【サイン法医学者/日本ドラマ】初回(第1話)ネタバレ感想:【柚木貴志の事件/大森南朋主演ドラマ】

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ドラマ『サイン -法医学者 柚木貴志の事件-(日本版)』の最新話含むネタバレ感想一覧はこちらの記事にまとめています。

2019年夏のテレビ朝日系列木曜21時枠は、大森南朋さん主演のドラマ『サイン -法医学者 柚木貴志の事件-(日本版)』が7月スタートです。

2011年より放送され韓国で大ヒットした『サイン』をリメイクしたドラマ。

主人公は権力に屈することなく真実と正義を追求する法医学者・柚木貴志。

こちらの記事ではドラマ『サイン -法医学者 柚木貴志の事件-(日本版)』の初回(第1話)ネタバレや感想やあらすじと次回の第2話のあらすじと期待の声や展開予想等を紹介していきます!

最新話の初回(第1話)までの内容を動画で見たいという場合は、U-NEXTを利用すると視聴できますのでチェックしてみてください。

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2019.07.18

次にドラマ『サイン -法医学者 柚木貴志の事件-(日本版)』の初回(第1話)ネタバレや感想やあらすじを紹介していきます!

※ドラマ『サイン -法医学者 柚木貴志の事件-(日本版)』もまだ視聴していないのに間違ってドラマ『サイン -法医学者 柚木貴志の事件-(日本版)』の初回(第1話)ネタバレや感想や考察記事を見てしまった方、感想は気になるけどネタバレや考察自体が苦手な方はお戻りくださるようにお願いします。

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2019.07.18

ドラマ「サイン -法医学者 柚木貴志の事件-(日本版)」初回(第1話)あらすじや感想とネタバレ

 

ここではドラマ「サイン -法医学者 柚木貴志の事件-(日本版)」初回(第1話)あらすじや感想とネタバレについて紹介します。

 

ドラマ「サイン -法医学者 柚木貴志の事件-(日本版)」初回(第1話)あらすじ

国民的人気歌手・北見永士(横山涼)がライブ会場の控室で死んでいるのが発見された! だが、事件現場からは指紋もろくに採れず、北見の遺体が唯一の証拠と言っても過言ではない状況…。そこで、警視庁捜査一課の管理官・和泉千聖(松雪泰子)は遺体をすぐさま、死因究明に特化した国家機関「日本法医学研究院」へ搬送するよう指示を出す。

 一方、地道な捜査を続ける警視庁捜査一課の刑事・高橋紀理人(高杉真宙)は、北見がただの病死ではないとにらむ。所属事務所の社長・会田幹彦(猪野学)、そして第一発見者であるスタイリスト・宮島清花(柳美稀)がそれぞれ、北見と揉めていたとの情報を入手したからだ。しかし、紀理人から報告を受けた千聖は、解剖結果が出るまで捜査は一旦保留だと一蹴し…。

 そんな中、「日本法医学研究院」の院長・兵藤邦昭(西田敏行)はもっとも信頼する解剖医・柚木貴志(大森南朋)に、北見の司法解剖を一任する。ところが、どんな力が働いたのか…解剖直前になって、想定外の横槍が入ってしまう。なんと、警察庁の依頼を受けたという国立大学の法医学教授・伊達明義(仲村トオル)が突然現れ、自分が北見を解剖することになったと告げたのだ!

 不可解な解剖医変更に納得のいかない柚木。彼は何を思ったか、北見の遺体を保管庫から盗み出すという暴挙に出てしまう。しかも、偶発的に解剖室へ引きずり込んだ新人解剖医・中園景(飯豊まりえ)も巻き込み、無許可で解剖を開始! 死因は「100%他殺」と断言し…!?

 

初回(第1話)の感想やネタバレ

初回(第1話)のネタバレや感想の詳細を紹介します。

 

第1話の感想

 

第1話のネタバレ

      (歓声)

      (歓声)

    
    (柚木貴志)早く どけよ!

  (中園 景)ちょっと 何?
   ちょっと 待って…。

  押さないでくださいよ!
   ちょっと…。

     何? ここ…。

(伊達明義)「柚木 やめろ」

「その遺体に触れたら

 お前は 終わりだ」

       (通話が切れる音)

(北見永士)「思い出して」

いくよ! ラスト!

  「Odds & Ends
     声を上げて」

  「僕らは
     piece of the world」

  「Odds & Ends
     輝けるさ」

 「この手で
    
    掴む brand new days」

「oh oh oh oh Odds & Ends
oh oh oh oh Odds & Ends GO!」

  「僕らは
     piece of the world」

「oh oh oh oh Odds & Ends
oh oh oh oh Odds & Ends GO!」

  「未来を 賭ける game」

      (歓声)

     (会田幹彦)おい 永士…

       最高だったぞ!
       最高だったぞ!

   お疲れっす。
   ああっ! はあ…。

お疲れさまです。
   (永士)お疲れさまです。

    スタンバイ お願いします。
  (永士)ういっす! 暑い!

(観客たち)アンコール!
  アンコール! アンコール…!

           いこうぜ!
         お願いします!

    いこうぜ!
           よっしゃ!

おいおい… 永士
いねえじゃねえか。
永士は?

永士 まだ来てないですね。
      (スタッフ)スタンバイ!

     すいません! もう一度
      楽屋 見てきます!

何やってんだ お前は!

   (ノック)
          失礼します。

永士さん
アンコール お願いします。

  永士さん?

     (スタッフ)失礼します…。

   (悲鳴)

(スタッフ)救急車 呼んで! 救急車!
(スタッフ)はい!

(スタッフ)急げ 急げ!

(スタッフ)すいません!
 救急車 呼んでください 救急車。

こっち! こっち! 早く!

       (靴音)

(なでる音)

       「国民的人気歌手の
        北見永士さんが

     ライブ会場の控室で
     遺体で発見されました」

(リポーター)コンサート終盤の
アンコールの準備をしている時に

 控室で倒れている北見さんを

   スタッフが発見した
    という事です。

     現在 中では

   警察による現場検証が
   行われています。

  繰り返しお伝えします。

    国民的人気歌手の
    北見永士さんが

  ライブ会場の控室で
   遺体で発見されました。

 
  訃報を聞きつけたファンが
  会場にとどまり

現場は 非常に混乱しています。

(高橋紀理人)
 和泉管理官 こちらです!

      (和泉千聖)
       見れば わかる。

普段 どういった生活を?
持病などは?

  特になかったと思いますけど。

彼に恨みを持っていた人は?

   人として 歌手としても
      
   最高の奴でしたよ。

人に恨まれるような事は
なんにも。

  (高橋)ふん… そうですか?

   もういいっすか?

          おい 斉藤!
         あっ… はい!

   あなたが第一発見者ですね?

  (高橋)いつ どのような状況で

   北見さんを発見したんです?

      (すすり泣き)

   
 (宮島清花)よく覚えてません…。

  (高橋)まずは 被害者の
   人間関係から洗ってみます。

   あっ 状況証拠はいらない。

      物的証拠がなければ
       逮捕できない。

  欲しいのは 確かな証拠。

    証拠なら
    残ってるじゃないっすか。

  (高橋)一番重要な証拠が。

日本中が注目する大事件。
絶対に失敗できませんねえ。

  特に管理官は。

女性初の捜査一課長に昇進する

  絶好のチャンスだと
  思ってますよね?

     さっさと遺体を
     法医学研究院に回して。

 応援してまーす!

  (春日美晴)
   この日本法医学研究院は

      約25年前

  先進国の中でも
   極めて解剖率の低い

 この国の現状を打破しようと

厚生省 警察庁の共管機関として

    設立されました。

施設内には 複数の解剖室に加え

  薬毒物・血液検査センター
   遺伝子解析室

   科学捜査センターも
    併設されています。

      現在 解剖医は約20名。

       死因究明に特化した
       国家機関です。

  (美晴)では ご紹介します。
   兵藤邦昭院長です。

       どうも 兵藤です。

     (拍手)
     (兵藤)ああ 大丈夫よ…。

   あなた方は これから
   死者と接する仕事をします。

  人は 死んだら
   モノになってしまいますか?

   私はね こう考えます。

    たとえ 心臓が止まっても
     骨になっても

       人は 人。

   死者にも 人権はあると。

      
声なき声に 真摯に耳を傾けて
 頑張って頂きたいと思います。

    はい!
          (兵藤)はい。

       
  死因は 動脈瘤破裂による
   くも膜下出血。

   内因性急死だ。
      (橘 祐輔)はい。

  解剖を終了する。

(橘)お疲れさまでした。
    (助手)お疲れさまでした。

  (役員)先生 お疲れさまでした。
   (弁護士)お疲れさまでした。

        (弁護士)先生…。

 (弁護士)結果は… どのように?

     (役員)私どもの会社側に
      非がない事は

     証明されるんですよね?

突発性の病死で間違いありません。

    よかった…。

いや それは…。

   (役員)ほんのお心付けです。

  本当に
  ありがとうございました!

       (携帯電話の振動音)

         ちょっと 失礼。

      はい。

     自由民政党?

(佐々岡 充)ああ…
 いい景色ですね なかなか。

  議員先生の秘書の方が
   どういったご用件でしょう?

法医学研究院の院長室は
 どんな景色なんでしょうかね?

      かつて あなたは

    法医学研究院の兵藤院長と
    院長の座を巡って争い…。

   この大学に飛ばされたとか。

    法医学研究院に戻って

     院長に就任する気は
      ありませんか?

      (ノック)

   失礼します。

     (下山益男)北見永士の件
      どうなってる?

検視官は
事件性は低いと言っていますが

法医学研究院の解剖結果を
待たない事には。

   これ持って 解剖に立ち会え。

   そして
   病死の可能性が高いのなら

  これ以上
  この件に関して人員を割くな。

  なぜ 特例事案指定に?

           わからん。

誰からの指示です?

         聞きたいか?

     いえ。

            管理官。

  北見永士の所属事務所は
  経営難だった。

  その上 稼ぎ頭である北見の
  契約満了が迫り

 社長と不仲だった北見は
  事務所の移籍を考えていた。

  それに
  第一発見者のスタイリストは

    北見とデキてた。

 北見に別れ話を切り出されて
  関係は悪化。

  北見永士に関しては
  解剖結果を待つ。

それまでは
 捜査は いったん保留。

   上に 何か言われたんすか?

聞こえなかった?
 捜査は いったん保留。

     女性初の捜査一課長が
     かかってますもんね…。

        
       靴の紐。

  はあ… 靴の紐よりネクタイが
   ぐちゃぐちゃなんすけど。

北見永士 結構 好きだったのにな。
びっくりしたね。

(松沢大輝)うちに遺体が運ばれて
  今日 解剖ですよ。

    えっ 誰がやるの?

 
(四方田隼斗)世間が注目してるし
 ここは やっぱり

院長の一番弟子
解剖数4500の柚木貴志ですよね!

  腕は一流だけど
   パワハラ大魔王だからな!

女でも普通に怒鳴るからね。
             そう。

「ぼやぼやしてんじゃねえ!
 目ぇ開けて寝てんのか!」。

           似てない。
  ああ そう。

「お前ら
  立ったまま死んでんのか?」。

あっ… 似てる!
      似てる?

(兵藤)貴志。

   院長… 院内で その呼び方は
   やめてくださいって

        言ったでしょう。
いいじゃねえか 2人だけの時は。

   ここは職場で あなたは院長
    私は 一解剖医です。

わかりました。
じゃあさ…

柚木くん。
            はい。

あなたに話があるんだけどね。
      なんですか?

       (兵藤)よいしょ…。

      柚木くん。
フフッ…。
はい。

    ああ 午後から あれだよな
    北見永士の解剖だよね?

ええ 2時からの予定です。
            うん。

  まあ トップスターの突然死
  世間は大変注目してるからね。

     だからこそ 柚木くんに

     執刀医をお願いしようと
     思ったんだけれどもね。

  だけど 警察が
  妙な動きをしてるんだよな…。

     妙な動き?

  解剖には 捜査一課の管理官が
   立ち会うそうだ。

 誰が立ち会おうと
  やる事は変わりません。

  解剖をし 見たままの

   正しい鑑定結果を
   報告するだけです。

まあ 解剖される体から
聞こえるのは真実のみだ。
ねえ?

    
     嘘という方便を使うのは
     生きてる人間だけだ。

      はい。
(ノック)

            はい。
失礼します。

         どうしました?

お久しぶりです 院長。

   (兵藤)伊達くん…
    なんで あなたが ここに?

北見永士の解剖は
 私が行う事になりました。

          (兵藤)はっ?
         なぜですか?

       私が指名しました。

          はあ?

つまり 警察庁の指示です。

       北見永士の解剖は
       院長から私が…。

   そもそも 伊達先生は

  この法医学研究院の
   解剖医じゃないでしょう。

聞こえませんでした?

この研究院は 警察庁が所管する
組織である事ぐらい

ご存じですよね?
       (兵藤)いや しかし

     執刀医の決定権は

    法医学研究院に
     あるはずですがね!

  特例事案指定を発動しました。

        特例?
     今回の件は

解剖含む全ての捜査活動を
警視庁の指揮のもと行います。

2時から 私が執刀します。

   よろしくお願いします。

えっ!? ちょっと… 何?
痛い。

    離して!
何があった?

    どこかから
     圧力でもかかったのか?

勝手な推測は
やめてください。

   じゃあ なんで
    俺じゃなくて伊達なんだ?

伊達がどんな奴か知ってるだろ?

   
権力に媚び
 平気で死体検案書を書き換える。

もちろん知ってます。
あなたと犬猿の仲だって事も。

       裏で何が動いてる?

警察は何を隠そうとしてるんだ?
  離して…。

私は もう あなたの婚約者でも
恋人でもありません。

    そんな話は どうでもいい。
どうでもいい?

  (エレベーターの到着音)

特別に
一つだけ忠告しておいてあげる。

おとなしく引き下がったほうが
身のためよ。

    (松沢)よいしょ…。

     (チャイム)

   (松沢)えっ 伊達先生?

  
  急遽 変更ですって。
             はあ?

      遺体がありません!

         どういう事だ?

        わかりません…。

           柚木だ…。

          柚木を捜せ!

      
      (大泉)新しい 「タント」は。

    
づくだけで 開く。

            
動ける。

   
触れ合える。 クルマを超えて。

               
              NEW 「タント」
              <さあ 体感を!>

      
      (大泉)新しい「タント」は。

 
  アシストする。

      
楽になる。

 
増えていく。 クルマを超えて。

               
              NEW 「タント」
              <さあ 体感を!>

(景)あっ…!!

            痛い…。
         どけ!

はあ!?

  ぶつかってきて
  謝りもしないで…。

  謝ってください!

急いでるんです。
どいてください。
お願いします。

         早く どけよ!

   ちょっと 何?
    ちょっと 待って…。

  押さないでくださいよ!
   ちょっと…。

     何? ここ…。

      (施錠音)

   おい! 開けろ!
柚木先生!

  なんなんですか?
          どけ!

     あっ ちょっと…。

     (呼び出し音)

  「柚木」

    「やめろ」

「その遺体に触れたら…」

「お前は 終わりだ」

       (通話が切れる音)

      マスターキーは?

(松沢)恐らく 警備室に…。

  マスターキーを持ってこい!

          はい!

    新人か?
             はい。

    足元を持て。
         えっ?

   早く 足元を持てって
    言ってんだよ!

いくぞ。
1 2 3!

   ご遺体に
    手を合わせないんですか?

身内だと思ってみろ。
この人が もし

自分の家族だったら
手を合わせるか?

手を合わせれば
この人の無念は晴れるのか?

この人は
まだ成仏などしていない。

成仏などできないと
思ってるかもしれない。

今を逃したら この人の声は
永遠に聞けなくなる。

俺たちが真実を突き止めない限り

  この人は 永遠に成仏できない。

  はい。

            (舌打ち)

  身長180センチ 体重60キロ。

  肉眼で見える外傷はなし。

           記録。
   …えっ?

    ぼやぼやすんな!
     目ぇ開けて寝てんのか!

すいません!

      血液は 暗赤色流動性。

    窒息死や急死に見られる。

流動性…。

もう一度 お願いします。
         耳 遠いのか!

    窒息死や急死に見られる。
はい すいません…。

          スピッツ。
       はい。

   (景)350グラムです。
    正常範囲内です。

遺体は人生を物語る。

 ライブで鍛えた丈夫な心臓だ。

 形態的にも問題はない。

肝臓や他の臓器にも異常なし。

(橘)マスターキーです。

     先生…!

   どこかにあるはずだ…。

     どこだ…。

     (エラー音)

何やってる 早くしろ!
             はい!

      先生!
     黙ってろ!

     (エラー音)
 おい!

   メスを置け。

聞こえないのか?

メスを置けと言ってる!

       解剖は終わった。

          死因は…。

           死因は…

鼻と口を塞がれた事による窒息死。

      窒息?

     100パーセント 他殺だ。

   (携帯電話の着信音)

       はい。

      自首?

第一発見者のスタイリスト
宮島清花です。

北見永士のスタイリストが
自首しました。

  殺害方法は…。

青酸カリによる毒殺だと。

    違う! そんなはずはない。

  それなら 胃や食道の粘膜に
  出血があるはずだ。

青酸カリ特有のアーモンド臭も
 なかった。

青酸カリが死因ではない。

            証人は?

君の所見が正しいという証人は
いるのか?

     証人は 彼女です。

     ただの新人じゃないか。

君の所見は 犯人の自供とも
食い違っていて信頼できない。

私が うちの法医学教室で
もう一度 解剖を行う。

       そんな必要はない!
解剖は捜査の一環だ。

        本事案の決定権は
        警視庁にある。

         ですよね?

     和泉管理官。

  全ての証拠とサンプルを押収。
   遺体の移送を認めます。

     微量の青酸カリ検出…。

 あまりに微量で

青酸カリによって死に至ったとは
考えられません。

もしかしたら
柚木の言うとおり…。

    血液検査を行ったところ

0.23マイクログラムの青酸カリが
 検出されました。

通常 この量で死に至るケースは
ありませんが

  被害者は過去に
   肺結核を患っていて

 肺が弱っていたために
  死に至ったと考えられます。

     北見永士さんの遺体が

日本法医学研究院から大学病院に
 移送されたのは なぜですか?

    うん… 警察が

   研究院での解剖に
   疑問を抱いたようで

  私が 再度
  解剖の依頼を受けました。

研究院での解剖にミスがあった
 という事ですか?

  その可能性もあると思います。

この動線が
    
こっちに繋がるんですよね?

そうですね。
ありがとうございます。

            (解錠音)

          こちらです。
     (景)あっ すみません…。

      あっ 柚木先生?
       何してるんですか?

(景)事件当日の
 監視カメラの映像ですか?

        何しに来た?

兵藤先生の著書に
書いてあったんです。

「解剖は現場から始まる」って。

         邪魔だ。

2人で見たほうが早く終わります。
        帰れ。

どうせ
嘘くさい法医学もののドラマ見て

   この仕事 目指したんだろ?

     メモすら満足に取れない
     使えない助手は

  足手まといになるだけだ。

  しょうがないじゃん。
  初めてだったんだから。

      あっ?
出ていきません! 手伝います。

        (舌打ち)
       邪魔だから帰れ。

 無理やり
  解剖に付き合わせたくせに

邪魔? 帰れ?
初めて助手を務めた事件なのに

 こんな形で終わるのは
  嫌なんです!

       お前の気持ちなんか
       誰も聞いてねえよ。

 真実を知りたいと思うのが
  いけない事なんですか?

  暑苦しい女だな。
欲求不満か?

  セクハラ!

 邪魔だから帰れっつってんだよ。
パワハラ!

告訴しに行かれたらどうですか?
最高裁判所に。

  「法医学は予防医学」。

「被害者の死因を解明し
 その結果を社会に還元する事で

 今後の犯罪再発を
  防止する事ができる」。

本当は 臨床医を目指してたけど

兵藤先生の本を読んで
決めたんです。

遺体の声なき声を聞きたい。

真実を突き止める仕事がしたい。

兵藤先生の一番弟子だって
聞いたから

   
きっと素敵な人だろうと
思ってたのに

まさか こんな人だとは…。
  こんな人?

わがままで自分勝手で強引で…。

      わがままと自分勝手は
      同じ意味です。

セクハラ・パワハラ大魔王
じゃないですか!

  だから 帰れっつってんじゃん。

     手伝います。

        …ドM?

先生は他殺だって
断言してましたけど

だとしたら どうやって殺されたと
思うんですか?

        
     鼻口部閉塞による窒息。

  鼻口部閉塞?

  俗に 音なき殺人とも呼ばれる
   痕跡なき犯行。

     だが 普通

     その方法で殺されるのは
     子供や老人で

 20代の健康な若者が そう簡単に
  窒息させられるわけがない。

じゃあ…!

            あっ…。

 例えば 睡眠薬

あるいは毒物で
 動きを封じられた。

  窒息させたのは別の人間
   って事ですか?

  その可能性もあると思ったから
  不審な奴がいないか探してる。

あのスタイリストとは とっくに別れた
って聞いてたのに…。

マジ 殺すなんて最低!
(すすり泣き)

私の永士を返してほしい…!

永士… 永士! 永士!
永士っ!

(高橋)大丈夫だよ。
 大丈夫だからね。

       モテすぎたんだよね
       永士くんね。

   あり… ありがとう…。
  (高橋)大丈夫だよ。
大丈夫…。

   刑事さん マジ優しい…。

でも 永士も悪いよ。
女にだらしなかったから。

    それで
            
    他には どんな人と噂に?

      あ… あの金持ちの女
       まだ続いてたの…?

          金持ちの女?
(女性)そうそう あのむかつく女。

(松沢)失礼します。
 本日の報告書をお持ちしました。

        うん ご苦労さま。

こちらです。
          はいはい…。

         ああ 松沢くん。
 はい。

     柚木先生 どうしてる?
あっ…。

まだ 北見永士の事件について
調べてらっしゃるみたいで…。

フフッ…
懲罰会議があるのにかい?

  (松沢)そんな事してる場合
   じゃないと思うんですが

   ああいう方なので…。
     (兵藤)ハハ…。

    (松沢)失礼します。
     (兵藤)はい。

 はっ…!

少し寝なくて大丈夫ですか?

         時間がない。

       明日は懲罰会議だ。

懲罰会議?

まさか 解剖医の資格を
取り消されるとかですか?

(景)こんなとこいて
 大丈夫ですか?

  誰ですかね?

         ちょっと待て。

    (キーを押す音)

   (マウスのクリック音)

    (舌打ち)

   青…?

(リポーター)「北見永士さんを
 殺害したとして

スタイリストの宮島清花容疑者が
逮捕されました」

「警視庁は 解剖の結果を受け

まもなく 事件の詳細について
発表を行うとの事です」

警察に無断で 監視カメラの映像を
調べたって事?

警察が ちゃんと仕事しないから
俺がやったんだよ。

北見さんののどにあった繊維と

その縫いぐるみとの関連性を
調べてください。

   ちょっと…
   警察ごっこ やめてくれる?

調べろよ。
それが警察の仕事だろ。

 だから 捜査は もう終わったの。

なんで?
         終わったから。

お前 そんなんでいいの?
            「お前」?

 上から言われるがまま

    
  事件を隠蔽するために
  刑事になったのか?

 明日 懲罰会議でしょ?
     
  医師免許剥奪されないように

   根回ししておいたほうが
   いいんじゃない?

俺は お前とは違う。
法医研をクビになってもいいの?

嫌いなんだよ 人に頭下げんの。
特に あいつらには。

    (景)おっ…! すみません。
    (高橋)おお… すみません。

     どういう関係なんすか?
     あの先生と…?

うるさい!

(高橋)ありがとうございます。
     ありがとうございます!

         うえい!
 うえい。

         いやあ!

まさか 千聖さんが
法医学研究院の柚木先生の恋人で

婚約までしてたなんて… ハハ…。

もう随分前の話。

     なんで別れちゃったの?

関係ないでしょ。

  いいじゃん 教えてくれたって。

  おい。
            はい?

友達同士じゃないんだから
敬語 使いなさい 敬語。

   やっば。
目が据わってきた。

ああ! もう いいんじゃない?
 いいんじゃ…。

     いいんじゃないですか?

出世したいと思って 何が悪いの?
         はい。

出世したいでしょ?
          うん。

普通 サラリーマンだったら
誰でも。

  面倒くさくなってきたかな…。
おい!

   はい。
はいはい すいません。
   なんすか?

「くせに」って
 言われたくないんだよ。

         ん? くせに?

女のくせに なんで刑事になった?

女のくせに
なんで昇進試験 受けんだ…。

「くせに」って何?
      いや 俺に言われても。

「くせに」って言われないために

私は ここまで必死で勉強して
はい上がった。

でも まだ
「くせに」って言われてる。

  よし。
こうなったら もう

  一番上まで いくしかない。
(高橋)ちょちょっ… 千聖さん…!

  女で一番の捜査一課長になって
  言ってやんだよ。

    男のくせにーっ!

   危ないから降りてください!
      ん?

      危ないから!
ビビってんじゃねえよ!

    うるさい うるさい…。
  男のくせに!

少し声のボリューム落として。

  そして 降りてください。
   危ない ゆっくり降りて。

   降りる…。
       降りる。

    危ない…。
     危ない ゆっくり。

       いいかい?
      あっ… はい。

    懲罰会議の件でしょうか?
(兵藤)うん…。

  議長は
  伊達をかわいがってる役人だ。

伊達は 恐らく お前の資格停止を
 求めてくるんだろうな。

血液1ミリリットル当たりの
青酸カリ 0.23マイクログラムで

人は死にません。

院長 真実は一つしかありません。

    諦めるんですか?

 北見永士の解剖は
  私が行う事になりました。

裏で何が動いてる?
警察は何を隠そうとしてるんだ?

      (ため息)

      
   25年前 親父が死んで

警察が
自殺だと決めつけようとした時

  院長は 諦めずに
  親父の声を聞いてくれた。

  地獄の底に突き落とされた俺と
  親父の無念を晴らしてくれた。

院長が 事故死だったという真実を
突き止めてくれなければ

親父は成仏できず
 俺も前を向く事ができなかった。

   院長は 俺と親父の恩人です。

    だからこそ 俺は
    解剖医になろうと決めた。

貴志… 変わらんな お前。

    フフッ…。

     えっ… どちらへ?

    ん?

ご遺体の声を
聞かにゃいけんでしょ。

         (ドアの開閉音)

  珍しく 緊張してるじゃないか。

          してません。

裁かれるべきは
      
 解剖結果を捏造した側ですから。

全ては
 大きな正義を手に入れるためだ。

     あなたは 院長の椅子に
      座りたいだけでしょ。

真実とは
勝者に与えられるものだ。

    
勝負は 下駄を履くまで
わかりませんよ。

(リポーター)「こちら 緑山葬儀場です」

  「大勢のファンに見送られ

これから 北見永士さんのひつぎが
火葬場に向かいます」

 北見永士さんの解剖について

日本法医学研究院の解剖医
柚木貴志氏は

手続きを無視して
無許可で解剖を行いました。

これは 法医学界の信頼と権威を

   著しく
   失墜させる事となりました。

   私は 今回の柚木氏の処分は

 資格停止が妥当だと判断します。

 異議あり。

     
手続き上の瑕疵は認めますが
解剖は公正なものでした。

あなたの解剖所見は
捏造ではないかという意見もある。

         私が見た限り

 伊達教授が発表した 肺の疾患は
  認められませんでした。

だとすれば 微量の青酸カリで
死に至るとは考えられません。

      私と助手の橘が
      この目で確認してる。

 たった一人の なんの経験もない
  新人解剖医以外

君の解剖結果が正しいと証明する
 解剖医はいない。

     (ざわめき)
フン…。

肺に疾患がない事は
今からでも証明できます。

     (ざわめき)

    フン…。
    それは どういう意味だ?

     北見永士さんの遺体は
     すでに火葬されている。

         (兵藤)いいや。

       入りなさい。

     (兵藤)ご遺体はですね
      死因の再確認のため

私が ご遺族にお願い致しまして

   火葬を待って頂き
    こちらに搬送致しました。

(兵藤)今一度 皆さんの前で

  私が このご遺体を解剖し

  肺に疾患ありやなしや
   確認したいと思います。

この遺体に再度メスを入れると
おっしゃるんですか? 兵藤院長。

    ご遺族の気持ちを考えての
    発言とは思えませんが。

    (議長)兵藤院長。

日本法医学研究院の院長として
解剖結果の責任をとれますか?

            はい。

     私が全責任を負います。

  (議長)解剖を許可します。

    (下山)再捜査?

北見永士の女性関係は乱れており

   殺意を抱く女が
   少なからずいる事が

  聞き込みで わかりました。

  また 防犯カメラの映像から
  不審な点も多く

    宮島清花の単独犯ではない
    可能性があります。

誰が そんな事
 調べろって言った?

     お願いします。
     再捜査させてください。

      (ノック)
(兵藤)はい。

           (施錠音)

    あとにしてもらえんかな?
今 聞いて頂きたい。

北見永士の死因は…

  青酸カリではなく窒息死。
   肺疾患もなかった。

  柚木先生の見立ては正しい。

   何 言ってるんだ? あんた。

        (松沢)遅いな…。
(四方田)遅いっすね…。

 (議長)
  兵藤院長は 何をしてるんだ?

       再解剖を始めます。

          よっ… はい。

   解剖を終了します。

 (助手たち)お疲れさまでした。

   (議長)「北見永士さんの肺に
    疾患はありましたか?」

(兵藤)
 伊達先生のおっしゃるとおり…。

「右肺上葉に
  肺結核の病巣がございました」

      そんな…。

(兵藤)従って 少量の青酸カリで
 死に至ったとしても

なんの不思議はございません。

 (伊達の声)
  柚木先生の見立ては正しい。

   何 言ってるんだ? あんた。

全ては この研究院のためです。

 今回の件で 日本法医学研究院は
  大きなミスを犯しました。

柚木先生の解剖所見を認めたのは

院長である この私でございます。

従って 私は…

院長の職を辞する事と致しました。

大変 申し訳ございませんでした。

          なぜですか?

     肺に病巣などなかった。

       俺は 間違いなく
       この目で確認した。

 こんな結果には納得できません。

  柚木貴志先生。

日本の法医学界の未来は…

       
  柚木先生の双肩に
   かかってるんだからね。

            院長…。

  負けるなよ。

 負けるなよ…。

   (店員)いらっしゃい!

    えっ!?

          いいですか?
   うざい。

       お隣 失礼します!

   うざい!
       パワハラです。

すいません うざいんですけど…。
どこか行って頂けます?

どうかお願い致します。
   (景)注文 お願いしまーす!

  おい…。
    (店員)はいよ! ただ今!

   (景)えっと… 生ビールと…。
        (店員)はい 生!

  (景)えっと… シマチョウと…。
   (店員)シマチョウ。
はいよ。

        (景)ミノ。
          (店員)ミノ。

(景)あと ホルモン盛り合わせで。
    (店員)ホル盛りで。
はい!

やめろよ おい!
俺 内臓系 苦手なんだよ。

  ええっ!? 解剖室では あんなに
  ワイルドでマッチョなのに

ホルモン食べられないんですか?

  じゃあ 何が好きなんですか?

  秘密。

脂身ばっかりだと体に悪いですよ。
もう いい年なんだから。

なんなの? あなたは私の何?

先生は
何が楽しみで生きてるんですか?

 (店員)はい お待たせしました!

            おお!

  一つだけ教えてやる。

俺は
自分以外の人間を信用しない。

      なんでですか?

  俺が信用してるのは
   自分と 目の前の遺体だけだ。

    帰らせて頂きます。

   ここ お前のおごりね。
   ごちそうさまでした。

   (景)あっ…
    ちょっと待ってください。

          あげます!
えっ?

     (景)幸運のカードです。

幸運のカード?

     先生 運 悪そうだから。

    しっかりしてくださいね。

  これからの法医学研究院は
  柚木先生にかかってますから。

     フン…。

新院長として
 次の心構えを貫く事を誓います。

  我々は 正直かつ公正に

常に 科学的な真実だけを
追求していきます。

      (拍手)

柚木先生
厄介払いされちゃったね。

       (ため息)

(ノック)

(ドアの開く音)

お呼びでしょうか?

    北見永士に関する証拠品は
    全て処分したか?

誰だ!
俺の部屋に勝手に入ってるのは!

ここでの勤務を希望して来ました。

          なんで?

柚木先生の弟子になるためです。

      解剖医の世界に
      そんな制度はないぞ。

    兵藤院長が引退された今

   その意志を継げるのは
   柚木先生だけだと思います。

私は 先生のもとで
 本物の解剖医になりたいんです。

     よろしくお願いします!

       それに…。

(景)まだ諦めてなかったんですね。

        私もです!

       見てください。

  青い繊維が紛失した…?

申し訳ありません!

      確実に処分するように
      何度も言ったはずだ。

これ… どうしたんだ?

 (橘)保管する過程で
  どこかに紛れてしまった…。

    (机をたたく音)

     (鼻歌)

言い訳など聞きたくない。
捜せ。

         徹底的に捜せ!

      
    (島崎 楓)
     なんで死んじゃったの?

永士…。

この事件は まだ終わってません。

 首をつっての自殺で間違いない。
      他殺だ。

     犠牲者が増える可能性?

お前と 今 一緒にいる男が犯人だ。
 (高橋)それ どんな男ですか?

 (景)私の知ってる世の中では

   悪い事をすれば
    必ず報いを受ける。

      先生!
      ああっ!

 

ドラマ『サイン -法医学者 柚木貴志の事件-(日本版)』の最新話含むネタバレ感想一覧はこちらの記事にまとめています。

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2019.07.18

ドラマ「サイン -法医学者 柚木貴志の事件-(日本版)」第2話あらすじや反応と期待の声と展開予想

 

ここではドラマ「サイン -法医学者 柚木貴志の事件-(日本版)」第2話ネタバレや感想の前にあらすじや反応と期待の声と展開予想を紹介します。

 

第2話あらすじ

あらすじ

 

第2話の反応と期待の声

 

第2話の展開予想

 

ドラマ「サイン -法医学者 柚木貴志の事件-(日本版)」の見逃し配信を無料視聴する方法

 

ドラマ『サイン -法医学者 柚木貴志の事件-(日本版)』初回(第1話)のネタバレや感想以外に動画を見逃し配信を無料視聴する方法は以下のリンク先で紹介しています。

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2019.07.18

 

ドラマ「サイン -法医学者 柚木貴志の事件-(日本版)」初回(第1話)ネタバレ感想と第2話の反応と期待の声と展開予想のまとめ

 

以上、ドラマ『サイン -法医学者 柚木貴志の事件-(日本版)』を初回(第1話)ネタバレ感想と次回第2話の反応と期待の声と展開予想を紹介しました。

初回(第1話)ネタバレ感想まとめとしては・・・・・。

この記事では、ドラマ『サイン -法医学者 柚木貴志の事件-(日本版)』を初回(第1話)ネタバレ感想まとめを紹介しましたが第2話以降も詳細にネタバレとあらすじや感想を更新していきますので、ぜひご覧ください!

次回のドラマ『サイン -法医学者 柚木貴志の事件-(日本版)』放送日は2019年7月18日予定となります。

次回のネタバレ感想考察は随時情報が出次第更新、そしてドラマ『サイン -法医学者 柚木貴志の事件-(日本版)』のネタバレ感想を追記していきます。

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