び声だって分かった?
(麻里)えっ?
さっき こう言った。
「やっぱり 赤羽先生が…」
「やっぱり」というのは
前もって 予測していたことが
起こったときに使う言葉だ。
たぶん 声が似てたから。
こうも言った。
「最初は 気のせいかと
思ったんですが」
気のせいかもしれないような
小さな音なのに
誰の声か聞き分けられるのか?
赤羽先生 この前 具合悪くして
精神科の薬も飲んでたから。
精神科の薬?
飛躍し過ぎだ。
体調不良と叫び声は
結び付かない。
おっ 獅子雄。
(美咲)あの すみません。
ちょっと いいですか。
水野さん あれ 話せば?
赤羽先生が 誰かと もめてるのを
聞いたんだよね?
(クミコ)ホントですか!?
(麻里)すみません。
余計なこと
言っちゃいけないのかなと思って。
昨日 赤羽先生 診察室で
誰かと言い争ってました。
何時ごろです?
私が夜勤に入る前だから
午後7時くらいかな。
相手を見ませんでしたか?
(クミコ)何か見たんですよね?
精神科の 若宮です。
(刑事)はい。
いいえ ただ… 怒鳴るような声が
聞こえただけで。
≪《ふざけんな!》
その後 検査室に行くために
通り掛かったときは
静かになってました。
通り掛かった? 嘘つけ。
誰が部屋にいるのか
見に行ったんじゃないのか?
(麻里)まさか。
そんな時間ありません。
夜勤の看護師は
目も回る忙しさです。
ドクターなら ご存じ…。
えっ? 誰?
白衣だけで 医者だと
信じない方がいい。
(石井)えっ? 刑事さん…。
刑事さんだったんですか?
まあ そんなところで。
[後ろから
足音が聞こえてきたとき
友人だと思って 振り返る人と
敵だと思って 身構える人では
世界の見え方が
まったく違うだろう]
[残念ながら
僕は ずっと後者だった]
[あの日 彼を失うまでは…]

何で逃げた?
精神科の 若宮先生。
別に逃げたわけじゃ。
具合の悪くなった 赤羽先生を
診察したんだよな?
どんな症状だった?
それは…。
言えません。 守秘義務があります。
そんなの気にすんなよ。
どんな事情であろうと われわれは患者のプライバシーを第一に考えます。
医者として 当然のことだ。
医者として?
医者として
限界を感じてるんじゃないの?
あんた 今
転職したいと考えている。
お引き取りください。
赤羽先生の症状は
特別なものじゃない。
一般的な精神安定剤を
処方しただけです。
それは いつの話?
カルテの開示請求すれば分かるか。
2週間前です。
で 見立ては?
ですから 一般的な疲労でしょう。
そっちじゃなくて
殺しの見立ては?
あんた 赤羽先生と
医大の同期だったんだよな?
何らかの相談を
受けていたのでは?
相談なんか受けてません。
同期といっても
顔見知り程度ですから。
もう いいでしょ?
そこまで調べてるんだったら。
そんなの調べるまでもない。
はっ?
そのブレッブレのオーロラの写真
網走か?
シャッタースピードが
まったく合ってない。
オーロラを美しく撮るには
だいたい 10秒から 15秒。
日本で 赤いオーロラが見れるのは北海道くらいだ。
2003年と 2004年に
観測されている。
そのころ 先生は 15歳くらい
ってことは 地元か。
医者になって数年。
大した成果もなく 手応えもない。
いっそ 北海道に帰ろうか。
あるいは 転職でもして
頑張ろうってとこか。
医学書には
ほこりがたまってるのに
この本は よく見てるんだな。
いいんじゃない?
田舎で牧場主になるのも
東京で薬剤師になるのも。
勝手に決めないでください。

えっ!? 冗談じゃねえぞ。
今すぐ行く。
あっ。 ハハハ。
おい とんだ災難だな。
保険 入ってないのか?
引っ越し費用は 上の階のやつに…。
いや あんたに払ってもらう。
何で 俺が?
俺がいなくなったら困るだろう?
あ 大きく出たね。
犯罪は より複雑に
より残酷になっている。
批判が怖い今の警察じゃ
限界がある。
俺みたいな
犯罪コンサルタントが必要だ。
で どうだった?
病院の聞き込みは。
盛り上がりに欠ける。
どうせ 院内でのゴタゴタだ。
ハハハ。
おい 何で 院内だと分かる?
夜勤の連中は
いつも ルーティンで動いている。
犯行があったのは 深夜0時。
ナースは いつも その時間に
外来棟の見回りに出ているし
警備員は いつも その時間に
睡魔に襲われる。
それを熟知している人間の仕業だ。
何だよ… 考えてんじゃねえか。
おっ!
窓 開けろ 開けろ。
考えなくても それぐらい分かる。
え 検視結果は
腹部大動脈破裂による
出血性ショック。 即死。
骨盤 え 両下肢が骨折。
普通 高所から
突き落とされた場合
防御創があって
頭蓋骨の損傷も激しいはずだ。
あ それは
解剖医も指摘している。
あ 気になるよな。 ハハッ。
だが 何者かに追われていたのは
証言からみても 間違いない。
もしかしたら 逃げようとして
自分から飛んだのかもしれんな。
逃げるガイ者の背中しか
写ってない。
外来棟には 防犯カメラが
多数設置されてるが
管理棟は数カ所だけだ。
あっ そうか。 確かに。
防犯カメラの位置を熟知した
内部の犯行かもしれんな。
あ 次に胃の内容物だが…。
胃の内容物だが 少量の乳製品。
おそらく バターとあるな。
そして パセリ。
以上 腸内に残留物なし。
以上?
バターと パセリだけ?
うれしそうだな?
バターと パセリを食べた遺体には会ったことがあるが
バターと パセリだけっていうのはない。
不可解な状況には
必ず 不可避な理由がある。
まあ 変っちゃ変だけど…。
どこで食べた?
赤羽の事件前の行動は?
医局に こもってたらしい。
胃の中には バターと パセリだけ。
バターと… パセリ。
バター パセリ…。
盛り上がってきたようだな。
バター パセリ…。
10月1日。
未明に病院に呼び出された。
同僚の 赤羽が…。
死んだ。

あ!
(光)パパ 鶴折って。
(汀子)駄目よ ひーちゃん。
(雅恵)ほら ひーちゃん。
あっちで ご飯 食べましょう。
ねっ?
(汀子)すみません お母さま。
はい。 よし。
(光)パパ おっきしないの?
(雅恵)そうね。 ねんねしてるのよ。
いい体だ。
生前は 何かスポーツを?
(汀子)テニスをやっておりました。どうりで。
ちょっと!
おい。
あの… 誰が主人を こんな目に?
現在 捜査中です。
失礼ですが
奥さんに心当たりは?
主人は 仕事熱心で
子煩悩で 優しくて…。
(泣き声)
(雅恵)汀子さん。
(泣き声)
こんなときぐらい しっかりして。
みっともない。
(隆)だから 言ったんだ。
こんなことになるなんて。
すみません お父さま。
何を言ったんですか?
いや 何を どう言ったら
こういうことにならなかったのか
と思って。
まあまあ…。 すいませんね。
(隆)刑事さん。
私は 恵洋大医学部の
元教授です。
警視総監の 金崎君とも
仲良くさせてもらっててね。
(雅恵)刑事さん。
一刻も早く
犯人を見つけてくださいね。
はい。
ハッ。
(雅恵)光のことだけど…。
(汀子)はい。
あなた一人では無理なら
私たちが育てますから。
いいえ お母さま 大丈夫です。
(隆)まあ あらためてにしよう。
大変ですね。
私は 嫁として
認められてませんから。
立ち入ったことですが
なぜですか?
私 大学を出てなくて
若いころは
コンパニオンをやっておりました。
主人とも 医学部のパーティーで
出会って
子供ができて 結婚したんです。

≪(ドアの開く音)
(汀子)主人が医大に残れず
民間に下ったのは
医者狙いの軽薄な女に
たぶらかされたせいだって。
料理も 子育ても
必死で頑張ってきたんですが。
ちょっと 何やってんの!?
いや 何か 喉渇いたなと思って。
(汀子)
すみません お茶も出さずに。
お構いなく。
どうぞ お掛けになってください。
(汀子)あら ひーちゃん。
残しちゃ駄目って言ってるでしょ。小学校 行けないわよ。
あら お箸は どっちで持つの?
(光)はーい。
偉いですね。 こんなときでも
手料理を作られるなんて。
いえ。
ちなみに ご主人にも
お弁当を作ってたんですか?
いえ 以前は作ってましたけど
子供ができてからは。
そうですか。
ところで 若宮先生
ご存じですか?
えっ?
同じ病院の精神科医。
大学も同期だった。
確か 同じ研究サークルで
とても親しかったと聞いています。
お友達?
はい。 何か?
いえ よかった。
総合診療科の
今井教授の部屋は?
(今井)赤羽君のことは聞きました。
(今井)非常に驚いています。
卒業年次は 2013年。
どんな学生でした?
人柄は良かったですよ。
実験でも進んで 面倒な役割を
引き受けていました。
人柄以外は駄目だった?
いやいや そんなことは。
教授。
殺人事件の捜査です。 ご協力を。
では はっきり言いますが…。
成績は下の方でした。
意外ですね。
お父さん 恵洋大の教授なのに。
それが 国家試験も
ぎりぎりの感じで…。
でも 民間の病院に移ってからは
大活躍で
私も喜んでたんですよ。
若宮先生は?
若宮君ね。
彼も苦労してました。
確か お父さんが早くに亡くなって奨学金をもらってたな。
バイト バイトで 勉強する時間が
なかなか取れないって。
2人は 同じサークルだった。
あっ そうそう。
確か 赤羽君は
サークルの部長だったな。
若宮君たちと 一緒に
よく勉強会に行ってましたよ。
優秀なサークルでね
みんな 立派な医者になったって
聞いています。
1人だけ
医者じゃない お友達がいるな。
郡司 貴生。
「学生時代の思い出」
「今はなき…」
おい。 未来医学研究会って
もう ないのか?
おい 君。 未来医学研究会。
さあ。
分からないなら 調べろ。
はっ? ちょっと…。
急げ。
片や 教授の息子。
片や 奨学金。
2人は 仲が良かった。
CLEOPATRA。
2週間前…。
《2週間前です》
(学生)あの 分かりました。
設立は 2000年8月。
廃部は 2014年の4月です。
あっ。
2014年。
(汀子)葬儀のご案内もできずに
すみません。
開いておりますので どうぞ。
(男性)このたびは
ご愁傷さまでした。 失礼します。
(園児たち)光ちゃん。
早く元気になってね。
早く元気になってね。
(クミコ)ガイ者は
同僚に好かれてたみたいですね。
誰に聞いても
悪口 出てこないもんな。
寝ないでください 係長。
15分だけ。
休憩 入ります。
(看護師)お疲れさまです。
探したよ。
すいません。 今 仕事中なんで。
見せたいものがある。
見たくないです。
希望は聞いてない。
誰?
よく見てくれ。
見覚えは?
あっ。
(郡司)
《赤羽先生が うらやましいな》
《こんなカワイイ
看護師さんがいて》
(麻里)外来に来た患者さんかな?
2週間前か?
確か そのくらいだったかも。
赤羽先生の具合が
悪くなったころだ。
ええ。 まあ。
事件があった日
先生が言い争ってたのは
この男じゃないか?
あの 前にも言いましたけど
知りません。
私 盗み聞きするような
性格じゃないんで。
仕事に戻れ。
ホント 失礼。
外(シャッター音)
(麻里)何なんですか?
美しいものは 美しいうちに。
(クミコ)3・4・5…。
1人だけ出てきません。
あと5分。
1人だけ残って…
変じゃないですか?
分かった。 あと10分。
ちょっと!
真剣に考えてください。
係長…。
シート起こして。
(ノック)
地方公務員法違反で
懲戒処分だな。
獅子雄。 1人 出てこないんだ。
≪(割れる音)
(汀子)帰ってください!
何てことを!
えっ?
ひどいわ。
ちょっと待ってください。
来ないで!
≪(クミコ)失礼します。
どうしたんですか?
おっ 危ねえ!
大丈夫ですか?
何やってるんですか!?
別に いや 何も。
僕は 赤羽のことを…。
大丈夫です。
取り乱した 私が悪いんです。
いや しかし…。
(汀子)帰ってもらってください。
子供が起きてきます。
≪(光)ママ。
外(バイブレーターの音)
よう 電話 鳴ってるぞ。
外(バイブレーターの音)
精神安定剤に 睡眠導入剤。
外(バイブレーターの音)
(汀子)若宮先生 しつこく
相談に乗りたいって そばに来て。
(クミコ)まさか 奥さまを?
(光)できた。
(光)パパに教えてもらったの。
おっ。
これは コウモリか?
鶴だよ。
鶴の尻尾は こんなに長くない。
長いのは 脚だ。
(光)でも 鶴なの。
これも パパが作ったコウモリか?(光)鶴だよ。
(汀子)実は…。
夫と付き合ってるときに
若宮先生から
告白をされたことがあります。
そんなことが?
分からんもんですね。
なるほど。
若宮先生にとっては
チャンス到来というわけだ。
(クミコ)不謹慎よ。
客観的事実だ。
外(シャッター音)
あの… ちょっとだけ
気になることがあります。
何でも言ってください。
私は女性の味方です。
主人の遺影にする写真を
探してたら…。
ここに写っていたのは?
若宮先生です。
主人が破ったとしか思えません。
私… 私 何だか怖くて…。
(汀子)ごめんなさい。
(光)ママ 大丈夫?
光 もう ご飯 残さないから
泣かないでね。
(汀子)ごめんね。
このCLEOPATRA号は
ご主人の実家のものですか?
何で分かる?
CLEOPATRAの意味は
ギリシャ語で 「父の栄光」
ご主人の名前は 栄光。
漢字で書くと 「栄光」
いつか 乗ってみたいな。
外(受信音)
(クミコ)奥さま 以前にも
旦那さんが留守の間に 会いに…。
≪痛っ!
大丈夫ですか!?
あの…。
ごめんなさい。
急に呼び出しちゃって。
全然。
早く 犯人が
見つかってほしいですよね。
何? 用って。
私 今日も聞かれたんです。
「赤羽先生が 部屋で言い争ってた
相手は誰か?」って。
≪《ふざけんな!》
≪(赤羽)《大きい声 出すなよ》
《もう 行かなきゃいけないんだ》
(麻里)それに 2週間前
赤羽先生の患者さんが
「精神科は どこか?」って
聞いてきました。

でも 安心してください。
警察には 何も言ってません。
どういう意味?
私 前から
先生のファンだったんです。
先生を助けたいだけです。
脅してるの?
そんな…。
言いたければ言えばいい。
君になんか助けられたくない。

おい 何やってんだよ!?
おい!
何だよ!
荒れてんな。
何かあったか?
靴 脱いでます?
当たり前だろ。 ここ 日本だぞ。
もう 開けっ放しじゃないですか。
築20年。
入居2年。 女の気配は…。
なし。 1人じゃ もったいないな。
手短にできますか?
外じゃ話しにくいから
入ってもらったんだ。
おっ!
ミント ローズマリー。 そして パセリ。
いけませんか?
最高だ。
あっ! あっ!
バターは…。
おい 勝手に開けんなよ! 警察…。嘘つきが 偉そうなこと言うな。
えっ?
ホントは 赤羽先生と同じサークルで
仲の良い お友達だったんだろう?
死んだ人間のことを ぺらぺらと
話したくなかっただけです。
で 船酔いはしなかったか?
赤羽先生の家で写真を見たよ。
クルーザーで勉強会なんて 優雅だな。
携帯のつながらない場所なら
集中して 勉強できるから。
なるほど。
医学部の試験は大変だ。
で 話って?
あ 最近 この男に
会わなかったか?
郡司 貴生。
彼も お友達だよな?
さあ。
卒業後は付き合いがないから。
あれ? ナースから聞いてない?
彼 赤羽先生の診察
受けてたらしいよ。 2週間前に。
確か そのころだったよな。
赤羽先生 あんたから
精神安定剤 受け取ったの。
それが何ですか?
彼が何らかの理由で 赤羽先生に
精神的ショックを与えた。
何らかって?
それは分からない。
分かんないなら言うなよ。
あっ!
何ですか?
これ…。
食うか?
腹が減ってんだったら
さっさと帰ってください。
1人で眠れるか?
子守歌でも歌ってやろうか?
帰れ!
非売品のようだ。
(レオ)コウモリか?
どう見ても 鶴だろ。
おい 膝 どうしたんだ?
バイク ひいて やったよ。
はい。
「ハロウィーンキャンペーン」
「10歳以下の お子様には
折り紙 プレゼント」
ファミレスね。
この家族が いつ行ったか
調べてくれ。
(バイオリンの演奏)

(麻里)《怒鳴るような声が》
(今井)《国家試験も
ぎりぎりの感じで…》
(隆)《だから 言ったんだ》
(雅恵)《私たちが育てます》
(汀子)《若宮先生です》
(光)《ご飯 残さないから》
若宮 潤一 31歳。
(刑事)その時間帯に
急患の来院事実なし。
その程度では
令状を取る材料にならんな。
退勤時間 午前0時。
(クミコ)係長 引っ張りましょう。
状況は グレーだが
決め手に欠ける。
外(バイブレーターの音)
(クミコ)そんなこと言ってたら
証拠隠滅されますよ!
飛ばれたら どうするんですか!?
えっ?
小暮 お前にだ。
え 若宮は ガイ者と
以前から 親交があり…。
はい 小暮です。
えっ? 何で 私が?
そりゃ お前 女同士の方が
話しやすいこともあるだろう。
急げ。
お忙しいとこ ごめんなさいね。
(麻里)いえ。
(クミコ)あれ? 仕事中のときと
ずいぶん 雰囲気 違うわね?
(麻里)そうです?
何か すごくカワイイ。
えっ? アハッ。
(クミコ)何でも言ってね。
私は女性の味方よ。
実は…。

(男性)こんにちは。
はい こんにちは。
(男性)こんにちは。
はい こんにちは。

(クミコ)捜査一課です。
若宮 潤一さん
ご一緒していただけますか?
何で?
こちらは 令状を取っても
いいんですが。
(男性)こちらが 7月 8月分の
出港届となります。
サンキュー ベリーマッチ
ソー ハッピー。
1週間前…。
1週間前…。
おっ どうした?
外調べてもらいたい人物がいる。
あいにく 今 取り込み中でな。
赤羽と 若宮の同級生だ。
その若宮から
任意で話を聞いてるんだ。
たぶん クロだな。
そうかな。
外あとは こっちでやる。
ご苦労さん。
赤羽のかみさんに
捜査進展の連絡をした方がいい。
あっ まだ その段階じゃない。
後追い自殺でもされたら
困るだろう?
こう言うんだ。
「捜査は進展した」
「現在 警察で 重要参考人の
取り調べを行っている」
「解決は 時間の問題だ」
俺に指図するな!
ホントですか?
詳しいことは
申し上げられませんが
間違いなく
捜査は進展しております。
時間の問題です。
ありがとうございます。
安心しました。 ホントに。
赤羽も感謝してると思います。
全て 刑事さんのおかげです。
いやいや… ハハハ。
では 失礼します。
フッ。
フフフ。
僕は ただ 奥さんと
赤羽の話がしたかっただけです。
(クミコ)何の話を?
プライベートな話です。
今回のこととは 関係ありません。
じゃあ…。
代わろう。
で どんな話を?
だから プライベートな話です。
こんなときに
プライベートな話なんて
さぞ 大事な話だったんでしょうね。
どういう意味ですか?
汀子さんとは
赤羽先生と結婚する前からの
お知り合いだったそうですね?
そりゃ
赤羽と付き合ってましたから。
ホントのことを言いましょうよ。
あなたが 赤羽先生の奥さまを
憎からず思っていたのは
分かってるんです。
なわけないでしょ?
なわけないわけないだろ!?
どこへ行くの?
(汀子)うん?
いいとこ。

(汀子)お世話になっております。
ハァー。
(レオ)はーい。
(レオ)それから こっち。
分かったのか?
(レオ)あの親子が
ファミレスに来たのは
9月30日 午後8時から 9時20分。
注文したメニューは?
(レオ)煮魚定食 1。
お子さまランチ 1。
ドリンクバー 3。
親父が頼んだのは
ドリンクバーだけか。
ハッ。 ドリンクバーだけ?
ハハハ。
素晴らしい。
ドリンクバー…。
何だよ?
外今 ちょうど
若宮を落としてたとこなのに。
解放しろ。 若宮はやっていない。
外何で?
真犯人が分かったんだよ。
誰?
今は言えない。
あんたらが下手に動いたら
逃げちまうだろう。
何だよ!? それ。
いいかげんなこと言うなよ!
いいから 帰してやれ。
だから 指図するな!
何なんですか? 強引に
連れてこられたと思ったら
いきなり 帰れって。
すみませんね。
また ご連絡いたします。
(クミコ)本当に いいんですか?
誤認逮捕しちゃったら
バツ付くだろう。
ご苦労さん。
貴重な体験だったろう?
笑えない。
警察にいた方が安全だったか?
意味 分かんねえし。
安心しろ。
もう一人の お友達も
もういない。
えっ?
(警察官)おい 鍵 開けっ放しじゃ
ねえか。 お前 何やってんだよ!?
(警察官)えっ?
(警察官)「えっ?」じゃねえよ。
何やってんだよ!
(警察官)ちゃんと かけましたよ。
協力してもらうぞ。
そのために 出してやったんだ。

赤羽でございます。
若宮です。
たった今 警察から出てきました。
そうですか。
汀子さん 会えませんか?
お断りします。
だったら…。
だったら 警察に 全て言います。
ハハッ。 全てって?
(パトカーのサイレン)
(パトカーのサイレンの音まね)
ここで 言っていいんですか?
(パトカーのサイレン)
(パトカーのサイレンの音まね)
いいんですね?
(パトカーのサイレン)
では あした お会いしましょう。
(パトカーのサイレンの音まね)
場所は?
場所…。
場所は 主人をしのんで
CLEOPATRA号で どう?
(パトカーのサイレンの音まね)
いいですね。
外(汀子)では。
では あした。
(パトカーのサイレンの音まね)
ハァー。 あ!
≪(たたく音)
≪(男性)うるせえ!
何時だと思ってんだよ!?
合格。
「合格」じゃねえよ!
何なんですか!? これ。
説明してくださいよ!
夜は長い。
えっ?
まずは 聞かせてくれ。
そっちの話を。
うわっ!
≪(汀子)遅くなりました。
あっ。
どうぞ。
(男性)こんにちは。
(汀子)こんにちは。
(男性)こんにちは。
ってか そのひげ 意味あんの?
盛り上がるだろう。

どこまで行くんですか?
えっ?
どこまで行くんですか?
おい!
どうぞ。
大丈夫? 酔わなかった?
赤羽より上手です。
必死で練習したの。 赤羽家に
ふさわしい嫁になりたくて。
あっ すいません。
ハハッ。 どうぞ。
で どういうこと?
警察に全て言うって。
7年前 僕たちが
この船の上でやっていたことです。
赤羽から聞いてますよね。
僕らは 研究会と称して
医師国家試験の問題を
出題者から手に入れていた。
《次 いくぞ》
《消すぞ》
相手は 郡司の親の知り合いで
1人 200万。
コピーを取ることは許されず
携帯のつながらなかった
海の上が選ばれた。
僕も 赤羽も…。
不正をして医者になった。
5年前に 他の医大から
摘発者が出たときは
医師免許を返上しようと
真剣に考えた。
《俺たち カンニングをして
医者になった》
《ハッ》
《でもね 刑事さん 5年前
他の医大で摘発があって
国試問題漏洩事件として
3人の医者が免許を剥奪された》
《ハッ》
《そのとき 俺は
本気で医師免許を
返上しようって考えたんだよ》
《本気で考えたんだ!》
でも できなかった。
だったら 一生 十字架 背負って
医者に しがみつくしか
ないじゃない。
あっ もう…。
真実を言えば 誰かが
幸せになるのかしら?
でも 赤羽が殺されたのは
あのことが原因としか思えない。
1人だけ 試験に受からなかった
郡司は
医者として成功してた
赤羽を脅迫してたんです。
(郡司)《医者でいたいなら
俺の面倒 見てよ》
《赤羽先生》
《もう終わりだ》
《偽者は許されないんだな》
《偽者なんかじゃない》
《たとえ 入り口は不正でも
患者のために
一生懸命やってきた》
《俺とは違うよ》
《何 言ってんだよ? お前だって
頑張ってきたじゃないか》
《俺は… ずっと こんな人間が
患者の命を救えるのかって
思ってた》
《やればやるほど
自信を失った》
《学生時代は
結構な野心家だったのにな》
《お坊ちゃまには
負けたくなかったからな》
(若宮・赤羽)《フフッ》
《取りあえず
うちのにも相談してみるよ》
《ありがとう》
《大丈夫か?》
《汀子にはさ
子供ができたって聞いたとき
覚悟を決めて
過去のこと 打ち明けた》
《ショックを受けてたけど
それでも 子供を産んで
家族になろうって言ってくれた》
《一緒に 郡司と
ぶつかってみるよ》
そうよ。
だから あの男に会った。
(赤羽)《なあ 郡司》
《これで
最後にしてくれないか?》
《えっ? ハハッ》
《甘いよ》
《赤羽!》
《あ 失礼。 赤羽先生》
《ずるして
医者になったんだから
一生 代償 払わなきゃ》
《ねえ 奥さん?》
《熱っ!》
(赤羽)《おい 大丈夫か?》
《やって! ほら やって!
一生たかられていいの?》
《やって! ほら 早く!》
(汀子)《いくら払っても
いつか言う》
《光を
ニセ医者の娘にしていいの?》
《私は 今まで あなたに
ずっと尽くしてきたのよ!》
《ほら 早くやって! やって!
やれって言ってんだよ!》
《あ!》
(殴る音)

じゃあ 赤羽は誰が?
赤羽を殺したのは
誰なんですか?
それを あなたが知ることは
永遠にないわ。
まさか…。
ハハハ。
あなたが主人に処方した睡眠薬
全部 入れたわ。
ふざけんな。
ハハハ。
こんな…。
隠し通せると思ってんのか?

(汀子)あっ! あっ!
(汀子)あっ!
(汀子)あっ!
嘘ぴょん。

なかなか 興味深い告白だった。
あのな 赤羽先生は
殺されたんじゃない。
自ら 飛び降りたんだ。
ねえ 奥さん?
人は 高所から突き落とされると
防御創があって
頭や腕にダメージを受ける。
しかし ご主人は 腹部や背部
そして 足に損傷が集中していた。
知らないわよ そんなこと。
実際に 叫び声を聞いた人が
いるのよ。
追われている人間が
なぜ 屋上へ逃げる?
あれは 一人芝居だ。
あんたと娘に
保険金を残すためにな。
《助けて 助けて…》

《ハァ…》
《助けて!》
だから わざと大声を上げ
屋上へ上がり
必死で 最後の名演技をした。
保険金は自殺以外で 6,000万。
ただし
事件に巻き込まれた場合は
倍額の 1億2,000万が
支払われる契約になっていた。
欲を出した あんたは こいつを
犯人に仕立て上げることにした。
写真を破り
口説かれてると嘘をついて。
面白いこと言うのね。
でも 証明できる?
バターと パセリが教えてくれた。
はっ?
ご主人の胃の中には
バターと パセリだけが
残っていた。 それは なぜか?
何 言ってんのよ?
自殺する直前 ご主人は
病院を抜け出し
駅前のファミレスへと向かった。
最後に 愛する妻と娘に
一目 会うために…。
しかし あんたは
それを警察に言わなかった。
口止めでもされていたんだろう。
《ここへ来たことは言うな》
《死ぬ直前に
家族に会ったことが分かれば
自殺が疑われるかもしれない》
さて バターと パセリの話に
戻ろう。
それは 娘が残したものだった。
食事を残したら
小学校に行けなくなる。
いつも そう 母親に言われていた
娘のために
赤羽は 父親としての
最後の仕事をしたんだ。
《できた》
《パセリはさ 飾りだから
食べなくて大丈夫だよ》
《でも…》
(赤羽・光)《シーッ》
《つけちゃおうか?》
《おいしいの?》
《まずい》
まあ あんたが否定しても
警察が地道な捜査で
裏付けを取ってくれる…。
あ!
熱っ!
熱っ…。 熱い! 熱い!
睡眠導入剤が入ってることぐらい
分かる。
こいつも 医者の端くれだ。 なあ?熱いんだよ!
熱い!
どうして 止めなかったんだ!
あいつ… 熱い! あんたのこと
ホントに信じてたのに。
《ふざけんな!》
《まさか 辞める気じゃ
ないだろうな?》
《汀子に反対されて…》
当たり前じゃない!
あの人 何て言ったと思う?
《ごめん!》
《俺 自首する》
(汀子)《どうしてよ?
どうしてよ?》
《ねえ 心配しなくても 大丈夫よ。ほら 見て 見て!》
《死体は 絶対に揚がってこない。
ほら 見て!》
《人を殺した俺が 患者の命を
預かることはできない》
《何 言ってんのよ?》
《罪を償うしかないよ》
《俺 ずるして
医者になったから
それ取り戻そうと
必死になって頑張ってきた》
《1人でも
たくさんの患者を救いたかった》
《けど やっぱり
罰は受けなきゃならない》
《だったら 死んで》
《勘違いしないでよ》
《光に父親がいないのは
かわいそうだから
あんたみたいな バカ息子にも
あのバカ親たちにも…》
《我慢してきた…》
(汀子)《分かる?》
《医者 辞めて
ただの犯罪者になった あなたに
何の価値もないの。 死んで》
赤羽を…。
赤羽を殺したのは あんただ!
バカバカしい!
私は 指一本
触れてませんからね!
あっ! 何なんだよ!?
そのとおり。
奥さんは 指一本 触れてはいない。どけよ!
赤羽は 奥さんの言葉に
従ったんじゃない。
絶望したんだ。
《助けて! ハァ…》
《ハァ…》
でもな 日本には
自殺教唆罪がある。
それに 殺人死体遺棄の
共犯関係も成立するだろう。
ちょっと待って。
私 子供がいるのよ。
子供がいるから 許してほしい。
医者じゃなくなった夫には
何の価値もない。
俺でも絶望するわ。
でも 奥さん しょっ引かれたら
こいつが カンニングして
医者になったこと
バラしちゃうよな?
どうする?
警察 行くか 医者を続けるか
お前が決めろ。
俺は バターと
パセリの謎が解けたから
あとは どうでもいい。
刑事じゃないしな。
えっ? 刑事じゃないのか?
ねえ 私 子供がいるのよ。
赤羽の子よ。 ねえ。

(刑事)念のため 署で
お話を聞かせてもらえますか?
あっ こいつは 俺が 話 聞くわ。
分かりました。
あの…。
達者でな。
あっ いつから あの女
ロックオンしてたんだよ?
あの女 旦那が死ぬことを
事前に知っていた。
喪服のタグで分かったんだ。
あれは 赤羽が死ぬ前に
持ち込まれたものだ。
それと もう一つ。
写真の破り口だ。
破り口?
おい!
右利きの人間が破ろうとすると
中央上から
右下に向かって破るのが 普通だ。
その場合 中央上は
奇麗に破れるが
右下に向かうに従って
印刷面の剥がれが ひどくなる。
しかし 赤羽家のアルバムの写真はその逆だった。
あれは 左利きの人間が 写真を
90度 回転させて 破ったものだ。
赤羽は右利きだった。
遺体を見れば分かる。
テニスをやっていたせいで
右腕が顕著に太かった。
一方 女は左利きだ。
キッチンの調理用具は 全て
左利き用で揃えられていたのに
娘には 厳しく
右手で食べるようにしつけていた。
それは 自分が
左利きだったからだ。
見てるところは
俺と同じだな。
おっ! 出発するぞ!
(刑事)はい。
(今西)一歩 間違えれば
誤認逮捕になるとこだったと
聞いている。
能あるタカとは 君のことだな。
いえ。 真実追及に努力するのは
デカの基本です。
(麻里)会いたかったな
イケメン。
(美咲)奥さんいるからね。
奥さんのいる人は駄目。
(麻里)ちょっと ごめんなさい。
あの…。
これから どうするの?
(医師たちの笑い声)
分からない。
さよなら。
ゼロ1つ 多いか。
あ。
≪(ドアの開く音)
おい!
物騒だな。 鍵 開いてるぞ。
嘘つけ。
医者 辞めたんだって? やるな。
何しに来たんだよ?
お前を救いに来たんだよ。
はっ?
若宮ちゃん 一緒に暮らそう。
はっ? ふざけんな。
さっさと帰れ。
ここの家賃は 月14万2,000円。
失業者には高過ぎる。
折半すれば 差し当たって
転居の必要はなし。
どうだ? 交渉成立だな。
いいから 帰れ!
こっちか。
おい! ちょっと待てよ。
違うのか?
最初から狙ってたんだよ。
この部屋。
盛り上がってきたな。
[10月7日]
[友人を失った
僕の前に現れたのは
正体不明の
危なっかしい男だった]
[果たして これを出会いと呼んでいいのだろうか?]
[万一に備えて
記録を取ることにする]
[もし 僕に何かあったときは
この資料の公開を許す]
[彼の名前は 誉 獅子雄]
[僕は 若宮 潤一]

 

ドラマ『SHERLOCK:UNTOLD STORIES/シャーロック:アントールドストーリーズ(月9/日本版)』の最新話含むネタバレ感想一覧はこちらの記事にまとめています。

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ドラマ「SHERLOCK:UNTOLD STORIES/シャーロック:アントールドストーリーズ(月9/日本版)」第2話あらすじや反応と期待の声と展開予想

 

ここではドラマ「SHERLOCK:UNTOLD STORIES/シャーロック:アントールドストーリーズ(月9/日本版)」第2話ネタバレや感想の前にあらすじや反応と期待の声と展開予想を紹介します。

 

第2話あらすじ

あらすじ

 

第2話の反応と期待の声

 

第2話の展開予想

 

ドラマ「SHERLOCK:UNTOLD STORIES/シャーロック:アントールドストーリーズ(月9/日本版)」の見逃し配信を無料視聴する方法

 

ドラマ『SHERLOCK:UNTOLD STORIES/シャーロック:アントールドストーリーズ(月9/日本版)』初回(第1話)のネタバレや感想以外に動画を見逃し配信を無料視聴する方法は以下のリンク先で紹介しています。

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ドラマ「SHERLOCK:UNTOLD STORIES/シャーロック:アントールドストーリーズ(月9/日本版)」初回(第1話)ネタバレ感想と第2話の反応と期待の声と展開予想のまとめ

 

以上、ドラマ『SHERLOCK:UNTOLD STORIES/シャーロック:アントールドストーリーズ(月9/日本版)』を初回(第1話)ネタバレ感想と次回第2話の反応と期待の声と展開予想を紹介しました。

初回(第1話)ネタバレ感想まとめとしては・・・・・。

この記事では、ドラマ『SHERLOCK:UNTOLD STORIES/シャーロック:アントールドストーリーズ(月9/日本版)』を初回(第1話)ネタバレ感想まとめを紹介しましたが第2話以降も詳細にネタバレとあらすじや感想を更新していきますので、ぜひご覧ください!

次回のドラマ『SHERLOCK:UNTOLD STORIES/シャーロック:アントールドストーリーズ(月9/日本版)』放送日は2019年10月14日予定となります。

次回のネタバレ感想考察は随時情報が出次第更新、そしてドラマ『SHERLOCK:UNTOLD STORIES/シャーロック:アントールドストーリーズ(月9/日本版)』のネタバレ感想を追記していきます。

【シャーロック/月9】視聴率速報や一覧と推移!初回(1話)から最終回まで毎週更新【アントールドストーリーズ/ディーンフジオカ主演フジテレビドラマ】

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