下町ロケット2(2018)第10話(9話)ネタバレ感想やあらすじの紹介【阿部費主演ドラマ】

2018年10月から阿部寛さん主演ドラマ『下町ロケット2(2018)』が『日曜劇場』枠で放送開始されました。

本作は、2015年に放送され好評を博したエンターテインメント巨編『下町ロケット』の新シリーズ。佃航平社長率いる佃製作所には、前作に負けないほどの大きな試練が次々に襲ってきますが、不屈の闘志とプライドで立ち向かっていきます。その姿が見る者の胸を熱くさせてくれるでしょう!

こちらの記事ではドラマ『下町ロケット2(2018)』の第9話と次回の第10話のネタバレや感想とあらすじを紹介していきます!

 

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2018.10.14

ドラマ「下町ロケット2(2018)」第9話あらすじや感想とネタバレ

 

ドラマ「下町ロケット2(2018)」第9話あらすじ

 

農業機械の展示会『アグリジャパン』という公の場で、醜態を晒してしまった帝国重工の無人農業ロボット「アルファ1」。信用回復のため原因究明に奔走する的場や奥沢たちは、最初から自分たちの落ち度の可能性は認めず、野木の自動走行制御システムに問題があったと結論づける。しかも、その原因を究明するにあたり、開発コードをよこせと無理難題をふっかけてきて……。

そんな時、親友である野木から窮地の知らせを聞いた佃は怒りに震え、財前にある提案をする。

 

 

第9話の感想やネタバレ

 

第9話の感想

 

さすが、藤間社長!的場の嘘を完全に見抜いてます。

 

帝国重工の無人トラクター「アルファ1」の失敗の原因をすべて野木教授のせいにした的場と奥沢。野木を助けるために佃が立ち上がる!

 

 

 

 

佃からの提案で野木の研究技術を使って佃製作所が製作したトラクターで再試験を行うことに。これで野木のせいで失敗という疑いが晴れる!?

 

口を滑らせた奥沢。もちろん藤間社長は聞き逃しません。

 

 

 

藤間社長が奥沢と的場を叱咤。ほんと、めっちゃカッコいい裁きでした!

 

 

ロケットのバルブが帝国重工製のものになるか、佃製作所のものになるか。軍配は・・・!?

 

 

財前がボーリング場まで話しにきたこと、驚きの内容でした。

 

佃製作所の一番の宝は技術ではなく、この信頼関係かも。

 

ギアゴースト内で問題が起きそうなにおいがしてきました。伊丹は動くか?

 

第9話の感想は、まず藤間社長の的場と奥沢へのお裁きがものすごくカッコよかったということ、そして、佃親子の絆が素敵だったことです。

このドラマの特徴が「正義は勝つ」なので、安心して佃たちを応援できるのもいいです。悪の化身になっている伊丹も目を覚ます時が近づいていそう。第10話も楽しめそうです!

 

第9話のネタバレ

農業イベント・アグリジャパンのデモンストレーションで、帝国重工が開発した無人トラクター「アルファ1」の横転を見た社長・藤間は、当初企画書に小型トラクターとあったものがなぜ大型になっているのかと次期社長候補・的場に尋ねた。徐々にダウンサイジングしていく予定だと答えた的場に、『保身か?』と藤間は鋭く言葉を返す。まずは先に不具合の原因究明に勤めると続けた的場に、藤間は『当たり前だ』と言い捨て、席を立った。

デモの後、帰ろうとしていた島津は伊丹に話しかけられた。伊丹は話があると切り出すが、社員に話しかけられ、島津との会話は打ち切られてしまう。

帝国重工では不具合の原因究明のため、会議が開かれていた。帝国重工は北海道農業大学教授・野木のプログラムに問題があったと一方的に決めつけ、的場も機械事業部製造部長・奥沢も、原因究明のために開発コードを渡せと要求する。その話を聞いた佃製作所の社長・佃は酷い話だと眉をひそめた。

帰宅した佃は、利菜から社内で噂されているという的場の生い立ちを聞いた。東大卒の官僚でエリート意識の塊でだった的場の父は、有名私大へ進学し、帝国重工へ入社した息子のことを、いつも馬鹿にしていたという。そんな父を見返すために的場は上を目指し続け、今もそのクセが続いてしまっているようだと利菜は言うのだった。

動画投稿サイトに投稿されている、アルファ1の失敗動画を見ていた佃が、技術開発部部長・山崎を呼び1本の動画を見せた。そこにはアルファ1が脱輪し、横転する直前の様子が映っている。佃は『アルファ1が脱輪する前、急に加速しているように見えないか?勝手にギアチェンジしたってことだ』と切り出し、だとしたら問題は帝国重工のトランスミッションにある可能性が高いと語るのだった。

社長室。的場と奥沢はアルファ1の失態の原因は野木のプログラムにあると藤間に報告した。しかし、財前は野木に原因があったと決めつけるのは時期尚早だと主張。野木のプログラムに原因があったのかどうかを確かめるために、同じ野木のプログラムで動いている佃製作所のトラクターで実験をしてみることを提案。藤間は、そんな必要はないと言う的場と奥沢の意見を退け、実験が行われることになった。

実験当日。野木のプログラムに、佃製作所のエンジンとトランスミッションを搭載した、試験用トラクターでの実験が始まった。走行性能、作業性能、安全性能を確認するため、コースなどはアグリジャパンのものと同じに設定してある。

試験走行が始まり、佃製作所の社員や野木らはトラクターに声援をおくる。奥沢は泥水の中を進めば坂道を登れず脱輪すると的場に耳打ちするが、試験用トラクターは見事に完走を果たす。かかしの前でもきちんと停止し、見事実験をクリアした。

『これで野木に原因がないと証明されましたよね!?』佃が的場と奥沢に確認するが、2人は状況が違うため、1回の試験ではなんともいえないと答えた。佃は、それならば何百回でも試験するとこたえ、帝国重工のトランスミッションの不具合を確かめる検証を行って欲しいと頭を下げた。しかし、2人は全く耳を貸さない。

そこへ藤間が現れた。『我が社のトランスミッションに問題はないのか?だとしたら、佃製作所に見てもらってもいいじゃないか?』藤間は佃製作所に存分に検証して貰えばいいと語る。慌てた奥沢は『もし不具合が見つかってしまったら・・・』と言ってしまい、目を泳がせた。藤間はこの発言を聞き逃さず、『トランスミッションには問題はなかったんじゃないのか?』と、静かに尋ねる。『可能性はあります・・・原因が見つからなかったのです。』と奥沢が小声で答えた。『どうしてそれを黙っていたんだ!!』藤間は声を荒げ、奥沢が不具合を見つけられなかった原因は技術不足にあると指摘。『君たちは帝国重工の顔に泥を塗った。恥を知れ!』藤間から怒鳴られ、奥沢は凍りついた。

『野木先生、失礼の段、お許しください』藤間は野木に深々と頭を下げ、『これでよくわかった。うちの製造部はプロジェクトから降りろ』と最終通告を下した。『自分たちが世の中の中心だと思ってる人間に、新規プロジェクトができるわけがない』藤間は言った。

藤間は的場に近づき、『的場君、企画書を書き換えて、そのうえ失敗の言い逃れとは見苦しいな』と言い捨て、去っていった。

こうして、佃が提案した方法での検証が行われた結果、帝国重工の開発したアルファ1に採用されていた帝国重工製のトランスミッションに不具合が見つかった。坂道などの急なシフトチェンジの際にバルブが耐えられないのだ。根本的な設計ミスだった。

これを受け、帝国重工の無人農業ロボット開発は藤間が直接指揮をとることになった。これは野木や佃らにとっては嬉しいことだが、失敗すれば藤間自身の進退に関わるため、手放しで喜べない状況でもあった。

新潟。父・殿村正弘と殿村直弘が圃場をトラクターで耕していると、車に乗った稲本と農林協職員・吉井が話しかけてきた。新聞を手にした稲本が『見たか?これ!ダーウィンだよ!ダーウィン!』と声をあげ、吉井が近いうちに農林協でも取り扱うことになると語る。こちらに歩み寄れば、安くおろせると吉井は言い、稲本が『あんまり維持張らないで、協力しあおうぜ』といやらしい笑みを浮かべ、車は走り去った。

『なんだ?ダーウィンって?』不思議そうな表情を浮かべる正弘に、無人のトラクターが米を作る時代がすぐそこに来ていることを、直弘が説明する。しかし、正弘は『必要ねえ!ロボットには米づくりはできねえ!』と背を向けた。

佃が帰宅すると、利菜が祖母・和枝から修理を依頼されたというラジカセを分解していた。佃も手伝い始める。『そっちのバルブはどう?』と利菜が切り出した。明日が帝国重工と佃製作所のバルブのテストの日なのだ。『悪いけど、今回も自信作だ』と答える佃に、利菜もこれまでにないレベルのものができたと返す。『明日が楽しみだな』佃は言うのだった。

そして、ロケットエンジンバルブのテストの日。帝国重工製のバルブの回転数が5000回代であったことに対し、佃製作所製のバルブは8000回代。『どうしたらそんな数値が出せるんだ・・・・?』これまで以上に良いものができたと考えていた宇宙航空部本部長・水原も驚きを隠せない。耐久性やその他の性能面でも、佃製作所製のバルブは帝国重工製を圧倒的に上回っていた。これを受け、次のロケットエンジンには佃製作所製のバルブが採用されることに決まった。

利菜が帰宅中、河川敷に寝転んでいる佃の姿があった。落ち込んだ利菜を励まそうとする佃だったが、利菜は『慰めだったらいらないよ!話したくないの』と言い、走り去る。

帰宅した佃は元妻・和泉沙耶に電話する。『ここ最近、あの子別のことで悩んでたみたい』沙耶は利菜が佃製作所の後継問題のことで悩んでいたと明かした。考えてもみなかった利菜の悩みを聞いた佃は、驚くのだった。

バルブ採用の祝勝会として開かれたボーリング大会の会場へ、財前がやってきた。アルファ1の開発のことで折り入って話があると切り出す財前。『今一度、お願いします。弊社にエンジンとトランスミッションを供給していただけませんか?この通りです』一度断っておいて、頼める筋合いではないがと付け加え、頭を下げた。佃は考えたいと答えを保留にした。

財前の依頼について悩んでいる佃に、今、帝国重工にエンジンとトランスミッションを提供するということがどういうことなのか、山崎が意見する。まず、それは帝国重工と重田たちの戦争に、佃製作所が参加するということになる。今現在、圧倒的に不利な立場の帝国重工側につくということは、佃製作所の今後にも影響を与えてくるだろう。また、失敗は直接藤間や財前の進退に関わってくる問題となる。『失敗はもう許されません』という山崎。佃はまだ迷っていた。

直後、佃は殿村に電話してみた。殿村はもし自分がトラクターを買うのならば、品質的に間違いない佃製作所製のものを買いたい、佃品質を信じていると言ってくれるのだった。

好調なダーウィンだが、ヤマタニからは不具合が報告されている。しかし、開発主任・氷室は今のままで、これでいいと不具合を0にするという姿勢はないようだ。この言葉を聞いたエンジニア・柏田は、伊丹に『これでいいなんて、前のうちにはなかったですね』と漏らし、伊丹も考えるような表情を見せるのだった。

河川敷にて、佃が星を眺めていると、利菜が話しかけてきた。『パパ、佃製のバルブすごかった。悔しいけど、感動しちゃったよ』という利菜。あんなものを見せられれば、自分も頑張るしかないと利菜は続ける。

佃は焦らずやればきっと道は開けると利菜を励まし、ひときわ輝いている火星に目を移す。『いつかあそこに人類が立つ日が来るのかな・・・?』とつぶやく利菜に、佃は自分は間に合わないかもしれないが、利菜の時代には必ず火星に人類が到達する日が来ると言い、そんな夢の可能性を手にしている娘を、感慨深い表情で見つめるのだった。

第9話おわり

 

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2018.10.14

ドラマ「下町ロケット2(2018)」第10話あらすじや感想とネタバレ

 

第10話あらすじ

財前から再び無人農業ロボットのエンジンとトランスミッションの供給を頼まれた佃製作所。悩む佃だが、社員の中には、失敗の許されないこの挑戦に後ろ向きの者たちもいた。今までのノウハウを生かし、エンジンには絶対の自信があるが、問題はやはり経験不足の感が否めないトランスミッション……。

そこで佃は、大学講師のアルバイトとして働く島津のもとを訪れ、改めて一緒に仕事をしないかと誘う。 悩む島津だったが、立て続けに伊丹が訪れてきて……。

 

第10話の期待の声

 

 

 

 

 

 

第10話の展開予想

 

第9話で、佃は帝国重工へ無人トラクター用のエンジンとトランスミッションの供給を依頼されました。今回の下町ロケットの副題「宇宙から大地へ、佃製作所の新たな挑戦がはじまる」にピッタリな展開です。

社員に反対の動きがあっても、この依頼は受けることになるでしょう。天才エンジニアの島津に声をかけるようですので、島津が佃製作所に入社し、仲間として、無人トラクターのトランスミッションを作り上げると予想します。これで今後の日本の農業の助けとなる無人農業ロボットの開発が本格化していくことになりそうです。

下町ロケットの展開としては、深くうなずけると思いませんか?

伊丹も島津に声をかけるようですが、ワンマンで向上心のない氷室と、かつて自分と同じ志を持っていた島津を比べはじめた伊丹が、また島津と一緒に働きたいと言い出すのではないでしょうか。伊丹はこの考えをきっかけに正気に戻りはじめるかもしれませんね。的場はもうすでに崖っぷちですしね。

第10話は15分拡大判です。濃い内容になることは間違いないでしょう!

 

第10話の感想やネタバレ

 

第10話の感想

 

島津さんへのラブコール、佃と伊丹が同時に。まさしく三角関係です。軍配はどっちに!

 

 

島津さん、やはりこちらを選びましたね。皆が喜ぶ中、ひとりだけ浮かない顔の人物が・・・気になる。

 

 

本当に衝撃の事実!あの軽部さんにこんな真実が隠されていたなんて)^o^(

 

軽部驚きの事実その2。島津のこと、島ちゃんって呼びましたよ!こんなに親しみやすい人でしたっけ?

 

 

前回ボーリングに誘った時は断った財前部長が、今回は素晴らしい一投を見せてくれました。投げることを承諾したのには理由がありそうで、このシーン、めっちゃ面白かったです。

 

この赤い空を見て、大雨を予想した殿パパ。どうなるのか!

 

 

 

 

うん、佃や財前のプロジェクト応援したくなる!なぜなら、本気で頑張ってる人を応援したくなるものだから。

 

 

またも、感動させられた第10話。機械の力などまったく受け付けなかった殿パパが、佃の熱い説得で理解する場面は、まるで自分も関係者になったかのように引き込まれました。

もうひとつ、種類の違う感動(?)をしたのは、軽部の真実が明かされたところですね。軽部が今まであまりにも偏屈路線を突っ走っていたので驚きの展開でしたが、案外普通の人だとわかり、ちょっと拍子抜けもしました。

ともかく、面白く見させていただいた『下町ロケット』も次回はとうとう最終回です。佃製作所vsダイダロス&ギアゴースト、藤間vs的場、どうなるのでしょうか。楽しみですね!

 

第10話のネタバレ

<トランスミッションの供給を依頼された>
<敵対するダーウィンには
天才技術者・島津が手がけた>
<トランスミッションが搭載されている>
(伊丹)ダーウィンは
まだまだ進化しますよ
<果たして
佃製作所は太刀打ちできるのか>
<この依頼を
引き受けるべきか否か>
<社運をかけた決断の時が>
<刻一刻と近づいていた>
《(財前)
佃さん 今一度 お願いします》
《弊社に
エンジンとトランスミッションを》
《供給して
いただけませんか?》
《(山崎)私だって》
《技術者としては
挑戦したいですよ》
《でも ここからは
実験じゃなく本番です》
《失敗は もう許されません》
《(殿村)私がほしいのは》
《社長達が
製造を手がけられたトラクターです》
《佃製作所の
エンジンとトランスミッションを積んだ》
《佃製のトラクターを
私は買います》
(佃)ふう~
(バスが来る)
よし…
(江原)いい話じゃないですか
うちの価値が
再認識されたってこと
なんですから
(迫田)江原! これで
うちも帝国重工に加わって
失敗でもしてみろ
うちの評判までガタ落ちだよ
(津野)けど 成功したら
うちの株価は大きく上がる
(唐木田)
だから 勝てるのかって話ですよ
ダイダロスとギアゴーストの連合軍に
佃製作所は
ホントに勝てるのか!?
(立花)そりゃ
もちろん やるからには勝ちたいよ
(上島)でも 今回の話
エンジンだけ引き受けて
トランスミッションは手を引くのが
一番だと思うけどな
はあ!?
(加納)「手を引く」って!?
それ うちのトランスミッションじゃ
勝てないってこと?
(佐伯)仕方ないだろ 俺らには
経験ってやつが
決定的に足りてないんだ
(本田)いくら
いいエンジンをつくっても
トランスミッションに足を引っ張られたら
全てが台無しになる
そういう言い方しなくても
いいんじゃないですか
(軽部)定時だから
(島津)「この度 明応大学で」
「講師のアルバイトをすることに
なりました」
「島津裕」
よっしゃ~
ああ 島津さん これ
この前の推薦の件 正式に
(島津)ああ ありがとうございます
おめでとう
よし
よかったら どうぞ
すいません 恐縮です
あっ…
(島津)お疲れさまです
(同僚)ああ 島津さん
お客さん いらしてますお客さん?
佃さん!
久しぶり 島津さん
じゃあ 帝国重工のトラクターを
佃さん達が
エンジンとトランスミッションを
お願いされた
エンジンには自信がある
問題はトランスミッションだ
今 うちのトランスミッションに
明らかに欠けてんのは経験なんだ
しかし
この仕事を受ける場合
それを悠長に積んでる
時間は もうない
島津さん
うちで
一緒にやらないか?
実は 改めて
それを頼みにきた
俺達には
島津さんが必要なんだよ
トランスミッションチームを
率いてくれないか?
あと…
あとで見てくれ
これが今のうちのレベルだ
現状じゃギアゴーストには
とても
かなわないのかもしれない
けど うちは
武骨に 一歩一歩
前に進みながら
ようやく
ここまで来たんだ
これを見て 引き受けるに
値するかどうか
判断してくれないか
島津さん
前に言ってくれたろ
《快適で斬新で 何より》
《人の役に立つ
トランスミッションをつくりたい》
《それが 私の
ギアゴーストの夢なんです》
俺達には 今
俺達のつくる農機具で
農業を救いたいという
大きな夢がある
その夢には島津さんが
必要なんだよ!
快適で斬新で
何より人の役に立つ
トランスミッションをつくりたい
ギアゴーストで叶えられなかった
その夢を
今度こそ
俺達と一緒に叶えないか!
お疲れした
(同僚)島津さん 島津さ~ん
また お客さん
えっ?
やあ 島ちゃん
(伊丹)大学の講師のバイト どう?
うん… まあ 何とか
どうしたの?
こないだの話の続きを
しようと思って…
続き?
なあ 島ちゃん
戻ってこないか?
えっ!?
もう一度
俺と一緒にやらないか?
やっぱり 島さんの所に
行かれてたんですね
それしかないと思ってな
それで… 島さんは何と?
正直 難しいかもな~
(島津)はあ…
何か タイミング悪いんだよな~
外(歓声)
(利菜)はあ!? あの島津さんを
パパの会社に!?
その返事を
待ってるとこなんだがな
いまだに
何の連絡もこなくてな~
あの 天才・島津さんでしょ
その気になったら 海外の企業でも活躍できる人なのに
分かってるよ
俺だって今になって
何て 身のほど知らずな
頼み事したんだろうな
と思ってるよ
島津さんほどの
技術や経験があれば
うちみたいな
中小企業じゃなくてもさ
もっと そりゃ
大きな会社を選ぶはずだ
せめて もっとうまい
誘い方もあったはずなのに
もう 何かさ 自分の思いばっかり
言っちゃったんだよ
ふ~ん…
まあ いいんじゃないの
よくありません
大失敗だよ チクショー!
どこ行くの?
寝る
(加納)
社長から「緊急に話がある」って
何なんですかね?
開発部全員が
集められてるんだから
あの話でしょ
引き受けるのは
エンジン1本で決まりってことだ
残念だったな お前ら
(佐伯)まず
リーダーがやる気ないもんな~
あの人 昨日も
お決まりの定時上がりだろ?
みんなも知ってのとおり
帝国重工から
アルファ1のエンジンとトランスミッションを
供給してほしいという
オファーがあった
とかく ダーウィンとの対決に
目が向きがちだが
彼らに勝つことが
目的なんじゃない
無人農業ロボットは
農業に従事する
多くの人々を
勇気づける意義がある
その意義のために全力を尽くして
この事業に参加したい
どうだろう?
はい
社長 よろしいでしょうか?
もちろん そのことについては
賛成なんですが
ただ うちのトランスミッション
ギアゴーストよりも上回ってると
ホントに 言えるんでしょうか?
(迫田)私も その点は不安です
ギアゴーストには
斬新なトランスミッションをつくって
アイチモータースに採用されたという
実績があります
逆に言えば 帝国重工はよく
トランスミッションも一緒に
発注してくれましたよ
そうですよ 他の会社に
発注されたとしても
おかしくなかったと思うし
財前さんの期待に
応えないわけには
いかないんじゃないですか
しかし 帝国重工の
機械製造部じゃないけど
結局 「できませんでした」では
この事業企画自体を
ダメにしてしまうかもしれない
そうなったら
かえって迷惑がかかります
エンジンだけ引き受けてトランスミッションは
遠慮するという選択肢も
あるのではないでしょうか
社長! 断るなら今です
確かに うちにはトランスミッションを
製品化した実績はない
それは事実だ
だったら ギアゴーストに
負けないだけのものを
手がけられる
トランスミッションのプロフェッショナルに
来てもらうってのは どうだ?
助っ人ですかどこかのメーカーの
退職者に顧問として
入ってもらうとか
いや 顧問じゃない
正社員として迎え入れる
えっ?
(ざわめく社員達)
社長 社長 ですけど
そんな都合のいい人材
見つかりますか?
第一 ダーウィンのトランスミッションは
島津さんの設計が
ベースになってるんです
それを超えるものを
つくれる人なんて
そういないと思いますよ
天才なんですから あの人は
島津裕を超えられる者は
島津裕しかいないってのか?
だったら 島津裕に来てもらうしかねえんじゃないのか?
(ざわめく社員達)
どうぞ!
島津さん…
島津さん!
お~っ!
よっ!
(一同)島津さん!
ようこそ!
佃製作所へ!
佃さんに試験走行の映像を
見せてもらったの
よ~く あそこまで
仕上げてきたなって驚いた
農家の人の役に立つトラクター
私も みんなと一緒につくりたい
これから よろしく
(一同)よろしくお願いします!
じゃ 島津さん
トランスミッションチームのこと
よろしく頼むぞ
はい!
うん
よし じゃ 早速
見せてもらってもいいかな
はい!
こちらです!
どれ どれ どれ どれ…
ほら ほら ほら ほい
(島津)え~ これ
これが 今一番 新しいやつ?
(立花)そうですね
(島津)これ…
(的場)佃だと!?
今後は
佃製作所とともに
製品化に向け
急ぎ開発を
進めてまいります
では…
帝国重工が あんな中小企業に
頼らなければならないとはな
(奥沢)しかし
外注は藤間社長の指示ですので
なら… 失敗すれば
藤間の責任ということになる
奥沢 製造部での
トランスミッションの
開発の方
どうなってる?
アグリジャパン以降
開発を止めておりますが
また 進めろ
しかし…
失敗するなよ!
えっ…
佃は 所詮
エンジンメーカーだ
ろくなトランスミッションが
つくれるとは思えない
つまり 佃製作所が
トランスミッションの開発に
失敗したとなれば…
その時は
うちが再び大手を振って
エンジンもトランスミッションも
手がけることになる
藤間は
自分で自分の首をしめたんだよ
ええっ!? 島津さんって
あの島津さんですか?
あの島津さんだよ
へへへ… 社長
一体 どんな手を
使われたんですか?
人聞きの悪いこと言うなよ
うちに正社員として
役員待遇で迎え入れた
今 トランスミッションチームを
率いてくれてるよ
毎日 朝から晩まで
ぶっとおしで
ひたすら 設計と向き合ってる
いや すごい集中力だよ
島津さんが来てから1週間で
トランスミッションの改善点が
すでに100を超えてるんだ
ちょっといい?
はい
低温時のタイムラグを
もっと縮めたいんだけど
細かなものから
構造の根幹に関わるものまで
うちのトランスミッションの
性能と信頼性が
一気に底上げされてる
(山崎)そのうち エンジンチームの方が
あっという間に
追い抜かれるかもな~
ここと…
(立花)ここですよね
そうそう
島津さんが来てくれたことで
会社全体が大きく いい方向に
変わりつつあるのは間違いない
ホントに楽しみですね
ああ
ところで そっちは
どうなんだ?
収穫 まだ もう少し先か?
はい あと
ひと月ほどでしょうかね
そりゃ楽しみだな
トノのこの1年の努力が
ようやく実を結ぶ
はい 米 収穫したら
真っ先に
社長にお届けしますんで
俺なんか あと回しでいいよ
いえ
社長に一番に
食べていただきたいんですよ
ああ そう
分かった ありがとう
約束ですよ 待っててください
よし!
じゃ 回路変更できたら教えて
(加納・立花)はい
それから
応答性能は上がった?
ああ… それは軽部さんですね
どう? 軽部さん
何か修正案は見つかった?
検証中で~す
そう 引き続きよろしく
(チャイム)
ちょっと… 軽部さん
定時だからな
(立花)いや~
これから急がなきゃ
いけないんだぞ
軽部さんの
修正ができないと
全体の修正も終わらないですよね
(立花)うん
なら できるのを
待つしかないじゃない
いや そうですけど
いつになるか分かりませんよ
えっ?
軽部さんにすりゃ
面白くないだろうな
島さんが来て いきなり
リーダーのポジション
奪われちまったんだし
でも 仕方なくないですか?
そんなの
確かに 軽部さんの技術は
すごいですよ
でも 島津さんと比べると
やっぱり
経験の差が
圧倒的に違いますから
でも まあ
負けは認めないだろうな~
プライド高いだろ あれ
でも 相手はギアゴーストなんですよ
こうしてる間にも
どんどんどんどん
完成に近づいてるはずだし
社内で競い合ってる場合じゃ
ないんだよ
≪おっ おっ おっ おっ…
(戸川)ドーン!
何度見ても
気持ちいい~!
ネットでは
何万回も見られてますよ
(北堀)
もはや 俺が手を回さなくても
ダーウィン・プロジェクトは世間に広く
認知されるようになったな
(重田)この勢いで
ダーウィンの
モニター募集に
かかろうじゃないか
細かい改善点をヒアリングして
完成に近づけないとな
全部で30台 全国の農家に
呼びかけて募集します
期間は1年 問題がなければ
全て買い取ってもらう契約です
30台も!?
これで 帝国重工に
一気に差をつける
(戸川)お~ イエーイ
(堀田)
もう モニターに出すんですか?
常に 先手を打たないとな
トランスミッションの方
何も問題ないんだろ?
(氷室)ええ もちろん
さすが
頼もしいな それじゃ
よろしく頼む
(一同)はい!
(柏田)伊丹社長
実は 今日 森田工業に
顔 出したんですけど
打ち合わせに来ていた
佃社長と一緒に
島津さんを
見かけたんです
《古賀さん すいません》
《うちに新しく入った 島津です》
《(古賀)島津さん?》
《名刺交換しよう おじさんと》
《はい いやいや》
《古賀です》
《島津です よろしくお願いします》
《ものすごい優秀なんですよ》
(柏田)もしかしたら 島津さん…
佃製作所に
入社したんじゃないすかね
(坂本)佃製作所が好待遇で
迎え入れたってことでしょうか?
いや…
条件の問題じゃない
《もう一度
俺と一緒にやらないか?》
《うちがダイダロスと提携したことは
正しかった》
《それは
認めてくれるだろ?》
《だから
戻ってこないか?》
《あの… 私の代わりに入れた
氷室さんだっけ?》
《優秀だって聞いたけど》
《氷室のことが気に入らない
っていうなら追い出してもいい》
《だから どうかな》
《アンタ そんなヤツだっけ?》
《えっ?》
《自分が信用して連れてきた社員》
《そんなふうに切り捨てる
そんなヤツだったっけ?》
《変わったね 伊丹君》
《私は 自分を本当に
必要としてくれてるところになら》
《行きたいと思ってる》
《でも それは
アンタのところじゃない》
《じゃあね》
クッソ
ダーウィンがモニター募集?
はい 来年からモニター期間を
スタートさせるようです
まずいですよ これで
トラクター発売まで後手に回ったら
取り返しがつきません
うちも早くしないと
あくまでモニターなんですから
うちも やろうと思ったら
できるんじゃないですか?
まだ早い
テストも十分にできてない
トラクターを
農家の人に使ってもらうつもり?
このトランスミッションに
決定的に欠けてるのは
モニターに出す前の試運転だよ
農家の現場は
野木先生の実験農場とは違う
まずは どこかの農場で
徹底的に使って改善点を洗い出す
モニターといえど
中途半端なものは出しちゃダメ
(山崎)島さんの言うとおりだな
慌てたところで失うものは
あっても得るものはないか
そしたら問題は
どこで実験をするかですね
場所は探しておく
並行して みんなは
開発の方 よろしく頼むぞ
(一同)はい
お願いします
トランスミッションの状況は
どんな状況だ?
あと もう一息なんですが
(立花)いや
応答性能の修正が まだ残っていて作業全体が遅れてます
実験農場だが どうするかな
影響力の大きい
農家の方がいいですね
それに しっかりしたノウハウを
持つ農家の意見を聞きたいですね
そうなると かなり限定されるな
あっ
どうしたんですか?
あっ!
えっ?
いるじゃないですか
いたな
独自のブランドを持っていて
米作りの経験も
ノウハウも十分にある
しかも300年続く大農家だ
申し訳ありません 社長
一応 私の方から
先に親父に話してみたんですが
《(正弘)バカなこと言うな!》
《そりゃ佃さん達には田植えとか
稲刈りとか手伝ってもらったから》
《応援はしたいよ だけど
それとこれとは話が別だろ》
《うちの300年続いた
大事な田んぼを》
《そんなロボットみたいな実験台にされたくはないんだ 断れ!》
あとはもう一切
聞く耳持たずといった感じで
そっか
ホントに申し訳ありません
いやいやいや こっちこそ
急に無理言って すまなかったな
収穫 楽しみにしてるよ
ええ それはぜひ
うん それじゃな
親父さん
話も聞いてくれなかったらしい
まあ 経験と勘で
米を作ってらっしゃる親父さんと
データに特化したICT農業とでは
水と油のようなものですからね
他 当たってみます
頼みます
社長
一つ 相談があるんですが
軽部のことだろ
(終業のチャイム)
軽部さん 応答性の修正は…
検証中
軽部さん あの
検証中なのは分かるんですけど
時間だけ過ぎて 何も進展して
ないように見えるんですよ
だから例えば
背圧を変えてみるとか
磁気効率を上げるとか何かしら
手だてはあると思うんですけどね
そんなことしたって 時間の無駄
じゃあ どうすればいいんですか
どうしたら うまくいきますか
それとも あれですか
このまま何もしないで
島津さんに恥でも
かかせるつもりですか ねえ
軽部さんにはないんですか
技術者としてのプライドとか ねえ
やぼったいんだよ
どうしたの?
もういいか?
定時だからな
(軽部)失礼しまーす
ダメだ
俺には何考えてるか分かんないよ
(山崎)立花 加納
ちょっといいか
(山崎)
まあ 家庭の事情ってやつだしさ
軽部のヤツが言わないでくれ
っていうから黙ってたけど
軽部の娘さん
生まれつき心臓が弱くてな
奥さんも働いてて
娘さんの
病院の送り迎えのために
軽部は どうしても定時には一旦
仕事を上がらなきゃいけないんだ
(立花)一旦…
(春香)パパ お帰りなさい
いつもすいません
いい子にしてたか?
うん
よし 帰るぞ
(山崎)まあ確かに 島津さんに
ポジション奪われたのは
面白くないだろうけど
だからって
仕事をおろそかになんかしねえよ
あいつだって お前らと同じだ
プライド持って仕事してる
いちエンジニアだ
(山崎)うまいな これ
立花さん
まだ 誰か残ってますね
軽部さん…
何だよ そういうことか
えっ?
いや
さっき俺 指摘して
無駄って言われたじゃん?
(立花)
全部 検証済みだったんだよ
背圧を変えるのも
磁気効率を上げるのも
もう全部 一人でやってたんだ
いや~
もう…
やぼったいよ あの人
本当に やぼったいですね
手伝いますか?
いや
島津さんの言うとおり任せよう
はい
(島津)応答性能 上がってる
本当にすごい
やっぱり任せてよかった
ありがとう
こんなに精度の高い
HSTにしてくれるなんて
まっ 今回は自分の仕事に
集中できたからな~
アンタがいてくれたおかげで
こいつらの面倒見なくて済んだ
そ… やぼったいです
いや えっ?
これからも
このチームのことは
アンタに任せるよ
分かった
これからもよろしく 軽ちゃん
ちょ… 軽ちゃん?
よろしく 島ちゃん
(一同)えっ?
(山崎)今 何つった?
軽ちゃん 島ちゃん?
おいおいおいおい
ようやく これで トランスミッションチームも
一枚岩になってくれたようです
一枚岩か じゃあ今日は
みんなでメシでも食いに行くか
ああ それでしたら島さん
みんなで一緒に
やりたいことがあるそうですよ
やりたいこと?
鉄球を転がし 10本のピンを倒す
原始的な遊びだ
それ以上でも それ以下でもない
えっ?
遅っ
マジ?
遅っ
うわ~
クソッ
経費 厳しく締めつけてやるからな
≪何でよ
島さん ホントにこれで
よかったんですか? ボウリングで
はい これがいいんです
みんなと一緒に
やりたかったんです
そうか
(加納)社長
あっ 財前さん
こちらに
いらっしゃると伺ったので
はい
財前さん
そうだ あの そのお話の前に
今日こそ 一球 いかがですかいや 私は
やっぱり ほら
どうぞ どうぞ
この前も遠慮してたから
たぶんスポーツとか苦手なんだよ
財前さん 財前さん
(加納)もしかしたら迫田さんより
社長 社長 社長 社長
そんなに無理して誘わなくても
あっ すいません
つい俺ができるもんだから
では一球だけ
えっ?
みんな ここは優しく見守ってだな
お~っ
(立花)完璧
あっ いや お恥ずかしい
こちらこそ お恥ずかしい
トランスミッションの開発は
めどがつきそうなんですが
ただ問題なのは…
やはり実験用の農場ですね?
はい
今 アルファ1の試運転をさせてくれる
実験農場を
探し回ってるとこなんですが…
《アルファ1? ああ あの
下請けイジメした大企業さんの》
《その実験用にこちら様の田んぼをお借りできないでしょうか》
《申し訳ないけど うちは
下町トラクターの方を応援したいんで》
《近所の目って
ものがあるでしょう》
《こんなのに協力したら》
《こっちまで下請けイジメに
賛成してるみたいに思われちゃう》
なかなか思うようには
弊社の方でも理想的な圃場を
探してはいるのですが
こちらも なかなかそうですか
早く試運転を開始して 実践的な
データを積み重ねていかないと
ますますダーウィンに
遅れをとってしまいますね
よし あと少しだ
(正弘)
こりゃあ少し 水やりすぎたな
肥料も少し多すぎた
そっか~ チッ
なあ 親父 どうしたら
そういうの分かるんだ?
言葉じゃ
うまく言えねえけどな
おめえも毎日毎日
土と顔合わせてりゃ
そのうち分かるようになるさ
そうなれるように
頑張ります
おめえはもう十分 頑張ったさ
問題は
おめえみてえな根性強えヤツが
どんどん減っちまうってことだ
まっ それも仕方のねえこってさ
(稲本)よう 殿村
毎日毎日
田んぼの面倒見て大変だな
俺達と一緒にやりゃ
もっと自由に時間も使えるぞ
そんなこと別にいいよ
俺は空いた時間も
米作りしたいから
へえ~ とのむら家の米だっけ?
そんなちっぽけなブランド
いつまで守れるかね
(吉井)
まあ せいぜい頑張ってくださいよ
(稲本が笑う)
どうした? 親父
見てみろ
真っ赤だ
こりゃあ
ひでえ雨が来るかもしれねえな
外西日本を中心に大気の状態が
非常に不安定となっています
どうなんだ?
相当な大雨になるみたいです
外急激に発達した低気圧が
日本海を進み
外北陸地方を中心に
記録的な大雨となるおそれがあり
外厳重な警戒が必要です
北陸地方って…
トノさんの田んぼ 大丈夫ですか?
外北陸地方の北に居座ることが
予想されるため…
直弘 こんな いつまでも
雨なんか見てたって
しょうがないよ 手伝えや
クッソ
稲も もう少し実ってくれれば
わずかでも刈り取りできたのに
もう刈り入れどころじゃ
ないかもしれん
舟 下ろすぞ
まさか…
前に使ったことある
って言ったよな?
ああ 子供の頃 一度だけな
何度も話したろ
畑も田んぼもやられて
とんでもない年になったんだ
あん時も
ちょうど こんな天気だったんだよ
空の色といいな
ここまで水が
来るかもしれないってのか?
長い間なかったからって
今度も大丈夫なんて思ったら
大間違いだぞ
いつでも備えるんだ 手伝え
ああ 分かった
外信濃川では この大雨の影響で
川の水位が上昇し氾濫の危険性が
(立花)どう?
田んぼ近くの信濃川の水が
どんどん増えてるそうです
これ氾濫したら
殿村さんちの田んぼ 大変だろ
おいおい
心配なのは分かるが もう上がれ
こっちにいたって
俺達にできることは何もないんだ
もう上がれ
みんなも もう上がれ
よいしょ おい 種もみから積め
ああ
外(ラジオ)予報センターから
大雨情報をお伝えしていきます
外新潟県燕市 上高条市
外七泉市 岡神市などは
現在非常に…
何だ ヤマ
お前も もう上がってもいいんだぞ
いや 社長と同じで
何かしてないと
落ち着かないんですよ
やっぱりな
ここにいたって トノのために何かしてやれるわけじゃないんだが
まあ それでもな
せめて
無事を祈りましょう
ああ
外(ラジオ)さらに大荒れの天気が
予想される地域は新潟県を中心に
外石川県 富山県 福井県…
よし よし 終わったぞ
ああ
うちが流されたんでは
しょうがねえけど
少しぐらいの水なら
これで大丈夫だ
それから? 何すればいい?えっ?
あとは 祈れ
これから先は運否天賦だ
なるようにしか ならねえ
(恭子)
お父さん 直弘 避難指示出たよ
おう
トノさん この雨さえ しのげば
いよいよ収穫ですね
トノと約束したんだよ
約束?
収穫できたら
俺に真っ先に届けてくれってな
へえ~
俺に一番に食べてほしいらしいよ
嬉しいですね
ああ
きっと俺にとっちゃ 世界で
一番うまい米になるだろうな
直弘
直弘 何してんだよ 行くぞ!
直弘!
しょうがねえんだよ
仕方ねえんだよ ええ?
自然を相手にしてるってことは
こういうこともあるんだ
それが生きてくってことなんだよ
ほら 行くぞ
何してんの
早く ほら
チクショー
ピッカピカになっちまいましたね
何か腹減ったな
社長が米の話ばっかりするから
無性に米が
食いたくなっちまいましたよ
何か ちょっと買ってくるかね
はい
外(ラジオ)今 入ってきた情報です記録的な大雨に見舞われている
外新潟県燕市では 信濃川の堤防が一部決壊して氾濫し
外周囲一帯が冠水状態となり
一部地域に避難指示が…
燕市の堤防が決壊って…
トノ…
外信濃川の堤防が
一部決壊して氾濫し
外周囲一帯が
冠水状態となりました
外(ラジオ)記録的な大雨に
見舞われた新潟県燕市では
外現在も一部の地域で
停電や断水が続いており
外懸命な復旧作業が
行われています
外また 土砂の流入や
冠水などにより…
社長!
おお トノ
お前 大丈夫か ケガないか?
大丈夫です
わざわざ来ていただくなんて
いや いいんだよ
よかったな 無事で
はい
すいません 家の方
まだちゃんと片づいてなくて
いや いいんだよ
それより 親父さん達 大丈夫か?
無事です それが救いです
よかった
稲は全滅でした
米を送る約束 守れません
ホントに申し訳ありません
そうか 仕方ないじゃないか
親父も 仕方ないと
これが
自然を相手にする仕事の宿命だと
差し入れ ありがとうございました
それに お見舞い金まで…
いただいていいんですか?
江原が みんなに声をかけてな
集めてくれたんだよ
みんなからの気持ちだ
使ってやってくれ
はい
ありがたくいただきます
トノ
こんな状況じゃ しばらく
農業の再開は難しいだろう
これから どうするんだ?
しばらく うちに戻ってこないか
再開の めどが立つまで
うちで働けばいい
私は…
私は会社を辞めたんです
こっちが
ダメになったからといって
簡単に出戻るわけにはいきません
米作りをやると決めたのは
自分ですから
でも これから大変だろう
今回の水害で
とのむら家の米を
楽しみにしてくれてる人達から
義援金やら 救援物資やら
たくさんちょうだいしました
そのお客様の思いに応えるには
米を作ることしかないんです
今までより
もっと うまい米 作ってみせます
社長も驚くような米 届けます
そうか 分かった
でも 何かあったら
いつでも 力になるから
いつでも何でも
何でも言ってくれよ なっ
ありがとうございます
そのお気持ちだけで十分です
ありがとうございます
(山崎)トノさん どうでしたか
気丈に振る舞ってはいたが 俺にはポッキリ折れそうに見えたよ
経済的事情もそうだが 今のトノは
精神的にも大きなダメージを
負ってるに違いない
収穫のための この一年間の努力が
たった一夜で
失われたんですもんね
なあ
農業っていうのは 自然の摂理を
利用した 人間のささやかな営みだ
その自然は
農作物に恩恵を与える一方で
時として 情け容赦ない牙をむく
その力の前に
人間は あまりにも無力だ
俺達も このまま
何もできないんだろうか
500万円ねえ
お願いします
今回の水害で稲が全滅しまして
田んぼの原状回復費と
運転資金として必要なんです
な~んか 虫がいいな 殿村さんも
えっ?
あれだけ好き勝手やっといて
困ったら金 貸せですか
融資の条件は
満たしているはずですが
条件を満たしていれば お金が
出てくるとでも思ってんのかな
確か 殿村さん
銀行員だったんでしょ
だったら それぐらいのこと
分かるはずなんですけど
融資するのか しないのか
決めるのは うちですから
そんな 融資していただかないと
うちは米作りを
続けていけないんですよ
前向きに
検討していただけませんか
だったらさ
態度を改めたらどうなんです
勝手に自分のブランドなんて
作っちゃってさ
もう 迷惑だっつったっしょ
そういうの
融資したら やめてくれますか?
それだったら
これ 前向きに検討しますよ
融資の条件として
そんなのおかしいじゃないですか
無審査で通るわけじゃない
もう それぐらい分かってるでしょ
まあ 稲本さんの農業法人に
入っときゃよかったんですよ
それ断るから
こんなことになるんです
それは災害と関係ないでしょ
農業法人であれば こっちの審査も通りやすいってことですよ
どうするんです?
もう とのむら家の米なんて
やめたらどうですか
(稲本)ああ 殿村じゃねえか
まったく参ったな 今回のには
ああ
うちは全滅だったよ
ああ
お前んとこは どうだ
うちは大丈夫だったよそれは よかったね
金 借りに来たんだろ
貸してくれるって?
いや 難しいことを言われたよ
そっか まあ
頑張れよ
お前には
礼を言わないといけないかもな
礼?
いや お前が もし
うちの農業法人に加わってたらさ
お前んとこの稲が全滅して
うちは
大赤字になるとこだったよ
お前が断ってくれて助かったよ
ハハハハハハッ
クソッ
クソッ
クソッ!
≪吉井
うちの農林協は 農家の人達の
助けになるためにあるんだ
今回のことで困ってる人がいたら
ちゃんと相談に乗ってやれよ
はい 分かっております
お待たせしましたお前も返事だけはいいな
んなことありませんよ
ちゃんと融資を通しますよ
稲本さんの融資は ですけどね
最優先で やらせていただきます
おっ ありがとな ハハハハッ
クソッ
クソッ
心配ですね トノさん
ああ
農業を始めて まだそれほど
時間がたってないっていうのに
周りの同業者から冷たくされ
こんなに でかい災害にも
遭っちまって
俺は つい トノに
会社に戻れと言ってしまった
けど やつは そんな決意で
あそこに
立ってたんじゃなかったんだ
実家の職を継ぐということはな
周りが思ってる以上に
つらいことばかりだよ
けどな
あいつは そこに まっすぐ
前を向かって立ち向かってる
俺は そんな友達を何とかして
やりたいと思ってるんだがな
佃さん 覚えてますか
私と最初に出会った時
ボウリング場で
ああ 覚えてるよ
《運命の一投だ!》
《ヘックシュン!》
《あっ》
《ちょっと アンタ》
あの時
変な人がいるなって思っちゃって
こっちこそだよ
こんな長いつきあいになると
思ってなかったけどな
はい
佃さんが 対等な関係で
いてくれたからです
今もそうです
本当は現場に戻りたかった私を
佃さんは変な同情なんかじゃなく
必要だからって
声をかけてくれました
それが嬉しかったんです
エンジンと
トランスミッションのように
お互い対等だから いいんですよね
トノさんも きっと
そうありたいんだと思います
島さん
ありがとう
おかげで覚悟が決まったよ
《(吉井)農業法人であれば》
《こっちの審査も
通りやすいってことですよ》
《もう とのむら家の米なんて》
《やめたらどうですか》
(携帯着信)
はい
あっ トノ 話があるんだ
聞いてくれないか
(正弘)
その話なら もう断ったでしょ
うちの田んぼをロボットみたいの
訳の分からんもんに
踏み荒らされんのは 嫌なんですよ
確かに走行実験では
圃場を走ることになりますが
耕耘もしますし その後の
米作りに影響が出ないよう
細心の注意を払うつもりです
それに お礼といってはなんですが
実験後は無人トラクターを
無償で お貸ししますし
メンテナンス費用も
こちらで お持ちしますので
どうする 親父
今年は色々あったことだし
ああ 人の不幸に つけこんで
商売に利用しようとしてるって
ことじゃないのかい
親父
そう捉えられても
仕方ありませんし
商売を
否定するつもりもありません
我々のやってる ものづくりは
ユーザーを相手にしている以上
商売としての一面からは
逃れられませんから
ですが その商売と ものづくりは
技術や効率は もちろん必要ですが
それ以上に必要なのは
意義なんじゃないかと
私は思うんです
意義? 何ですかい そりゃあ
何のために
やるのかということです
今 日本の米作りは
様々な問題に直面してます
このまま進めば
日本の農業は担い手を失い
そう遠からぬ将来
危機的状況に陥るでしょう
この無人農業ロボットは
昼でも夜でも働きます
誤差 数センチの精度で
耕耘し ならし
そして 田植えをし
収穫まで可能になる
この無人農業ロボットに
私達が挑戦するのは
金儲けだけのためじゃありません
そこに 農業を救うという
大きな目標があるからです
私も 帝国重工さんも
思いは同じです
私が この事業を立ち上げたのは
こちらで
稲刈りをさせていただいた時
米作りの素晴らしさを
体感したからです
いち日本人として
守るべきものだと感じました
もちろん これだけで農業の危機を救えるだなんて思っちゃいません
農業には様々な問題があります
それを一つ一つ
解決していかないことには
将来への扉は開きません
きっと この技術は
農業のあり方を変え
農業に携わる人々の減少に
歯止めをかける
有効な手段になるでしょう
若者を農業に導くために
農業の担い手を増やし
農業の危機を救うために
この実験は必要なんです
どうか お願いします
こちらの圃場で得られる
殿村さんの米作りの
生きたデータが
農業の未来を
救うことになるはずです
実は
今回の被害を受けて
私は息子さんに
うちの会社に戻ってはどうかと
声をかけました
ですが
断られました
息子さんは うちの会社にいた頃は経理として常に数字と向き合い
新たな事業や
研究開発の話が出た際は
リスクを第一に考え
慎重な判断を下していました
時には 私と
ケンカになることがあっても
会社のために反対の姿勢を貫き
会社を
正しい方向に導いてくれたんです
息子さんが 身をていして
守ってくれたからこそ
今の佃製作所があるといっても
過言じゃないでしょう
その息子さんが
この年で会社を辞め
先祖代々受け継いだ
米作りを守ろうと決めたんです
どんなリスクが あろうとも
人生をかけてでも
絶対に守ると決めたんです
私は
私の大切な友人の力になりたい
助けになりたいと思った
それは この国全体が抱えている
農業の危機に対しても
同じなんです
殿村さん 大自然の力の前に
人間は無力かもしれません
でも 人間は
その無力さを知った上で
知恵の力で乗り越えてきました
今 この危機に 我々の知恵の力を
最大限に結集して
息子さんが守ろうとしたものを
この国の米作りを
全力を賭して守りたい
どうか
考え直していただけませんか
このとおり
親父
何とか言ってくれよ
私は
もう諦めておりました
米作りはダメになる
でも それは
どうにもならないことだって
だけど 諦めずに
素晴らしい知恵を出して
農業を守ろうとしてくれてた人が
ここに いたんですね
(正弘)私から お願いします
どうか うちの田んぼを使って
日本の農業を
救ってやってください
米作りを救ってください
お願いします…
お願いします
ありがとう 殿村さん
どうもありがとうございます
(野木)ホントに いい圃場だ
うちの実験農場よりも
実践的なデータが取れるだろうな
これから 帝国重工さんも加わって実用化に向け テストを繰り返し
問題点を洗い出していきます
これが未来の農業か…
ホントに すごい
皆さん
今し方 連絡があったのですが
朗報がある
我々のダーウィン・プロジェクトが
首相 肝いりの
ICT農業推進プログラムに認定された
おいおい
これで
政府のお墨付きってわけですか
ついては
首相の前で ダーウィンの実演を
やってくれないかと
依頼があってな
首相の視察において 帝国重工の
無人農業ロボットの
実演を依頼されました
よし
ただし ダーウィンも
一緒にということです
それは つまり ダーウィンとの
再対決ってことですか
そういうことです
よし
再対決 面白そうじゃないですか
一国の首相の前で
帝国重工
無人トラクター
完膚なきまでに
叩き潰してやろうじゃないか
(戸川)いいね
ハハハハハハッ
リベンジのチャンスですね
やってやりましょうよ
総力戦だな 佃
見てろよ 野木
お前の技術を盗むような連中に
負けるわけにはいかない
ギャフンといわせてやる
俺達の ものづくりの
全てをぶつけてやる
正義は我にありだ!

 

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ドラマ「下町ロケット2(2018)」第9話と第10話のネタバレ感想やあらすじの紹介まとめ

 

2018年10月14日から始まった日曜劇場『下町ロケット(2018)』。

2015年放送の大ヒット第1シリーズから3年、あの佃製作所が再び立ち上がります!夢は宇宙から大地へ・・・。

阿部寛さんをはじめ、前作の名優が再集結し、新たな挑戦を始めます。挫折にも負けず、信念を貫いて進み続ける姿が見る者の胸を熱くしてくれるでしょう!

この記事では、ドラマ『下町ロケット2(2018)』を各話ごとに詳細にネタバレとあらすじや感想を更新していきますので、ぜひご覧ください!

下町ロケット2(2018)視聴率速報や一覧!初回(1話)から最終回まで随時更新【阿部寛主演ドラマ】

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下町ロケット2(2018)原作ドラマネタバレ感想!最終回まで初回(第1話)から随時更新【ドラマ日曜劇場】

2018.08.16

下町ロケット2(2018)キャストやロケ地!相関図や主題歌の紹介【ドラマ日曜劇場】

2018.08.09

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